《注目意見》 菅直人代表の必要性と大手新聞政治部長の買収防止 国際評論家小野寺光一氏

■ 菅直人代表の必要性と大手新聞政治部長の買収防止 国際評論家小野寺光一氏

　　2009.05.13　http://www.mag2.com/m/0000154606.html

大手新聞社政治部長および政治部記者の資産を全面公開する

政治番組のプロデユーサーの資産も全面公開するべきだ。

この小沢追い落としの中で主要な役割を果たしたのがマスコミ幹部である。

公然たる秘密として機密費を渡されて書いているという指摘が過去にいろいろになされている。

私が懸念するのは、民主党のメンバーである。

昔から、民主党というのはマスコミに弱い。

つまり、日ごろから世論の動向を読むのにマスコミの「虚偽の世論」に振り回されているのである。

つまりサラリーマン化してしまっているのだ。

新聞に書かれていることや新聞の世論調査、またいろいろなネット上に形成される「偏った意見」も

民主党をだますために与党のアルバイトが作っていることを知らない。

私は、もし政権交代を成し遂げられるとしたら菅直人代表以外ないと思う。

今まで苦労してきた４人でやればいいのだ。

菅直人代表

代表代行 鳩山由紀夫

幹事長 小沢一郎

政調会長 岡田

の４人で挙党一致体制でやればよい

なぜ、菅直人であるべきかは、麻生が、一般大衆と比べて「恵まれたお坊ちゃま」階層に属するからである。

これに対して、「対抗」するためには、同じように、「ずっと裕福でありつづけた」岡田氏や、鳩山氏は、一般大衆に訴えられないのだ。

多くの人たちは、「政治に見捨てられた」「どうせまただまされる」と思っている。

そして「景気回復」を願っているのだ。

私は、この「景気回復」をするためには、「弱者」の視点が大事だと思う。

つまり弱者がどう考えているかどういう希望を持っているかということを過去に、「本人が経験していなければならない」のである。

そういう経験がなければ本当に一般大衆を救おうという意識につながらないはずである。

それに、前回、岡田氏は、景気対策として、一回、大規模に節約をして、そのあとに財政支出をするという趣旨を述べていたが、これは、金融業界やファンドマネージャーにとっては、「景気の仕組みを理解していない」と思われている。

つまり彼のずっと裕福だった経歴も関係するが、彼は、知ってか知らずか「いつも裕福な状態にいる人」の景気対策を述べているのだ。

つまりすでに裕福な人がもっと裕福になるための手法を景気対策として打ち出しているのである。

今必要なのは、「自殺寸前の人が、なんとかしてもう一度、人並みの暮らしができるようにする」という段階の景気対策が必要なのである。

小泉以来、ずっとその最低段階に日本はいるから岡田党首だったときも今も実は同じなのである。

有志は、菅直人氏に出馬を促してほしい。

http://www.n-kan.jp/

ここから菅直人へのご意見はこからメールしてほしい。

（終わり)