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【経済快説】ドイツ銀行を蝕んだ投資銀行ビジネス

 夕刊フジの木曜日号(水曜発売)に「経済快説」という短いコラムを載せています。これは、WEBでもお読み頂けます。
 今週は、「ドイツ銀を蝕んだ投資銀行ビジネス ユーロの存在も裏目に」と題する記事を書きました。

 ドイツ銀行が信用不安に揺れています。

 かつて堅実で強大なイメージを誇り、目下好調なドイツ経済のメインバンクが、なぜこのように弱体化したのでしょうか。私は、その原因として、同行が90年代から投資銀行ビジネスに力を入れたことと、欧州の共通通貨ユーロに原因があったのではないかと推測しています。

 恐らくは行内に投資銀行流の成功報酬の仕組みが組み込まれたことにより、行内の「プレーヤー」は、ドイツ銀行のバランスシートを目一杯使ってリスクを取り大きな報酬を狙うことが合理的となりました。
 また、ユーロ圏内では為替リスクがなくなるため、イタリアやスペインの不動産融資のような、利回りは高いがリスクも高い与信がやりやすい環境だったこともあるでしょう。

 投資銀行は株主にではなくプレーヤーに好都合なビジネスです。わが国にもこのビジネスに憧れる金融機関が少なくありませんが、田舎者には不向きな商売だと申し上げておきます。
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