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【今日のブログ記事No.3541】■影響力の強い二人のオピニオンリーダーの『偽情報』と『間違った分析』に惑わされないよう注意を促したい!

2020年12月16日 09時25分08秒 | 政治・社会
いつもお世話様です!                         
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。   

昨日火曜日(2020.12.15)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.3131】のメインテーマを加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】58分06秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/656555163

【放送録画】

【今日のブログ記事No.3541】

■影響力の強い二人のオピニオンリーダーの『偽情報』と『間違った分析』に惑わされないよう注意を促したい!

米大統領選挙でバイデン民主党候補の『当選』を認めず『トランプ大統領当選』を主張する日本の著名なオピニオンリーダー二人が『偽情報』と『間違った分析』をSNSで発信している。

米大統領選挙では昨日(12月14日)各州に割り当てられた選挙人団の投票が行われ民主党のバイデン候補が306票、共和党のトランプ大統領が232票を獲得してバイデン候補の『当選』が決まった。

しかしバイデン候補の『当選』を認めない経済評論家藤原直哉氏と国際情報分析家田中宇(さかい)氏は以下のような『偽情報』と『間違った分析』をSNSで発信している。
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▲藤原直哉氏のツイッター発信情報

藤原直哉 @naoyafujiwara

歴史的事態に

ペンシルバニア、ジョージア、ミシガン、ウィスコンシン、アリゾナ、ネバダ、ニューメキシコの7州の共和党選挙人、全員トランプに投票
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上記の藤原直哉氏が流した『7州の共和党選挙人全員トランプに投票』の情報は全くの『偽情報』である。下記のように7州の選挙人は全員バイデン氏に投票しているのだ。

(情報ソース:2020.12.15 CNNNews『選挙人団の投票、州別の結果 米大統領選』)

ペンシルベニア州(20票) バイデン氏20票 

ジョージア州(16票) バイデン氏16票 

ミシガン州(16票) バイデン氏16票 

ウィスコンシン州(10票) バイデン氏10票 

アリゾナ州(11票) バイデン氏11票 

ネバダ州(6票) バイデン氏6票 

ニューメキシコ州(5票) バイデン氏5票 
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▲同じくバイデン候補の『当選』を認めない田中宇氏は『トランプはまだ負けていない』と『間違った分析』の長い記事をブログで発信している。

田中宇氏は『今回の大統領選挙では民主党による大規模な不正選挙が行われた結果トランプ大統領の再選が阻止された』と主張しているが、トランプ大統領側が『大規模な不正選挙』の具体的な証拠を一つも提示できなかったために、連邦最高裁をはじめ30以上のすべての『不正選挙無効裁判』で『敗訴』しているのだ。

田中宇氏はこの『事実』を全く無視している。
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田中宇氏のブログ記事

▲トランプはまだ負けてない

2020年12月15日 田中 宇 (たなか さかい)

http://tanakanews.com/201215trump.htm

(記事抜粋)

1.ランプ米大統領の11月の大統領選での敗北が決まったという趣旨の分析記事を
一昨日に有料記事として配信した。それなのに私は今日、トランプはまだ負けて
いないと題する記事を書いている。どういうことか。どっちなのか。「トランプ
の敗北」の記事では、以前の記事「トランプ再選への裏街道」で紹介した、米憲
法修正12条に基づいた「裏街道」の道が12月14日に絶たれることを理由に、トラ
ンプの敗北が確定したと書いた。トランプが「裏街道」を進むには、全米各州で
選挙人集会が開かれた12月14日に、バイデンが勝ったとされている接戦諸州のい
くつかで共和党が反逆的な選挙人集会を開いてトランプを当選者だと決める必要
があるが、それを挙行した州は皆無だった。各州の州議会議員団など地元の共和
党組織が、トランプでなく軍産エスタブ(深奥国家。トランプの敵)の言うこと
を聞き、反逆的な選挙人集会を開いてほしいというトランプの要請を断ったから
だ。トランプは、面従腹背だった共和党内の軍産系の勢力にしてやられた。「裏
街道」のやり方では、トランプはもう勝てなくなった。だから私は「トランプの
敗北」を書いた。

2.しかし、あれを書いた後、まだトランプが勝てる道があることに気づいた。それ
は、共和党の論客パット・ブキャナンによる分析を読んでいてハタと気づいた。
ワシントンDCなどで、草の根の共和党支持者たちが50万-150万人ぐらいの規模で
集まってトランプ支持の大集会を開き、民主党(や軍産マスコミ)による選挙不
正をとりしまるべきだ、選挙の本当の勝者はバイデンでなくトランプだ、と主張
し続けている。共和党支持者の83%が、民主党が開票時に不正して選挙結果をね
じ曲げたと思っている。今後、共和党の草の根からの不満表明の動きが拡大して
いくと、議員など共和党内の上の方(エスタブ)の人々の中から、党内の民意に
沿って民主党の選挙不正ともっと強く戦うべきだと本気で主張する勢力が増大し
うる。

3.コロナで大半の人々が貧困層に突き落とされつつあるのに、株価は史上最高値を
更新し続ける。これもQEによるインチキだ。バイデン政権は地球温暖化対策も
強化する。温暖化人為説もインチキだ。バイデン政権自体が、選挙不正でトラン
プを倒して作られたインチキ政権だ。世の中は、すでにインチキだらけになって
いる。米国民の半分がこれらに気づき、不屈の革命精神を涵養していく。その結
果、何がどうなるか。今後の数年間が見ものなる。このシナリオの裏にいる人々
(WEFとか)は、ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984年」に似せた現
実を作ることで、人類の怒りを意図的に扇動している。

4.私は11月の選挙直後にも「トランプの敗北?」と題する記事を書いた2日後に、
まだトランプに勝算があると分析する「トランプ再選への裏街道」を書くという
右往左往をした。今回は2度目の右往左往だ。私自身は、右往左往するたびに、
より深い米国政治のダイナミズムが見えてくる。当たり外れだけ問題するよりず
っと面白い。

(記事抜粋おわり)
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(おわり)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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