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反面教師としての前原国交相

 八ツ場ダムの工事中止を巡って、前原国交相が不必要に問題を混乱させているように見えます。大まかな経緯は、
(1)国交相に就任直後、八ツ場ダムの工事中止をキッパリ明言、
(2)八ツ場ダムの現地を訪問すると発表、
(3)八ツ場ダムの地元(の人たち)が「中止が前提なら意見交換会はしない」と拒否、
(4)前原氏は「地元や関係都県の理解を得るまでは基本計画廃止に関する法律上の手続きは始めない」と表明(産経新聞、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000563-san-pol)
(5)視察の際に(選挙公約なので)「ダムを中止する考えを白紙に戻すことはない」と発言(時事ドットコム、http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2009092300163)、
といったところでしょうか。

 まだ決定的な混乱や失点には至っていませんが、このまま手詰まりになって報道が大きくなると、工事を中止しても・中止できなくても非難を浴びることになりそうです。鳩山内閣最初のオウンゴール的な失点になる心配があります。
 特に気になるのは、上記の(4)と(5)です。
 「地元との合意無しに法的手続きを進めない」という言質を与えることは、前原氏側のフリーハンドを著しく制約する下策です。しかも、そう言っておいて直ぐに、やっぱりマニフェストは守らなければならないから、白紙撤回はありえないというのでは、そもそも相手と話し合う姿勢が全く無く、相手に対して大変失礼です。地元自治体が「態度を硬化」させるのも当然です。
 特に(4)を考えると、前原氏側からは、現在打つ手がない状態です。それでも、自分が嘘つきになって、党の選挙公約だから工事は中止すると手続きを進めるならば、大混乱が起こりかねませんし、それは、彼が余計なことをしたからです。

 ここまでの前原氏の何がいけなかったのかを考えると、直接的には(A)議論で相手を説得する態度を取らなかったことであり、おそらくは、(B)そのための準備が不足していたのでしょう。(C)それなのに不用意にあれこれ発言したというところが、失敗でした。

 政治的には、前原氏にとって「八ツ場ダム建設を中止しない」という選択は、ほぼ不可能でしょう。しかし、この方針を世に発信する際には、その根拠を用意しておかなければなりません。
 八ツ場ダムの場合、たとえば「これまで掛かった費用はサンク・コストだから意思決定には無関係だ。工事を続けると、費用が○○○○掛かり、国民にとってのメリットはあったとしても△△△程度。他方、工事を止めると費用は××掛かり、国民にとってのデメリットは□程度。計算すると、工事中止が合理的。だから、これは止める方がいい」という論陣を張る必要がありました。
「私はダム建設中止の方針に自信があります。根拠を皆さんに分かりやすく説明します。しかし、私が説得されたら、建設中止を白紙撤回する用意があります。意見のある方は、遠慮無くお越し下さい」とでも言って、大見得を切って現地入りすれば良かった。
 もちろん、その際の具体的な数字を用意しておく必要があり、相応の準備が必要です。利害の掛かっている相手をナメてはいけません。
 もっとも、数字のあげ方も、(国民にとっての)損得も、いろいろなデータや試算があって、決着が着きにくい問題なのかも知れませんが、ダム工事を中止したい前原氏としては、明確に負ける議論さえ避けて時間が経過すれば「議論を尽くした」ことになる種類の手続きです。ここを手抜きするのは得策ではありません。
 最悪「引き分け」に持ち込める根拠が無い場合は、取りあえず問題を先送りして時間を稼ぐべきでしょう。工事を中止するにしても、継続するにしても、事態の見極めと、材料収集が必要です。

 それにしても、必要な準備無しに勇ましいことを言って、あれこれ言い訳するうちに墓穴を掘るという展開は、彼が代表の頃の「永田メール事件」を思い出します。ここまで不用意では、仲間は危なくて仕方がありません。
 前原国交相という人事は、彼の持論が突出する防衛相を避けたなかなかいい人事かと思っていましたが、考え直さないといけないかも知れません。彼のような人に、たとえば、JALの問題などが的確に処理できるのか、大いに心配です。

 ただ、ビジネスの世界でも、前原氏的な失敗はよくありそうです。今回の彼は、取引先や顧客が嫌がる決定の通告を社長に命じられた中間管理職のような立場と言えるでしょう。そこで、不用意に相手の前に出て、結局は自分の都合だけを言うような事をすると、取引相手が怒ってトラブルが起こるのも当然です。
 彼の立ち直りを期待しつつ、今回の件では、反面教師として記憶にとどめることにしましょう。

 尚、私(山崎)は、八ツ場ダムの工事中止の国民的得失に関する試算をしたわけではありません(上記拙文の主な関心は八ツ場ダムではなく前原氏の行動です)。検討の結果、工事を中止しない方がいいという結論が出る可能性もあるということを付記しておきます。
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八ッ場ダム (ドゥビ)
2009-09-24 02:26:23
私個人として危惧しているのは、仰るとおりの手続きが踏まれなかったことで、結局、これが残りの140あまりのダムの「精査」なるものに、相当の影響を与えうることです。

どういう影響か。つまり、民主党もしくは小沢幹事長への精査対象となるダム建築業界からの献金です。献金が法的に認められている以上、それ自体は構わないのですが、合理的な説明や手続きなしに献金でダムの精査なるものをされては、たまったものではありません。

ダムの費用対効果について国土交通省が出している数字は、八ッ場ダムは決して最下位レベルではないといえます。また日本の核心である首都圏の水利などを保険することは、長い将来にわたるダムの生命力を考えれば、無駄ともいえません。そのあたりは専門家が具体的に検討すべきところでしょう。

ともあれ、私が危惧するのは、何の説明も手続きもない、単なる献金額でダム建設が決まる不透明な決定システム、つまり時代に逆行する新たな(古き?)利権構造の誕生です。これは、おそらく、現実化するのではないかと踏んでいます。どうも政治は、過去に回帰していくのではないかと。

民主党は、脱官僚を叫んで政権をとりました。そして8月31日突然に「脱官僚依存」と表現を変えてきました。一夜にして表現を変える神経(その内容は官僚を使いこなすことが大事と言っていた麻生前総理と同じなのですから)に個人的には驚きましたが、現在やっていることといえば、どうやら、すべて官僚に「~を調べて来い」ということだけのようで、何のことはない、今まで国会議員として何も調べて来なかったことを自ら証明し(数々の国会質問書は何だったのでしょうか)、官僚に宿題を与える、別の形での単なる官僚依存になったことを見せるに過ぎない状況のようです。

八ッ場ダムについても結論ありきで、柔軟な対応や他のダムを含めた徹底した検討の姿勢はまったくといってよいほど見えません。ある種の恐怖を私は感じています。監視者は誰もいません。国民は声を上げる場も限られています。(私もできる範囲で声を上げてはいますが限界があります。)

山崎さんは政権交代を理由に民主党支持を明言されていました。だいぶ前ですが。この1ヶ月弱、政権交代をしてやったことは、補正予算の執行停止。これのみでしょう。あれほど大騒ぎした郵貯の西川氏の首一つ切れません(私は首を切るには相当の確かな理由をつけるべきだと思っていますが、鳩山総理は首を切ると断言していましたね)。母子加算の復活も私は決して賛成できません。気の重くなる「政権交代」の結果をたった1ヶ月弱ですが、味わっている所です。

自民もあのざまです。私はいたって保守派ですが、よりどころを失った喪失感があります。自民そのものをよりどころにしていたわけではありませんが。

子ども手当て一つにしても、山崎さんは必ずしも否定的ではないようですが、私は別のやり方がやはり望ましかったと思います。自民案で充分だったということです。

私は「不慣れ」による寛容よりは「恐怖心」を煽られる毎日です。マスコミももろ手をあげて新政権を礼賛しているのを見ると、その恐怖心はさらに増幅してきます。私は民主党が勝ってもよかったと思います。しかし、勝ちすぎました。山崎さんの望まれる政権交代はこんな姿であったのでしょうか。私にはすべてが昔の悪い意味での自民党に戻る過程にしか見えない次第です。長文失礼しました。
 
 
 
訂正 (ドゥビ)
2009-09-24 02:34:52
すみません。新政権誕生は正式には1週間ほどまえですね。1ヶ月というのは、新政権が確定した状態とでもお考え下さい。

準備不足もいいところだというのが、私の感想です。
 
 
 
山崎さん (xtc4241)
2009-09-24 03:09:40
おはようございます(いま24日3:00頃です)

山崎さんは前原さんのことになると、かなり、否定的ですよね。
これってなにか、あるんですか?
僕はそんなに悪い対応ではないと思いますけど。

>前原氏の何がいけなかったのかを考えると、直接的には(A)議論で相手を説得する態度を取らなかったことであり、おそらくは、(B)そのための準備が不足していたのでしょう。(C)それなのに不用意にあれこれ発言したというところが、失敗でした。

と、ありますが、いきなり相手(住民のひと)に議論をふっかけても、態度を硬化させるだけでしょう。
準備不足といってますが、前原さんの交渉術は、前鳥取県知事の片山さんを参考にしているといってます。
時間がどこまでかかるかはわかりませんが、まだまだ、時間をかけてじっくり説得していくというのは、悪いことではないと思います。
まだ、政権発足1週間ですからね。


 
 
 
前原さんにはカラいかも知れない (山崎元)
2009-09-24 03:47:07
xtc4241さま

「こんばんは」(私は今「夜」のつもりで、原稿を書いています)。

確かに、私は、民主党では、前原氏に(小沢氏にも)カラいかも知れませんね。ブログを書いていると、自分の好き嫌いレベルの感情に気付くことがあります。

良し悪しは別として、好き嫌いのレベルで私が生理的に嫌いなのは、(1)嘘つき(ごまかしを含む)、(2)バカ、(3)威張る奴、(4)ひがむ奴、の4つです。

前原氏は、彼が準備不足で中身が伴っていないのに勇ましいことを言おうとするから、直接的には(2)と(3)を感じて、結果的に彼が(1)にもなりかねないとう印象を持っています。直接会って話せば、案外いい人だと思うのかも知れませんが、発言を文字ベースで評価すると、私から見ると彼は「足切りラインの下」のレベルの政治家です。

それでも、現段階では、私は前原氏が多くの問題を上手く捌いてくれることを切に願っています。(でも、ダムの他に、JALも心配ですねぇ・・・)

何はともあれ、前原氏の八ツ場ダムに関する発言は、どうにもツジツマが合っていないし、危うい感じがしたので、エントリーとして取り上げてみました。
 
 
 
慢心 (ny)
2009-09-24 04:42:19
山崎様

前原氏がずいぶん叩かれているので、そこまで叩かなくとも、と思っていましたが、言われて見れば選挙で圧勝した慢心があったのではとも思えます。
これだけ勝ったんだから、マニフェストに書いてある事位は力技でねじ伏せられるだろうと。
現実的には自民にも頑張って欲しいなどの意見が非常に大きいと言う危険な状況を認識されていなかったようです。

現実的には受益者や関係者はごくわずかで、負担をするのは全国民ですから、損をするのなら即時停止で問題が無いはずで、今後全国の100以上のダムをどうにかしようと言うのですから、一個一個事情を聞いてなど居られないという事情もあるのかもしれませんが、それはハラの中に収めておくべき事だったのかもしれません。

ちなみに自分が仕入れた情報に寄れば、既に予算は7割も使っているにも関わらず、ダム本体はこれから着工するため、とても予算内では収まらないだろうとの事です。その7割と言うのも、当初予算を倍にした額が基準ですから、すでに当初予算を大幅に上回っているそうです。

しかし不思議なのは、何十年も前から計画があるにもかかわらず、なぜずっと放置されていたのかです。住民の説得も相当昔にすんでいるそうですし。
これも、要は工事があれば地元にお金が落ちるのだから、進捗状況や予算オーバーやダムを早く作らないと危険だとかそういった本質論はどうでも良いという発想の表れかと思います。

ムダを削減して財源を捻出する、と言う場合、もっとも象徴的で、なおかつ抵抗も大きく、捻出額以上に騒がれてしまうのがハコモノ公共事業でしょう。

お金を止めて独立行政法人が怒った、などの状況でしたら民主党アッパレとなるでしょうが、住民が怒ってるとなると、マスコミは住民を味方する可能性は高いです。
いきなりつまづいた、といったらその通りかもしれませんが、性急に片付けようとして無駄なお金をバラまいて黙らせると言う方式だけはカンベンです。それを全国のダムでやってしまったら大変な事になりますからね。

個人的にはゴチャゴチャいわせず強権的に正しい事をやる、というのは小泉さん的で結構好きななのですが、それにしてはハラが座ってませんね。
サテどうなる事やら。
 
 
 
水力発電ってだめなのか? (Unknown)
2009-09-24 06:36:37
水力発電あたりにすればどうなのでしょうか?
造ったダムも無駄にならず電力も供給されると
一石二鳥でおまけに万が一の治水や水の供給源にもなる。
個人的には両方に同情するがせっかく親分が25%削減すると言っているし
失業率がさらに深刻化するのであれば公共工事も決して無駄ではないだろう。
 
 
 
地元にダム反対派はいない (東吾妻町民)
2009-09-24 07:04:41
もともと、八ツ場ダムは治水目的で計画されたダムなので、ふだんはカラッポにして、大水害に備えるためのダムでした。

ところで世の中には、同じダムではあるけれど、利水ダムというものが存在します。
これは、渇水時に備えて、ふだんから満タンにしておくダムなので、両者の性格は正反対です。

だが治水ダムという名目では首都圏の自治体がお金を拠出してくれません。
そこで、「多目的ダム」という官僚お得意の手を使って目的をあいまいにし、当初計画よりも20m近くも高い現計画にしたのだと思います。

つまり、この増やした分だけ水を貯める余裕ができるわけです。

さて、ダムサイト直下である我が東吾妻町から、渋川市、前橋市、高崎市までの流域が、浅間火山噴火時の土石流の被害想定区域になっていることを考えあわせれば、吾妻渓谷に治水ダムを作って下流を災害から防衛することは、数百年に一度の致命的大災害に備える必要不可欠な課題であります。

ところがそれは同時に、被害を上流側の犠牲によって上流側で食い止めることを意味します。

というわけで、ダムに沈む上流側が、長年、強硬な反対運動をしてきたことは、心情的に、よく理解できます。

また、その反対派を根気よく説得し、ようやく納得してもらうことに成功した現場の人たちの半世紀を超える苦労も、十分に理解せねばなりますまい。

で、そういう現状も歴史もなにも知らずに現地に行って、前原氏は、いったいなにをしたかったのでしょうね。

まさか、現地世論はダム反対派ばかりだ、とでも、思い込んでいたのでしょうか。
だとするとリサーチ不足もはなはだしい話です。
 
 
 
確かに (関西より)
2009-09-24 09:35:17
現場視察の様子を見ていると、山崎さんの仰る4と5はどう見ても矛盾しており、格好つけずにまずはテーブルについてもらう努力をして話し合いを始めないと時間が過ぎていくだけですね。人間関係って当事者同士なら話が早いのに、時間と外野が増えるとどんどんあらぬ方向へ進んでいくような気がします。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-24 12:13:09
八ッ場ダム建設の sank cost について言及してしまうと、実際には節約できないことが明確になってしまうそうです。もう3000億円以上を沈めていて、これは残念ながら中止してももう帰ってきません。中止による各自治体への返納金などを考えると、このまま建設するよりも追加で支出が必要になるとのこと。
(予算通りに建設できるかどうか、完成後の維持費の問題もありますが、中止の場合に要するコストも確定ではありませんし、中止すれば運用費がかからない代わりにダム運用による便益も得られません)

何より、「節約のために中止する」と言っていたのに実際には節約になってないことを表す数字が、公開された費用の積み上げだけで簡単に作れてしまう事が致命的です。これに対して数字の裏付けがある具体的な反論ができない限り、ダム建設中止の大義名分を失ってしまいます。
前原大臣は、中止にあたっては関連自治体に返納金を出すことを言明しており、それに対して財務省は「返納金は国交省の予算の中で都合をつけてほしい」という立場だそうです。これはダムを中止するために追加の予算措置が必要である証左ですが、本来ならダム中止で浮いたお金を他の政策の財源にすると言っていたのだから追い銭なんてとんでもない、と財務省が言うのは当然でしょう。

前原氏に同情的な見方をすれば、もともと理の立たない政策の実務と責任を押しつけられたわけですが、そういう負け戦の処理に長けていないのは山崎さんのおっしゃるとおりでしょうね。
ただ、そうした意味で適材適所とは言いがたい任命だったことや、そもそも特定のダムの建設中止について、おそらく数字上の精査なしにマニフェストに入れ込んだこと、そのどんぶり勘定による節約により他の政策の財源をまかなう予定としていたことについては、民主党首脳部の責任は免れないと思います。それとも、前原氏一人にすべての責任をかぶせてしまうのでしょうか。
(偽メール問題の際は彼自身が党代表でしたので仕方のない面もありましたが・・・)
 
 
 
なぜ八ツ場? (年上女房っていいですよ)
2009-09-24 12:18:15
費用対効果の数字なんていくらでも誤魔化しがきくから、私がゼネコンなら一刻も早く小沢さんに大献金したいところです。
 
 
 
サンクコスト (通りすがり)
2009-09-24 12:29:58
テレビ報道を見ている限り、「サンクコスト」の言葉
を目や耳にすることってありませんでした。
一般的な言葉や考え方じゃないんでしょうかね?
~億円掛けたから、~年やってきたから、みたいな
論調って結構根強いものがある気がします。
今考えてみて必要かどうか、それだけ考えればいい、
という解説をする人がでてくればいいんですが。
 
 
 
実務肌と学者肌 (Unknown)
2009-09-24 13:01:58
前原氏と仙石氏はどうも好きになれませんが
今回かなり良いポジションの地位になっています。
仙石氏など超ご機嫌ですっかり満足のご様子ですが
この二人は今後対応を誤ると民主党の支持率低下と彼らへの失望感で政治生命を無くすことも充分あり得ると思っています。
そこまで見ての配置なのでしょうか?
JALといいGS山崎氏の時代遅れの無料化といい
どうなりますやら。
しかし鳩山氏の25%削減は大賛成です。
 
 
 
サンクコスト (山崎元)
2009-09-24 13:21:46
「意思決定ではサンクコストに拘ってはいけない」ということは、ワイドショーレベルの解説でも伝えなければならない知識ですね。

また、政府→自治体で動くお金(返納金などが発生した場合)は、国の中で動くお金なので、これもコストから除外すべきだと思います。払うべきものは払うと考えておけばいい話です。ここで政府の支出ばかりをコストと考えるのは、国政を預かる大臣が最初に立脚すべき観点ではありません(後から適切な補償額の交渉は必要ですが)。

前原さんは、以上の点を先ず丁寧に説明すべきです。

その上で、国全体のメリット・デメリットを金額にして、みのもんたのようなフリップでも作って説明するといいのではないでしょうか。(それこそ、数字はいくらでも作れるでしょうし)

それにしても、そもそも、中止を発表してから視察に行くという手順前後がいけません。現地を見て確認したから中止だ、と述べるのが普通の順序でしょう。

「買わないんだけど、試食はしてみます」とか、「絶対結婚しませんが、見合いはしましょう」とか、そんな感じですね。相手が怒るのは当然です。

現在は、将棋や囲碁で言うと「悪手が悪手を呼んでいる」状態なのでしょう。

前原氏は、マニフェストに書いてあるから、さあやるぞ、と功を焦ったのでしょう。「マニフェスト・バカ」とでも呼ぶしかありません。
 
 
 
選挙の勝因分析も必要な気がしますね。 (へなちょこ技術者)
2009-09-24 13:25:14
メディアが煽ってるところもあるんでしょうが、前原さんだけじゃなく民主党が全体的に前のめりというか参院選を意識してか焦っているような印象を受けます。
正直、自治労?連合以外の国民は排他的に民主党を選択したに過ぎないのだから、マニフェストに固執する必要もないし、自民党が死に体なのだから焦る必要も無いと思うんですが。。
そもそも、政権に就いたこともなかった野党の頃に言った事なんて誰も100%鵜呑みにはしてないでしょう。その為の脱官僚なんだから。
 
 
 
携帯からだと文字化けしますね。 (へなちょこ技術者)
2009-09-24 13:30:59
先程の投稿の?は、及び の意味です。
失礼しました。
 
 
 
やらない方が良い公約が沢山ある (かくせいⅢ)
2009-09-24 13:33:59
社外や社内の利害が絡む中で、何かを実現すると言う類の仕事をやって来た経験で申し上げますと、(若干偉そうに聞こえる部分は大目に許してください)
①上司からの方針は、絶対だと思わない。
②それを前提にして、そのプロジェクトの真の損得等を再精査する。このときに従来からの資料は参考にする程度で、(大きな物語の構想を製作する時には使うが)重要な資料は自分が現場を踏む覚悟で集める。
③資料が6割集まった所で、プロジェクトの道筋を構想する。これは、利害関係者を説得する大きな物語であるはずだ。
④大きな物語を信用の置ける人に聞いてもらって確かめる。プロジェクトの賛同者だけでなく、大事なのは反対的思考をしている人に話して感触を得ることである。
⑤④により必要な修正をした上で、全体に話を開陳して説得を行う。
⑥このとき大事なのは、反対側の要求に対して安易に譲歩する言質を与えないことである。基本は、聞き置く。
⑦譲歩する時は、全体の影響・バランスを考え、上司の許可等を取った上で、理屈をつけて譲歩をする。(下手にすると次々に譲歩を迫られる)(理屈をつけてというのは「理屈ぬきに、解決の為譲歩する」も含む)
⑧方向は断言しない。できるだけ、自由度を確保しておくことが重要。

今回のエントリーについては、店主のご意見には、賛成で、全くその通りだと思います。

前原大臣が最初に言うべきは「党の公約は・・でした。実行は、現場の方のご意見等を伺い十分に検討します」であったろう。党のマニフェストより、国民の生活の方が大事である。

そして、大臣の頭で大きな物語を作らないと、利害関係者を説得等できるはずがない。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090922/trd0909221801008-n1.htm

この記事を信じる限り、前原大臣は歩が悪い。彼は、ダムに寄らない災害対策をすると言っているが、その具体案すらない。だから、どれだけの費用がかかるかさえ言えないのである。しかも、店主は、過去の費用は埋没原価だと指摘しておられるが、その通りだけれど、ダムによる防災方法は、追加費用として1400億ぐらいで、水利の便益も含めて手に入れられる。

工事を中止すれば、防災工事のほかに2230億円、費用の返還と生活再建関連の費用でいるという。

これでは大きな物語を作って利害関係者を説得等できるはずがない。すなわち、無駄な公共事業を止める適例として八ッ場ダムを選んだ所から間違っていたのではなかろうか。

それを、上司からの命令(党の公約)と言うことで、無批判に絶対のものとして執行するのが自分の役割だと思ったところに一番の間違いがある。

会社でもこう言う人がいた。社長が言ってるのだからやるんだよと説得するが、殆どの人は背を向ける。社員各人が、将来を含めどれだけの利益を受けれるかを、大きな物語の筋から話をしなくては人は納得しない。

前原大臣には、ソ連などの共産党、軍隊、官庁等の役人の現場の幹部がやる行動パターンを見る思いがする。本人は、いたって真面目だから、これが困るんだな。

民主党に言いたい。マニフェストに書いたからと言って、真面目にやるな。やらない方が国益になる公約が一杯ある。
 
 
 
数字は語る か (作業員)
2009-09-24 13:51:28
「八ッ場ダム事業は2度目の計画変更を行い事業費が2100億円から4600億円に上昇。事業反対派は建設事業費に基金事業費、起債の利息も含めると総額8800億円になるという試算を示し文字通り日本のダムの歴史上最も高額なダム計画となったとしている。」
ええかげんきわまりね俺たちのウィキ、に教えてもらったのでね、数字については、さっぱりわからんが。
ムダなダムはムダ
が、原理主義者たるグリーンニューデーラーの合い言葉、なわけなので、やめれやめれ、とわしは一言、メモしておきたい。ダメなものはダメ、ムダなものはムダ。
 
 
 
Re サンクコスト (かくせいⅢ)
2009-09-24 14:02:43
サンクコスト(埋没原価)と言う概念は、中々難しいものです。経済性工学(エンジニアリング・エコノミー)という領域で学ぶ考え方ですが、使い慣れるまで、実際の問題に適用すると間違ったりすることが多いのです。

八ッ場ダムの例で申し上げますと、今の時点で、ダムによる防災をするのか、ダム以外の防災をするのかと問題提示されたときの話としましょう。

このときに、ダムによる防災は、もう4600億円のうち3210億円も使っているのだから、それを全部無駄にするのはもったいないなどと考えては駄目だと言う教えなのです。

考えるのは、過去はみな忘れて、群馬県北部の防災として性能が同じなら、「これから先」両案がそれぞれどれだけの費用がかかるのかだけを比べて決めることが一番良いのだと言う考え方です。

だから、ダムによる防災は、後1390億投資をすれば獲得できる。ダム以外は、補償金で2230億円、工事で1000億円(この工事の金額はでたらめですよ)とすると3230億円で同じような防災機能を獲得できるとはじく訳です。

そうすれば、防災機能を、ダムの場合は1390億で手に入るが、ダム以外なら3230億必要と言うことで、ダムが有利となります。(これは新聞の数字をあくまで正しいとして使ってますが、保証がもっと少なくて良いとか、ダムの工事はもっと予算オーバーするとかがあれば数字が変わって、ダム以外が有利となるかもしれません。)
 
 
 
サンクコストの分からない人が喚いています (かくせいⅢ)
2009-09-24 14:15:35
ボーコーインさま

お久しぶりです。
店主のサンクコストを学んで、これからの意思決定に役立つ話をしましょう。

8800億円をもう支払いの済んでいる費用と、これから発生する費用とに区分しないと、サンクコストが分かりませんから、まずは区分しましょう。

サンクは、英語の沈むシンクの過去分詞ですから、もう沈んじゃったことなので、取り戻したいのなら誰かを訴えるしかないでしょうね。止めて、返還されるのなら、あっしも賛同、(いやさ!)もううしーあげまーすw。
 
 
 
なにが正しい情報なのか (nattsu)
2009-09-24 14:51:36

かくせいⅢさま

サンクコストですが、総事業費は今後も拡張を続けると思われます。
本体工事には未着工ですし。詳細はURLをご覧ください。

ということで、おっしゃっておられるとおり、中止したほうがましでは
ないかと思われます。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-24 14:54:09
現場の声でどうにかなる程度の内容をマニフェストに盛り込まないで欲しいと思うんですけど。

試算などももう終えてないと、何を根拠にマニフェストに盛り込まれたんでしょう?

逆にこれで簡単に撤回されたらその他のマニフェストも根拠があやしくて、そのまま実行されたら怖い、ってことにならないでしょうか?そうすると今後政権がやろうとすること全て再検討っていう意見が通ってしまうのでは?

政権担当しないとえれなかった情報が根拠です、とか筋の通った理由でないと撤回はあり得ないと思うんですが。
 
 
 
原理はどこへいった (作業員)
2009-09-24 15:00:24
今立ち読みした本に、エコ原理主義者にはエコ原理主義を広める自由がある、(お付き合いをしてはいけない)エコ原理主義者のリストをつくっても、エコ原理主義者との取引で利益が生まれると考えた者は、こっそり取引をしてしまう、と書いてありますた。大切なのは、「エコ原理主義者と取引すると、なんらかの利益が自分にある」、と考える人を増やす、ことですね。もっと言えば、利益があると「考える(考えさせる)」、ことだけが重要で、実際に利益があるかどうか、ではないですね。
ゲーム的な話をすれば、ガス25パー削減、も、先にしてしまえば、人はどうしてもお返しがしたい生き物、なので、三倍にして諸外国は返してくれるのではないでしょうか、贈与を脅迫的に作用させる、という手もないわけではありまへん。

というのは、まあ、冗談で、ここからが本論ですが。
ダム反対派は、ダムが必要ない、から反対したはずですね。反対の途上で死んでいった人に対する顔向け、で言えば、堂々と、ダムをやめてみせてもいいのではないでしょうか。もちろん、ダム推進の途上で亡くなった方々、には別の原理があるので、そこのところはぶつかるでしょう。
ダムが、必要のないもの、ならば、造る必要はない、のではないですかね。
 
 
 
山崎さん (xtc4241)
2009-09-24 16:11:45
こんにちは(いま24日pm4:00頃です)

僕もどちらかというと好きなタイプの政治家ではない。
ちょっと、自分の理に酔うタイプなんじゃないか、
と思ってました。
だから、こんどの対応については注目していたんです。
その点からして、
彼にとっては、情の部分をくみ上げていかなければならない方法を選んだのは、
大きな意味があるような気がします。

個人的なことだけでなく、地域住民とどう折り合っていけるか、がダムだけじゃなく、あらゆる公共事業に必要なこと。
ほんとうは8000億以上かかるっていうじゃないか!
と地域住民にいってみてもしようがない。
(それは別の人がいうべきことでしょう)

そんなことで、注目してます。
 
 
 
結婚しませんでも見合いはします。 (Unknown)
2009-09-24 17:10:26
ヤンバダムはマニフェストを読んだことのないおいらだって
知っていた民主党のお約束。
ごねれば何とかなるという住民の態度も許せませんね。
甘えの構造です。
しかし政権が交代してその中に政権交代のマニフェストが
唱われていればそれはやると言うことになると言うことが
わかっただけでもいいのではないでしょうか?
国連で連呼した25% by 2020も選挙前には既に話題になっていました。
民主党政権になって経団連のじいさまが青筋立てて
国民的議論をと言っていますが自分たちがどんな事を
昨年のどさくさに紛れてやってきたかを問いたいですね。

結婚しません見合いはしますで筋は通っているとおもいます。
随分前から公にあなたとは結婚しませんと言っていたのですから
おおよそ筋違いの因縁です。


 
 
 
ほんと 大変なのは 現場のしと (作業員)
2009-09-24 17:21:40
>ほんとうは8000億以上かかるっていうじゃないか!

そうなんだなあ、逆に、俺たちの民主党は、
いくら、かかっても、やめる
って、言ってるのね。エコ原理主義なの彼ら、政権交代汁しかね、かもしれね。ちなみに、わしは共産党に投票してしまたー、ので、民主党のマニフェストなど、どうでもええ、部分もある。大変なのは、現場のしと、だわなあ。よく考えたらば、わし、元建設コンサル補償担当(もちろん非正規)、やったわさ。現実問題、補償交渉汁しかね、わけね、じぇったい担当したかね、けど、正直。
 
 
 
杜撰な仕事ですね。 (かくせいⅢ)
2009-09-24 18:02:43
店主 さま

>また、政府→自治体で動くお金(返納金などが発生した場合)は、国の中で動くお金なので、これもコストから除外すべきだと思います。

国家の借金の中の移動と考えられる場合もあると思いますが、今回は、民主党の子供手当て等の財源ですから、政府→自治体の返還でも、この先かかる費用として計上すべきでしょうね。政府→自治体で、コストとして計上しない場合は、例えば都民に代わって国民皆が負担するのを無視するわけで、負担論的には、余り納得できないですね。

nattsu さま

>サンクコストですが、総事業費は今後も拡張を続けると思われます。

サンクコスト(Sunkcost)は、いままでに投下し終わっている費用ですから、拡大はしません。これからの費用の拡大は、見込まねばならないものです。加えて、ダムによらない防災方法を具体的に提示しコストを明示しなくてはなりません。

代替案なしに、ダム案の防災工事を止めると決めているのが、私には分かりません。誰が盛り込んだのか知りませんが、極めて杜撰な仕事ですね。
 
 
 
優先順位が違うんじゃない? (Unknown)
2009-09-24 22:23:04
防災で救われる命より
経済的な困窮による自殺で死ぬ人のほうが遥かに多いと思うのですが...

日本はお金の使い道がどうにかしとるね!
 
 
 
なるほど、どうにかしている (かくせいⅢ)
2009-09-24 22:38:10
防災の公共事業を止めたら、地方経済がもっと落ち込んで
もっと自殺者がでるのだけれど・・

どうにかしてるのは、考えの浅さ? 失礼
 
 
 
ゴールを決めている。 (コアファイター)
2009-09-25 00:47:29
前原大臣はゴールを予め決めてからの交渉をしたかったのではないのでしょうか。そして、いかに落としどころを探っていくか。ゴールが決まっていれば、おのずと着地点は絞られる。

白紙の状態で交渉しても妥協点を見つけるのには何年かかるのかわからない。これ以上の期間の延長は住民を疲弊させるだけだと思ったのでは。

 
 
 
サンクはサンクでも (時持人@19850726131431)
2009-09-25 08:22:24
当事者でないので軽々なことは言えませんが,ダム本体を造らないことで残せる先祖代々の土地,思い出の故郷,谷の自然といったものの価値は,まったく考慮されないのでしょうか?それらは,ダム本体を造っていったん水没(これもサンクですね)してしまえば,永遠に消滅してしまうのです。ダムを造ることで,失われる“価値”について,まったく考慮されていないのは奇異に思います。
 
 
 
前原氏へのまったくの感情論ですが (RealWave)
2009-09-25 08:27:43
山崎さんは前原氏は根っからの嘘つきではないとおっしゃっていますが、彼は民主党の代表選で「自分の父親は裁判官だったと」嘘を言っています(本当は庶務係長)。父親が何をしていようと、政治家の資格に関係ありませんが、公の場ですぐばれる嘘をつくというのはどうなのでしょうか。

私は政治家に嘘はつきものだし、場合により嘘をつけるのは重要な能力だとさえ思っていますが、簡単な嘘を平気(かどうかはわかりませんが)でつくのは、嘘つきというより、「目的が正しければ手段は構わない」という独善を感じます。

感情論をもっと言えば、私は前原氏の顔が嫌いです。あの顔は、営業マン、銀行員、やくざ、医者とどのようなバックグラウンドを持っているか見当もつかない顔です。政治家の顔とも違います。強いて言うと松下政経塾顔とでもいうのでしょうか(塾生が同じ顔をしているわけでもないですが、あくまでも印象です)。

私はヒットラーが若いころあんな顔をしていたもではないかと想像します(実際は若いころの自画像を見ると売れなくて冴えない画家の顔ですが)。

永田メール事件もそうでしたし、普通「もっと考えているだろう」と大胆な発言を解釈するのですが、実はあんまり考えていない。孤高を保つというよりただのKY(独善の別の表現ですね)。うっかりすると彼が総理になるかもしれないと思うと不安になります(それでも麻生総理よりはましかもしれませんが)。
 
 
 
Unknown (タロ)
2009-09-25 08:59:37
「白紙である」と言えば公約違反になるし、「中止する」と言えば反発を招く。

そもそもこうした問題点がある事を承知の上でのことだから、もしかしたら他の意図があるのかも知れませんね。

東アジア共同体(昔風に言えば大東亜共栄圏?)なんて、現実味の無いことをマニフェストに掲げていることを防衛・外交問題の専門家である前原氏は知っています。

「とどのつまり、マニフェストとは票集めのモノに過ぎないから、現実味など考えてなかったのです」ということを浮き彫りにすべく突出し、結果的に現実路線への転向をやりやすくして、ひいては自身の庭である防衛問題でも修正を図らせるための素地を作る」なんてこともありそうですね。

なにせ、攘夷を唱えて維新を起こし、政権取ったら「攘夷?何それ?」のお国柄。

誰かが「よく考えてない公約、やめましょうよ」と言いだしっぺにならなければならないのかも知れません。
 
 
 
「国家プロジェクト」の情報開示が筋道 (朝風夕波)
2009-09-25 10:11:03
長野原町長の出方に対するご指摘もあるが、賛成である。
前原氏個人に対する評価はともかく、民主主義国家の国民が民主党の基本政策に一旦はYesを言ったのであるから、町長は「対話」を拒否できない「公職」(町民の利益も代弁する)の筈だ。条件闘争の交渉テクニック(?)でどう出るかは、双方の勝手次第だが、50年もモタついているプロジェクトの全貌(?)を、出来るだけわかり易く、国民の前に公開するのが筋道であると思う。長野原町長も政治生命を賭けた指導力を問われていると考えるのが常識だと思う。

ダム建設目的が、浅間山等の「土石流対策→多目的ダム」と変わったというご指摘もあったが、素人考えだが、そんなダムに水を湛えたら、却って危険なのではないだろうか?もし、危険のないようにするならば、これは、費用が桁違いになり、新「巨大プロジェクト」ではないだろうか。本当に大丈夫なのか?
前原大臣はネチネチした交渉ごとにされるようであれば、他のダムも仰山あることだし、情報公開を優先すべきだ。JALは民間企業としての情報公開があるので、問題の所在の見当がつきやすい。国交省自体が、そのような情報公開のない国家・ビジネス(?)・プロジェクトとしての影が濃厚な省である。
それがなければ、「政治主導」など絵空事であり、民主党はもたないのだろう。今のままであれば、自民党に戻っても、国民はクライだろう。
以上は全て憶測と想像です。
 
 
 
ガスを抜こうとして、増やした??? (浜爺)
2009-09-25 13:19:10
前原国交相は何をしに現地に行こうとしたのだろうか?

多分、「現地で民主党の方針に反対する人と会いその話を聞けば『お大臣様に自分たちの気持ちをお話した』ということで、ガス抜きになる」とでも思ったか?

それにしては、初めから「ダム建設ストップは変わらない」と明言してしまっては、現地の人々は「これはガス抜きの儀式だ」とミエミエであり、同じ席につくはずもない。ガスを抜こうとして、増すますガスを溜め込んだ!

役人がやったことを大臣が出て治めるのが従来パターン。大臣が先頭に出てこじらせると誰が???

民主党はマニフェストに書いたことは全て実現せねばならないと考えているなら大いなる誤解。状況をきちんと精査して事に当たらねば混乱を広げるだけだ。
 
 
 
反対派も取り上げてみては (Unknown)
2009-09-25 14:59:31
前原大臣の資質はともかく、現在ダム建設推進派しか出ないのはおかしいのではないでしょうか。

今までハコモノ反対と言っていたマスコミも、いつの間にかダム推進派になっている。住民の意見にだけ正義があるという、もしくは住民側についていれば間違いないだろうという空気感が気になります。

私は反対派というわけではないが、冷静に見ても公平には思えない。ダム反対派をクローズアップすると正義ではなくなるため(今現在の雰囲気だと)そうは出来ないのでしょうか。

せめて、賛成派、反対派を一緒に取り上げるべきだと思います。
 
 
 
革命 (大花 太郎)
2009-09-25 17:17:07
日本は革命が起こったのである

ダムだけではない

今後100年の第一歩なのである

マスコミに振り回されるな

今後のもっと大きな問題を見極めよう

それとももう一度選挙か??
 
 
 
八つ場あしたの会 (RealWave)
2009-09-25 17:28:47
八つ場ダム反対の立場のサイトでは「八つ場あしたの会」のサイトの中止反対論への反論があります。
http://yamba-net.org/modules/problem/index.php?content_id=22#01

こちらのコメントの中止反対論(特にサンクコストをめぐってのもの)に、かなり明快に回答しています。この内容の真偽も当然評価の対象になりますが、前提や論理展開がはっきりしているので、議論はより建設的になると思います。
 
 
 
戦争や 前原、上田をきれ (作業員)
2009-09-25 17:34:38
河野反原発太郎ちゃんをかついだセコーイ連中と、ミッチーのボンにヅラケンジの一党、そして、あるとすれば、プラス首都圏クソウヨ連合、上田は初めから、あちら側、のはずやろ。ええ機会や、上田をきれ、超鳩派自虐の詩政権に、クソウヨはいらんやろ。補償の前に、当然、利権の整理、が手順やろ、すぐに始めんかいさ、洗って洗って洗いまくれ、洗濯や、洗濯、どっかの人らも言うてたやろ、ニポンを洗濯汁! って。
 
 
 
Unknown (ぺい)
2009-09-25 19:00:17
そうか、やっぱり前原さんはお馬鹿さんなのか。
以前から、そうなのかな?と思っていたのですっきりしました。
でも悲しいね。大臣が馬鹿だなんて。
日本は悲しいよ。
 
 
 
結婚はしないが恋愛なら (五十路のおばさん)
2009-09-25 20:05:29
 マニフェストに掲げるくらいですから、説得性のある根拠を示すべきですね。詰めはこれから・・・なのでしょうか。とりあえず大臣に就任したので現地へ行かれただけかも。
 感情的ですみませんが(いつもですが)、前原さんは父親の職業を裁判所事務官のところを裁判官と偽り、涙を流して「知らなかった」と弁解されたことがありました。前原さん、法学部です。おめでたい!と言うか間抜けというか。しかも泣きながら言い訳してるのでは恋愛も無理です
ねぇ。
 
 
 
Unknown (部分やせ二の腕ちゃん)
2009-09-25 20:06:18
民主党はマニフェストだけに囚われて、周囲が見えていない様に思います…。もっと先にやることがあるでしょ!って思っちゃいます…。
 
 
 
修行が必要 (Unknown)
2009-09-25 23:25:19
「国益の追求ではなく我田引水のごとく
地元に利益をもたらす自民党的・政治屋に
慣れきった民度の低い原住民の相手など
真面目にできるか!」というのが前原氏の本心なのかもしれませんね。

本心がそうであっても大政治家を目指している以上、啓蒙もガス抜きもしない今回の対応はよろしくないですね。前原氏が代表にふさわしい
大政治家になるにはまだまだ修行が必要のようですね。
 
 
 
先ず隗より始めよ (きー)
2009-09-26 00:03:49
八ん場ダムとか、長年の自民の地盤であるところからやろうとするから、
色々妨害や問題や思いもよらなかった事実がでてきて難航するんじゃないかと。
まず、鳩山さんや小沢さんを始めとする民主党幹部の地元のダムを全部中止するところからやってみると、
かなり劇的な効果と説得力が生まれるんじゃないかと思うのですが。
今、中止が話題に上っているダムって、ほぼ自民党の地盤で行われているダム工事ですよね。
タイトルにもつけたように「先ず隗より始めよ」です。
まず最初に自分たちの足元の公共事業をすべて見直し中止する。くらいのことをやれば、
確実に日本全体の世論が、ダム工事などの全面中止のほうへ向かうと思います。
今、自民支持者の間では、結局小沢さんや鳩山さんの地元のダムはそのままじゃないか!
という声が起こっているわけですしねぇ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-26 00:32:00
>今、自民支持者の間では、結局小沢さんや鳩山さんの地元のダムはそのままじゃないか!
という声

今の支持率で上記が世間に伝わると
「自民党支持者はやはり我田引水のごとく
地元に利益をもたらすことを期待する民度の低い田舎者」と罵倒されそうですね。
 
 
 
必読!昨日の日刊ゲンダイ (Unknown)
2009-09-26 01:47:32
昨日の日刊ゲンダイによると
国土交通省の役人170人以上!が
八ツ場ダム関連の企業に天下っているそうです!

地元民を名乗る利権に必死な役人OBの姿が浮上してきました。

新政権はこの実態を大々的に喧伝し
ダム建設を堂々と中止すべきです。
 
 
 
八ッ場ダム報道でヤラセ発覚 (K)
2009-09-26 05:34:07
「世田谷通信」は,

「民主党が公約に掲げた「八ッ場ダムの建設中止」に対して、ダム建設の推進を訴える
中年男性や中年女性など地元住民の映像が各テレビ局のワイドショーや報道番組など
で繰り返し流されているが、これらの地元住民が、実はダム建設推進に深く関わって
来た長野原町の自民党系の町議会議員であったことが分かった。町議会議員でも住民
には違いないが、町議会議員であることをまったく報じず、いかにも仕事中のような
服装をして「われわれ住民の気持ちはどうなる!」「わたしたち地元の人間のことは
まったく考えてくれない!」などと、口にしているセリフも町議会議員の立場からの
ものではなく、あくまでも一般の住民を装っている。前原誠司国交相は、ダム建設の
中止を宣言した一方、これまで自治体が負担した負担金の全額返還は当然として、で
きる限りの補償をすると伝えているが、住民側はまったく受けつけず、とにかく「ダ
ムを造れ」と言い続けている。負担金を全額返還した上で十分な補償までするのだか
ら、計画を中止にしても住民にとっては何のデメリットもないはずだが、こうした反
対の声を上げているのが町議会議員だったということで、意地でもダムを造らせよう
としている意図が明確になった。この八ッ場ダムの建設に関わっている7つの公益法
人と13の民間企業には、そのすべてに合計で46人もの国交省の天下りがいる。ま
た事業の基本方針を決定した検討委員会も、委員長から委員に至るまでそのほとんど
が国交省の天下りで組織されており、石原慎太郎東京都知事も名を連ねている。言う
なれば「天下りの天下りによる天下りのための公共事業」であり、ダムが計画通りに
建設されれば、これらの公益法人と民間企業には巨額の予算が流れ込み、天下りたち
の下にいる県議や町議らにも莫大な「おこぼれ」がある。こうした構図を見れば、町
議会議員らが一般の住民を装うという悪質なヤラセを演じてまでダムを造らせようと
躍起になっている異常さもつじつまが合うだろう。(2009年9月24日)」

と報じています。信憑性は不明ですが、とにかくいろいろな利益団体が動いているのは間違いないようですね。


 
 
 
Unknown (のらひこ)
2009-09-26 07:38:33
古い話になりますが、渓流釣りが好きなため興味を持った40年前の話です。イギリス確かスコットランドで、ダムを作ったが魚道が機能せず鮭の遡上が出来ないため、完成早々のダムをダイナマイトで破壊したと聞き、釣り好きのエゴではありますが、溜飲を下げたことがあります。あと100mだから天候の変化を押して山頂を目指すと言うのは愚昧な人のするです。戦艦大和も完成直前でも、大鑑巨砲主義が時代に合わないと判ったら、進水式後でも解体を始めるのが当然のことでしょう。何故それが判らないのですかね?
 
 
 
国交省音頭 (吾妻川)
2009-09-26 07:38:59
金はあるある、金はある、ヨイヨイ!
八ツ場ダムにも、溜まります、お楽しみに~!

金はあるある、金はある、ヨイヨイ!
高速道路お代は世界一、江戸の昔の通行税、ヨイヨイ!

金はないない、金はない、ヨイヨイ!
一般道路は直せません、ヨイヨイ!

金はないない、財務省、ヨイヨイ!
県にも、市にもありません、哀いそう~!

国際コンテナーは乗りません、鉄道網、ヨイヨイ!
トラック使って、環境汚染天国、ヨイヨイ!

港はないない、ハブ港、ヨイヨイ!
釜山、上海>横浜、神戸です、ヨイヨイ!

国交イナゴは、腹一杯、ヨイヨイ!
日本列島、改造したるでえ~、お楽しみに~!

さあ、皆さあ~ん、短い人生、歌って、踊って、ノリノリ替え歌をどうぞ~!

金はないない、大企業、ヨイヨイ!
派遣歓迎、環境嫌い、ヨイヨイ!

金はあるある、経団連、ヨイヨイ!
政治献金、自民党、ヨイヨイ!

・・・
 
 
 
Unknown (へいみん)
2009-09-26 09:44:38
まだまだ、八ッ場ダムの他にもムダ建設は沢山控えてるからね。前例を作ったらダメだよ。ここは踏ん張って欲しいね。

 
 
 
あ、やっぱり… (kayano)
2009-09-26 09:51:49
kさん

あ、やっぱり…

どうもTVに出てくる住民の皆さん、真実味に欠けると思っていたのでした。

…なるほどねえ。

「周辺の整備に工事費の7割を使っただけで、本体のダム建設はまだ」とも聞きますので、ヤラセは間違いないと私は確信。
 
 
 
一般大衆は相変わらず愚か (マスゴミ大嫌い)
2009-09-26 10:38:32
上のコメントにあった世田谷通信などが真実なら、ちゃんと報道しないマスゴミに怒りを感じます。

そして「この程度の情報操作で俺らの味方をしてくれるなんて一般大衆は相変わらず愚か。これなら政権交代後も利権は確保できそうだ」

という地元自民党系政治屋と天下り役人を中核とした利権まみれの民度の低い住民の高笑いが聞こえてきそうです。

ゴキブリが1匹いるのは無数にいることの証拠。民主党政権、ゴキブリの巣となった古いシステムを徹底的に破壊せよ!
 
 
 
町民に反対する権利はある (かくせいⅢ)
2009-09-26 15:43:24
25日の石原都知事の記者会見での話。
「特定多目的ダムに関する法律はいくつかあるが、その中で、着工、中止、延期に関しては関係知事と話し合わねばならないと言う条項がある。国の一存で決めることが出来ない訳で、前原大臣は本当に気の毒だと思う・・」

すなわち、革命だからいけ!と言うおじさんや、上田を切れ!と言うおばちゃんらが夢想しているように民主党の一存では進められないわけである。(こんな法律は、マニフェストに入れるときに研究しておけよ、手抜きだらけだよ)

如何なる抗議電話を長野原町に掛けても、彼らの同意なく群馬県知事が折れるようには思えない。

>負担金を全額返還した上で十分な補償までするのだか
ら、計画を中止にしても住民にとっては何のデメリットもないはずだが

と、住民の苦労を知りもせず言う奴がいるんだよな。その昔、デモに行った時、機動隊に対峙せず後ろから石を投げる奴がいるんだ、石は機動隊に届かず、味方に当るんだよな。迷惑な奴だよ。皆が、攻撃すると、尻馬に乗って憂さ晴らしをする根性なんだろうが、石投げと同じ根性だから好きになれないね。

それと、「やらせ発覚」と書いているけど、やらせは、報道側の話だろう。報道側がどう偽装したのか、目的は何なのか、それらを証拠で示さなきゃ。今の話では、自民党議員が普段着でインタビューに答えていただけの話で、なにが「やらせ」なんだろう。その世田谷通信と言うのがうさんくさいね。どこかの息がかかっているのじゃないの?
 
 
 
五木の子守歌にヤンバラバンバンバン (作業員)
2009-09-26 16:35:55
これに対して利水・治水のため建設費を負担してきた1都5県の知事は「何が何でも推進していただきたい」(大澤正明・群馬県知事)などと異論を唱えている。略 中止の場合は、自治体の負担金約2000億円の返還を迫られ、770億円の生活再建関連事業も必要になるだろう。ダム完成後の維持費(年間10億円弱)を差し引いても数百億円高くつく。単純に考えれば、このまま工事を進めた方が得である。

ほんとなのかね、上記は、参詣とともに排紙になる日が近い毎日が公式に書いていること、みたいだが。ほんとなのか? 本当の、本当の、本当に、こんな試算でいいのか? おい、毎日、おめー責任とれるのかよ、で、ケツ清く、なんだと? 墓標のように、中止汁! ってか。どっちやねん? 毎日が本来やらねばならねのはね、ダム推進利権、と、ダム反対利権、の双方を洗う、ことだろうに、ともに保守派の利権、という、とつてもおいしいレアケースだろが、ちったあ、仕事汁!
で、世田谷通信が、毎日より、よくかけている、ってなあ、泣けるよ、ほんとに泣ける、きっこの独り言,
やで、あえぎ声、でもええけど、とほほ、ポンちゃんも、しっかり汁!
前原ガンバレ! 亀はもちっと歩みをゆるめよ。
 
 
 
慎太郎音頭 (吾妻川)
2009-09-26 18:44:50
官僚嫌い慎太郎さん官僚にすがり、こりゃまた、ぶったまげたあ~!
契約書作文、官僚の仕事、ヨイヨイ!

慎太郎責任、へっぽこ政治判断、ヨイヨイ!
ダム賛成理由、都民に説明しろ、あったりめえ!

スター銀行判断、慎太郎判断、ヨイヨイ!
定款、契約書作文、都職員、あったりめえ!

昔、No米、今親米、ヨイヨイ!
口先だけの障子やぶり、いきなり寝技は無理無理無理、絶対無理、

哀いそう~!

ヨイヨイ、ヨイショ、ヨイショ、押し出せ、押し出せ!!
ヨイヨイ、ヨイショ、ヨイショ、ゲロハケ、ゲロハケ!!
 
 
 
Unknown (平ちゃん)
2009-09-26 22:27:21
利水はともかく治水の方はほんとに大丈夫なんでしょうかね?

ダム反対派はヤンバダムは治水にも効果がないようなことを理の当然のように主張している訳ですけど、しかし、例えば、下引用の「カスリーン台風再来時の八ッ場ダムの治水効果はゼロ」をよくよく読むと、最後の方でサラリと「これは八ッ場ダム予定地上流域の雨の降り方が利根川本川流域と異なっていたからであるが」と触れてあって、このことからするとカスリーン台風のときは偶々ヤンバダム予定地付近には雨が降らなかったから治水効果はゼロとカウントされていることだけのことであって、カスリーン台風規模の台風が再来したときヤンバダム予定地付近にも大雨を降らせるようなことがあればヤンバダムの治水効果が発揮されるてくる可能性があるわけであって、、、さらに、そうしたことの弁明のためにか「他の大きな洪水でもよく見られる現象である」のような意味不明の一文の追加が、、、

こんな例を治水効果評価のトップ記事にもってくること自体、なんか胡散臭いのだけれども、、、

実際、7年ほど前には埼玉県内では利根川が氾濫する危険な状況にもなったとも聞くし、何年か前に日本海側でダム反対でダム建設が延び延びになっていた川の下流で大洪水になったって話もあったはず。

治水問題についてはこうした状況もあり、かつ、政府の現在の公式見解はヤンバダムには治水効果があるというもののままであり、これらを考えると政府として治水効果を認めたままでヤンバダムを中止することは国民、特に利根川流域の住民に対しての行政責任を放棄しているようでもあるような、、、

で、治水問題についての前原大臣の今の知識、見解は、在野の専門家による乏しい情報、解析能力の中で得られた知識見解でしかない可能性もあるわけであるから、今回改めて、行政の力を使って治水について情報収集、解析をやりなおして様々なケースについてシミュレーションしてみてもムダではないのでは?、、、その結果、これまでの政府の公式見解である治水効果があるとの結果は間違いであって、よって、今回、治水の面からもヤンバダムは不要であり建設を中止しますといった話になれば、政府としても首尾一貫してくるし国民、利根川流域の住民もヤンバダムの建設中止を(ダム建設の地元住民のひとたちのご苦労は別として)安心して肯定的に受け止めることができるようになるのでは、、、

>八つ場あしたの会 (RealWave)
>2009-09-25 17:28:47
>八つ場ダム反対の立場のサイトでは「八つ場あしたの会」のサイトの中止反対論への反論があります。
http://yamba-net.org/modules/problem/index.php?content_id=22#01

>(1)カスリーン台風再来時の八ッ場ダムの治水効果はゼロ
>利根川の治水計画のベースになっているのは1947年のカスリーン台風洪水であるが、同台風の再来に対して八ッ場ダムの治水効果がゼロであることが国土交通省の計算によって明らかになっている。2008年6月6日の政府答弁書は、カスリーン台風再来時の八斗島地点(群馬県伊勢崎市にある利根川の治水基準点)において、八ッ場ダムの治水効果がまったくないことを明らかにした。これは八ッ場ダム予定地上流域の雨の降り方が利根川本川流域と異なっていたからであるが、他の大きな洪水でもよく見られる現象である。
 
 
 
Unknown (ビリー・ザ・キッド)
2009-09-26 22:57:25
>昨日の日刊ゲンダイによると
国土交通省の役人170人以上!が
八ツ場ダム関連の企業に天下っているそうです!

オイオイ!、取材しないでデスクの上だけで作文書き放題=脳内妄想の日刊ゲンダイからの引用ってのは・・・?


>世田谷通信などが真実なら、ちゃんと報道しないマスゴミに怒りを感じます。

全ての局とは言えないけれど、ちゃんと画面の下に町会議員って肩書き書かれてましたよ。

現に私は知ってましたから。

「前原日記」とかのオバチャンも町会議員ですよ。
テレビの画面に表記されてるのを見ました。

それよりか、誰が見ても民主党応援団の各テレビ局(日テレ・フジも例外でなく)が、心情的にダム工事中止反対派の町民(町会議員)寄りの報道しているとこ見ると、今回の民主のマニフェスト原理主義は、現場においては、相当高圧的なのでは?

テレビを見ていて笑ってしまったのは、ダム工事中止派の「市民団体」
ハテ? 現地には町民と県民しか存在しないのでは。
「・・・・市」なんてあったかしら?





 
 
 
腐っても・・ではなく、腐ってるだけ? (かくせいⅢ)
2009-09-26 23:29:48
面白い社説を見つけた、毎日新聞の社説だ。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090923ddm005070074000c.html

結論は、何ぼ金が掛かろうが工事を中止せよ。金が掛かった方が身にしみるというものだ。

朽ちていく新聞とはこんなものさ。編集委員の頭の中が納豆状になって、多分糸を引いているんじゃないんだろうか。

いつから新聞はアジしか出来なくなったのだろう。冷静に理を説くのが社説と思っていたら、アジビラだよ。まず、治水効果が本当にないという合意はどこで出来ているのだろう。先日の、沖教授の話のように、これからは100年に1回の水害が、30年に1回になるだろうという時代に、真面目に検討しろよ。科学部があるのじゃないの、腐っても毎日新聞だろうが。

本当に思ったね。この新聞は、逝ってよし!
 
 
 
Unknown (八ッ場ダムが「災害」を増幅する危険性)
2009-09-27 00:04:35
http://news.livedoor.com/article/detail/4364327/
 
 
 
Unknown (平ちゃん)
2009-09-27 08:23:59
>腐っても・・ではなく、腐ってるだけ? (かくせいⅢ)
>2009-09-26 23:29:48
>まず、治水効果が本当にないという合意はどこで出来ているのだろう。

前原大臣の今回の政治手法の観点で言えば、ダム建設の地元住民の立場は全ての国民にとって明日の我が身って指摘もありますよね。
マニフェストに書かれていたからとの理由だけで国民の合意をとらないままにどんどん政策を進める。

既に、選挙でたいした争点にもされなかったけど国民生活に大きな影響を与えるようなCO2排出量25%削減(本年度比では~35%)も国民になんの説明もないまま「国際公約」をされてしまったし、、、

また今インターネットを見ていたら、民主党は夫婦別姓制を近々制度化していくとのこと、、、所管は千葉法務大臣ですけど千葉大臣は就任記者会見のときには他にも人権擁護制度の制度化も強く示唆していたけど、、、これら制度の是非についてはともかく、ヤンバダムの場合と同様にマニフェストに書かれていたことだけを根拠に国民に合意を取る努力も払われず、まともな国会審議もされずに制度化される懸念を強く覚える、、、

他にも国民生活に大きく影響を与えるような法案がマニフェストに書かれていることだけを理由に国民の合意を無視して強引に進められる懸念を今回のヤンバダムを始めとした民主党の最近の動きからは危惧されるのだけれども、、、
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-27 08:53:55
自公支持だった皆さんは政権交代後
何もかもが面白くないようですね。

確かもうすぐ自民党の総裁選挙がありますね。
選りすぐりの方を新総裁とし、皆さんの意見を
反映させた(次の選挙の)マニュフェストを作らせ頑張って下さい。自民党再臨は遠いでしょうが。
 
 
 
Unknown (平ちゃん)
2009-09-27 09:48:02
念のために書いておきますがw、私は自民支持じゃないですよ。
自民も自民なら民主も民主との立場。
(この立場はこちらのコメント欄にもこれまでも何度か書かさせて貰っていましたが)

小泉内閣のときには、2チャンネルで小泉内閣の政策、特に経済政策には反対をしてきました。当時、2チャンネルの経済板にはdellさんとかドラエモンさんなんかが小泉路線反対の論陣を張っていましたが、私はdellさんに近い立場(新古典派総合+マネタリズム?)で小泉路線に反対をしていました、、、それで、大筋、反対をしていた指摘の通りになったとも言えるわけですけど、、、

政治的に私の立場は、小選挙区制を中選挙区制(その他)にして国民の選択肢を増やし、国民の民意を議席数にできるだけ反映させるべきとの立場。
自民がいい、あるいは、民主がいいなんて2元論的な価値判断で状況を切り抜けられるような状況には、今の日本の置かれた経済状況、国際環境はない。小選挙区制みたいな政治を硬直化、閉塞化させるような選挙制度は見直すべきとの認識です。

、、、日本の小選挙区制の手本となった英国においても、現在、小選挙区制の見直しの論議があるとも言われているし、、、また、米国の2大政党制なるものも米国の民主党、共和党はともに党議拘束がないから果たして2大政党制と言えるのかとの話もあるだろうし、、、
 
 
 
公共工事を止めるだけが仕事か? (かくせいⅢ)
2009-09-27 10:03:30
民主党は、八ッ場ダムの中止について2005衆議院選のマニフェストに入れ、2007参議院選では、入れていない。しかし、2009衆議院選では、再び入れた。

なぜ、一貫しないのか。

真面目に国民生活を考えていないからで、党利党略が先行しているからだろう。本当に治水が必要かどうかを考えていたら、ダムを止める時には代案が出されるだろう。しかし、そのような話は聞いたことがない。だから、渋川市、前橋市、高崎市の住民の被災より、公共工事を中止したと言うパフォーマンスが重要なのだ。

今回のマニフェストに入れる前の儀式のような現場視察の話が紹介されている。こんなものなんだろう。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090916-896412/news/20090922-OYT1T00084.htm?from=nwla

山口県や九州などで、今年は水害が相次いだ。この防止策はどうするのだろうか。別にダムを必要と言うことでいうのではないが、やめることばかりが国交省の仕事ではなかろう。今年の災害地を訪ねて、対策を考えるのも前原大臣の仕事のはずだがね。
 
 
 
Unknown (平成生まれ)
2009-09-27 10:25:45
>良し悪しは別として、好き嫌いのレベルで私が生理的に嫌いなのは、(1)嘘つき(ごまかしを含む)、(2)バカ、(3)威張る奴、(4)ひがむ奴、の4つです。

私自身、自戒の言葉とさせていただきます。
ところで、私の知人に「人工の髪」の人がいます。本人に直接聞いてみたわけではないのですが、明らかに人工です。間違いありません。この場合、山崎さんの仰る(1)に相当するのでしょうか。本人が「いや違う。本物だ!」と言い張った時点で相当するのでしょうか。本題から外れた次元の低い(?)話で恐縮です。
 
 
 
負ければ賊軍 (ぎんえもん)
2009-09-27 11:11:47
京大卒の前原大臣はさすがですね。
数学が得意な人が本当の秀才で、日本の文系は数学が受験科目にない大学もあるので疑わしい人もいます。

わざわざ完成させてもさせなくてもいいダムを中止するのは、それが群馬県という自民党の牙城だからでしょう。
簡単に中止になると、自分だけが非難されるのでワザワザ相手が話し合いに応じにくい状況をつくっているのです。
このまま群馬県知事の反対でずるずると来年の参議院選までいくと国民の公共事業利権反対の声が沸き起こってまた自民党は負けるのでしょう。
それに日本は勝てば官軍負ければ賊軍の国です。
民主党が弱い地域は嫌がらせをされると分かれば、どの県も自民党を勝たせにくくなります。
今回、維新政府の薩長土肥がわりかし自民が勝ちましたがそういう県のダム(公共工事)中止に動くでしょう。
衆院選も鮮やかな民主党の戦略が目立ちましたが、このままだと差が開くばかりかもしれません。
 
 
 
公約 (国民)
2009-09-27 16:45:06
かって小泉さんは公約を反古したことをそんなもの大した問題じゃありませんよと言い放って我々を唖然とさせた。
公約というのは国民に向かって約束したことでありそれにのっとって政治をしていくことは至極まっとうなことである。前原さんがダム中止を宣言することはわれわれの声でもある。なぜなら民主を選んだの多くの国民なのだから。
すでに七割の予算を使っているとの報道は正確ではなく予算の七割を使ってもまだ本体さえ建設されていないということをあえて避けているかのような報道ぶり。半世紀近くたってなお完成しないというダムの必要性は全く無い。その無駄なものに税金をつぎ込むことのあほらしさ。
住民の感情はよくわかる。
しかしあくまでも建設続行を訴え続けたら多くの国民の怒りをかうことになるであろう。政権が変わったのである。税金の使い道を変えていかなくてはならないのである。
報道はいったいどの方向をみてやっているのであろうか。まるで前原さんが悪代官のごとく住民イジメでもしているような姿勢はどうかと思う。
彼の後ろには多くの国民がいることを念頭に入れて欲しい。
 
 
 
覚悟すべきこと (かくせいⅢ)
2009-09-27 18:50:32
国民は首尾一貫するのか。
あれだけの賛同を得た、郵政民営化もわずか4年で、官営化の方向に動き出していて、あなた方、国民は何を言ったのか。竹中・小泉に石を投げるだけだろう?違うか?

建設続行を訴えたら、国民の怒りを買うかもしれない。しかし、浅間山が噴火して、土石流で死者が多く出た時に、国民はどんな責任の取り方をするのだろうか。気の毒にとは言うだろうが、何も責任等取れはしない。ならば、治水の問題は、自分の身を守る為に、体を張ってでも主張せざるを得ないことである。あなたに非難する権利はなかろう。

あなたも時流に乗って、安全な所から石を投げているに過ぎない。(かく言う、私も大同小異だが)前原大臣の後ろにいる国民は、都合が悪くなると、大臣を平気で見殺しにする連中であることだと覚悟しておくことだ。
 
 
 
サンデープロジェクトを見て (Unknown)
2009-09-27 18:53:18
野党時代はあまり好きな政治家ではなかったが今日はなんだかオーラがあった。
JALの話もダムの話も理路整然で
民主党のニューリーダーという雰囲気が漂った。
自民党の大臣は県会議員や町会議員のような議員ばかりでやっと日本にも近代がやってきた。
亀井大臣も立派だった。
民主党を選んで良かったとつくづく思う。
景気は更に低迷するだろうが
日本に光が射してきた感がある。
小泉竹中の時はもう絶望だったから
今後が楽しみだ。
 
 
 
少し整理すると (RealWave)
2009-09-27 19:51:29
つぎのような原則は認めるべきだと思います。

(1) マニュフェストに書いてあることの実施の白紙委任を政権与党が受けているわけではない:
マニュフェストや公約は国民に「簡単にはできそうに見えないが、私に任せていただければできます」とお約束しているもので、「この件の実行の絶対的支持をお約束していただきます」というものではありません。つまり、マニュフェストは与党の義務ではあっても、権利ではありません。与党は、反対論、財源、法的障害、技術的困難さを全て解決しながら、マニュフェストを実行する必要があります。「マニュフェストに書いてあるから中止します」は論理として成立しません。

(2) ダムは地域住民のために建設されるものではない:
ダムは治水、利水、どちらも下流住民が利益を得るもので、地域住民は居住地の喪失という、大きな犠牲を求められます。当然補償はあるわけですが、ダム建設は反対が強いのが通常です。今回はその逆のパターンですが、いずれにせよ「地域住民のためにダムを建設する」というのは論理として成立しません。中止に伴う経済上の損害、精神的な痛手は補償すべきですが、下流住民に必要がなければダムを建設すべきでないとの当たり前です。

(3) ダムのコストはサンクコストを差し引いて考える:
要するに今までかけた金は全部忘れて、これからかける金と、ダムを建設した時の利益を比較すべきだということです。ただし、山崎さんのご指摘の通り、国から地方自治体への返還金が生じても、それは「コスト」ではありません。サンクコストという過去費用が国と、地方の間で帳簿の付け替えがあったと考えるべきです。これは開発中止になった製品に、子会社が過去に払った開発費用分担分を親会社が返還しても連結会計上は違いがないのと同じです。

今までのコメントを読むと、(3)について、「損だ」「得だ」という論争があるようです。損か得かという問題は基本的に経済的問題で、建設中止で損になることと、得になることをリストアップして、一項目づつ金額の妥当性をチェックするしか、意味のある作業はありません。この作業を怠って、論争しても建設的とは言えません。

ただし、「防災」や「渇水対策」はかなり心理的な側面があります。要は死亡保険金の必要額は人により違うということです。したがって、この部分で数字をいくらでもいじくることができるのは確かです(ダムが本当に防災効果を持っていればの話ですが)。

官僚はこの種の計算をするのが得意というより専門です。正面切ってダムの効果を否定しようと思っても、簡単にはいかないでしょう。ダム中止をしようとすれば、大臣が権限を駆使して内部資料を開示させ、ダムの効果算出の論理のいい加減さを証明するしかありません。
実務的にきちんと過去の官僚の論理を論破できるかどうかは能力そのものです。前原大臣、民主党の真価が問われていると言ってよいかもしれません。もちろん過去の官僚の作文技術を使えば、ダムの効果の否定など簡単かもしれません。しかし、それでは官僚依存は何も変わっていないと言えるかもしれませんが。
 
 
 
ダムもJALも右肩上がりの理論 (Unknown)
2009-09-27 20:11:46
前原氏はなかなか良いことを言っていた。
彼曰く
ダムもJALも1989年までの右肩上がりの
産物だ。それから20年も持ったものだとあきれてしまう。
いくら最もらしくサンクコストを議論しても経済が低迷している日本では右肩上がりの産業構造では議論にならない。
ただ、競争をさせるためにもJALは潰さないと断言。


Sunk cost
In economics and business decision-making, sunk costs are retrospective (past) costs which have already been incurred and cannot be recovered. Sunk costs are sometimes contrasted with prospective costs which are future costs that may be incurred or changed if an action is taken. Both retrospective and prospective costs may be either fixed (that is, they are not dependent on the volume of economic activity, however measured) or variable (dependent on volume).

 
 
 
こけおどしかな? (かくせいⅢ)
2009-09-27 22:18:43
こけおどしに英語のWikiなどを貼ってるが、内容を理解していないことが歴然だ。

サンクコストは、経済の右肩上がりだとか、下がりだとかは全く関係ない。今までの投下の金は、沈んだと考えて、これから掛かる金で意思決定する。その時には、経済の状況は重要である。

今日のサンプロを見ていて傑作なのは、論理の飛躍である。本来は、ムダを失くす為にやるはずなのに、途中から議論は幾らかかっても公共事業を中止せよという輩が出て、前原大臣もそれに乗っていた。今度は、金に糸目をつけないで公共事業を止めるのだと言う、目的のすり替えがなされている。(あの毎日の社説がこれだ。)本当に、日本人は、目的志向が出来ない。

亀井大臣が立派と言う人は、ミラーマンだけだと思っていたら、居たね。この人の所為で、多分日本は痛い目にあるでしょう。それも業でしょうね。

RealWave さん
税金でもポケットが違っておれば別会計にすべきだと思います。東京のように交付金を貰ってない所は特に別会計でしょうね。資本的なつながりはないでしょう。連結対象でもなし。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-28 00:47:24
相変わらず、ケチをつけるしか能のない評論家だ。
自分の職歴と同じで。コロコロ変わることでしか欲求を満たせないから、
どうせ、またすぐ「政権交代しろ」って言うんだろう。
 
 
 
Unknown (09-27 16:45の国民様のコメントに同感)
2009-09-28 02:05:15
マニュフェストが実行されることになり、
慌てたり驚いたり怒ってる方が散見されます。
しかし、マニュフェスト・公約の本来の姿は下記が正しい。

>国民に向かって約束したことでありそれにのっとって政治をしていくことは至極まっとう

「公約を反古したことをそんなもの大した問題じゃありません」というのは民度の低い恥ずべき状況で、原則として実行されると考えねばならないものです。

>予算の七割を使ってもまだ本体さえ建設されていないということをあえて避けているかのような報道ぶり。半世紀近くたってなお完成しないというダムの必要性は全く無い。その無駄

同感です。戦後、何人もの総理大臣を輩出してきた群馬県。その膝元で失笑を禁じえない進捗率に留まっているという状況がダムの無駄さを雄弁に証明しています。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-09-28 02:46:02
>報道はいったいどの方向をみてやっているのであろうか

(全部ではないが)マスゴミは「国策に翻弄される哀れな住民」という点にクローズアップし視聴率などを稼ごうということでしょうね。地元自民党系政治屋と天下り役人の跳梁にクローズアップすれば受け手の印象は全く変わりますよね。
 
 
 
評論家業 (山崎元の息子は知的障害者)
2009-09-28 05:58:10

評論家業は楽でいい。未経験で政治の是非を語れるんだからな。

 
 
 
合成の誤謬? (朝風夕波)
2009-09-28 05:58:35
RealWaveさん、お早うございます。
八ツ場ダム、あるいは「多目的」ダムって、いろいろな事の、極めて日本的な「合成の誤謬」(要するに“戦艦大和”)ってヤツじゃないんでしょうかね?そう思えてきたのですが・・・。

1. 土石流の土留め工事vs利水のためのダム工事
2. 地元住民の生活権(土留め工事含む)vs下流域住民の利水便益(ダム工事)
3. 地元住民の生活権(吾妻川渓流釣師含む) vs地元業者(主として土建業者)の経済利益
4. 地方経済下支えvs政府財政不如意
5. コンクリート・アイランドvs未来指向型経済
6. 自民党族議員利権vs民主党政治キャンペーン
・・・

高価、高級素材(技術力?)を使っても、「ごった煮」は不味い、時には有毒ですらあるというヤツですね(要するに“戦艦大和”)。 “戦艦ヤマト”は 現在日本自体の象徴でもある、と。長年の族議員利権政治・経済のグロテスクな構築物である、と。

妄想ついでにいうと、可能性は極小でも、活火山浅間山の火砕流が大量に流れ込む可能性がゼロでないとしたら、想像を絶します。日本は、プレート・テクトロニクスがぶつかり、せり上がって出来ている火山列島でしたね。柏崎、岩手・宮城内陸地震の時も、コンクリート力(技術力)が天災に負けた事例です。結構頻繁ともいえます。

日本列島「改造」は今後の日本を作るためにも必要です。しかし、「改造」は絶対的な「保存」を含みます。
悪天候の登山を止める勇気をもつように、“戦艦大和”建造は直ちに止めるのが大原則だと思います。その時、経済計算的にはサンクコストの概念は非常に重要ですね。
 
 
 
治水に議論を集中 (広瀬誠)
2009-09-28 06:46:43
核家族項ではTB承認ありがとうございます。今回は、利根川の氾濫に的をしぼるべきです。有効ならたとえ堤高をさげても工事を再開すべきです。治水当局は利根川氾濫の恐れを声高に警告しています。カスリーン台風で該地区でたまたま降雨が少なかったこと、上流域んの4%近くの面積しかカバーしないことは工事中止の理由になりません。大河の堤防は99%の水量のもちこたえ、最後の1%の水で決壊するのです。
 
 
 
政権交代したんだけれど (Unknown)
2009-09-28 06:51:16
まだ民主党が野党のような錯覚を持った人は
江戸時代の武士がいまだに明治政府を認めていないようなものだろう。
ベクトルは大きく変化し日本は舵を切った。
それは国民の大部分が想像を超えるものかもしれないがそれはそれ民主党が進む道だろう。
俺は偉いがお前は馬鹿だの議論もよかろうが
自分たちはすでに江戸時代の武士だと言うことを理解する必要はあろう。
唯一舵を元に戻すには次の参院選で自民党を大勝だが余程株価が暴落し景気が悪化しない限り
自民党に勝ち目はないだろう。
25%の削減という横暴と言われる事も
ダムの中止もおいらには全く良いことだと思うが
そうではない人たちにはつらい時代だろう。
 
 
 
地元民にも中止反対を言う権利はある (かくせいⅢ)
2009-09-28 09:15:35
>ダムは地域住民のために建設されるものではない

そう言い切れるかな?

例えば、今回の場合長野原町の住人がダム完成時に水没するので移住することを了承した。その前提に、ダム湖の観光客を相手に事業をすることを考え、彼の得た補償金と手持ちの金でそれに向いた場所を確保していた。

このような場合、予定通り建設せよと主張する権利はあると思う。今までの居住場所を引き払う前提にダムの建設結果が含まれている場合は往々にしてあるのではなかろうか。

別の話で、計画から50年近く掛っているから、止めて当然のごとき話がある。それは、全く別の理解をすべきではなかろうか。計画即実行は中国であろう。その代わり、強制執行ばかりであり、警官や公的暴力装置を用いて実行するから早い。

実は、日本も昭和50年ぐらいまではそうだった。議会で可決し強制執行を警察機動隊を送り込んで行った。しかし、成田空港辺りからそういうことをしなくなった。

これはこれで一つのやり方ではあるが、いかにも効率が悪い。成田が世界の国際空港から辺鄙な田舎の空港に落ちぶれた原因の一つに地主の了承を得られないことがある。

今回のダムも水没地主との交渉の時間がとてつもなく長かったことがあったのであろうし、費用が計画の倍以上掛っているのは、補償関連の費用が膨れたのではと思っている。計画から完成まで長すぎるのも問題だが、短いのはなお問題であろう。着工までの期間が長かったのは、丁寧な話し合いをした証拠かも知れない。

しかし、中止しますと言う方針は、その話し合いに比べれば、出鱈目に短い。党の名前とは異なり、非民主的なやり方なのであろう。
 
 
 
Unknown (taka)
2009-09-28 09:55:03
元気か?
 
 
 
Unknown (taka)
2009-09-28 09:57:33
評論家は好き勝手に言うだけでお金貰えるから羨ましい。俺も評論家なろうかな。
 
 
 
国が地方にお金を払っても、それは追加のコストではありません (RealWave)
2009-09-28 10:15:06
この点誤解があるようなので再度。

かくせんⅢさんたちがおっしゃているように、国が地方にお金を払うのは、会計が別なのですから、一応支出には変わりません。私は親会社、子会社間の帳簿上のやりとりと同じと思っていますが、法的には制度がないわけですから、これはただの「考え方です」。

それでは返還金の対象が地方自治体ではなく、民間企業だったり、外国だったらどうでしょうか。確かに、国、地方自治体を含め、公会計からの純支出が発生します。

しかし、この支出は借有金の返済ですから、ダムを建設しようが中止しようが発生します。まさにサンクコストです。結局、ダムが追加支出に見合った、経済効率を発揮しない限り、追加支出はするべきではないことになります。

たまたま、金の流れが国と地方自治体だったので、もし中止という話が持ち上がらなかったら、返還金の話もでなかっただけで、「使ってしまった」という事実に変わりはありません。もし、国から地方への返還金を追加コストに勘定するなら、その時は過去の支出はその分差し引いて考えて置くべきです。

過去に支出だと思ったものが、突然支出ではなかったということになると、会計的にはその分黒字が発生して、地方自治体への支出と相殺されることになります(あくまでも、国と地方自治体を一体と考えての話ですが)。支出の前後や、名目が変わるだけで実質は何も変わらないということです。

以上、結構書いていてもややこしい気がしてきましたが、「サンクコストは取り戻せない」という原則に立ち返ればご理解いただけると思います。
 
 
 
返還金の取り扱い (かくせいⅢ)
2009-09-28 13:53:26
>、「サンクコストは取り戻せない」という原則に立ち返れば・・

サンクコストを取り戻しているのではありません。
ある企業Aが、設備投資をして他社Bと共同で商品Sを生産することになりました。機械を買ったのですが、障害が発生してそのプロジェクトを中止するかどうかを検討している時、A社の事由により中止した場合、違約金をB社に払う契約になっていたら、違約金は新たな発生費用ですから、プロジェクトの推進可否検討の費用項目に入れなくてはならないでしょうね。一方B社は、機械を買う時に出した費用は返してくれるので、プロジェクトを中止しても、サンクコストは発生しないのです。(人件費等の既払い費用はありますが)

今回の国と地方自治体の関係について言えば、そもそも公共投資を中止するのは、そこから子供手当て等に当てる財源の捻出の為だと民主党は言ってます。したがって、地方自治体に返還金として出すと、それは子供手当て等の財源が明確に減少する訳ですから、地方自治体と同じ財布とするのは無理があります。だから、ダム工事の続行か中止かを決めるお金の問題では、返還金は計上して計算しないとおかしいことになります。

PS 小生のHNは、「かくせいⅢ」でして「かくせんⅢ」ではありません。詰まらぬ事ですが、店主がご注意されてなお、正しくお書きにならないのは、何か意図でもございますのでしょうか。
 
 
 
意図はありません (RealWave)
2009-09-28 15:17:25
かくせいⅢさん、

何度も済みません。もちろん意図はありません。間抜けなだけです。今度は「かくせいⅢさん」で単語登録しましたから打ち間違えは一掃されると思います。

国が地方に払う返還金が生じた場合、サンクコストとして支出済みと考えるか、新たな支出と考えるかは、定められたルールもなく、最後は考え方の問題です。この件を話し出すと水掛け論になる危険がありますが、かくせいⅢさんの例を使って考えてみましょう。

A社とB社が共同プロジェクトをして、A社が一方的な理由で契約解除を行って違約金を払う場合、その違約金はサンクコストではありません。その通りです。

しかし、B社がA社の子会社であれば、A社の連結には関係がありません。B社にとっての違約金の意味(親会社を訴えるかどうかは別にして)、連結内部の評価指標に影響を与えるかどうかというだけです。したがって、プロジェクトの過去投資はサンクコストです。

地方自治体も国も企業ではありませんが、地方自治体のは財政の健全性や、法の施行など様々な点で国のコントロールを受けていて、一般企業なら連結対象になって当然のような状態です。もちろん法律がない以上、返還金はサンクコストの帳簿上の入替ではないという主張は成立します。ここは今後議論になるかもしれません。もう少し考えておきます。



 
 
 
500人 (花いちもんめ)
2009-09-28 17:26:29
500人の村
3000円億円かけて
道路を作るか?
国の形態を考え直すチャンスが来た
新しい時代が来た事を理解すべきだ
 
 
 
Unknown (yuta)
2009-09-28 20:48:27
当初、70%進行と聞き、中止は可能なのかと思いながら新聞を読むと、会計処理の工事進行基準のトリック?なのは、直ぐに理解できました。
マスコミの報道では、70%完成とか反対派地元住民の声が過剰に報道され、バイアスがかかっています。同時に、不勉強な司会者、メンテーター、芸能人が、前原氏の発言に非を唱えるのがTV的なんでしょうね。
TVの稚拙な報道姿勢が改革の芽を潰してしまう恐ろしい事です。
 
 
 
Unknown (古くさい方、退いて下さい!)
2009-09-29 02:59:27
「古くさい方、退いて下さい!もうあなた方に出番はない!!」

総裁戦で上記の演説をしていた河野氏は議員票35で敗北。老害長老の支持を受けた谷垣氏が議員票120、老害長老の密命により若手分断を図ったと噂される西村氏が議員票43!自民党は老害を温存・擁護する人々に癒しを与える政党になるのかもしれません。

>民主党が野党のような錯覚を持った人は
江戸時代の武士がいまだに明治政府を認めていないようなもの
>25%の削減という横暴と言われる事も
ダムの中止もおいらには全く良いことだと思うがそうではない人たちにはつらい時代

新しい時代の到来に対し
①既得権益を失う政治屋・役人(OB) と
②(本人にとっての)良き時代の思い出にすがる老人は抗うでしょう。彼らが求めるのは「過去」だから。

1978年の日本版マスキー法の時のように環境技術の革新により先行者利得などを目指すべきだと思うし、救国の意思も能力もある人材が相当いたかっての自民党自身があの程度の扱いをしてきた(実は重要性の乏しい)ダムの建設なんて即時中止すべきだ。

多くの民は「過去」ではなく「未来」を求めている。
 
 
 
Unknown (花いちもんめ)
2009-09-29 10:21:03
自民党は終わってる
報道をするほどのことではない
昔の話さ
 
 
 
Re Unknown (kakusei Ⅲ)
2009-09-29 10:42:20
>自民党は終わってる

その通り。当たり前のことを、何を今更。

このエントリーで議論しているのは、前原大臣のやり方の是非。それに関連して、八ッ場ダムの是非。

それに関する意見をどうぞ。
 
 
 
Unknown (花いちもんめ)
2009-09-29 15:49:59
八つ場ダムの中止反対派は自民党支持者だ
いろんな意見がある
あまり浅く物事を考えない方がよい
そういう人が多くなったことをなげく ↑
 
 
 
Unknown (通りすがり)
2009-09-29 18:03:02
そんなに造りたいなら国は金をこれ以上出さないで利害関係のある1都6県で金を出して造ればいいと思う。
そうなった場合、果たして1都6県の納税者は賛成するかどうか?
自分の税金が使われるとなると考える人が多いじゃない?
 
 
 
温暖化ガス削減目標について (かくせいⅢ)
2009-09-29 18:36:21
店主 さま
CC RealWave さま

前回のエントリーの時に、温暖化ガス25%削減の話で、やれなかったらごめんなさいでいいではないかと言う話をされましたが、それほど緩い削減目標でもないようです。やはり、2012年の約束期に削減目標に達していないので、排出権を購入することを始めており、現行価格では、8000億円ほどの持ち出しになるそうだ。
欧州等は、ちゃんとワナを仕掛けていて、自分たちは楽に目標を達成できるからくりを造っていると言う。国際舞台で、安易に約束することと、見栄を張ることはもっともやってはいけないことだと思う。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090928/205705/?P=1
 
 
 
「鳩山の25%減」 (山崎元)
2009-09-29 20:34:20
かくせいⅢさま

黒木亮氏の書かれた記事のお知らせありがとうございます。黒木氏は現在、雑誌に排出権取引をテーマにした小説を書かれているので、この分野には関心があるでしょうし、詳しいはずですね。

京都議定書は交渉ごととしてみると、日本が一番割を食ったのでしょう。これは、現実に約束したので仕方がありません(高く付いた見栄ですが)。

しかし、今回の「鳩山の25%減」は、25%という数字を出して交渉を呼びかけただけで、未だ何も約束したわけではありません。理屈上は、相手に大きな削減を要求することも出来ますし、少々の恥をがまんすれば下方修正も出来るでしょう。

GDPあたりのCO2が一番少ないのは日本ですから、各国を交渉の土俵に上げて、自分達が正しい手を打てば有利なはずです。CO2問題がスポットライトを浴びることを日本が避ける理由はありません。

全く出来ないと分かっていて「25%減」を掲げ続けるのは国内的にも問題ですが、国民に危機感を持って貰う意味でも、大きめの数字を一度言ってみるというのは、首相として(鳩山氏がそれに足るほどの大物かどうか知りませんが)悪くないのではないでしょうか。

京都では既に下手な約束をしてしまった。今回の25%減はまだ約束ではない。この点は大きくちがいます。今後の交渉次第で「鳩山の25%減」は好手にも悪手にもなるのではないでしょうか。

もっとも、日本でどうやってCO2を削減するのかについて、鳩山氏も政府も考えておく必要はあると思います。

原子力は避けて通れないポイントでしょうね。かくせいⅢさんが仰るように廃棄物処理が悩ましい問題(ごく一部ですが私が関わっている問題でもあります)ですが、これを調整した上で、原子力発電を大々的に展開するなら、CO2削減には大きな前進になりそうですし、将来、原子力発電が有力な輸出産業になるかも知れません。

ただ、原発の大々的推進には相当の激論を伴いそうですね。

尚、日本の核処理技術と衛星打ち上げの経験などを加味して考えると、実質的には、北朝鮮などよりも、日本の方が遙かに実力のある「核保有国」ですね。外国も、そのような警戒心をもって日本を見ているのではないかと思います。

この状況で、日本が、原子力発電に邁進するというのは、国際的にも微妙な問題かも知れません。
 
 
 
エネルギー源にまつわる雑談 (かくせいⅢ)
2009-09-29 21:45:13
RealWave さま

関与されておられるだけあって、やはり詳しいですね。

ただ、逆らうことになるのですが、私は正直もう一つ原発に危惧することがあるのです。それは、一旦、事があれば相手側の攻撃目標になることです。

これはピンポイントで、命中確率はきわめて低くても、命中すれば原爆ですから、広範囲な汚染と発電能力の毀損が同時に起こりますので、勘弁してよというところがあります。自分側に大きな弱点があると、チキンゲームが絶対に出来ないと言うのが辛いです。

もっとも、世界全体に原子力発電が行われるようになれば、同等の弱点をお互いが持つので、相殺出来るのかも知れません。

その点、スマートグリッド利用による分散型の発電は、送電ロスも少ないですし、私は魅力あるなと思ってます。それは、太陽光・熱ではなく、小型の水力発電です。小川でも十分な発電が出来ますから、日本の急流には向いているのではないでしょうか。もう一つが、地熱発電です。これは、熱発電素子を使うレベルから出来ますので、日本のような温泉がそこらじゅうで湧く国は、ラッキーです。後、メタンはイドレイドが使用可能になると、炭素系燃料ではありますが、CO2地中貯蔵技術と対にして、資源国になれるので、夢があるなと思ったりしています。

こう言うことの、技術開発が進むインセンティブ政策を早くやるべきでしょうね。若者に、フロンティアを開放することは閉塞感を霧消させるのではないでしょうか。
 
 
 
水で困る時代が来るよ (かくせいⅢ)
2009-09-29 21:53:56
>あまり浅く物事を考えない方がよい
そういう人が多くなったことをなげく

浅い考えしかない奴ほど、他人を浅い考えだと決め付けたがるから面白い。それは、仕事をしていない奴ほど、こんなに仕事しているのに、給料をくれないと文句を公言するのだ。不思議なことに、よく働く奴ほど、何も言わないでこつこつと働く。なぜかと言えば、できる奴ほど目標が高いからだといわれている。

目標も多分余りなく、その日暮らしの思想しか持ち合わせてなさそうな「はないちもんめ」さん、これから先のことを少しは考えて悩むのも器量を少しは大きくするよ。(余計な心配かな)

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20090924/102260/?P=1
 
 
 
発信者を間違ってました (かくせいⅢ)
2009-09-29 21:59:46
店主がお書きになったものを、RealWaveさんが書かれたものと、思い込んでおり、大変失礼致しました。申し訳ございません。釈迦に説法の面あろうかと思いますが、ご寛容なるご高配をお願い致します。(赤面)
 
 
 
気になさらずに! (山崎元)
2009-09-30 00:55:37
かくせいⅢさま

先輩でも、間違うことがありましたか。しかし、どうぞ、お気になさらずに。

発話者が誰であるかに関係なく議論をするというのは、ある意味では、議論の理想かも知れません。

また、テレビ(特に生放送の)に出ていると、他の出演者(特に司会者)がとちってくれると、何やらホッとして安心するものなのです。

繰り返しますが、どうぞ、お気になさらずに!
 
 
 
なぜ日本のCO2削減が進まなかったのか (RealWave)
2009-09-30 08:19:09
店主殿に間違われるとは、これにまさる光栄はありません。かくせいⅢさんの紹介された黒木氏の見解に一言。


EU特にドイツは、東側諸国の非常に効率の悪い産業システムを90年に抱えて、そこから削減を評価してもらえたので計算上非常に有利になりました。外交上の勝利と言えばその通りでしょう。

しかし、日本はなぜ水ぶくれしてしまったのでしょうか。「すでに絞り切ったからだ」というのは、少なくとも科学技術から考えると正しくありません。全面的な原子力発電化などをしなくても、数%の削減などいつでも可能だからです。

たとえば、自動車を小さなものに替える、石油の代わりに天然ガスを使うといったことを地道に行えば、いくらでも温暖化ガスは減らせます。

90年以降日本の省エネの歩みが止まった一番大きな要因は、70年代から80年代初頭までの石油値上がりが一息ついて、石油価格が極めて安定的に推移したからです。

石油価格は80年代中盤には低下に転じて、それがソ連の崩壊に直接つながったと考えれますが、温暖化ガスの削減は、省エネ技術の開発や、設備投資が必要なので遅行性があります。

2000年代から再び石油価格が上昇して、プリウスのヒットに象徴されるように、また省エネが脚光を浴びてきました。70年代の省エネルックはクールビズとして復活しました。

25%の削減率を90年を出発点に計算されるのは、確かにしんどいし、不利なのですが、90年代に本来行われるべき省エネの努力を再開すると考えれば、不可能とは思えません。

問題は先述のように、省エネは技術開発、設備投資の効果は遅行性があり、効果出るまで競争上相対的に不利になることが考えられることです。

そこで政府が省エネ技術課発や、省エネ設備投資に補助金を出すことが考えられます。財源は炭素税、グリーン課税を創設しても良いでしょう。これは将来への投資です。少なくとも無駄な道路建設よりずっとましな投資です。

うまく回転すれば、省エネは社会福祉とならんで有効な景気刺激策になります。25%削減の家計の負担が問題になりますが、支出が増えればそれも景気刺激です。

これは極めてバラ色の未来予測です。しかし、黒木氏の灰色の未来予測と同じくらいの妥当性を持っていると思います。どうせ未来はわかりません、それならば人を恨んで後ろ向きの議論をするより、前向きにできる努力をしてみたらどうでしょう。
 
 
 
Unknown (花いちもんめ)
2009-09-30 08:28:59
>水で困る時代が来るよ (かくせいⅢ)
あまり人を批判しない方がいいよ
人それぞれ考え方もある
人が何を考えて何をしているか分ることは偉いですね
私には分りません

人を批判する人ほど自分が見えない
まあ 気をつけることです>>>自分に
自分から考えれ人に多いですが
 
 
 
冷汗三斗です (かくせいⅢ)
2009-09-30 09:25:19
店主 さま

ご寛大なるお言葉、汗顔の至りでございます。

RealWave さま

温暖化ガスへの資源投入が、公共事業などと同じ乗数効果をもたらすような発言が、民主党とその取り巻き筋から流れているのですが、多分違うだろうと思っております。ご紹介するのは、前回ご紹介したもののパート2ですが、結構丁寧に論じておられますので、ご参考まで。最後は、どこまで我々が生活を変えれるかに掛っているのではないでしょうか。

http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/sawa/07/index.shtml

花いちもんめ さま
>あまり人を批判しない方がいいよ

仰る通りでございます。以後気をつけますですが、あなた様の「浅い考え」のご批判に反応しただけなので、あなた様も「人を批判しない方が良いよ」と自分に言い聞かせてあげてください。悲しいかな、人間は自分のことをすぐ棚に上げて人を悪し様に申しますものですから。
ところで、これから先の水事情お読みになられましたでしょうか。あなたが思っておられるほど、ダムをやめたらばら色の世界になるものではなく、自然は読みきれるものではないのですね。お互い、勉強しましょうね。
 
 
 
短期的にはご指摘の論文が正しいでしょう (RealWave)
2009-09-30 17:18:56
かくせいⅢさん、

温暖化の話は、「核家族という「ぜいたく」」で大分やり取りをしたので、繰り返しになる部分はなるべく避けようと思います。

かくせいⅢさん紹介の澤氏の記事の内容は相当正しい、多分短期的には楽観論より、こちらの批判的観測が当たっていると思います。それは、革新的技術の開発、大規模な産業設備の更新、ライフスタイルの変化は、どれ一つとってもある程度時間がかかるからです。

つまり、エアコンを買えばエネルギー消費が増えますし、エアコンの効率が上がっても、部屋数が増えれば、エネルギーを余計に使います。エネルギーの消費量と生活水準は短期的にはリニアな関係にあります。

その意味で2020年という目標年は近すぎてかなり厳しいでしょう。経済的には単独では達成不可能で、公平な競争関係が維持できる程度には、国際的に協調した規制が必要でしょう。

しかし、澤氏は国際関係をジャングルの弱肉強食としてしかとらえていないように思えます。「甘いことを言っているといいようにされる」と心配する気持ちもわかりますが、欧米生まれのゲーム理論でも、最初は譲った方が良いという考え方もあるのです。強気で突っ張ることのマイナスも考えておくべきでしょう。

技術進歩のポテンシャルに対する認識も、やや悲観的過ぎると思います。科学の進歩速度はある程度の予測はできても、所詮は楽観か、悲観という「見解の相違」に落ち着いてしまいます。結論は水掛け論になりがちですが、楽観論にも根拠はあります。

ガソリン自動車のエネルギー効率は、よくて20%程度、アイドリングも含めれば10%以下です。旧式の火力発電所の効率は25%以下、送電効率を考えると日本でも50%以下です。進歩の余地は多々あるわけです。

25%の温暖化ガス削減の約束が馬鹿げた冒険主義か、先見性のあるリーダーシップの表れかというのは、再び見解の相違です。短期的には温暖化ガス削減と経済の負の効果を否定するのは間違いです。しかし、負の関係を長い未来に伸ばすのも同様に間違いではないでしょうか。
 
 
 
技術開発四方山話 (かくせいⅢ)
2009-09-30 18:37:54
RealWave さま

私もここで再論する積りはありません。偶々、メルマガで読んだので、ご紹介だけです。その前の、黒木氏の論の紹介は、店主が余り数値にこだわらなくてもと書かれていたので、それに関する情報提供の積りで貼り付けました。

序ながら一言ですが、技術開発に関して、悲観的との認識のように承っておりますが、私とは異なるかなと考えています。アメリカ版のマスキー法は未達成のまま廃案となりましたが、日本版のマスキー法は達成されました。結局、あなたの言う個人の力の差で、日米が分かれたのですが、日本でも、本田宗一郎なかりせば、絶対に達成されることはなかったでしょう。空冷か水冷かで、部下と殴り合いをするぐらいの情熱・闘争心・開拓者魂がなければ、未開の荒野に乗り出すことすらしないでしょう。ホンダがR360で失敗し、4輪車で市場から駆逐されないために、挑んだ成果でありました。これを見ても、開発とは「まず頭脳」ではありません、「まずスピリット」なのですが、これが忘れ去られているように思います。それは、起業することと同根だと思っており、無難を希求する若者に(高校生の将来の職業希望の60%以上が公務員と教員だったと記憶してます)幻滅している昨今です。時代の流れですね。
 
 
 
同じ関係? (年上女房っていいですよ)
2009-09-30 22:29:25
ヤンバさんは、岩手のいっちゃんにおやつ渡してなかったのかな?

同じく、地方の銀さんは、広島のカメさんにエサ与えてなかったのかな?

食い物の恨みは怖いって言うから…
 
 
 
Unknown (まみ)
2009-10-01 01:19:17
予測通り
前原さんは党内である意味火種をもってると思います
 
 
 
大衆ではなくエリートに (Unknown)
2009-10-01 02:34:01
>無難を希求する若者に幻滅している昨今です。時代の流れ

人口増加・経済高度成長期に生まれ企業戦士となった若者と人口減少・経済停滞期に生まれ公務員(志望)となった若者に本質的な優劣はなく、それぞれが生まれた時代に適応した、まさに時代の流れ。

底上げをする必要はあっても一般大衆にあまり期待・失望しても仕方ない。エリート(の芽)に期待すべきであろう。
 
 
 
山崎さんに賛同します (田中伸一)
2009-10-01 16:54:14
多くのコメントが行き交っている中、話を戻すのは恐縮ですが、山崎さんの最初の記事についての感想です。
サンクコストを無視するべきである点はその通りだと思います。半月余り前に、民主党HPの意見欄に、サンクコストは忘れて、今後必要となるコストをベースに費用対効果(B/C)を精査して国民の前につまびらかにすべきであると書かせてもらいました。また、地方自治体の負担金分の返還費用を中止するための費用と考える必要はないとも書かせてもらいました。返還金は、所有者が国から地方に移管するだけでドブに捨てられる訳ではないからです。

サンクコストを無視して精査した結果B/C>1となることを民主党は恐れる必要はないと思います。予算が無限にあればB/C>1の事業はすべて即座に推進すればよいのですが、残念ながら予算は有限ですから、優先順位付けを行わなければなりません。B/C>1ということは、いつかは事業を行ってもよいもので、優先順位付けを検討する対象となる権利があるというだけのことではないでしょうか。

予算を、優先順位に従い、省庁の既得権の垣根を越えて動かすというのが民主党の真骨頂のはずです。その優先順位づけに対して国民の理解を得るためにも、精度には限界があるでしょうが、可能な限りB/Cを精査した結果を国民の前に明らかにしてほしいものです。
 
 
 
正直は最良の策 (ゆうじ)
2009-10-02 13:17:54
 山崎様 いつも楽しく拝見させていただいています。

 さて、今回の前原国交相の対応、私は正しかったと思います。

 なぜならば、自分の決定を(ある程度)正直に表明しているからです。それにひきかえ、山崎さんが勧める白紙撤回をも含めた対応には明らかに嘘があります。山崎さんの言うのは、「本音と建前」という日本の伝統的な?コミュニケーション術で、私は不健全なものと考えます。


 なぜ不健全なのか?


 「本音と建前」では、言われた相手が、言った相手の言葉が「本音」なのか「建前」なのか常に考えなくてはならず、相手の言っている真意が分かりません。これでは混乱を生じてしまうでしょう。

 「正直は最良の策」というイギリスのことわざがあるそうですが、不必要な嘘は言わない、なるべく言行を一致させるコミュニケーション術を心がけるべきではないかと思っています。
  
 
 
 
生きてるだけで丸儲け (関西より)
2009-10-02 17:17:32
水没するから移転とか、お墓をほり返す等、大変なのは誰が聞いてもわかりますし、心中お察し致しますというところです。
しかし、100年に1度の水害が起こったときにというなら川沿いに住む方々に換地を促し、移転していただければいいのではないかと思います。どんなに賢い学者さんや技術者さんが地盤調査して地耐力求めても自然の力にはかなわないんですから。
川底の土を定期的に浚渫して仕事発注してください。
どうも人命守るためにダム建設って違和感あります。
 
 
 
調べていたら、不思議なんだな (かくせいⅢ)
2009-10-06 10:04:11
これがトリの投稿になるかな?

調べていたら、八ッ場ダム訴訟で、ダム中止派は負けてるのですね。東京地裁では、利水で争って、都市が旱魃に備えるのは当然でしょうと判決され、いつものように「不当判決」と騒いでいる。(09.5.11)

群馬では、治水で争い、群馬県知事と群馬県企業管理者を訴えていた裁判の判決が今年の6月26日に前橋地裁で出された。

それによれば、国会答弁の資料(反対派が治水効果がないことのベースにしているもの)に言及して、「カスリーン台風そのものが再来した場合に八ッ場ダムの治水効果がゼロであったとしても、そのことから直ちに八ッ場ダムが治水上不要であるとすることはできない。そして、降雨のパターンによっては、八ッ場ダムに治水効果が認められることが、原告らが引用する…国土交通省の試算によって明らかであり・・」と反対派の原告の敗訴を言い渡している。治水効果がないという主張は、真っ赤な嘘かも知れない。

以前の投稿の平ちゃんさんのご指摘の通り、降雨パターンがカスリーン台風が特異であっただけのことのようだ。

だけど、とても不思議なのは、ビラ配り訴訟とか国歌斉唱反対問題等では、地裁判決で左に有利な判決が出るとそれを金科玉条の如く引用して社説を書く、アサヒだとか毎日が、八ッ場ダム訴訟でダム推進派に有利な判決について一言も触れず、特に毎日の社説のように、幾ら金がかかってもダム工事を止めるべしと主張している。この異常な魂胆が分からないですね。単にそう主張した方が新聞が売れると思っているだけとは思えない。どこかの勢力の力が働いているのかもと思ってしまう。

もう一つは、1都5県が同時訴訟すると言うのは、後ろに誰がいるのだろうと言う疑問ですね。サイトの手間の掛け方をみても時間をかけてますよね。金の出所を含めてよく見極めないといけないと思いますよ。
 
 
 
書生気質 (タロ)
2009-10-07 23:18:48
おそらく前原大臣は、これは多くの人も感じていることかもしれないけど、いわゆる「書生気質」なのだと思う。

物事を正面から受け止め、何かを行う時に原則論を唱えた上で正面突破を試みる。
おおよそ奇策を行うことなく、部下を素直に信じ、決めたら実行をするし、曲がったことはやらない。

もちろん、上に挙げたとおりの人間ではなく、それを演じている部分もあるかもしれないが、行動原則としては、まあ今まで見たところ当たっているのではあるまいか?

代表時代にも「是々非々」ってことで、政策論争のみを軸とし、いわゆる「与党の言うことだから反対」という姿勢を好まなかった。

とすれば、彼にしてみれば
1.直近の民意の反映である総選挙で、マニフェストにうたったダム建設中止は守るべき約束であり、決定事項。
2.前項により、地域住民に決定権は無いが、同意は無いより有る方がマシなので、それは得たいし、彼らにも意見を言う場が欲しいのは当然だろうから、それには配慮する。
3.当然、そのための努力はするし、誠意もあるし、一定の補償も行う。

ということなのでしょう。

国民との約束であるマニフェストの中身を一大臣が翻す可能性のある前提で話をするわけにもいかないでしょうし、姿勢だけでも「白紙の可能性もあります」と嘘を付ける性格でもないとなれば、上記のようになるしかない。

腹の黒い人間であれば前原大臣がこうすることは分かっていたであろうし、だからこそ国土交通大臣に据えたのだということも考えられる。
彼の原則論を防衛方面で発揮されると、それはまた特に社民との連立という点で都合が悪いでしょうし。

となると、やはり彼自身に問題を求めるよりも、こうすることがある程度予想されていた以上、人事の問題なのでしょうね。
わざとかどうかは別として。
 
 
 
離婚スペシャリスト・渋川良幸の離婚問題解決法 (渋川)
2009-10-08 14:50:15
離婚スペシャリスト・渋川良幸の離婚問題解決法
 
 
 
骨格が無いからこうなる (ひろーき)
2009-10-11 16:04:31
田中さんおよび皆様のコメント、いつも拝見させていただいております。
先に「原則論云々」とコメントされていた方がいらっしゃいましたが、今回の件は、骨格(原則)が抜けているために起きた混乱としか考えられません。

本来、混乱すべきところではないです。
国民がダム建設中止に共感したのは、そもそも「ニーズとリスクの検討が不十分かつ不透明」あるいは「不要」という認識に端を発しています。
なので、前原大臣は地元の方々を含む国民に対して、「ゼロベースで治水計画を見直し、現実のニーズや問題を冷静に洗い出し、『ダム有りき』ではなく、森林整備や河岸補修等も含めた総合的な水対策を全国一斉に真剣に議論する。そのため現在進行中のダム開発計画は全て一旦ストップする」、と宣言するだけで良かったと思います。

都合の良いことに、「中止反対派」の方々がに、「ダムを中止するのであれば、全体的な治水対策の絵を示せ!」と叫ばれています。
この言葉を逆手に取れば、国民も拍手喝采、「中止反対派」も苦虫噛み潰しながら従わざるを得ないと思うのですが…

この議論を抜きに中止反対派が言う「工事中止の国民的得失」を云々するのも、官僚の仕掛けた罠に嵌ってしまっていると思います。


治水、利水、緑(および林業)の復活・振興、水海産資源の保護・育成、などなど考慮せねばならない点がテンコ盛りにもかかわらず、「治水も利水もダム有りき」のゾンビ・ゼネコンだけが喜ぶドグマチックで硬直した行政を大手術するのが、国民の求めていることでしょう。


私の前原氏に対する印象は、「良くも悪くも真っ直ぐクン」というものです。
お得意の防衛論は突っ込みどころ満載ですが、国交相であれば「面白そう」と期待していました。
なので、「マニフェストに掲げたから」という苦し紛れなコメントを聞いて、ガックリしました。
そもそも原則論を持ち合わせていなかったということでしょうか。

いずれにせよ、前原氏には緑溢れて健全で豊かな国土像を描き、そこに舵を切る大変重要な使命が期待されています。
これまでの官僚と自民党の残した負の遺産はあまりに大きく、数年単位で目に見える成果が出るものではありません。五十年、百年先を見越し、将来の世代に感謝される道を突き進んでいただきたいと思います。
 
 
 
前原大臣も悪くないかもしれない - 羽田空港のハブ化 (RealWave)
2009-10-12 21:11:44
前にコメントで前原大臣を、「嘘をついても平気。正体不明の変な顔」とまで言ってしまったのですが、羽田空港をハブ空港にという至極まっとうな意見を平然と橋本大阪府知事に言ったとの報道を聞いて、前原大臣も悪くないかもしれないと思えてきました。

八つ場ダムの建設中止もそうですが、正しかろうと何であろうと、今あることを変えようとすると、普通は延々と関係者の説得が必要です。これは時間がかかるし、相手は生活がかかっているので、まず納得などしません。

今のアジアでの日本の経済的な力と地理的広がりから考えて、ハブ空港は一つ持てれば良い方ですし、一つなら関西ではなく首都圏、首都圏では24時間空港化ができ、東京により近い羽田にするのは常識的に思えます。しかし、今度の前原発言がそうだったように、そんなことを言うと、あらゆるとことろから矢が飛んできます。事前の根回しなど、するだけ野暮と言う気がしてきます。ここまで来ると、教条主義的で、人意見など対して気にしない人間が政策を推し進めるには必要なのかもしれません。

関西空港のハブ化を蹴られた橋本知事も、伊丹を廃港にしようと言って、ぶったたかれていますから、今度の前原発言を期に、またその話を蒸し返すかもしれません。関西空港への大阪府の支出を止めるという、脅しも言っていますし、これはこれで、したたかに見えます。前原‐橋本会談も物別れというより、出来レースだったのかもしれません。
 
 
 
ハブ化の前原氏 (Unknown)
2009-10-14 07:19:23
日航問題を扱っていて思いつきで
そうだハブ化だと思ったのだろうか?
喫茶店でアルバイトした経験があると彼は言っていたが思いつきで店先に店主に断り無く「ハブ化始めます」とでもやりそうな人だな。
ヤンバは終息したようだがこのハブ化は
航空行政の根幹であることに間違いないが
議論もなく拙速にハブ化しますはないだろう。
大体年金や医療の進展の声は全く聞こえてこないのに頼んでいない事だけをドンドンやる
便利屋さんのようなもので
そんなこと頼んでないよ。
ちゃんとやりますと言ったことから片付けなさいと言う声が聞こえそうだ。
しかし左脳中心のここの人たちは
きっと大賛成なんだろうな。
 
 
 
replica handbags (knockoff handbags)
2011-11-21 18:50:51
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マオ (knockoff handbags)
2012-02-06 21:57:48
>日本の芸能人の中で、原発PR記事にいちばん出てるのって、たぶん石原良純じゃないかな。石原家こそ我欲の塊。<
以上、たぶん、風評被害、か、デマ、という琴にすればよいかね。ツイッターの住所は貼れないのね、川端幹人さんの、お言葉。
 
 
 
Amy (Luxury Designer handbags)
2012-02-21 15:31:20
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