コメント
お身体お大切に・・・
(
ひとりしずか
)
2006-06-25 19:28:44
いつも穏やかで筋の通ったご意見と、そこから喚起される興味深い遣り取りを楽しませて頂いております。
経済力については座標軸が全く異なるでしょうから、何も申せませんが、人間関係が8とは素晴らしいことです。よき家族・友人・仕事通じた人間関係を勝手に想像致します。
ただ、健康が6とは心配です。
どうぞ、くれぐれもご健康に気を配られましてお過ごしくださいませ。
難しいですね。
(
レベッカ
)
2006-06-25 20:30:25
タイトルに惹かれて読んでみました。
幸福度を数値で表すのは難しいなあと
思いました。
カラダの調子
(
山崎元
)
2006-06-25 21:10:42
>ひとりしずか様
ご心配いただいて、ありがとうございます。
ただ、10点満点の6点というのは、私としては、必ずしも低い点数だとは思っていません。正月及び先々月の血液その他の検査の結果は、酒飲みが心配なガンマGTPの34(健康な上限基準値は60)をはじめとして、オールセーフでした。今のところ、数値上の問題は、「軽度の肥満」と出る体重オーバーだけです。スポーツは昔から何もしていませんし、長年飲酒しているのですが、ありがたいことに、親が丈夫に産み育ててくれたらしく、中年にいたるも、まずまずの健康状態です。
ただし、健康に油断の出来ない年齢なので、なるべくよく寝て、カロリーと栄養に気を付けよう、というくらいのことは思っています。
>レベッカさま
幸福の数値化は、本当に難しいですね。私も、時々考え直してみようと思っています。レベッカさんも是非考えてみて下さい。
なお、経済学方面の本では、ブルーノ・S・フライ「幸福の政治経済学」(佐和隆光監訳、ダイヤモンド社)という本があります。直接的に、幸福度・満足度をアンケート調査する方法論ですが、日本人の幸福度合いが、たとえばナイジェリアといった、経済的には日本ほど豊かでない国の人に劣る、といった調査結果が出ています。
最も幸せな日本人像
(
Blessings
)
2006-06-25 22:37:09
昨年11月18日付の産経新聞で阪大の社会経済学研究所が行ったアンケート調査の結果を思い出しました。ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、幸福感を数値化したも
ので、日本で最も幸せな人物像は30代、都会暮し、専業主婦という結果でした。
想像通りだったわけですが(私自身はこのイメージに乗り損なってしまいましたが)、興味深いことに、他人の生活水準が気になる人より気にならない人の方が、非喫煙者と喫煙者では非喫煙者の方がいずれも高いということです。これもなんとなく納得できます。
所得について、年収1500万円までは上昇したが1700万円以上になると逆に低下したというのは、ある種のメッセージと捉えました。
悲しいことに、欧米では加齢と共に幸福度が上がるのに比べて私達の祖国日本では逆だった(やっぱり!)という現実です。
私にとって、幸福度に一番影響を与える、言い換えれば心が満たされる必須条件は「(人間関係をはじめとする)関係」です。
そんな私の主観で山崎さんの数値を見ると、人間関係が抜きん出ていたのでホッと安心(?)してしまいました。
幸福感
(
ひと休み中
)
2006-06-26 10:17:41
幸福度を計算しようとすると、どうしても他との比較になってしまいます。一方「幸福感」は他との比較ではなく自分自身の変化率なのだと思います。「幸福感」の多い人生が、幸福なのかもしれません。難しい問題ですね。
幸い私は、ささいなことでも幸福感は得られるようです。
1500万円と1700万円
(
山崎元
)
2006-06-26 10:53:23
>blessingさま
専業主婦・30代・都会暮らし、が幸福なのですか。「代わりたい」とは自分では思いませんが、大きな不満は無いのかも知れませんね。また、最近の経済事情からいえば、「専業主婦」が可能な家庭は恵まれてるのかも知れません。
年収1500万までは幸福感が増えるが、1700万以上になると逆に低下する、というのは、かなり面白い現象ですね。ある程度の年収までは、収入の増加が毎月の生活を豊かにしている実感がありますが、たとえば2000万円くらいから先は、税金が増えることもあり、あまり改善の実感がない、という声も多く聞きます。あるいは、年齢と年収には相関があるので、年収が1700万を超えるような年齢の人は年齢的に立場や健康が難しくなっていて、幸福度が低いのかも知れません。
ちなみに、私の「人間関係」に対する満足度が高いのは、現在、家庭内にストレスが無いことと、転職と「半フリー」的職業生活によって、ほどよい距離の友人がたくさん出来たことが原因です。何れも、結果的な満足であり、自分だけで出来たことではありませんから、ありがたいことです。
>ひと休み中さま
「幸福度」と程度を計測しようとすると、どうしても他人と比較してしまいますね。
かつての日本企業では、他人(同期など)との比較を強調する形でマネジメントがなされていましたが、これは、金銭的な格差が大きく付かなくても嫌な感じのものです。この気分を引きずったまま、経済的な処遇の差を拡げる日本企業式の最近の成果主義を、私は、「陰気な成果主義」と呼んでいます。"稼ぐほど喜んでたくさん払う"(実際には社内に嫉妬もありますが)本来の成果主義である「陽気な成果主義」とは別物だと思っています。
<ひと休み中>とのペンネームなので、たぶんオフィスのPCからのアクセスではないかと想像して、会社の話が思い浮かびました。
ありがとうございます
(
ひと休み
)
2006-06-26 15:35:09
お返事がいただけるとは思っていなかったので「幸福感」アップしました(笑)。ありがとうございます。当社では、40歳位まで、僅かな金銭的格差で引っ張る(同期の皆が出世の可能性ありと思わせる)マネジメントが生きています。山崎さんのおっしゃる「陰気な成果主義」かもしれません。
お察しの通りオフィスのPCから投稿しました。分室なのでアクセスしやすい環境ではあります(笑)。
益々のご活躍をお祈り致します。
転職
(
hira@虎ノ門
)
2006-06-26 19:42:39
山崎様がご専門?の転職においても
この数式が適用できそうに思います。
・経済力(年収)がアップするので
健康(勤務時間が長く)と
人間関係(予見できない)は耐え忍ぶ。
・経済力(年収)はダウンするが、
健康(勤務時間が短く)が確保でき、
人間関係(今よりはまし)からも
開放される。
など、総合的な数値化を無意識に行って
いるような気がします。
(「経済力」「健康」「人間関係」を
同率ではなく、ウエイト付けする人も
いるかもしれませんが)
幸福感と幸福度
(
Blessings
)
2006-06-26 22:36:45
山崎さんの「人間関係」に対する満足度の内容はどちらかというと「不満がない」という向きなのでしょうか。
私の場合は世の中でたった一人でもいい、私を愛し、また私も愛する存在がいればこの「人間関係」における幸福感は限りなく10に近いというものです。昨年102才になる祖父を天に送ったのですが、その2、3ヶ月前、いつものようにケアホームに向かう途上で心の底から実感したことがありました。「私って何て幸せなんだろう、こんな素敵な人と40年もの間、心を通わせ生活を共にすることが出来たなんて!」もちろん良い友人達にも恵まれ感謝していますが、この日以来、人間関係に対する「幸福度」には多少の変化があっても「幸福感」は不変です。(最期は幼子のごとく柔らかい素直な心に戻っていった祖父にも聞いてみたかったな~)
たぶん、これも男女の相違があって、さきのアンケート結果にもあるように女性の方が感受性が強い(特に人間関係に対して)ことと関係しているのかも知れません。
幸福度は数値で表しイメージ化されても、ひと休みさんの言われる「幸福感」はそれに同意しているとは限らないところが人間の心の複雑さなのでしょう。
少し考えてみました
(
中百舌鳥の住人
)
2006-06-28 01:07:31
はじめまして、山崎さんの「お金がふえるシンプルな考え方」を読んで以来のファンです。最近ではテレビでもご活躍のようで、見かけると嬉しくなります。
さて、山崎さんの考えた式を見て思ったのですが、この式だと、例えば「経済力」「健康」「人間関係」すべてが6の人の場合14.70になります。すべて10の場合が31.62ですから、すべてが6の人でも一番良い場合の数字の半分にもならず、幸せを感じにくい感じがします。
ある程度幸せでも、何だか「負け組」のような感じがしてしまう式で、あまり好きになれません。
これは、ルートの中に変数を2つでなく、3つ掛けているせいで、山崎さんも書いているように対数などを使うとよいのでしょうが、普及品の電卓でという条件で私も考えてみました。
バランスが取れている人がより幸福度が高いという山崎さんの式の考えをあまり損なわないようにし、また、見やすくするため10が最高になるようにしました。
一つ目は
平方根{(「経済力」×「健康」+「経済力」×「人間関係」+「人間関係」×「健康」)/3}
これだと、10が最高で、全部が6の人は6になります。
また、もう一つ新たな変数(例えば「自由に使える時間」がどれくらいあるかなど)を加えて、平方根を2回使い、
平方根{平方根(「経済力」×「健康」×「人間関係」×「新たな変数」)}
というのもわかりやすいのではないかと思います(単なる相乗平均ですが)。
どうでしょうか?
ありがとうございます!
(
山崎元
)
2006-06-28 04:29:06
>blessingsさま
きっと、本当に素敵なお祖父さまだったのでしょうね。そのような出会いと人間関係は一生の財産だと思います。
尚、私は、人間関係について、「不満がない」レベルでは、8点は付けません。ここには書きにくい好ましい事情があるのですが、もし、お会いすることでもあれば、詳細をご説明します。
>中百舌鳥の住人さま
私の表現したかった意図に関して、明らかに私が考えた式を改善していると思います。感謝と共に、脱帽します!
ありがとうございます
(
Blessings
)
2006-06-28 12:16:40
-そのような出会いと人間関係は一生の財産だと思います。
この言葉にインスピレーションを受けました。自分は財産家でもあったのですね!それも他と比較できないほど巨額(priceless)の。
ある理由から経済を専門とする人の思考回路(?)や人となりについていろいろと疑問があったのですが、山崎さんをsample(good sampleですよ)として学ばせていただいています。
一 big fanより
幸福感と経済学
(
サイレントじゃないマジョリティー
)
2006-10-01 14:26:17
山崎様
訳ありて(後日種明かしします)ここに再訪しています。
ブルーノ・S・フライ「幸福の政治経済学」(佐和隆光監訳、ダイヤモンド社)を今度読んで見ます。
ナイジェリアとは仕事上の関係がありますが幸福感が日本より上と言うことのインパクトがキッカケです。経済学を学生時代にもっと勉強しておけば良かったと感じています(尤も35年も前の経済学と現在のそれとでは大変な進歩があったのでしょうし、自分自身にも様々な変化があり受け取り方も違うのでしょうが、面白い学問そうですね)。
Unknown
(
n.enoki
)
2006-10-17 13:02:21
数値に置き換えようという発想そのものが
可笑しいですし、客観ではなく主観なものと
して捕らえなくては、何も生まれないと思い
ます。
Unknown
(
山崎元
)
2006-10-17 13:20:13
n.enokiさま
いらっしゃいませ。
幸福感を無理矢理数値化しようとしているように思われたかも知れませんが、もちろん、無理を承知で、「気分」を数式で表してみようか、という「遊び」です。「遊び」だからといって、不真面目なわけではありませんが、オトナが腹を立てる価値があるほど「真面目」なものではありません。
幸福感が不足されていますか?
人によって
(
ミラ
)
2007-07-04 05:21:53
経済力は、あぶなっかしいものですよ*(>_<)米でも、お金持ちは時間を買うと言うように、うちの上司も海外画家の千里眼で海外マンション探させて、儲けて儲けですからね。上司、発想やる~とか若者として思いましたが*都知事の息子もそんなにやれるものかね、だったら良いですよね。なぜあぶなかしいはですね、私に上司が、コンサルタントの木村さんタイプ人間が嫌いなので、因縁の中なので、キミがおとりだ、と、言うからですよ。げ?って感じでしょ。キミが先周り、逃げていい。警察か?だし。なぜきらいだと気を消耗させたがるのか、外国と日本は仲良くしないなぁと実感しました。差し迫れば、真に中立な立場を取れるスイスなどなく、木村さんタイプにわるいが、木村さんタイプに恩義も上司の様なパワーもカリスマもないので、そうした後、何故かすっきりしない気持ちで気楽な旅に出て、上司の会社での、治安、経済力を低下させました。私は。ま、平等になったから。いんです。ただムヤミに日本人じゃないとそんな性格の人は敵を作る癖があります。感情のコントロール何か効かない、もう新しい若者達にも、多感な人間性をアピールして、不必要だと思ってました。会社での社員コミュニケーション。社員チェックばかりして、プレッシャーに強い日本人何てイチロー位なものなのに、それも無意味で、目の前にあるものを柔軟にラフにさせず、新しい若者達が意思の力で自分を超えるのを、セーブさせようとしてました。でも、その運命に逆らうのも勝負、切り開くのも勝負の時代なんだから、私は、やれやれ、と思ってましたけどね。強いものが生き残る。この世の掟だから。金を考え抜く事が会社だと思うし、若者たちの得意とする創意工夫を私は、医学的見地からしっかり見て、上司じゃだめだと思いました。
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経済力については座標軸が全く異なるでしょうから、何も申せませんが、人間関係が8とは素晴らしいことです。よき家族・友人・仕事通じた人間関係を勝手に想像致します。
ただ、健康が6とは心配です。
どうぞ、くれぐれもご健康に気を配られましてお過ごしくださいませ。
幸福度を数値で表すのは難しいなあと
思いました。
ご心配いただいて、ありがとうございます。
ただ、10点満点の6点というのは、私としては、必ずしも低い点数だとは思っていません。正月及び先々月の血液その他の検査の結果は、酒飲みが心配なガンマGTPの34(健康な上限基準値は60)をはじめとして、オールセーフでした。今のところ、数値上の問題は、「軽度の肥満」と出る体重オーバーだけです。スポーツは昔から何もしていませんし、長年飲酒しているのですが、ありがたいことに、親が丈夫に産み育ててくれたらしく、中年にいたるも、まずまずの健康状態です。
ただし、健康に油断の出来ない年齢なので、なるべくよく寝て、カロリーと栄養に気を付けよう、というくらいのことは思っています。
>レベッカさま
幸福の数値化は、本当に難しいですね。私も、時々考え直してみようと思っています。レベッカさんも是非考えてみて下さい。
なお、経済学方面の本では、ブルーノ・S・フライ「幸福の政治経済学」(佐和隆光監訳、ダイヤモンド社)という本があります。直接的に、幸福度・満足度をアンケート調査する方法論ですが、日本人の幸福度合いが、たとえばナイジェリアといった、経済的には日本ほど豊かでない国の人に劣る、といった調査結果が出ています。
ので、日本で最も幸せな人物像は30代、都会暮し、専業主婦という結果でした。
想像通りだったわけですが(私自身はこのイメージに乗り損なってしまいましたが)、興味深いことに、他人の生活水準が気になる人より気にならない人の方が、非喫煙者と喫煙者では非喫煙者の方がいずれも高いということです。これもなんとなく納得できます。
所得について、年収1500万円までは上昇したが1700万円以上になると逆に低下したというのは、ある種のメッセージと捉えました。
悲しいことに、欧米では加齢と共に幸福度が上がるのに比べて私達の祖国日本では逆だった(やっぱり!)という現実です。
私にとって、幸福度に一番影響を与える、言い換えれば心が満たされる必須条件は「(人間関係をはじめとする)関係」です。
そんな私の主観で山崎さんの数値を見ると、人間関係が抜きん出ていたのでホッと安心(?)してしまいました。
幸い私は、ささいなことでも幸福感は得られるようです。
専業主婦・30代・都会暮らし、が幸福なのですか。「代わりたい」とは自分では思いませんが、大きな不満は無いのかも知れませんね。また、最近の経済事情からいえば、「専業主婦」が可能な家庭は恵まれてるのかも知れません。
年収1500万までは幸福感が増えるが、1700万以上になると逆に低下する、というのは、かなり面白い現象ですね。ある程度の年収までは、収入の増加が毎月の生活を豊かにしている実感がありますが、たとえば2000万円くらいから先は、税金が増えることもあり、あまり改善の実感がない、という声も多く聞きます。あるいは、年齢と年収には相関があるので、年収が1700万を超えるような年齢の人は年齢的に立場や健康が難しくなっていて、幸福度が低いのかも知れません。
ちなみに、私の「人間関係」に対する満足度が高いのは、現在、家庭内にストレスが無いことと、転職と「半フリー」的職業生活によって、ほどよい距離の友人がたくさん出来たことが原因です。何れも、結果的な満足であり、自分だけで出来たことではありませんから、ありがたいことです。
>ひと休み中さま
「幸福度」と程度を計測しようとすると、どうしても他人と比較してしまいますね。
かつての日本企業では、他人(同期など)との比較を強調する形でマネジメントがなされていましたが、これは、金銭的な格差が大きく付かなくても嫌な感じのものです。この気分を引きずったまま、経済的な処遇の差を拡げる日本企業式の最近の成果主義を、私は、「陰気な成果主義」と呼んでいます。"稼ぐほど喜んでたくさん払う"(実際には社内に嫉妬もありますが)本来の成果主義である「陽気な成果主義」とは別物だと思っています。
<ひと休み中>とのペンネームなので、たぶんオフィスのPCからのアクセスではないかと想像して、会社の話が思い浮かびました。
お察しの通りオフィスのPCから投稿しました。分室なのでアクセスしやすい環境ではあります(笑)。
益々のご活躍をお祈り致します。
この数式が適用できそうに思います。
・経済力(年収)がアップするので
健康(勤務時間が長く)と
人間関係(予見できない)は耐え忍ぶ。
・経済力(年収)はダウンするが、
健康(勤務時間が短く)が確保でき、
人間関係(今よりはまし)からも
開放される。
など、総合的な数値化を無意識に行って
いるような気がします。
(「経済力」「健康」「人間関係」を
同率ではなく、ウエイト付けする人も
いるかもしれませんが)
私の場合は世の中でたった一人でもいい、私を愛し、また私も愛する存在がいればこの「人間関係」における幸福感は限りなく10に近いというものです。昨年102才になる祖父を天に送ったのですが、その2、3ヶ月前、いつものようにケアホームに向かう途上で心の底から実感したことがありました。「私って何て幸せなんだろう、こんな素敵な人と40年もの間、心を通わせ生活を共にすることが出来たなんて!」もちろん良い友人達にも恵まれ感謝していますが、この日以来、人間関係に対する「幸福度」には多少の変化があっても「幸福感」は不変です。(最期は幼子のごとく柔らかい素直な心に戻っていった祖父にも聞いてみたかったな~)
たぶん、これも男女の相違があって、さきのアンケート結果にもあるように女性の方が感受性が強い(特に人間関係に対して)ことと関係しているのかも知れません。
幸福度は数値で表しイメージ化されても、ひと休みさんの言われる「幸福感」はそれに同意しているとは限らないところが人間の心の複雑さなのでしょう。
さて、山崎さんの考えた式を見て思ったのですが、この式だと、例えば「経済力」「健康」「人間関係」すべてが6の人の場合14.70になります。すべて10の場合が31.62ですから、すべてが6の人でも一番良い場合の数字の半分にもならず、幸せを感じにくい感じがします。
ある程度幸せでも、何だか「負け組」のような感じがしてしまう式で、あまり好きになれません。
これは、ルートの中に変数を2つでなく、3つ掛けているせいで、山崎さんも書いているように対数などを使うとよいのでしょうが、普及品の電卓でという条件で私も考えてみました。
バランスが取れている人がより幸福度が高いという山崎さんの式の考えをあまり損なわないようにし、また、見やすくするため10が最高になるようにしました。
一つ目は
平方根{(「経済力」×「健康」+「経済力」×「人間関係」+「人間関係」×「健康」)/3}
これだと、10が最高で、全部が6の人は6になります。
また、もう一つ新たな変数(例えば「自由に使える時間」がどれくらいあるかなど)を加えて、平方根を2回使い、
平方根{平方根(「経済力」×「健康」×「人間関係」×「新たな変数」)}
というのもわかりやすいのではないかと思います(単なる相乗平均ですが)。
どうでしょうか?
きっと、本当に素敵なお祖父さまだったのでしょうね。そのような出会いと人間関係は一生の財産だと思います。
尚、私は、人間関係について、「不満がない」レベルでは、8点は付けません。ここには書きにくい好ましい事情があるのですが、もし、お会いすることでもあれば、詳細をご説明します。
>中百舌鳥の住人さま
私の表現したかった意図に関して、明らかに私が考えた式を改善していると思います。感謝と共に、脱帽します!
この言葉にインスピレーションを受けました。自分は財産家でもあったのですね!それも他と比較できないほど巨額(priceless)の。
ある理由から経済を専門とする人の思考回路(?)や人となりについていろいろと疑問があったのですが、山崎さんをsample(good sampleですよ)として学ばせていただいています。
一 big fanより
訳ありて(後日種明かしします)ここに再訪しています。
ブルーノ・S・フライ「幸福の政治経済学」(佐和隆光監訳、ダイヤモンド社)を今度読んで見ます。
ナイジェリアとは仕事上の関係がありますが幸福感が日本より上と言うことのインパクトがキッカケです。経済学を学生時代にもっと勉強しておけば良かったと感じています(尤も35年も前の経済学と現在のそれとでは大変な進歩があったのでしょうし、自分自身にも様々な変化があり受け取り方も違うのでしょうが、面白い学問そうですね)。
可笑しいですし、客観ではなく主観なものと
して捕らえなくては、何も生まれないと思い
ます。
いらっしゃいませ。
幸福感を無理矢理数値化しようとしているように思われたかも知れませんが、もちろん、無理を承知で、「気分」を数式で表してみようか、という「遊び」です。「遊び」だからといって、不真面目なわけではありませんが、オトナが腹を立てる価値があるほど「真面目」なものではありません。
幸福感が不足されていますか?