霧の夜

　会社を一歩出たとたん、霧の夜に胸がさわぐ。
　だがとなりには今日も今日とてショウコちゃんが（笑）。

　駅までの道、昨日とはまったく違う話題でもりあがる。別れがたくて立ち話しちゃったよ。今日のお題はとても書けないものだけど、２つの意味で驚く。リアルな実況と、なんでそんなことを私に振る、と。
　なるほどああいう表現の仕方があるのかー、というのも感心した。

　ショウコちゃんと別れて、やっぱり歩こうと改札を背にする。なんだかドキドキするし、あの霧の中、電車で帰るなんてもったいなさすぎる。
　そうして、幻想的な風景を飽かず眺めながら、川沿いにいろんなことを考えながら歩いて帰った。もちろん、最近お気に入りのあの川沿いも歩いてきた！　運動不足解消にもなるし、リフレッシュにもなるし、そぞろ神さまのプチ解放にもなるしな。。

　雨が降ったから、いつもより少しだけ力強いせせらぎを楽しみながら（つつましい川だ）、やがて駅に向かうと、散歩中の大きな犬を見かける。犬のなかではもっとも好きな、茶色い、毛のふさふさした賢そうなやつ。見てるだけでいやされる。ふふ、いい一日だった。

一年ですなあ

　自分の運転で和歌山に帰省するという大旅行（！）から、はや一年。
　感慨深いわ。

　11月に突撃京都旅を計画し往復のバスをおさえたのだが、なにやら不思議な展開で一晩でダメになり（まぼろしの計画になってしまった）、今月はおとなしく働き続けるが、年内に再凸の野望をまだ捨てたわけではない。だがしかし、12月の京都なんて、すっかりやわになってしまったこのカラダに耐えられるのか。さすがに帰りは新幹線かなー、あーこういう時に白浜でのんびりすればいいのか～、いやいや京都と和歌山はちょっと遠いよ、などと堂々巡りをしている間は物事は動かないだろうな。
　白浜も行きたいのよね～パンダ観に。
　大阪で朝ご飯を食べて神戸をブラブラして京都もブラブラして新しくなった大阪駅も観てみたいし、白浜でパンダを観て今度こそたま駅長にお会いして、日前宮をゆっくり観て、って和歌山プランがどんどん濃密になっていく（笑）。とりとめのない野望をたくさん並べて、その中から絞り込んでいくのもまた楽し。