週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

消化不良 霧谷の滝

2012年09月18日 | 自然写真 滝

 9月16日 奥轟の滝への取り付き場所を12時40分に発し、国道に出て東に向かう。菅生バイパスに入らずに小島峠方面への林道に入ると、工事の為通行止めの標識。おそらく小島峠経由で一宇へ抜ける道のことだと思い、そのまま進む。途中分岐を霧谷林道へととり、離合の難しい未舗装の泥道を約2km走ると、山荘が見えてくる。普通なら山荘の向こうに滝が見えてくるはずなのだが、木々に隠され見えない。帰りに寄ろうかと思いながら先に進む。以前に来た時にはこの辺りで車を停めて歩いたのだが、直前まで入れることが分かったので、今回は滝のすぐ下まで進んで車を停める。
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 以前は簡単に滝まで行けたように思うのだが、踏み跡が崩れ、不安定な斜面をトラバースして滝に向かうことになった。脇から合流する支流に見える流れの奥に霧谷の滝はある。本流に見えるまっすぐな流れも、小滝が連続しているようで面白い。支流を隔てる小尾根を越えて、滝前に下りていく。
 普段この滝は二条の流れを持つといわれるが、以前訪れたときも大雨の後で、三条の流れを見ることができた。今回も三条の流れが見える。下の段を越えることができれば、もっとよく見えるかと思うのだが、濡れた岩場を伝っていくのは、危険そうだ。以前来た時は、濡れてはいなかったが、それでも越えられなかった。次に来るときには何か方策を考えておきたい。

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 再び雨が強くなってきた。視点を変えられないいらだちもあって、これ以上ここに留まる気力もなくなってきたので、引き上げることにする。
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 と思いつつ振り返ると妙に気になったアングルがあって、再び三脚を開き、カメラを取り出す。 撮ってみると思ったほどでもなかったのだが…。

 車に戻ったのは14時35分、アプローチに時間をとられたため、1時間以上もここで過ごしたことになる。雨は相変わらず激しく降っているので、山荘奥の滝に寄ることもあきらめ、帰路につく。あの滝は藪を掻き分け、大岩を越えていく必要があるので、こんな天候では少し面倒だ。

 当初の予定では小島峠からR438にぬけるつもりだったが、通行止めなので元来た道を戻る。
 かずら橋の横を抜け、大歩危に出ると、NAVIは大豊まで行って高速に乗るルートを指定。無視してR32を辿る。新宮・井川とNAVIは高速に乗るよう指示してくるがこれも無視。

 帰宅したのは 17時半。走行距離246km 10,406歩。讃岐富士朝焼の他は予定も立てずに動いたのだが、それなりに充実した一日だった。奥轟の滝・霧谷の滝、ともに消化不良の感があり、次はしっかりと準備して再訪したい。

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