コメント
 
 
 
よくいますね (きりん)
2007-08-09 23:55:16
私のまわりに多いのはNTGですね。私が転職する時に言われたのは、「うちの会社を辞めた人は皆だんだん転落していってる。」
ほっとけよ・・
 
 
 
なぜそんなに怒っているのですか? (鹿児島の26歳自営業者)
2007-08-10 00:57:58
こんばんは。私は山崎さんのブログを約一ヶ月前から楽しく拝読しています。
気になることがあるのですが、山崎さんはなにか、日常的にストレスを抱えているのですか?今回の文章は、大変とげとげしく感じます。50歳前なのに、知識武装した17歳のパンク小僧のような印象を受けました。
自己啓発うんたらとは言っておりますが、田舎者で頭の悪い僕には、50才近くの方が、こういう物言いの文章を書いてしまう、書かせてしまう現代社会に驚きを隠せません。
PTBとか、NTGとかこういうことを、書くこと自体、どこか、おかしいと思います。
今回のブログを読んでの、素直な感想なので、気分を害してしまったら、ごめんなさい。
こんなコメントを書いてしまう僕も、too youngですね。一生青春!ばんざい!
 
 
 
誰にでもある性癖 (三匹のこぶた)
2007-08-10 01:18:38
どんなに現実的な考え方をして実行力のある人であっても、実は心の中にPTBやNTG的な部分が存在して、苦手な分野が絡むとPTBやNTGが顔を出しやすくなるんじゃないかな…と思います。

私も部屋の片付けになると、かなりグズグズです。時間がないという言い訳ばかり。反省しなければ。。。
 
 
 
相談しといて人の話を前向きに聞かないと (ミラ)
2007-08-10 03:24:59
いうのは、それは、性格に問題があると思います。確かに。
 
 
 
決めるのはその人で (ミラ)
2007-08-10 03:56:55
職場が、男性にとって、女性の私が考えるよりも人間関係の蓄積である筈だし、複雑心理になるのは分かるのですが、でもそれ程居着いた考えを言われても、そんな時代じゃないですしねぇ。居着いた考えは、個人の兵法でもありません。ないと思います。私は機運を逃したくない。タイプです。決めテだと思う。こだわりなんかない。行きますという方。直感で。面白いと思ったら。
 
 
 
私は人をばかだと言う人は自分を過信してると思うから (ミラ)
2007-08-10 05:04:31
(汝自身を知れ)を座右の銘にした方が良いと思うんですよね。チョット。「50歳で分かった」というのも宮本武蔵の台詞だと思いますし。人に緊張させながら話してる話方を貴方は既にして居て、それは人に迷惑じゃないとも言えません。マネーゲームが絶品だと思う人物が「私は学校でバカと言われたけど、バカじゃなかったら、誰も学校に行かない。」と言いました。山崎さんは堀江さんを東大だから庇う節があるけど、それが貴方が言う癒着と似てませんか。東大は東大脳を持つ人が行けば他より苦心はないと私は思ってる。ちなみに高学歴は米と英国の第一位大学でしょう。手帳何て私は出資しか付けてません。それが何か。受験は友人の予想を直前に借りて暗記して行った方が多分良いし。そんな暇はない、というのが、私の意見ですね。友人なら借りれる。
 
 
 
こんちわ (やま)
2007-08-10 05:45:12
自己啓発書は確かにPTGの宝庫ですねー。
コテコテの精神論を投げかけるだけなら知識がいらないし
読み手にしても楽に読めるというので、案外、双方にとって
理にかなった商売なのかもしれませんね。


とはいえ、商売上それに付き合わざるを得ない山崎さんには
少々難儀でしょうが。
 
 
 
日常のストレス (山崎元)
2007-08-10 07:52:12
>鹿児島県の26歳自営業者さま

いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

拙文中「イライラする」とは書いていますが、私自身は、日常的に、ストレスが多いようには、自覚していません。もちろん、ストレスというものは自分が自覚している者だけではない可能性がありますが、ここ数年「嫌いな仕事」の比率を大きく落とすことに成功したので、日常的な気分は良好です。

文章がトゲトゲしいとすると、今回に関しては、私の書き方が下手だ、ということなのでしょうね。もっとも、今から老成した落ち着いた文章を書いているようでは、先が思いやられます。

今回、特別に、誰かに怒りを覚えているわけではありませんし、単にPTBとNTGの概念を伝えようとしているだけですから、トゲは余計かもしれません。小骨を取り除いて、咀嚼していただけると、有り難いかも知れません。

>やま様

ご指摘のように、多くの自己啓発本の論理構造(願えば叶う。叶わないのは、願い方が足りないからだ・・)は、PTBそのもので、うんざりしますね。

多少なりとも本当に役立つ知識と、本を読んでいる間だけでも能力が向上しそうな高揚感があるなら、「芸」として、「商品」として、まあ、いいか、と思うのですが、その域に達していない本が多いと思います。

>三匹のこぶた様

PTBやNTGは、人の心の中で飼い慣らされている間はいいのですが、肥大化してコントロールできなくなった場合に、自分に都合の良い認識を得るために、他人を巻き込もうとすることで、大いに迷惑なものになります。

「世の中は、何でも上手く行く」も、「世の中は、何も上手く行かない」も、同意を迫られると、面倒です。
 
 
 
斬られるべき対象 (ティグ)
2007-08-10 08:14:54
山崎様
初めまして。海外から毎週楽しみにアクセスしております。いつも題材の選び方と視点には膝を叩いて感心し、参考にさせて頂いておりますが、今回のエッセイは誰を受け手として想定されているのか、理解に難しいものがありました。
人のタイプの類型化はそれだけでも興味深いと思いますが、否定的な内容で占められる場合、ブログの読者としてもその先のコミュニケーションがやや難しいかと思います。それとも今回の題材は、果たして本ブログ閲覧者の中でのPTB生息度合いを測るための山崎さん流「実験」だったのでしょうか。
顔の見えない一般大衆PTBではなく、日本国民の利害をより左右するであろう「安倍さん」のような対象を斬るような分析を楽しみにしております。

 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-10 09:12:39
ティグさま

ご愛読ありがとうございます。

今回の対象、というかモデルは、有名・無名の具体的数人が居るわけですが、なかなか「安倍さん」のように、実名を挙げるわけにも行かないので、歯切れが悪いかも知れませんね。

海外からのアクセスとのことなので、叶わないかも知れませんが、日本にいらっしゃれば、たとえば書店の自己啓発本コーナーに行っていただけると、少なくともPTBは多数見つけていただけると思います。

オフィスに数多く居る、大小のPTB、NTGも迷惑な存在ですが、これを意識化する方がサッパリする人と、悪い類型として意識しない方が過ごしやすい人とに、対応が分かれるかも知れません。私は、もちろん、前者ですが。
 
 
 
まことに恐れながら申し上げます (栗田昌孝)
2007-08-10 09:39:01
「鹿児島県の26歳自営業」の方と同様、この文面は「説明文・論説文」というよりも、ある意味「放言チック」な印象を受けました。
丁寧に書かれている分だけ、より慇懃尾籠な感じが出てしまって、かえってきつめのインパクトがあります。

また「私はこうした人種と日夜対決している!」という“バトル物”なニュアンスが感じられました。こうした”対決路線”はときとして面白いのですが、行き過ぎると多分に「原理主義」っぽさが出てきます。

すなわち“仮想敵”に対する攻撃が命の「攻撃バカ(アタック・バカ、ということでATBとでも名づけましょうか?)」と思われてしまって、結局のところ“人を遠ざけてしまう”可能性があります(それは帰結として見るとPTBとNTGと似てきます)。

「一寸の虫にも五分の魂」ではないですが、「虫けら」とバカにしていても、その要素が自分にもあるなあ、ということが私も年齢とともに分かってきた今日この頃です(だからといって、私もモノの良し悪しをはっきり言わない、なんでもOKの迎合人になるつもりまないですが「批判しつつも自分もその社会の一部を構成しているなあ」というジレンマが苦しいところです。)

山崎さんは、広くその名声を知られている方ですし、その非凡さたるは比類なきと皆が認識しているわけです。同時に山崎さんの”遠慮のない物言い”は、痛快であり、それが商店としての価値の源泉であると考えていますが、今回の「物言い」は、”配慮不足の感”が否めず、下手したらディスカウント要因になり兼ねないので、なんとも残念でした。




 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-08-10 09:54:38
栗田昌孝さま

ご忠告ありがとうございます。

”配慮”の内容には、研究価値がありそうです。苦境を軽いPTで乗り越えたいときが人間にはしばしばある、ということでしょうか。現実を直視する方がかえって楽だ、と私なら考えますが、他人のPTにはもっと寛容であることが大切なのかも知れません。
 
 
 
あら (りん)
2007-08-10 11:33:33
今回のエントリーは評判が悪いのですね。
私などは単純に「そんな人いるいるー」と膝を叩いたのですが。
単純な人間が膝を叩くようなエントリーはこのブログでは求められていないってことかな?
 
 
 
Unknown (夏休み中の大学生)
2007-08-10 12:41:06
まぁ、あれでしょ。
PTBとNTG、ご本人たちがカキコしてるんじゃ?w
それにまた対応を迫られている山崎氏。
うーん、アイロニー。

僕は、PTBとかNTGとかじゃなく、“中二病”と分類化してますw
最近、中二病が治った気がしますー。やったー。
 
 
 
Unknown (栗田昌孝)
2007-08-10 13:07:01
少々出すぎたことを申し上げまして反省しております。

あるヒトの方法論に対して単に「ダメ出しする」だけでなく「代替案」をも提示できて、「然るべき立場にいて、然るべきアカンタビリティを果たすべきヒト」の暗愚な思想・行為・言動に遠慮なく“銃口”を向けられる、山崎さんのアウトスタンディングな姿勢は感服いたします(但し、ある系統に属するヒト全体に向けて“散弾をぶっ放す”場合には、くれぐれもご注意ください)。

「なぜ出来ないか」ばかりを説明する、NTはどうやら基本的に意気地が無く、同時に着想貧乏、試行貧乏、行動貧乏であるようです。私自身も、そうした“貧乏神たちの神風”にはうんざりですし、PTの「いい勉強になった!」という、毎度お馴染みの“負け惜しみフレーズ”も、“Hold me Tight!"のように、“多くのアーティストに使い古されたロック歌詞”並に陳腐であり、それらはうざいを通り越して、“痛々しい”場面もあります。

こうした心的反応の背後には認知心理学と深い関係がありそうに思われますが、どうでしょう?
 
 
 
これは敵つくるでしょう (BB)
2007-08-10 16:04:09
 なんだかバカとグズばかりだと言われてるようで、ポジティブで何が悪いという反論は想定済みでは?
 え~と自分は「石橋を叩き壊して渡らない」的ネガティブ派なので、「橋が無いなら作ってしまえ」的ポジティブな切り替えは尊敬さえしていますよ。
 
 
 
損益分岐点を導き出せれば勝利かも (まひわり)
2007-08-10 17:04:36
PTBの人が迷惑なのは「上手くいく事」を疑わないところでありましょうか。
上手くいかない事もあると思っていれば、事を始める前にちょっと逃げ道を考えておくとか、始める前に損得勘定を行ってみるといった事前評価をするでしょうから、実際に問題が起きたとき危機を回避しやすいだろうなと思います。

わたくしはプログラマをしておりまして、仕事の上で肝に銘じている格言があります。
「プログラムは思った通りには動かない。作った通りに動く。」
自分で作ったものが自分の思い通りに動くかというと、そうではない場合が多いです。まして自分で作ってない世間の仕組みと自分の思惑が一致することなど無いわけで。

ここで足を踏み出せなくなるとNTGになってしまうのでしょうけど、世間と願望は違うものだと覚悟しておけばショックを受けても軽くなるものです。
覚悟が行き過ぎるとPTBと変わらなくなるのでバランスが大事ですが。

どこでバランスさせるか、は個性になるでしょうか。どこでバランスさせるべきかは人により事情が異なるでしょうから難しいですね。
 
 
 
Unknown (MAT.N)
2007-08-10 17:49:55
PTBやNTGの傾向は大なり小なり誰にもあるので、「自分のことを言われた」と感じる人はいるでしょう。するとついつい人は攻撃的になる。
自分自身、このところNTGな物言いをした覚えが・・
 
 
 
Unknown (A-turn)
2007-08-10 21:36:26
はじめまして。いつも、山崎さんの、著書、連載、ブログなど、大変興味深く拝見しております。
今回のブログ記事には関係なく、しかも突然ですみませんが、リクエストしたい事がありまして、投稿させていただきました。
それは、「結婚」についてです。
「結婚というもの」を山崎さんは、どうお考えになりますか?
最近、身近な話題が続いていますので、この機会に山崎さんから見た「結婚観」みたいなものを、書いていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
 
 
 
少し嬉しい (らう)
2007-08-10 22:04:47
慎重な(と僕は感じています)山崎さんがここまでストレートな物言いをするとは。
バカとかグズという言葉を山崎さんが公に使うなんて、少し嬉しいです。いいぞ。応援します。

僕はPTBですね。何度失敗しても「得たモノはあった」と考えるタイプ。「やらずに後悔するよりやって後悔したんだから正解だ」とか。

「禍福はあざなえる縄」とはよく言ったものだ、と感じる経験を何度かしているせいか、「人生万事塞翁が馬、何が成功で何が失敗かは死ぬまで(死んでも)わからない」と決めつけて判断停止しているのかもしれません。
 
 
 
愉快痛快 (都々逸)
2007-08-10 23:47:57
一つ前のエントリーの「忙しい忙しい」や「話題は病気のことばかり」と共通するものがありますね。

「忙しい」や「疲れた」の連呼はうっとおしいけど、逆に「元気元気」とやたらポジティブな人もちょっと困る・・・と思っていましたが(やる気、元気、イ○キとか)、ポジティブ・シンキング・バカと、ネガティブ・シンキング・クズは言いえて妙ですね。歯切れのいい、愉快な言葉で、思わず膝を打ってニンマリしました。

現代の日本語は、痛快に相手を罵るフレーズの豊かさに欠ける(?)と思うので、貴重です。名古屋では「ふぬけういろう野郎」「メッキシャチホコぼけ」などの愉快な罵り言葉があるようです(というのは冗談ですが)。

「ストップ・ザ・交通死亡事故」「暴力行為を追放しましょう」などととデカデカと貼ってある交通標語も、一種のPTBですね。うっとおしい上に、貼っても交通事故は減らないと思います。

ただ交通標語を貼っている人も、これで交通事故が減るとは思っていないのかもしれません。真剣に効果があると思い込んでいればPTBですが、思ってないのにやっているとすれば、なんなのでしょうか。ただの「B」か。税金の無駄遣いの問題になってしまいます。

それから先の戦争も一種のPTBかもしれない。「日本的精神の強力な発露で敵を打ち砕く」「勝てないとすれば、根性が、大和魂が、日本的精神が、足りないからだ」というあたり、いやな匂いが漂ってますね。


このPTB、NTGというのは歯切れのいい、愉快な言葉ですね。現代の日本語は、相手を痛快に罵るフレーズの豊かさに欠ける(?)と思うので、貴重です。名古屋では「ふぬけういろう野郎」「メッキシャチホコぼけ」などの愉快な罵り言葉があるようです(というのは冗談ですが)。




鹿児島の26歳自営業者さんがおっしゃっている「17歳のパンク小僧」というのもいいですね。死ぬまで17、かっこいいじゃないですか。まあムリヤリつっぱる必要もないですけど。

初めてピーター・ドラッカーの著作を読んだ時、文体から40代くらいの人だろうと判断して、プロフィールの「1909年生まれ」に絶句したことを思い出しました。誤植じゃないかと思った。あれはたしか西暦2002年の秋でした(春かも)。彼の文体は、足腰が強く、キレがあり、コクがあります(酒の味の描写でありません)。
 
 
 
読者の反応 (山崎元)
2007-08-11 00:07:48
>りん様、皆様

「エントリーの評判が悪い」のか「私の評判が悪い」のか微妙ですが、当初想像した受け取られ方とは、かなり反応が違いますね。

正直な推測を申し上げると、たとえば、前のエントリーと較べると、「忙しい」、「疲れた」に対する不寛容の方が、ずっと非難されるかと思ったのですが、こちらは、案外、「そうですね」という反応が多かったように思います。これはこれで、少し意外でした。

一方、今回のエントリーのPTB、NTGは、読者の周りにも迷惑な人々がうようよ居るだろうと思っていたので、賛意と共に、具体的なサンプルの報告でもあるかな、と思っていました。

ところが、案に相違して、「表現がキツイ」ということなのか、りんさんの仰るように、結構不評ですね。読者が、自分のことをPTB、NTGと認識して反感を持ったというのとも違うのでしょうから、これは、書き方から伝わる、書き手の姿勢や人となりの問題なのでしょうね。簡単には解決しそうにありませんし、なかなか、難しいものです。

しかし、ちょいとPT気味ですが、ブログで書くと、このように、書く側の想像とは異なる読者の反応が分かるので、少なくとも、あらためて自分で考え直してみるきっかけになります。これは、商売上、少なからぬメリットであるように思います。

ただ、こうして、あらためて考えてみると、PTB、NTGについて、公の場所で言及するのは難しいのでしょう。たとえば、テレビであれば、PTBについて、「・・・・バカ」とは言えないでしょうし、「・・・中毒」というのも多分NG表現なので、「この人は、いわゆるポジティブ・シンキングに依存しすぎているので、ちょっと、ついて行けませんねぇ」というくらいの言い方になりそうです。

そんな気を遣わずに、気がつかない振りをして、「このポジティブ・シンキング・バカには、つける薬もありませんね」と言い放つ方が「受ける」のかも知れませんが、気づいて、無難な言い方に変換しそうな気がします(さて、どっちが、いいやら・・・・?)。

何れにしても、他人の受け止め方を予想しながら、的確に意見を言うことは、なかなか難しいと分かりました。

>まひわり様

さすがプログラマというべきか、知的な分析、どうもありがとうございます。

私に理解では、PTBとNTGは共にある種の極端であって、人間のある状態が、どちらかに決まる、というものではありませんが、人間には、これらの一つないし二つの傾向が隠れていることが多いので、「上手い使い方」が大切ですね。

>A-turnさま

結婚、ですか。少なくとも、転職ほど経験がないので、そう気の利いたことは言えませんが、個人と個人が大切であり人間関係の基本だ、という私の人間関係観からすると、必ずしも本質的な意味を持つものではありません。相手を尊重し大切にすることや、共に生活することが大切なのであって、制度的手続きとしての結婚の重要性は、二次的以下のものだと思っています。「愛し合う男女は結婚すべきだ」という必然的な理由は思い浮かびません。

現実問題としては、子供を一緒に育てる場合には、結婚していないと不都合なことがありそうですから、子供を作る場合には、結婚という制度的な縛り(というか非流動性)を引き受けるべきかと思いますが、これは、制度によるものでしょう。

相続とか、国民年金の第三号被保険者の権利といった利害を理由に結婚するのは、それこそ邪道なのでしょうが、経済的なインセンティブとしては、そこそこのものかも知れませんね(計算する気も起きませんが・・)。

娘にも、息子にも、大人になる少々前に、「できれば、相手と一緒に暮らしてみて、相性を試してみてから、結婚したらいいのではないか」というくらいに伝えるつもりです。「但し、子供を作る場合は、後のこともよく考えるのだよ」と付け加えますが。
 
 
 
僕は使ってるよ (xtc4241)
2007-08-11 07:55:43
山崎さん
おはようございます(いま11日AM7:40頃)

僕の中ではすごく評価が高いのが「ポジティブ・シンキング・バカ」なんで、これはよく使わせてもらってます。その反対語の「ネガティブ・シンキング・グズ」はそれほど、使わないかな~。
「ポジティブ」のほうは攻撃的な人だから、こっちも
ちょっと強い言葉で返すってことがあってもいいでしょう。「ネガティブ」のほうは、かなり精神的に参っている人もいるでしょうから、ちょっと気を使わなくちゃと思っています。

それから山崎さんの格言?から使わしてもらっているのが「作品」と「商品」です。これは音楽や映画といったアートか、エンターテイメントか、といってときに使いますね。あんまり、ぐだぐだいわずに雰囲気を
つかめますから。理由とか、説明はあとで考えることも多いですね。

というわけで、僕は実践的に使わせてもらってるので、感謝です。
それでは、また。
 
 
 
おもしろいと思いましたよ。 (しげ)
2007-08-11 11:15:58
僕は率直にとても興味を持って読みました。
非常にすっきりしました。

赤の他人の性格を上からあれこれいう資格は誰にもないのでしょうが,山崎さんが書かれた「PTB」と「NTG」はどちらも周囲に影響を与える悪性格だと思います。影響とは「イライラ」ということだと思いますが。
そして,特に「PTB」は社会的にある程度のポジションにみられるように思いますし,その影響力の大きさから,沢山の人を「イライラ」させることになると思うわけです。

山崎さんの論法はいつもすっきり明解で,シャープな切り口にしびれています。JMMでも真っ先に読ませていただいています。
僕は,今回のテーマも同じように感心しながら読みましたし,不快感もなかったです。
 
 
 
Unknown (hiro)
2007-08-11 11:27:16
PTBは暑苦しいし、NTGはシラケ鳥。両方とも嫌ですね。ただ、周囲に発散せず、心のなかに秘めるならPTBのほうがNTGよりも望ましいかな、と思ったりはしますが。

夢を持て、と言いたがる人がいます。本人が夢を持つのはもちろん勝手ですが、ことさらそれを他人に説き、ときには「夢をもたないからダメ」などと非難したりするに及んではうんざり。特に芸能関係に夢を語りたがる人が多いような気がします。
 
 
 
結構同意できたりします (ドイツ特派員)
2007-08-12 00:27:10
ご無沙汰しております。今回のエントリーは非常に納得できるものですね。

ポジティブが行き過ぎる場合、大体「俺がこうだからこうなった」という自慢話なのかな?という気がします。手帳をつけて成功するのか?そういう人もいればそうではない人もいる、という当たり前の話ですね。それをことさら自慢話をまぶして話すその爽やかさに逆に胡散臭さを感じる今日この頃です。

で、ネガティブが行き過ぎたのは、駄目出しが仕事になっていて、「じゃあどうなのよ?」というところには決して解がない。ただ、関わらない立場から見ると、ネガティブな愚痴の方が面白いことが多いんじゃないでしょうか?

まあどちらの場合も、確率というものがありますね。事業を立ち上げて大儲けしてるんなら、当然大損している奴もいるわけですよ。あと、間違いなくサラリーマンにしても起業家にしても才能の有無がある。なのにどうしてか仕事については、「やればできる。出来ないのは努力が足りないから」というところに収斂しやすいように感じます。その辺りに折り合いをつけてそれなりに安穏な生活するには、サラリーマンというのは決して悪い選択ではないような気がします(木村剛氏辺りには罵倒されそうですが)。
 
 
 
省みて、イタタタタッ! (どんぐり)
2007-08-12 00:33:12
僕はこういう文章を読むと、とりあえず自分をハタと振りかえるようにしてます。とても残念なのですが、自分はPTBとNTGのどちらにも前科があるに思えてきて、往復ビンタの哀しみでした。

PTBやNTGは長年かけて育てあげた癖になっている場合もあるし、ちょっとしたカゼみたいに急性PTB/NTGウィルスにかかることもあるでしょう。その日の気分や体調、自分の利害でどちらにもなっちゃいます。道はまだまだ遠く険しいようです。

この文章を読んで「チェッ、高飛車でウルセエ!」、「ガーン(涙)、「オモロイ」のどんな感想でもマスターはわかってくれると思うし、至らなさすぎで貧客の僕には理解できるので仲良くやっていきましょう。
 
 
 
Unknown (SNOW)
2007-08-12 09:57:06
確かに最近の書店のビジネス書のコーナーでの自己啓発本ならびに勉強本の数の多さには驚きますね。著者同士が互いの啓発本を推薦しあったりしてて、余計に胡散臭く感じてしまうことがあります。
同じ著者でも合理的なことが書いてあったり、かと思えばPTBなことを書いていたりと、読み手としてはなかなか困るのですが(笑)
山崎様には、是非「自己啓発本を切る!」といった内容の本を出版していただきたいなと期待してしまいます。
 
 
 
私はNTG傾向 (山崎元)
2007-08-12 12:37:25
補足説明をしておきましょう。

私自身は、どちらの傾向が強いかというと、PTBよりは明らかにNTGです。もともと自己評価が高くないので、中身以上に高い自己評価を持っているらしき人間に対して、腹が立つ傾向があります。

もっとも、自分でNTG傾向を抑えようと努力しているのに、自分の悲観やつまらなさを他人に染そうとする人が居て、これはこれで、やっぱり腹は立ちます。

では、しょっちゅう腹を立てているのか、というと、これが案外そうでもなくて、彼らが、PTB、NTGであるという理解が出来ると、怒りよりも、笑いがこみ上げてくるので、彼らがストレスにはなりません。

そして、この笑いは、特定の相手をバカにするというよりも、人間一般の悪癖が不格好に顔を出したのを見つけて笑う、というような感じのおかしさに基づくものです。
 
 
 
うん、わかります (TT)
2007-08-12 12:40:55
複雑な解釈抜きにして、素朴に山崎さんおっしゃるPTB、NTG意見に共感します。
私が知っている限り、PTBはマルチまがい商法のグループによく見受けられますね。
 
 
 
PTBって (Unknown)
2007-08-12 13:32:59
PTBって、証券会社によくいる人種ですわね。
あと、PTBの人って相場に不向きな性格とも思いますねー。
 
 
 
ポジティブもネガティブも同じです。 (とりさん)
2007-08-13 20:04:56
ポジティブであろうが、ネガティブであろうが、表現の仕方だけの問題です。
実力を伴った自信の前には、考え方がポジティブであろうがネガティブであろうが、従う人が多いと思います。
実力を伴っているかを見誤った人の言い訳が、相手がポジティブシンキングとかネガティブだったという、それだけのお話だけだと思います。
人生(投資も同じです)、ギャンブルなのですから、自己責任でいけば、ネガティブもポジティブも関係ないのではないか?と思っています。
 
 
 
確信犯的PTB言説も多い (円山貫)
2007-08-15 20:45:36
はじめまして。「ポジティブバカの壁」はきわめて高いですね。
PTB,NTG,どちらもリスクマネジメント発想の欠如ですから、許容リスクの見極めを重視して語る山崎さんにはいらいらすることでしょう。

PTB言説には、頭からバカな場合も多いのですが、確信犯的な煽り屋がとても多いように思います。
いずれにしても、PTBはバブルの駆動力とも、もっと言えば資本主義の駆動力とも言える、混沌を生むエネルギーなのかもしれません。

 
 
 
調味料の使いすぎ? (かずくん)
2007-08-16 11:26:19
はじめまして、バカとグズを”極端な”とかの言葉に置き換えて読んでみると、感じていた違和感が無くなるように思います。置き換えた後でも、なるほどと思える内容なので調味料の使いすぎだったのではないのでしょうか。普段は人の悪い面だけではなく、いい面も見つけながら、折り合いをつけて社会生活をしていますので、全人格を否定し、打ち捨ててしまうような言葉に違和感を持ったのではと思います。とはいっても安倍首相にたいしBと表現されてもなんら違和感を持たないのは、彼が首相なんて、いくらなんでもまずいだろうという気持ちからでしょうか。
 
 
 
料理人の言い分 (山崎元)
2007-08-16 12:47:01
かずくん様

こんにちは。コメントありがとうございます。

本当は料理人本人がこんなことを言わない方がいいのですが、この程度の調味料で味が濃いと言われるとは思っていませんでした。拙文の冒頭にあるとおり、「ゆるい話」のつもりでしたから。

まあ、PT気味の人も、NT気味の人も、結構必死で、一杯一杯で、生きているということなのでしょうね。

料理人として、反省するとすれば、切ったり、叩いたり、焼いたりして、素材を料理している訳ですが、PTやNTに対しては、その場その場で少し怒りつつも、同時に、おおもとのところで、私は、それぞれの人間を面白いなあ、と思いながら観察し(悪いけど、「観察」は趣味であり、たぶん本能でもあります)、それなりに敬意をもって相対しているつもりです。

食材に対する興味と愛情が十分伝わらなかったところが、修行不足だったのでしょうね。

包丁を研いで出直します。
 
 
 
山崎さんは優しいですね (永遠のPT)
2007-08-16 22:22:10
僕は山崎さんが非常に手加減してるように思います。
PTBやNTGは周りに結構いますよね。どちらのタイプも会話に正直疲れます。もう少し遠慮するという気持ちをもってもらえたら彼らも迷惑ではなくなりますが。そしてため息がでてしまうのがそのPやNの信者です。虚言癖といっても過言ではない彼らの言葉に感心している人って多いです。バカにつける薬はないかもしれませんが、彼らにもわかりやすいようにもっと直球で馬鹿にしてあげるべきです。まだまだ手緩いです。山崎さん、頑張ってください。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-08-30 17:55:42
はじめまして。山崎さんの著書は何冊か読んでいまして、「えらく難しい事をえらくわかりやすく説明する人だなぁ」という印象をもっております。
ちなみに私はNLPを中心にコミュニケーション系の勉強を仕事の合間にしております。

さてPTBやNTGについて興味深く読まさせていただきました。率直な感想です。う~ん、、、、そこまでのイライラが若干共有できませんでした。

ただ「熱」と「行動」がキーになるのかなと感じました。
いずれのタイプにせよ「目標に向かう確からしい行動」が伴っていれば、イライラしないような気がします。個人的にはですが。
「絶対歌手になるんだ」と言いながら、な~んもしてなければ確かにイライラします。もしくは「月1回近所の駅前で路上ライブをしています」とかは「確からしい」感じがしないのでイライラするかもです。

しかしながら、音楽会社にデモテープを持ち込み続け、断られてもあきらめずアドバイスを貰い、授業料も払って著名な音楽家の教えを乞い、コンテストにも出場し続け、プロデューサーが良くチェックに来るライブハウスに出てチケットを捌き・・
そしてデビューした歌手が友人でいます。
彼女は「かならずデビューする」事を周囲に言い続けデビューを果たしました。私も含めて周囲は、どちらかというと応援モードだったと思います。
今考えると、彼女の「熱」と「行動の確からしさ」によるものだったと思います。
確かな「熱」と「確からしい行動」があれば人は手伝ってあげたくなるのが本能のような気がします。
って話でもないのかなぁ・?
 
 
 
すみません↑ (マッキー)
2007-08-30 17:59:37
名前入れ忘れてしまいました。大変失礼いたしました。申し訳ないです。
お詫び投稿させていただきました。
 
 
 
この話題でこれだけ盛り上げるって凄い (成功者への道 Live with Passion!)
2007-09-09 09:37:01
いつも拝見しています。

文章を書く、それも公となるブログの形で書くことには、自分の頭の整理だけではなく、他人の意見を知ってみたい、他人に影響を与えたい等自分のためだけにしたためる場合とは違う意味合いが含まれると思いますが、山崎さんの文章はいつも多くの方から、反響があって「書いている意味」のある文章ですね。

ご多忙の中、これだけ手の込んだ(時には「配慮不足と言われる場合もありますが)ブログを書いていることに敬意を表します。
 
 
 
Unknown (山田)
2009-09-03 23:49:09
私はポジティブ、あるいは楽観的な事を美徳とは思いません。ややネガティブでちょうど良いと、思っています。
いわゆるポリアンナ症候群ですね。病的プラス思考は害にしかなりませんし、現実を直視しない小細工です。
楽観的な人間は、いかなる時でも緊張感がないので歯がゆいですしね。
 
 
 
replica handbags (knockoff handbags)
2011-11-21 22:22:31
遅ればせながら山崎さんのブログを初めて読ませていただいております。

 転職関係の内容の物も含め、貴方の著書は数冊読ませて頂いておりそのお人となりに以前より非常に興味を抱いておりました。

 そこで唐突で恐縮ですが「貴方は本当に男らしい方だ」と思いました。そう思った理由はいろいろあるのでいちいち書きませんが絶対にそう思います。

 これからも応援していますので是非ご活躍のほどを。http://www.designer-handbags-jewelry.com htyht kjytuj
 
 
 
Unknown (Unknown)
2014-05-15 12:43:53
確かにネガティブは同意ですね。

ただ、ポジティブに関しては一部の天然ポジティブを除いて思考の努力の表れだと思うんですね。 なのでそこまでのポジティブ批判はどうなのかな?って思います。

まあ、彼等のポジティブ布教にイラッてさせられて迷惑受けてるのも大変でしょうけど (笑) ただポジティブも進化すると思いますから、いずれ適度なポジティブさに落ち着いて周りへの迷惑さもいずれなくなると信じて暖かく見守ってやってはどうでしょう?(笑)
 
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