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戦後『名前を変えた天皇制=象徴天皇制』が残ったのは米国支配階級が植民地として支配・搾取するため!

2016年08月11日 12時41分13秒 | 政治・社会

いつもお世話様です。                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰しております【市民革命派】ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

昨日水曜日(2016.08.11)に放送しました【フランス語放送】の『メインテーマ』の日本語部分を加筆訂正して【日本語ブログ記事】にまとめました。

【放送録画】 68分48秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/295729000 
                      
【放送録画】

【日本語ブログ記事】

■戦後の日本に『名前を変えた天皇制=象徴天皇制』が残ったのは米国支配階級が植民地として支配・搾取するためだった!

そのために米国支配階級は、アジア・太平洋侵略戦争を企画・立案し、政府と軍部に実行させて日本人3220万人を含むアジア・太平洋諸国民計5000万人を殺して国民経済を全面破壊した最大・最高の戦争犯罪人である天皇裕仁を完全に免責・免罪したのだ。

そのために米国支配階級は、天皇裕仁を戦後名前を変えた天皇制のトップに再び担いだのだ。

そのために米国支配階級は、侵略戦争と国民弾圧を実行した軍人、政治家、国家官僚、特高官僚、ファシスト裁判官、軍需企業経営者、銀行家、大手メデイアジャーナリスト、カルト教宗教指導者、国家主義主導者などの戦争犯罪者と国民弾圧犯罪者のほとんどを免責・免罪にしたのだ。

その結果、A級、B級、C級戦犯として軍事裁判で処刑または懲罰を受けた戦争犯罪者は、戦争犯罪人全体と比べると全くの少数にとどまり、大多数は免罪・免責されたのだ。

その典型的な例が、敗戦時にA級戦犯容疑者として米軍に逮捕・拘留された今の安倍晋三首相の祖父岸信介である。

岸信介は、日本が侵略してでっちあげた植民地国家・満州国の実質的な首相として働いた。

岸信介は、中国人民の命と土地と財産を奪い、満州国の財源確保のためにアヘンと麻薬の生産・販売に深く関与した天皇裕仁と並ぶ第1級の戦争犯罪人であった。

しかし岸信介は、A級戦犯容疑者として巣鴨刑務所に収監されている間にCIAのスパイとなり、米国支配層のために働くことを約束したのだ。

さらに岸信介は、米国支配層に対して、満州国で略奪し日本に秘密裏に持ち帰った財宝を米国支配階級に差し出すことで助命されたのだ。

その結果、岸信介は同じA級戦犯容疑で逮捕・拘留されていた極右国家主義者・笹川良一や児玉誉士夫らと共に1948年12月24日のクリスマスイブに、東条英機らA級戦犯7名が処刑された翌日巣鴨刑務所から釈放されたのだ。

東条英機らA級戦犯7名が処刑された12月23日(1948年)は、当時皇太子だった明仁天皇の誕生日であり、これは米国支配階級が現天皇と日本国民に送った宗主国のメッセージなのだ。

その後岸信介は、1955年にCIAの秘密資金で保守合同した自民党の初代幹事長となり、1957年には首相となり、今でも続く米国による日本支配の法的根拠=日米安保条約を強行成立させたのだ。

一昨日の月曜日(2016.08.08)、明仁天皇は異例のビデオメッセージで【生前退位】の固い決意を説明し理解を求め直接国民に訴えた。

明仁天皇の異例の【生前退位】の声明は、これまで隠れていた戦後の『名前を変えた天皇制』が持つ根本的な矛盾を浮き彫りにした!

日本国憲法は『五つの基本理念』を掲げる、世界に誇る民主的・近代的な憲法であるが、米国支配層は米国の利益に反する場合には『五つの基本理念』の実現を妨害するために、戦前の『大日本帝国憲法の基本原理』を時限爆弾としてその中に埋め込んでいたのである。

その典型的な例は、天皇の【生前退位】が戦前と同じく、戦後も新憲法の元でも認められていないことだ。

すなわち、戦後の新憲法下でも天皇の【生前退位】が認められなかったということは、天皇は死ぬまで天皇であリ続けることであり、それは戦前の【大日本帝国憲法】が天皇に神権を与えて『現人神』に祭り上げた基本原理がそのまま継続されているということなのだ。

▲【大日本帝国憲法】が天皇に与えた大権

①国家の統治権

②軍の統帥権

③議会の解散権

④立法権

⑤非常大権

⑥【天皇は神である=現人神』という神権

安倍自公ファシスト政権は、自分たちの政治利用のために82歳の天皇と81歳の皇后を死ぬまで働かせるつもりなのだ。

安倍晋三と極右ファシストどもは、【憲法改正】の偽名の下で、日本国憲法を破棄して戦前の大日本帝国憲法に差し替え日本国憲法の基本理念の完全破壊を目論んでいるのだ!

▲日本国憲法の5つの基本理念

①民主主義

②主権在民  

③反戦平和 

④個人の自由と基本的人権の尊重

⑤隣国との平和共存

安倍晋三と極右ファシスト【改憲派】どもは、【憲法改正】の偽名の下で、日本国憲法の基本理念を完全に破壊した後に、以下の戦前の『大日本帝国憲法の基本原理』を復活させることを目論んでいるのだ!

①天皇主権 

②天皇性軍事独裁体制 

③侵略戦争と国民弾圧

④天皇と国家が最高価値

⑤大日本帝国の復活と支配

⑥天皇の現人神化と天皇教による国民洗脳支配

今我々がなすべきことは、安倍晋三をはじめと天皇教極右ファシストたち【改憲派】による【憲法改正=憲法破壊】策動を完全に粉砕し、我々が望む【市民革命政権】を樹立ために、全国民を【反ファシスト統一戦線】に結集させて闘うことなのだ!

(終り)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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