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【今日のブログ記事】■ドイツでメルケル首相の連立政権が5カ月ぶりに発足するがなぜ5カ月もの間中央政権が存在しなくてもドイツ国家はマヒしないのか?

2018年03月07日 09時00分57秒 | 政治・社会
いつもお世話様です!

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派のネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日火曜日(2018.03.06)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2502】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】 55分24秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/446665945

【今日のブログ記事】

■ドイツでメルケル首相の連立政権が5カ月ぶりに発足するがなぜ5カ月もの間中央政権が存在しなくてもドイツ国家はマヒしないのか?

もしも同じことが中央集権国家である日本や米国で起こったならば、どうなっていただろうか?

予想は難しいが、おそらく政府の各行政機関が提供する国民へのサービスは最小限となり、国会は休眠となり、経済は停滞し不景気に突入しただろうことは確実だろう!

しかしドイツでは5カ月もの間中央政権が存在しなかったのにも関わらず、『国家機能のマヒ』がほとんど見られなかったのはなぜなのか?

それは戦後のドイツは、戦前の『ヒットラーのファシスト独裁』を産んだ中央集権制を否定して、16の自治州がそれぞれ国防と外交以外の自治機能を持つ『連邦制国家』を採用し機能しているからである。

16の各自治州には、住民が直接選ぶ州議会と州議員、住民が直接選ぶ首相と、国防と外交以外の機能をもつ州政府、そして州裁判所、州最高検、州警察を持っているのだ。

ドイツの『連邦制』は、ドイツ連邦共和国憲法(ボン基本法)第二十条【国家目的規定、抵抗権】に以下のように規定されている。
_______________________________________

1.ドイツ連邦共和国は、民主的で社会的な連邦国家である。

2.全ての国家権力は、国民から発する。国家権力は、国民が選挙及び投票において、また、立法、執行権及び裁判の個別期間を通じて行使される。

3.立法は合憲的秩序、執行権及び裁判および法に拘束される。

4.全てのドイツ人は、この秩序を排除することを企図する何人に対しても、その他の救済処置を用いることが不可能な場合には、抵抗する権利を有する。
________________________________________

さらに戦後のドイツがナチスが行ったユダヤ人殺戮や迫害などの『権力犯罪』を正面から批判し弾劾して、市民生活の中に隠れていた多くの元ナチス親衛隊員らを探し出して逮捕・起訴し、裁判にかけて刑務所に送り込めたのも、この『連邦制』のおかげだった!

【関連記事】

▲ドイツ、メルケル大連立継続 社民党が承認、混乱収束

2018年3月5日 AFP日本語版

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201803/CK2018030502000123.html

【ベルリン=垣見洋樹】ドイツのメルケル首相率いる連邦議会(下院)第一党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立政権継続の是非について、第二党の中道左派、社会民主党(SPD)は四日、全党員約四十六万人による郵便投票の結果、連立継続が承認されたと発表した。昨年九月の総選挙以降、五カ月に及んだ政局の混乱は収束し、メルケル氏は今月十四日にも首相に選出され、第四次メルケル政権が発足する。

メルケル氏はCDUのツイッターを通じて「明確な結果を得たSPDを祝福する。わが国の利益のため今後協力できることを楽しみにしている」と述べ、安堵(あんど)感をにじませた。

SPDの党員投票は投票率78%で、大連立賛成が66%(約二十四万人)、反対は34%(約十二万人)。ショルツ党首代理は「われわれの国にとって真に重要な民主的決定だ」と結果を誇った。

メルケル氏は寛容な難民政策が国民の反感を招き、総選挙で議席を減らした。中道の自由民主党(FDP)、環境政党の九〇年連合・緑の党との三党連立協議を行ったが昨年十一月に決裂。SPDとの連立交渉では財務相、外相など主要閣僚ポストを与えるなど大幅な譲歩を強いられた。

SPDは二〇一三年から連立政権に参加したが、総選挙の得票率は20・5%と戦後最低を記録した。シュルツ前党首が下野を宣言したにもかかわらず政権協議に応じるなど、一貫しない言動で求心力が低下。最近の支持率は総選挙当時を下回り、連立継続を拒否し再選挙になれば、さらに議席を減らす可能性があった。

(終り)

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