これはもう豆乳じゃない

　軽井沢で買った豆乳を飲んでみた。
　ここの豆乳は豆腐と同じ入れ物に入っている。「飲料用の容器だと、濃すぎて出てこないから」だそうだ。
　じゃあどうやって飲んだらいいのか……ととまどいながらも、浅いカップにうつして飲んでみた。
　濃い！　おいしい！
　これはもうただの豆乳じゃなくて、豆腐になりたかった豆乳、もしくは液体の豆腐ではないだろうか、というくらい、濃い、よく知っている豆乳のイメージをひっくり返すというかもはや別物だ。
　高原のおかあさんはこれでカルボナーラを作ったらおいしかったと言っていたが、確かに料理に使ったらめちゃめちゃおいしそう。
　この濃さはパスタにもよくからむだろうし、あと一個ある豆乳、何に使おうかな☆

寝不足による肩こりらしい

　かったるいまま働いた月曜日、寝る前に頭痛がひどかった。寝れば治るかなあと思ったが、目が覚めた火曜日、治るどころかひどくなっている。
　散々迷ったが、久しぶりの晴れの予報にこれは店が混むに違いないと思い、とにかく出勤、様子を見てランチタイムで撤退しようと思った。
　案の定久しぶりの大混雑でこれはふらふらしていても一人いるのといないのとでは大違いだったから、まあ来てよかったけれど、そのあとはもう動けないということで早退させてもらった。
　だから昨日は夕方には帰宅していた。そしてそれから朝までずっと寝ていた。
　左側の肩甲骨の一カ所、いつも集中して凝る場所がある。凝りが深いらしく、心臓が痛くなることもある。そこが今日も痛いので、あとでマッサージに行ってこなくてはなるまい。湿気のだるさと、近頃は冷房との温度差のだるさも感じるようになってきた。体調管理が難しい季節ですね。
　せっかくの休暇なのに、ひたすらフォローすることのみを考えて過ごすことになりそう。

日曜深夜の漏電

　日曜日、疲れが取れないのでとにかく早く寝ようと11時前にはシャワーを浴び、少し扇風機を回そうとコンセントを差し込んだときのこと。
　以前書いた、キティちゃんのたこ足。三つのうち一つはちゃんと使えて、もう一つは小さい火花が散るけどまあ使えて、もう一つは完全にダメっぽい三つのたこ足のうち、よりによって完全にダメっぽいところに差し込んでしまった。
　やばい、と思ったのといつもより大きな火花が散ったのがほぼ同時で、一瞬で真っ暗になった。モデムも消え、冷蔵庫の音もしない。これは落ちたな。どうしようー、というのと、睡眠時間が減るー！　というのがこれまたほぼ同時に頭に浮かんだ。とにかく回復させるにはどうしたらいいのか？　
　それから30分強の間に、懐中電灯と携帯電話の画面の灯りを頼りにブレーカーの復元を試み、断念し、電気の請求書を探してお客様相談センターらしきところに電話をかけて事情を話し、レスキュー退院の来るのを待った。最大で一時間かかるかもしれないという。そんなに待ってたら、マジ明日動けない……となすすべもなくうとうとしていたら、30分もしないうちに来てくれた。
　それで漏電チェックをして、何のことはない、くだんのキティちゃん本体のコンセントを抜いたら無事復旧した。あいつが刺さっていることで漏電と認知し、作動しなかったらしい。そしていよいよキティちゃんは使用禁止となってしまった。お兄さんは「持っててもいいけど、使わないでくださいね」という。
　漏電した時に散った火花で目を怪我したり、家事になったりすることもあるそうだ。怪我もなく大事にもならなかったのはラッキーだったらしい。
　それからは順にすべてが通電し、冷蔵庫も動き始め、モデムもつき、ドライヤーも扇風機も使えるようになった。
　深夜に一人で助けにきてくれたお兄さんは気前がいいのか手ぶらで帰るのも何なのか「ほかに電気でお困りのことはないですか？」と二度三度と尋ねてくれた。こんな時間に来てくれてありがとう。
　結局いつもと同じ時間に眠れたが、寝る前のトラブルって（無事復旧したけど）あんまりよくないね。