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なぜ民主党代表選の党員・サポーターの「投票はがき」に「保護シール」がなかったのか?

2010年09月20日 19時14分13秒 | 政治・社会
大手マスコミの「第一言論」は一切書いていませんが、メールやTwitterやブログなどの「第二言論=ネット言論」は9月14開票の民主党代表 選では多くの「不正」が行われたと指摘しています。

特に問題になるのは党員・サポーターの「投票はがき」になぜ「保護シール」が貼られていなかったのかの疑惑です。

これは、民主党選挙管理委員会のうっかりミスではなく、あらゆる手段を使ってでも小沢前幹事長を敗北させたい菅首相側が「投票結果改ざん」を可能 にするためにわざと「裸」にしたのだと思います。

■ なぜ民主党代表選の党員・サポーターの「投票はがき」に「保護シール」がなかったのか?

今回の民主党代表選の経緯と結果を見ますといくつかの重大な疑惑を感じます。

特に一番大きな疑惑は党員・サポーターの「投票用紙」に候補者名を隠す「保護シール」が使われなかった事です。

今回の民主党代表選は民主党の代表を決めるだけでなく日本の総理大臣を決める最重要選挙であったにもかかわらず、投票用紙に「保護シール」をつけて候補者名を隠すことをしなかったのは民主党選挙管理委員会の初歩的なミスではなく、「開票結果改ざん」目的でわざとつけなかったのだと思います。

最近は「個人情報保護」のためそれほど重要なことでなくとも「保護シール」を使うことは業界の常識となっていますので、これほど重要な選挙の投票 用紙に「保護シール」をつけなかったのは、明確な意図があったからです。

「投票用紙」に書かれた「候補者名」が裸で誰でも見れる状態で配達されたのですから、配達の途中や配達先で相手候補の落選を望む勢力が自由に隠し たり廃棄したりできる状態だったのです。

9月11日必着の「党員・サポーター票」票は茨城県つくば市の民間会社倉庫に集められ9月14日午後2時からの国会議員投票までの間まる2日間保 管されていましたが、実際はどのように管理されていたのか、事前の開票が行われたのか否かなど選管からの正式発表がないのでわかりません。

おそらく選挙管理委員会が正式に開票する前の段階で「小沢票」が大量に破棄された可能性があるのでしょう。

そして9月14日午前中に「党員・サポーター票」で菅氏が圧勝(249p)し小沢氏が大敗(51p)したとの情報が菅陣営から態度未定の中間派議 員40ー50名に漏され菅首相への投票が雪崩的に起こったのでしょう。

なぜならば、開票日の前日小沢陣営の選対の記者会見で山岡選対本部長は正確な数字を挙げませんでしたが「小沢氏は議員票で50より多い数を確保している。党員・サポーター票での劣勢を十分カバーできる」と自信をもって断言していたからです。

これは2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎氏が橋本龍太郎氏、麻生太郎氏、亀井静香氏と共に出馬した際、橋本龍太郎氏優勢の大方の予測を裏切って小泉純一郎氏が議員投票の本選挙で勝利した時とそっくりです。

この時「党員・サポーター」予備選挙で「小泉大勝」の結果が国会議員に事前に漏らされ「勝ち馬に乗る」国会議員が雪崩を打って小泉氏に投票したの です。

▼ 投票率がなぜかくも低いのか?

二つ目の疑惑は「党員・サポーター票」の投票率66.8%と異常に低かったことです。棄権者が113,463人(棄権率33.2%)とあまりにも 多いのです。

民社党のホームページ(http://www.dpj.or.jp/news/files/100914touin-touhyou.pdf)に よりますと,党員とサポーターの有権者数は342,493人、投票数は229,030票(投票率66.8%)、無効票838、棄権者数 113,463(棄権率33.2%)でした。

今回の民主党代表選は、総選挙や地方選挙と違ってわざわざお金を払って民主党の党員やサポーターになった「意識の高い」人たちが対象であり民主党応援団が投票する選挙でありました。

しかもマスメディアがこぞって取り上げた注目の選挙だったわけですから、通常の総選挙や地方選挙と同じ投票率66.8%はあまりにも低いといわざるを得ません。

この低投票率の疑惑は、「保護シール」のない「投票用紙」で書かれた「小沢票」が途中で大量に破棄された疑惑と関連しています。

▼「党員・サポーター票」のポイント換算がなぜ「総取り」なのか?

三つ目の疑惑は、「党員・サポーター票」のポイント換算方式が菅氏と小沢氏がそれぞれが獲得した票数の割合に応じて300小選挙区に割り当てる 「割合方式」ではなく、1票でも多い候補がその選挙区を「総取り」してポイントに
換算する「総取り方式」方式だったことです。

菅氏は137,998票(全体の50.1%)、小沢前幹事長は90、194票(全体の39.9%)をそれぞれ獲得しましたが、「総取り方式」で計 算したポイント数が菅氏241p(80.3%)、小沢氏59p(19.6%)で小沢前幹事長は

大差で負けたのです。この「総取り方式」を選挙前に理解していた民主党の国会議員、地方議員、党員、サポーターがどれほどいたのか、はなはだ疑問です。

民主党選挙管理委員会は国会議員、地方議員、党員、サポーターにこの点のアンケート調査をして検証すべきです。

また民主党の「代表選挙制度」を決定する際、なぜ「党員・サポーター票」だけを300小選挙区の「総取り方式」でポイント換算することになったの か、どのような議論を経て誰が決めたのかを検証する必要があります。

今回の民主党代表選で使われた「「党員・サポーター票」を300選挙区の「総取り」でポイント換算される方式はもともと米国大統領選挙で使われてきた方式です。

米国大統領選挙では各候補が獲得した最終獲得票数で雌雄を決するのではなく、各州の「選挙人」が獲得した票数が1票でも多い候補者がその州の選挙 人を「総取り」する方法で、最終的にはより多くの選挙人を獲得した候補者が大統領に選ばれるのです。

2000年に行われた共和党ブッシュ候補と民主党ゴア候補の大統領選挙では、獲得票数ではゴア候補が優勢でしたが選挙人数でブッシュ候補が勝ち結局ブッシュ候補が第43第米国大統領に選出されました。

この時の選挙では、フロリダ州で多数の民主党支持の黒人が「投票資格失格」を理由に投票妨害にあったり、電子投票を担当した民間会社がプログラム を不正操作してブッシュ支持票を水増しした疑惑など様々な「不正」疑惑がが告発されました。

▼ 代表選のさなか反小沢の「ネガティブ情報」を流したのは誰か?

四つ目の疑惑は、代表選のさなかに小沢前幹事長の敗北を狙った「ネガティブ情報」が週刊誌などで意図的に流されたことです。

9月9日発売の「週刊文春」は≪スクープ入手!テレビ局が封印した小沢一郎と青木愛≪京都の密会映像≫のタイトルで代表選が始まる半月ほど前に京 都の鴨川沿いの割烹旅館で高嶋前参議院幹事長の慰労会に出席した小沢氏が散会後その旅館で青木氏と密会したというもの。

同じ日に発売された「週刊新潮」は青木愛議員と小沢氏の政策秘書との「不倫お泊りデート」を写真付 きで報道したのです。両雑誌が発売された9月9日は代表選半ばで党員・サポーター票の締切直前であり、この日を狙ってスキャンダル報道を仕掛けたことは明白です。

この問題を批判的に取り上げた9月24日付け「週刊朝日」は記事【菅陣営の”謀略説”を追う】の中で以下のような民主党中堅議員の発言取り上げています。

「雑誌発売の前日、官邸関係者で飲み会を開き2誌の早刷りのコピーを回し読みしながら乾杯をあげたそうです。『もうこれで小沢も終わりだ』『二度 と復権させない』『出ていくなら出ていけば良い』などと多いに盛り上がったと聞いています。もはや管政権ではなく仙石政権ですよ」

▼ 菅内閣は2-3か月で行き詰る

菅政権は選挙中「新政権は小沢陣営も入れた挙党一致内閣を作る」と明言していましたが閣僚人事を見ますと第一次菅内閣以上に「小沢派完全排除内 閣」になっています。

菅直人氏の本性はその場その場を適当な言葉で切り抜ける「嘘つき」であることがわかります。

「円高・景気対策」「尖閣諸島漁船問題」「ねじれ国会」「普天間基地移転問題」「郵政改革法案」「予算編成」など菅首相が直面している諸問題は民 主党国会議員の半分が支持した小沢前幹事長の協力なくして解決できないのは明らかです。「小沢派完全排除内閣」の菅首相では早晩行き詰ることは必死です

(終わり)







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