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《注目記事》 オバマ大統領の最高政策ブレーンの前科・・・常習犯は前科を繰り返す オルタナティヴ通信

2009年07月13日 13時18分41秒 | 政治・社会
■ オバマ大統領の最高政策ブレーンの前科・・・
 常習犯は前科を繰り返す オルタナティヴ通信

2009年05月07日 

http://alternativereport1.seesaa.net/article/118778081.html

「自衛隊は日本人を殺害せよ 2」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609417.html

「日本国土で展開されている、オバマ大統領のアフガニスタン戦争」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/115979998.html

「アフガニスタンを巡るアメリカと中国の戦争」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/114638868.html

「オバマ大統領のボスの思考パターン」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/113139580.html

「中国=ロスチャイルドが建設を開始したユーラシア横断鉄道」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/106000790.html

「中国がウイグルを弾圧する理由」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/103737809.html

「大統領オバマを『作り出した、デッチアゲ劇』」、参照。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/111748054.html

「豚インフルエンザの本当の意味」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/118696389.html

「デマを流す映画監督フランシス・コッポラ=ロスチャイルド 」、より続く。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/118531705.html

1979年12月23日、ロシア(ソ連)がアフガニスタンに軍事侵攻する。
時の米国大統領カーターの最高政策ブレーンであったズビグニュー・ブレジンスキーは、即座に、「ロシア包囲網形成」に着手する。ポーランド貴族として「生を受けた」ブレジンスキーは、祖国が「ソ連に植民地化」されている事態、共産主義によって貴族階級が「祖国において絶滅させられた事」への、本能的な「怨恨」があった。

その「ポーランド貴族と言う出自」から、ブレジンスキーには、常に、ロシアと西欧の「対立・拮抗=パワーバランス」の形成によって、ユーラシアのコントロールを計ろうとする地政学的思考・志向があった。そのため、中欧(ミッテルオイローパ)からウクライナ・グルジア等、さらにはカザフスタン・トルクメニスタン・アフガニスタンといった「スタン国家群」を最大の戦略的拠点と考え、その緩衝地帯の「維持・保全」を最優先する。

2009年、ブレジンスキーが、その最高政策ブレーンに就任した米国オバマ政権が、アフガニスタンの「軍事的平定」を最優先している理由も、ここにある。

79年、ブレジンスキーは、まずポーランド貴族の「縁戚を頼り」、フランス貴族アレキサンドル・
ドラマンシェ伯に「協力を要請する」。フランスの諜報・スパイ組SDECE(後のDGSE)の指揮官・長官として「フランスのヘンリー・キッシンジャー」という異名を持つドラマンシェ伯爵である。

現代政治を動かしているものが、中世ヨーロッパ以前からの、貴族社会の血縁ネットワークである事が、ここにも垣間見える。

ドラマンシェとブレジンスキーは、サファリクラブと呼ばれる、アフリカのエチオピア、ソマリア、コンゴの鉱物資源開発グループを形成し、その利権維持のために、各国内部にある仏・米の「操り人形」勢力への、兵器供給体制を作り上げる(注1)。

この資源利権確保組織の「活動の一環」として、フランスと米国による「スタン国家群」の地下資源=天然ガス・原油の利権確保の「共同体制」、アフガニスタン介入の協力システムの形成を、ブレジンスキーは考案する。アフリカ大陸への「利権を多く持つ」フランスに「力を貸す」代償に、アフガニスタン問題に「協力しろ」という意味である。

かつての、ソ連の国旗は、海賊の腕の先端に付いたフック=アームと、ハンマーが、クロスした文様であった。この「アーム・アンド・ハンマー」=アーマンド・ハマーと言う名前の「奇妙な親ロシア派のフィクサー」の経営するオクシデンタル石油が、ソマリアに持つ原油開発利権が危機に晒されていると言う事態もあり、ブレジンスキーにとって「ソマリア介入は必要不可欠」であった。

ハマーの「子飼いの弟子」が、カーター政権の後継者・民主党クリントン政権の副大統領アル・ゴア(後に環境問題でノーベル賞受賞)である。

ブレジンスキーの、「ソマリア介入の歴史」は、こうして始まった。2009年、
「海賊征伐と言う美辞麗句の下」、再び、それはオバマ大統領=ブレジンスキーによって繰り返されようとしている。

ブレジンスキーは、ロシアによるアフガニスタン侵攻を、ロシアによる「イスラム教徒への攻撃」と置き換え、世界中のイスラム教徒の結集を目算した。イスラム教徒の多い「スタン国家群」は、当時、ソ連の支配下にあり、そこからの独立を呼び掛け、ロシアの西欧進出を「抑止」する戦略を取った。

イスラエルを「本拠地とした」米国FEMAクーデター部隊の創立者でもあるブレジンスキーは、イスラエルに働きかけ、ドラマンシェ伯爵はアラブ諸国に働きかけ、エジプト・サダト大統領とイスラエルの「歴史的和解」を成立させると、エジプトでピラミッド・パーティを開催し、アラブ諸国の首脳を「結集し」、イスラム教徒による、「スタン国家群へのロシア侵略に抵抗する共同戦線」を形成する。こうして、ブレジンスキーはイスラエル製兵器をアフガニスタンに、アラブ諸国もアフガニスタンのイスラム教徒に兵器供給を決める。

これまでロシア(ソ連)製の兵器供給を受けてきたエジプト経由で、ロシア軍事産業の「製品」がアフガニスタンの「反ロシア」勢力に流れると言う「パイプ」が、ここに形成される。後に、タリバン、アルカイダに発展するアフガニスタン・ゲリラと、ロシア軍は、「敵同士でありながら、共にロシア軍事産業の活性化のため協力し」、ロシア製兵器を使用し、「相互の兵士達の屍体の山を積み上げて行く」と言う、「アフガニスタン戦争システム」が形成される。ソ連のフルシチョフと親友であった「民主党」アーマンド・ハマーは、「これを喜んだ」。

ここにイスラエル製兵器が加わり、イスラエル軍事産業の代理人であった、ブレジンスキーにとっても、「自己の政治資金源への恩返し」が成立した。

この「アフガニスタン戦争システム」は、2009年、ロシア・プーチンの軍事産業と、欧米・イスラエル軍事産業の活性化システムとして、民主党オバマ大統領によって「再構築」されようとしている。再構築するのは、「戦争経済システム構築の巧みの技」を持つ、古老ブレジンスキーである。

この「システム作りに貢献」し、ピラミッド・パーティの主催者となったのが、ロックフェラーのエクソン石油、オバマ大統領の母親が重鎮を勤めるフォード財団傘下の軍事産業TWA、化粧品会社のレブロンであった。

化粧品会社の製造するマニキュア等の原料ニトロセルロースは、銃砲弾の火薬の原料であり、化粧品メーカーとは軍事産業の「要」企業である。当時、レブロン会長であったデズモンド・スチュワートを、このパーティ開催へと導き、説得したのは、顧問弁護士バーノン・ジョーダンであった。ロックフェラー財団の理事でもあり、後に、クリントン民主党大統領の内政顧問に就任するジョーダンは、倒産した銀行リーマン・ブラザースの「乗っ取り専門家」ピーター・ピーターセン(竹中平蔵の師匠)の法律顧問として、「企業乗っ取り専門法律屋」でもあった。日本の長銀を「解体し」、乗っ取ったリップルウッド社=ゴールドマン・サックスの法律顧問も、このジョーダンであった。

ジョーダンが、このピラミッド・パーティを通じて形成した「イスラム・ネットワーク」の中から、ワシントンにあるジョーダンのエイキン・ガンプ・ストラウス・ハウアー・アンド・フェルド法律事務所が、顧問弁護士事務所となるニューヨーク・キャピタル・トラスト銀行が、出現する。イスラム教徒である
モハマッド・フセイン・アルアモウディの経営する、この銀行は、後にアルカイダのテロ活動資金の「送金元として脚光を浴びる」。

アフガニスタン・ゲリラ、テロ組織問題を「創出」したのは、米国政権「中枢」そのものであった。自分で他人の家屋に放火し、自分で119番通報し、火災の早期発見・消火活動に「貢献した」として、金一封を「セシメル」放火魔の姿が、民主党オバマ政権のアフガニスタン「介入」には見える。

そして、リーマン・ブラザースに「所属していた」ジョーダンのような、「企業乗っ取り屋」、2009年現在の金融恐慌を生み出した「サブプライム・ヘッジファンド屋」が、テロ組織と戦争を「作り出している」事実が、ここに見える。過剰なマネーは、「不要産業である投機ビジネスに向かい、さらに利益を付加し」、
さらに巨大なマネーに「ならなくてはならない」。過剰なマネーは、「不要産業である軍事産業に向かい、不要な兵器を生産し、生産した以上、戦争によって消費され、さらに利益を付加し」、さらに巨大なマネーに「ならなくてはならない」。

サブプライム、金融恐慌、と、戦争、テロは「本質的に同一」である。それを生み出している人間達も、同一人物達である。

こうして、ピラミッド・パーティを通じて、イスラム教徒の「結集に成功し」、イスラムとロシアの戦争で、ロシア製兵器・イスラエル製兵器の「大量販売網」を駆動させ、兵器販売の売り上げを示す「背の高い棒グラフ」と、イスラム教徒とロシア兵の「背の高い屍体の山」を築いたブレジンスキーは、さらに、中国・ロシアの国境問題に「火を付ける」。

後に、アルカイダ、タリバンに発展するアフガニスタン・ゲリラの育成は、CIA直系であったパキスタン軍統一情報部ISIが「担当した」。ブレジンスキーは、ここに中国を「引き込む」。ブレジンスキーは、ソ連共産党と中国共産党の犬猿の仲を利用し、ロシアの南下阻止の名目を掲げ、中国は「この話に乗り」、イスラム教徒の多いウイグル人を、アフガニスタンに「動員」する。不満分子であるウイグル人の不満を外部に向け、それを以ってロシアを牽制し、さらに「ウイグル人の民族浄化=絶滅政策」を採用する中国政府にとって、アフガニスタンの地でウイグル人が「死んでくれることは、ありがたい」事であった。

イスラエルを本拠地とするFEMAクーデター部隊の創立者であるブレジンスキーは、「本国」イスラエルの諜報組織モサドを動かし、中国スパイ組織=中国特務機関「康生」の喬石長官との会談を設定する。

パキスタンISIで、アフガニスタン・ゲリラの訓練を行った実働部隊は、中国人民解放軍・総参謀部・軍事情報局第二部であった。パキスタンISIでの現場指揮官は中国軍事情報局の熊光楷(シャングアンカイ)少将、その部下の李寧(リーリン)大佐であった。李寧は、英国軍チェルトナム統合通信本部GCHQで軍事情報技術の「ノウハウを伝授され」、ロンドンの軍事アタッシュとして「動いた」後、米国ワシントンで「心理戦争・情報操作の専門機関」ジョンズ・ホプキンズ大学高級国際研究員として訓練を受けていた。

中国人民解放軍の諜報・スパイ部隊の指揮官が、英国軍、米軍・米国政府によって「訓練を受けていた」、と言う事である。

中国は、このアフガニスタン・ゲリラ育成の「貢献」によって、見返りに、ブレジンスキーから、核ミサイル等に利用可能な軍事衛星通信施設の売却を受け、米国からの最恵国待遇を獲得し、今日の経済「繁栄」の礎石を築く。ブレジンスキーは、ここでも、軍事衛星「一式の売り上げを計上」している。

タリバン、アルカイダは元々、米国等、大国が育て上げ、不要になると「テロリストのレッテルを貼り」、使い捨てにし絶滅させる、という戦略が「採用」されている。しかし、その理不尽さの問題としてではなく、また、中国にとってのロシア南下阻止、米国にとっての欧州防衛線の維持・ロシア大国化の阻止、等々と言った「国際政治学的な言い訳」の問題としてでもなく、戦争は常に兵器産業の売り上げ増進の目的を持って展開されて行く。その時、「敵国とは、軍需増大のための必要不可欠な、盟友」である。

敵対している国同士は、「同盟国」である。敵とは、仲間である。

アメリカ、ロシア、中国が各々の利権を巡り「表向き」激しく殺戮を展開し、背後では「大国同士が手を結び、各々の軍事産業の活性化を計る、アフガニスタン戦争システム」が、オバマ=ブレジンスキーによって、再び動き出そうとしている。

*注1・・・ヴェルシャヴ,フランソワ=グザヴィエ 「フランサフリック―アフリカを食いものにするフランス」緑風出版参照。

(終わり)








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