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【日本語ブログ記事No.3603】 ■日本とはどのような国なのか?(No1)戦後日本の歴史的経過と問題点とは?

2021年03月25日 07時31分05秒 | 政治・社会
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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日水曜日(2021.03.24)夜に放送しました【YYNewsLive仏日語放送No.3193』のメインテーマを加筆訂正して【日本語ブログ記事】にまとめました。
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【放送録画】29分06秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/673964274#

【放送録画】
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【日本語ブログ記事No.3603】

■日本とはどのような国なのか?(No1)戦後日本の歴史的経過と問題点とは?

ますます衰退し混迷が深まる『現在の日本』を根本から問い直すことが今求められている。

▲戦後日本の歴史的経過と問題点とは?

日本は1945年8月15日にアジア侵略戦争に敗北して無条件降伏した。そして1952年4月にサンフランシスコ講和条約が調印され「独立」が認められ『独立国』となった。

日本は1945年から1952年までの7年間、米国支配階級の代理人・マッカーサーGHQ総司令官によって軍事占領された。

マッカーサーGHQ総司令官は日本の最高法規である『日本国憲法』を起案し1947年5月3日に施行した。

マッカーサーGHQ総司令官が起案し制定した『日本国憲法』は、表向きは近代的民主的な平和憲法の体裁を装っている。

その実体は米国支配階級の利益のための憲法である。

マッカーサーGHQ総司令官は、米国傀儡政党が常に日本の政治権力を独占できるように様々な『仕掛け』を日本国憲法の中に埋め込んだのである。

『仕掛け』の主なものは4つある。

第一の仕掛けは日本国憲法第1条に戦前の天皇制を温存した事である。

天皇制の名前を「象徴天皇制」に変え、そのトップに100%イメージチェンジした同じ昭和天皇裕仁を再び据えたことである。

第二の仕掛けは、中央政府のトップを選ぶ方法に米国の『大統領制』を採用せず、同じ王制を持つ英国の『議院内閣制』を採用したことである。

『議院内閣制』とは、総選挙で衆議院の議席の過半数を獲得した政党の代表者が自動的に中央政府のトップである『内閣総理大臣』に就任する制度である。

もしも日本で『議院内閣制』ではなく、国民が選挙で直接中央政府のトップを選ぶ『大統領制』を採用すれば、米国傀儡政党の代表者が常に中央政府のトップに選ばれる可能性はなくなり、共産主義者がトップに選ばれる可能性もあるからである。

第三の仕掛けは、米国傀儡政党の代表者が常に中央政府のトップに選ばれるように、日本国憲法の条文(第7条3項)で天皇の名において内閣総理大臣に『衆議院の解散権』を与えた事である。

憲法が米国傀儡政党の内閣総理大臣に『衆議院解散権』を与えれば、彼は野党が分裂している時や野党に資金が不足している時を狙って衆議院を解散て総選挙を仕掛け『勝利』できるのである。

その結果、米国傀儡政党は常に総選挙に『勝利』しその代表者が内閣総理大臣に就任して政権を半永久的に独占しているのである。

第四の仕掛けは、憲法第9条において独立国の必須条件である『個別的自衛権』を日本には認めなかった事である。

その結果日本の防衛は米国に100%依存することになり、日本は『独立国』ではなく『米国の軍事占領国』となったのである。

(No1おわり)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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