江戸から東京人

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法隆寺の秋

2015年11月10日 | 旅行



殆どの日本人が中学校の修学旅行で訪れている世界最古の木造建築の"法隆寺"ですが、JR東海のPRで"いま ふたたびの 奈良"に乗せられて法隆寺を訪ねると、中学生の時に来た法隆寺はバスでスーッと着いてしまいますが、電車では意外と大変です。

京都からでもJRで木津で乗り換えで約1時間30分ほど。近鉄では近鉄奈良駅を降りて20分ほど歩いてJR奈良駅へ出て、乗り換えて法隆寺まで、と1時間30分では到底着きません。

京都と奈良は近いようでかなり離れています。僅か80年余りの平城京の奈良と300年ほどの平安京の京都では文化の熟成度も違って当たり前でしょう。どうしても奈良は鄙びた雰囲気ですし、京都は絢爛豪華な雰囲気を持っています。

そんな歴史の中の法隆寺ですが、中学生のころに感じた印象とあまり違わない印象を受けるのは建物が修学旅行当時と少しも変わっていないせいなのでしょう。

色づいた枯葉の中の法隆寺は確かに"いま ふたたびの 奈良"を満喫させるものです。