周りの囲い

　いやあ、一日、細かい雨に濡れた、濡れた。ちょっと歩いただけで、すぐあちこち濡れる。
　台風の雨ですね。

　この週末、台風ゆえの過ごし方をしていた。午後、教会で、外部の先生によるセミナーに参加したのもその流れ。
　以前から（それこそ10年越しくらいで）お話を聞いてみたかった先生。テーマは「怒りについて」だったが、テーマよりも先生ご自身に興味があった。
　
　セミナーは、先生の話し方がわかりづらくて（笑）ちょっこしインパクトは弱かったけれど、レジュメに書かれた文言が心に響いた。その後の礼拝でもメッセージを語ってくださって、前半は眠気が出てきたものの、ある瞬間から目が覚めた。
　セミナーで語られた内容を別の方から見て語ってくださったのだが、さっきの文言がすうっと自分のこれまでの人生、信念、思想に響き、しみ入ってきた。ああ、そうだったのか。それは時間を経て、大きなプレゼントになってくる。←キリスト教の神さまはこういうことをよくなさる。だらら、この方とつきあいはやめられない。
　キーワードは「周りの囲い」。（「周りの囲い」と書くと「周囲」なんだな。ふうーん。）そこを指摘されるとは思わなかった。。。なんか、おかしくなってしまって、大きな声で笑いたくなってきた。アハハハハハハハ、って、そんな感じ。
　そうして家に帰ってきて、テレビを見ながら夕飯を食べていたら、どこかでするすると気持ちが融けて、それで楽になった自分がいることにも気がついた。

　このことが、今後、どうつながっていくのか、楽しみだ。一見、砂漠のようでも、地下に水脈は必ず通っているのさ。