コメント
事始め
(
サイレントじゃないマジョリティー
)
2007-07-14 13:20:37
山崎様、皆様
山崎さんのご質問と要請に簡潔に要領良くお答え出来るものではありませんが、この数年で自分自信問題として極めて身近で現実の課題として、介護のことを考えています。
結論とか纏まったものではありませんが考えていることどもに通低する諸点をランダムに投稿することから始めさせて頂きます。
【背景】90歳近くになる母が、今の処は日常の起居には若干の課題しか有りませんが、新しい出来事に関する記憶とロジカルな思考とに著しい支障をこの数年で持ちました。公的には要介護3です(1から毎年進んでいる常状態にあります)。
【課題】介護されることを必要とする側と介護する側 &/or 金銭面、肉体面、精神面、家族構成etcに分けて課題を整理して考える必要がありますが、今は兎も角経験内で思い当たる全てを列挙して置きます。
◆新しい事実に就いての本人の記憶が確かでないので、語る事の真実性の検証が難しい。
◆家族の力を結集して解決出来る範囲には限界が出る。
◆民間の通所施設の利用にも既に受入れキャパ不足の課題が出ている。
◆民間の入所介護施設の利用には経済的負担力の大きさが必要。
◆公的施設は(地域により?)受入れキャパが既に不足の状態が恒常化している。
◆医療と介護の境界線引きが難しい。
◆且つ民・公を問わず医療行為を受けるには介護とは別段の経済的負担力が求められる。
◆要介護状態と要治療状態とは相関関係性が極めて強く連続性を持つ性質のものである(と思います)。
◆介護する家族が介護を必要とする状況になった場合の経済的負担。
「介護」を「保護」を要すると読み替える必要を感じています。
取り止めのない投稿で申し訳御座いませんが、これ等の諸点と皆様からのインプットを得て考察を深め且つ将来への改善策の提言へと繋げて行ければと思い、思い切って投稿いたしました。
しょっぱすぎて
(
作業員
)
2007-07-14 16:44:49
みんな書き込みにくいのと、ちゃうやろか。早晩、いや、すでに、介護あるいは福祉制度が崩壊していることをみんな分かっている、のじゃないかなあ。福祉に市場原理を持ち込むことの無理、も亜保経済学者まで含めて、気づいている、のじゃないかなあ。商売人が福祉をシノギにしても、介護喰い、が関の山。結論を見ないようにしてないかい?
わしのオヤジは、晩年(まだ生きとるけどね)を、福祉界の灯台と言われる超優良特養施設の御手洗掃除人として過ごした。多くの善良なる人をツルハシ持って追い回したことと、自分の母親になにもしてやれなかったことを悔いてのことであった。そんなオヤジがいつも言っていたのは、「日本人には、北欧型は無理や」であった。(予算のない状態での)左派の理想の高さが、職員の過大な負担になっている、ということだろう。ぶっちゃけ、福祉の仕事というのは、下の世話、なのだ。そこで働き続ける人というのは、政治的な理想があるか、宗教的な理想があるか、極貧に生まれて飯が食えるだけでありがたいと思う生き仏か、この辺の突き抜けた精神を持つ高尚なる人たちなのだ。
にわか勉強によると、人は下降系列の賃金よりも、上昇系列の賃金を好む、とされる。介護等の仕事の賃金は、生涯、上がらない。せめて他の仕事に比べて時給が高い、というインセンティブがなければ、労働側にも介護されるお年寄りにも、厚生は生まれないだろう。キ印を出すまでもなく、企業は、すでに上昇系列の賃金制度をやめている。今は安くても、長く他人に奉仕すれば、いずれ見返りがある、とするならば、準公務員などの制度を新たに作るしかないような気もする。介護に携わる人のことを考えると、社会保険庁の職員など、どーでもいいような気がしてくるのであった。
ワタミの老人ホーム
(
snowbees
)
2007-07-14 18:54:08
山崎さん、
途中退去の問題など、ワタミ商法について、この「掲示板」が詳しい。
http://www2.ezbbs.net/03/rindou/
Unknown
(
hiro
)
2007-07-14 19:55:22
作業員 さん
>福祉に市場原理を持ち込むことの無理
>せめて他の仕事に比べて時給が高い、というインセンティブがなければ、労働側にも・・・
矛盾してますよ。
そういうのを市場原理と言うんでしょ。
まさに、需要と供給の供給じゃないですか。
家族で支える(嫁さんが過大な負担に耐える)ことで成り立っていた老人介護が維持不能になった、というのが根本にあるなら、解決策は作業員さんご指摘のように市場原理しかないのですが、それをどう設計するか、ということですよね?
サービスは受けたい、でもカネは出したくないし外国人も受け入れたくない、という難問にもし答えがあるとすれば、それはリフレしか可能性はないと思われます。
もちろん、実際にリフレが成功(名目成長で5%以上)したとして、果実が福祉に及ぶかどうかはわかりません。中年日雇いに厚く配分されるかもしれませんので。
Unknown
(
のらひこ
)
2007-07-14 20:15:10
10年ほど前、特養ホームへの補助金制度が華やかなりし頃、良く銀行屋さんが小金持ちに「やりませんか儲かりますよ」と声を掛けていましたね。私の知ってる範囲でも、銀座の飲み屋のオーナー、程度の悪い私立高校のオーナー、世田谷のアパート持ちの農家などなど少なくとも介護等に対して崇高な理念はゼロではないにしても、1%ぐらいしかもっていない人たちが始めてましたね。
そもそも、今の介護等の福祉事業はそれ以外の人たちが始められる事業なのでしょうか??
市場原理の嘘
(
yokoyari
)
2007-07-14 20:35:43
そもそも、「市場に任せればカネが安く上がる」というのが間違いなのです。
考え方は健康保険と同じで良いと思います。ある程度の累進性が必要だとは思いますが
どのくらいの料金設定が必要かは何ともいえません。
やってみなけりゃ分からない。しかし、安心して働ける制度設計にしないといけない。
下の世話云々を考えると看護士くらいの待遇は必要でしょう。
昨今、看護士も医者も危険水域なので次は医療崩壊ですね。
hiro様
リフレによる果実が及ぶかどうか分からないなら果実が及ぶように制度設計すればいいだけだと思います。
Unknown
(
hirosi
)
2007-07-15 00:24:21
山崎さん
はじめまして。
私の体験は、私自身が企業で経理の仕事をしてまして、訪問介護およびデイサービスの経理処理を見ていて感じたことです。因みに、これらの事業は現在では企業グループの方針で分社化して介護専門の会社になりましたが、大赤字を出しています。
結論としては、訪問介護およびデイサービスは民間では利益を出すのは厳しい状況です。3年前までは自助努力で何とかなりましたが、今ではどうにもなりません。
私が知る範囲では、利益がでるのは、地方自治体からの受託事業だけです。その理由は、このような事業は通常の介護保険収入以外に、自治体からの受託手数料が入るからです。
従いまして、現状の法体系では、訪問介護およびデイサービスで民間企業が利益を出すのはとても厳しい状況です。
コムスンやニチイのような大手は利益が出るかもしれませんが、私の知る中堅はどうにもならない状況です。
有料老人ホームについて
(
tks
)
2007-07-15 01:37:31
はじめまして。
有料老人ホームですが、一時金5年償却というのが確かに多いようです(皆が皆5年というわけでもないので、カルテルというのは言いすぎだとは思いますが・・・)。施設経営もギャンブルなところがあり、一時金が無いとなかなか経営が成立しづらい部分が背景としてあるのだと思います。入居金を無くすと必然的に月々の費用がUPするわけで、「一時入居金があるかわりに月々の費用が安くなる」というのは、利用者側のニーズでもあります。また、そもそも入居者も合意の上で契約を結んでいるはずですので、一概に施設側を責めれないかとおもいます。
しかし、おっしゃるとおり、利用権方式というシステムは極端な話「入居者が適度なサイクルで退去もしくは死んだ方が事業者にとって儲かる」という変なインセンティブが発生しかねません。ここには私も矛盾を感じます。
本来ならば市場競争によって入居金についても価格が下がっていくはずです。しかしながら、総量規制によって介護付き有料老人ホームの新規開設は打ち止め状態であり(他の施設に比べると介護付き有料老人ホームの方がむしろ安上がりなのですが)、この状況はなかなか改善されないかもしれません。総量規制には、政策のミスマッチを感じます。
ちなみに、私の住んでいる地区では、一時入居金は150万以下が多いです。高いと入居者が集まらないという事情からで、市場原理が働いていると思われます。入居金の価格設定は首都圏とそれ以外の地域でだいぶ違うようですね(個別の立地条件、設備、介護及び看護体制等によっても価格は違いますので、一概に価格だけで判断できないのはもちろんですが)。
アミーユ(㈱メッセージ)のように、有料老人ホームで一時金無しの戦略を取るところも増えてきているようです。
全国的にも、賃貸住宅に近い形で介護を受けることが可能な施設(住宅)も増えてきており、利用者にとって選択肢は広がっていくのだろうと思います。
以上、ご質問の答えにはなっておりませんが、書き込みさせて頂きました。長々と失礼しました。
Unknown
(
まっちゃん
)
2007-07-15 02:26:04
山崎先生がエコノミストとしての実証的な議論をされるデータにはなりえないかもしれませんが、mixiに介護ワーカーのコミュニティがいくつか(たくさん)あります。
ここを読むと非常にリアルに現場から見た「介護経営の難しさ」が語られています。
匿名掲示板と違い、それなりの重みのある議論もなされているので、あくまでご参考までですがご覧になってみるのも興味深いのではないでしょうか。
単純計算ですが…
(
床屋政談
)
2007-07-15 14:44:52
山崎さん皆さん こんにちは
私は今のところ介護の経験がありませんが、妻(祖父)や友人(祖母)から聞いていた話を総合すると、
理想的には、
【被介護者1名に介護者1名】が必要なのでないか、
ということでした。
それも【24時間】です。
もちろん心身の不具合の程度によって違うでしょうが、大ざっぱに言って、最後は誰もが「寝たきり」に
なり、自分で身の回りのことを出来なくなると考えると、
「いつでも誰かが手を差し伸べられる状態」が必要になるとのことでした。
これを山崎さん文中(1)の、「人生の最終盤を、気持ちよく過ごす」状態と考え、
※時給1000円×24時間(8時間3交代)=1日2万4千円
としました。
(一ヶ月で約74万円!!!)
これでは高すぎると考える方も多いと思いますが、
体を洗いやすい介護ベッドやオムツなどの費用は含まれていません。(部屋代や食事代は健常者でも必要なので除いても、です)
また、成人の体を介護者一人で入浴させるのは大変なでしょうし、時によっては介護者が複数必要になることもあるかと思います。
しかしそれにしても、あまりに高額なので…
施設で集住してもらい、手間を平均化したとして…
しかしその場合は施設代もかかるわけで…
どう考えても、毎月、何十万かはかかりそうですね。
そういえば、以前にも書きこみましたが、東京都の
保育園児には、一人当たりの税金が
毎月20万だか15万だかかかると小耳にはさんだことがありました。
さらに親が払う保育料をかんがえると、
やはり20万弱はかかっているのでしょう。
東京は土地代が高いので、地方ならもう少し安くなるかもしれませんが、
老人は体も大きいし、幼児よりも手間がかかるでしょう。しかも保育のように朝から夕までではありません。そして徐々に成長していく存在でなく衰えていく存在です。介護者の精神的にも相当きついものがあるようです。
::::::::::::::::::::::::
結局、毎月30万円ぐらいは、かかるのではないでしょうか?
これを保険でやるなら、その掛け金は、要介護者1名に対して「健常者」が何人いるのかなんでしょうが…
少子高齢化は、そうとう厳しい圧力を全員に与えそうですね。
時給2000円だと
(
yokoyari
)
2007-07-15 16:18:06
床屋政談様
私は時給2000円は必要だと思います(1000円だと一日8時間働いてもワーキングプアです。ワーキングプアでは気持ちよく働いてはもらえないでしょう)。夜間だと夜間手当ても必要になりますね。
3交代とはいえ、休日も週休二日で必要なので4人は必要。
介護者の病気とかのことを考えると更にもう一人。
大目に見積もって
2000円*16*3*196+2000円*1.3*8(夜勤)*2*196(週休二日なので)
=2696万9600円です。
これに労働者の社会保険やらなんやら加わるわけで
どう考えても、大多数の老人は担保できないでしょう。
法人税や累進課税とっても足りないかもしれません。
そしたら刷るしかないなぁ
光栄にも名前が挙がっているので
(
作業員
)
2007-07-15 16:18:20
>矛盾してますよ
高福祉なら、高負担。ちゅうことよね。市場原理なら、弱者切り捨て。結局、中間的な制度にならざるをえんのでしょう。わしが、つくづくお馬鹿だと思うのは、ヨコヤリ氏には怒られるが、どうせ借金積み上げるなら、公共事業で、ではなく、福祉で積み上げればよかったと思うんだなあ(この点、好かんけど、島田晴雄っぽいな)。雇用は継続的にあるし、実需要もあるわけやからなあ、福祉は。もはや、福祉国家にもなれない無様な国に成りはてとるがな、我が日本は。
で、もう誰も言わんやろから、わしが言うとくが。前川リポートの頃って、内需拡大のために、百兆単位の公共事業を宗主国に強要されてたんちゃうのん? ほんでから今は、宗主国が金融資本立国になってるから、ジェニ市場開放、おしつけられとんと違いますノン。国のかたちも自分たちでよう決めんのにから、美しいとか骨太とか、へたくそな日本語で茶濁したらあかんですなあ。であります故、期日前投票に、ゴー!
少し入っていない間に
(
moto金田浩
)
2007-07-15 17:21:31
介護の問題別項に取り上げてくださり感謝です。
介護職さんの待遇については下記を。
週間ダイヤモンド 2007.5.19号
介護地獄 65ページに介護の担い手不足と説明が
あります。
厚労省の調査(年度不明)によれば全産業に於ける
平均賃金は月330900円 介護職は新規求人の
平均賃金ホームヘルパーさん月164600円
施設で働く介護職さん月169000円 資格取得の
難しいケアマネさん月205600円となっています。
そして、最初はそれでも年々賃上げでもあれば
希望も持てますが、介護報酬の年々のダウンも
あって賃上げにまわらず大半が据え置かれたまま
状態です。
と取り上げてくださっています。
市場原理って何ですか?
(
hiro
)
2007-07-15 18:41:21
>市場原理なら、弱者切り捨て。
どうやら、「市場原理」というのは「市場の原理」とは別物のようですね。「の」が入るか入らないかで全く違う意味になるとは知りませんでした。
最近流行りのジャーゴンでしょうか?
「市場の失敗」という立派な用語があるのにあえて「市場原理」という最新用語を使うところに旺盛な批判精神を感じます。
介護の価格の上限を医療が押さえる
(
お弟子
)
2007-07-16 01:58:12
介護が高くなったら病院に入院させればいいや、という考え方があって、そしてそこには国民健康保険があるので値段が決まっていて、たとえ介護保険がなくても実質的に介護の価格に上限が定まっている。
介護保険が出来るまで、介護の分野も医療が担ってきたという歴史があるし。ごね得で入院とかごね得で退院しないって話はよく聞くし。
介護の価格の上限を医療が押さえる?
(
mama
)
2007-07-16 11:34:14
本人負担額だけを考えると、介護の価格の上限を医療が押さえているように見えるかもしれませんが、保険が負担している部分を考えると、介護保険の方がずっと低コストに抑えられています。
そのため、介護に従事する方の時給は大変低く抑えられています。
介護保険や年金に頼るしかない孤独な人々の不安は増すばかり。
結局は家族の絆に頼らざるおえないのかと、制度を知るにつけさみしく思います。
保育園児にかかる税金
(
mama
)
2007-07-16 11:40:49
床屋政談さんのコメントに出てきた保育園児にかかる税金ですが、0歳児で認可保育所に入所している場合に投入されている税金です。
実際には、認可外保育施設や幼稚園でみている3歳未満児には税金は投入されていませんし(一部自治体をのぞく)、三歳以上児は、親の所得があれば全額親が負担していますし、親の所得が少なくても、投入される税金の額は多くて3万円から4万円です。
ひとりあたりの金額を考えれば、介護保険の通所介護事業所のほうが、より多くの保険料が投入されています。
なので、少子高齢化の現在、制度維持が困難なのです。
どうか、市場経済の知恵で、必要なサービスをまかなう方法を見つけてください。
国がすすめる介護予防(介護が必要な状態にならないようにする)がベストという結論になるのは寂しい気もします。
家族に囲まれてピンピンコロリという幸せに恵まれるため、日々自助努力を積み重ねるしかないのかなあ。
保育園児にかかる税金(補足)
(
mama
)
2007-07-16 11:48:32
0歳児で認可保育所に入所している場合に投入されている税金ですが、親の所得が高ければ親の保育料が入ります。高い人で0歳児ひとりで月額80,000円を負担しています。そして、その分税金が投入される額は減ります。
本人負担額は税金が見積もるひとりあたりの保育単価が上限ですので。
(兄弟がいると保育料が10万円を超える地方自治体もありました。4月の制度変更で,せいぜい12万円が上限になりましたが)
ですので、ひとりあたり税金の投入額20万円というのはずいぶん高い見積もりです。
介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものがでてくるのです。
比較すると高齢者にかけられている公的資金の方が遙かに大きい。
ゆえに政策のリバランスが求められているのだと思うのです。
女性が外に出て働かなければならないのは、ひとり暮らしの高齢者の世話をする安い労働力が止めどもなく必要とされているから………。
保育園児にかかる金額
(
床屋政談
)
2007-07-16 14:32:39
mamaさま (yokoyariさま)
あやふやな記憶で不確かな額を出してしまって恐縮です。
私の記憶では、都の担当者が、幼児一人に毎月投入している税金が多額(15~20?)なので、その分を家庭に支給して家で保育してもらったほうがいいのかもしれない、と、ボヤキ(恫喝?)とともに新聞紙上で言っていた記憶がありまして…
すくなくとも保育園児平均でなく、その中のゼロ歳児平均とのこと、なるほど、ゼロ歳と6歳ではかなり手間が違いますからね。毎月15~20万円というのは、ゼロ歳時のことかもしれませんね。
(しかしただの偶然ですが、最晩年≒寝たきり時の、という定義だと、ゼロ歳児の世話のコストと比べるのは、けっこうイイ線かな、と。苦笑)
そして、ここで「コスト」と書きましたが、先の書き込みで私は、
「(誰から支出されるかは関係なく)その世話に幾らかかるか?」という意味で考えていましたので、都の担当者の発言の文脈だと、税投入額に親の支払い分をプラスした額が「世話にかかる額」かと考えていました。
私は、(ご老人本人からでも配偶者からでも息子や娘からでも孫からでも税金からでも)そのお金が誰から出たものであろうと、社会にかかる負荷の額、そのインパクトを噛みしめることも大事かと思い、「世話にかかる額(全体)」を試算してみたかったのですが…
>介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものが
というのは、保険にすると誰しも何割かは負担するので、抑制意識が働いて総額が減る、という意味でしょうか?
あと、上記の意味でyokoyariさん文中の「週休2日」というのは私の試算にはありません。要介護は365日ですから。
週に2日くらい家族が介護すべきだ、という意味でしょうか?(時給はせめて2000円というのはその通りだと思います。しかし、それだとあまりに高額になりそうだったので・苦笑)
いずれにせよ、正確なデータが欲しいところですね。
思うに、理想的な介護での必要額を出すと、あまりに高額で、オープンにできないのでは、とも思ってしまいました。
(似たようなことで、終末医療の延命治療に毎月100万円とかいった額がかかっているところを、「税金・保険料がもったいないので止めて死にましょう」とは言いにくいのと医療関係者としては儲かっているので、その額が公になりにくいと聞いたことがあります。これも本当のところはどうなのでしょうか…)
週休二日の意味
(
yokoyari
)
2007-07-16 17:07:19
床屋政談様
説明不足で申し訳ありません。週休二日というのは労働者側のことです。なので交代要員が更に必要だなと思い人数を追加しております。
被介護者が365日つきっきりで休み無しで介護が必要なのはそのとおりです。
かかる額が高かろうが安かろうが正確なデータがないと議論にならないですね。
政府はどういった試算をしてるのか気になるところですね。
介護職さんの時給
(
moto金田浩
)
2007-07-16 17:50:25
介護職さんの時給
ホームヘルパーさん 月164600円
時給は約935円 (月22日8時間勤務として)
介護職さん 月169000円
時給は約960円 (月22日8時間勤務として)
となります。
手取りは社会保険料・税金など差し引かれます
からせいぜい月13万円台でしょう。
なお、賞与はあっても僅かです。
殆どないといっても良いのでしょうか。
ですから、お書きになっているように時給
1000円とか2000円とかは貰っていないと
いえます。
そして、これは当然ですが男女同じです。
そのため、若い男の方は、結婚も出来ず
崇高なボランティア精神で溌剌と世のためと
思って働いてはおられても、数年で、、。
勿論、女性の方も同じようにたいへんです。
365日24時間
(
moto金田浩
)
2007-07-16 17:55:23
計算式は週休二日、8時間勤務で良いと思います。
職員の方は交代勤務ですから。
普通一日を三交代で勤務します。
単純に24時間一人8時間勤務として。
当然週休二日です。
育児保険構想
(
mama
)
2007-07-16 21:59:34
床屋政談様
>>介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものが
>というのは、保険にすると誰しも何割かは負担するので、抑制意識が働いて総額が減る、という意味でしょうか?
すみません。少子化対策として語られる育児保険構想の話ですので、介護保険と比べたときの普通のサラリーマン世帯の不公平感から出ている話です。ですので、世帯の負担額が減って、国の負担額もしくは保険による社会全体の負担額は増えます。
ちなみに、所得が高い世帯の自己負担額80000円(3歳未満児)というものをあげましたが、この所得が高い世帯というのは所得税を459、000円以上払っている世帯のことです。所得税をこんだけ払えるんだからあたりまえだということにされているのですが、税金も払って、保険も払って、教育費も払って、国の成長力を落とさないように働いてというのはなかなか。
でも、育児保険構想自体は破綻しかかっている国の財政を助ける話ではまったくありませんね。
ただ、子育て世帯の負担がそれ以外の世帯の負担とあまりにもアンバランスなので、介護保険の被保険者年齢を40歳未満に広げることもできないのです。
公的年金が将来にわたってどれくらい不足しているのか正確には誰もわからない(厚生労働省の役人の試算次第でいくらでも変わる)ように、介護にかかる費用が本当にはいかほどなのか。本当は誰にもわからないと思うのです。
なので、軽々に市場原理を持ち込める話ではないと思います。
お金持ちの喜捨と、崇高な使命感を持つ方のボランティアで何とか成り立つのかなあ。
子供の世話にならずに、自分の金で施設に入所すると大口をたたくためには、相当な資金と、そして自分の認知機能が衰えたあとを見てくれる後見人をどう選ぶかという難題が待ち受けています。
介護保険の現実は、自宅で必死に介護される方の負担を、通所介護やホームヘルプ、そして時々のショートステイで何とか和らげる程度。
誰にも迷惑をかけずに老いることはできないとつくづく思うのです。
大手ならば介護サービス事業が成り立つか?
(
mama
)
2007-07-16 22:29:02
思いつくままにコメントをあげてすみません。
介護ビジネスにうまみはあるのかということですが、たとえばコンビニは物を販売しているので、本部にお金を取られても、成り立つと思います。居酒屋も材料費を抑える、客単価を上げる等で工夫の余地がある。
でも、介護サービスは人件費そのものです。
人件費を削る以外に、そこで実際に働かない人が収益をかすめ取る方法はありません。
ビジネスとして成り立つのでしょうか。
有料老人ホームの当初入居料が高いのは、介護サービスとして収益を上げるのは困難なので、不動産事業として収益を上げるためなんでしょうね。
地価の安い、そして人件費も安い田舎では、賃貸アパートと通所介護事業所のセットで何とか収益を上げようとしているNPOが跋扈しております。
介護で収益を上げているとするならば、その大手企業は絶対不正請求をしている………と思ってしまいます。
まあ、お金持ちを相手にリゾートホテルを経営するつもりで組み立てれば何とかなるのかも。
高級ホスピスとか。
いつも、市場原理で何とかなる物ならばと思案するのですが、名案は浮かびません。
市場化テストの終わり
(
作業員
)
2007-07-17 14:17:27
>ビジネスとして成り立つのでしょうか。
どうも「市場原理」というのは、わしのオリジナルらしいので、今後使うときは、わしに十円暮れ。本当は、口座番号を載せたいのだが、まあわしのブログではないので、十円払う気になったら、中村哲のペシャワールの会に寄付しといてちょ。
さて、介護の話ですな。厚労省の役人というのは、ことごとく、一人残らず、ろくでなし、だというのは、アベルフ氏の表現ですが、ま、そんなところでしょう。介護の市場化、の結果が、折口コムスンですからなあ。長年、福祉というものを、木っ端役人がどういう目で見てきたか、今更ながら感心いや寒心か。
ちょっと古い話をしましょう。前にも書いたが、国家神道下の我が神国日本おいて、蛇蝎のごとく忌み嫌われた言葉に、「社会」と「福祉」という二つがある。もちろん、今は違う。障害を持って生まれた子供のことを、バカの壁男養老先生は、「社会の子」と呼んでいる。からして、山さんやポンちゃんは、「社会主義者」になるのが自然だ。
「福祉」については、たとえばこういう言い換えがなされた。やんごとなき皇族の方々のありがたき「仁慈」。社会福祉など、やんごとなき人々からのトリクルダウンで十分、という発想だ。こういう考えは、今なお皇族の方々の諸活動という形でそのまま残ってもいるし、ボートの上がりをくすねて笹川曾野一家が行うかの財団のありがたい事業、という形でも存在する。市場化とは、今あげたような、市民とは筋の違う制度の延長にある、とわしの目には見える。市場原理は、福祉を充実させるだろうか。人貸しで人間を部品扱いしている男が、本当に、一文無しの人間の福祉を向上させるだろうか。男は、市場というものを、そういう風に使えるだろうか。使えるなら、男はたしかに、皇位継承権のあるお立ち台皇子だ。
市場というのは、装置にすぎない。ある結果を導いてくれる、それだけだ。市場が善悪の問題など、斟酌することはない。決めるのは勝敗だ。
日本会議池田学会統一連合という一応の宗教勢力の支持によって、小泉安倍によるきわめてお粗末な新自由主義化が推し進められたのを見れば分かるように、国家でも市場でもない、本源的に福祉の担い手たる宗教団体の、理念が、低い、低すぎる、どうしようもないのじゃよ、我が日本は、我が真言密教まで含めて。
国にはもはや予算がない、宗教による支えもない、となれば、市場に放り出される弱者、に市場が勝敗をつける、ことになる。成長市場なら、確かに弱者が生き延びる可能性がいくらか高まるかもしれない。それも、トリクルダウンなんだから、露一滴のいくらか、だ。
他愛の精神がない人が、他人のために税金を払ったりしない。この人たちが、他人のために税金を払わない人のための政党を支持する、これは当然だろう。御○所フジオやタコ社長は、安倍を支持すればいい。
ただ、もうひとつ、我が民族の卑しさについて書かなければ、福祉について語ったことにはならないだろう。その卑しさとは、「肥えくみの高給を許さない」という卑しさである。給食のおばちゃんに退職金が出たときけば、「給食のおばちゃんのくせに」であるし、年に一万回のオムツ交換をするヘルパーがベンツに乗っていれば、「ヘルパーのくせに」であるし、中年日雇いに金が回るかもしれないと聞いただけで、すでに自分が損をした気分になる、そういう卑しさだ。福祉業界で働く人たちは、そういうまっこと卑しき社会の目の中で、薄給に甘んじてきた。市場の神と皇族方のどっちが偉いのかは、よくわからん。が、今言われている「市場原理」に関する議論は、市場の神が決めた薄給だから、やっぱり甘んじて受け入れよ、というものではないかと、わしは思っている。
結果として、弱者の福利厚生が改善すればそれはそれでいいのだから、われこそは市場原理主義者、と思われる全能感でいっぱいの方は、具体的な解決策を提示して、しっかり実現すればよろしい。それはそれで、ありがたいことだ、手を合わせる。が、わしはすでに、福祉分野の市場化テストは終わった、と思っているので、さっき期日前投票に行き、市民の責任を珍しくも果たしてきた。あとは、政治がやるだけだろう。みなさんも、期日前投票にどうぞ。
介護職さんの待遇改善
(
moto金田浩
)
2007-07-17 20:35:57
週間現代 2007.07.28号 142ページ
介護の現場は人を通じてしか成り立たない希有な
現場です。介護業界は3K (きつい、きたない、給料が
低い)と3S(専門性が低い、ストレスがたまる、すぐ
辞める)の典型的職場だといわれている。
と書かれています。
人を通じてしか成り立たない希有な現場とのご理解には感謝のひとことです。
自動車製造現場の合理化とか、トヨタのカンバン方式とか販売業者の仕入れ価格のダウンとか、経済原則はなんなく通じない世界ではないかと愚考いたします。
参考までに週間現代の記事を記述させていただきましたが、なにはともあれ介護職の方の待遇改善は必要です。
結局、負担は一般の方の協力しかありません。それが税金からであれ、介護保険からであれ、受益者の負担増からであれ。
最後は夢想につき
(
床屋政談
)
2007-07-18 01:18:35
皆さんの書き込みを踏まえ、私なりに考えてみました…
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
現状では、介護はほとんどが人手、つまり人件費なので、時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
(2)介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
現状では人件費を削る、ピンハネするしかない。
(「削る」には「酷使」や「こき使う」も含まれ、現状の加害者とは、業者や国はもちろん利用者もか!?)
もしくは「加入権」を高く売りつけ早く「殺す」か。
(3)どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか?
毎月146万円は多くの人にとって無理。
1割負担にしても「健常者」が他に9人必要。無理。
外国人労働者に超低賃金でお願いするか…(時給500円の場合でも毎月37万円。時給300円で毎月22万円。しかも日本で暮らして生活費を使う彼らに最底辺の生活を強いることになる。たとえば1年の出稼ぎとして故郷の国へ手間なく強制的に帰らすかたちか…。それでもいいと彼らは言うかもしれないが…シンガポールなどがそういうかたちかもしれない…私は個人的に強い抵抗があるが…)
あとは超高度な介護ロボットを開発して量産するか…
(個人的には魅力がある。いかにも夢想で恐縮だが、先の介護ビジネスとして儲かるところまでもっていけないか…ゆくゆくは自動車のように輸出産業に! 実際に介護される人の話として、人にいろんな世話になるのが恥ずかしいとも聞く。最初はお金持ち向けに自分で操作して食事や入浴や着替え、さらには外出ができる…そんなロボットを。ホンダなどが研究しているという噂は本当なのだろうか?)
Unknown
(
元医療従事者
)
2007-07-19 11:36:27
私見ですが・・・
なぜ介護保健制度が出来たかというと、老人医療費の削減と、一般企業が医療福祉業界へ参入する為のものであって、決してお年寄りの方々の事を、本当に考えて発足したシステムでは無いのです。
以前は老人介護も医療機関が担っていたわけですが、医療費が高騰してくると財源がなくなる、保険料の値上げも難しい。それならと言う事で、医療機関より安い経費でお年寄りの面倒を見つつ、介護保険という新たな税金で財源を賄おうとしたものなのです。また、福祉として医療から切り離す事で、医師免許を持たなくてもこの業界に一般の企業が参入出来るようになったわけです。ところが思いの外、介護保険の前評判が良く、新規参入をもくろむ企業が殺到した為に、結局財源が足らなくなったというのが現状です。もっとも、介護保険料は地方自治体が勝手に設定出来ますので、支出が増えれば保険料をあげればいいという事になります。ご自分の保険料と全国平均を比較されて見られれば分かります。
医療機関が運営している介護施設では、そこでのトラブルが、本体の医療施設へのペナルティになりかねないために、さほど無茶な事は出来ないのですが、厚労省の許認可を受けない企業が経営母体の場合、かなりあくどい事をしても本体に影響がないわけで、このあたりが、コムスンに対して厚労省のにらみが全く利かなかった原因でもあるわけです。厚労省のお役人も、自分の言う事には皆従うはずだ、と勘違いしてましたけどね。
まあ、御老人方の医療・福祉の経費をいかにして安くあげるかと言う事が初めの目的なわけですから、国としてはこれ以上のサービスを期待されても応える気は全くないわけで、御老人方を取り巻く環境は、ますます悪化していくしかないのです。
それと、国の保険料で運営されてる医療、介護はいわば国の下請け事業です。元請けが金が無ければ、下請けにしわ寄せが来るのはどこの業界でも同じでしょう。
介護ビジネスは儲かるのか?
介護は真面目にやればやるほど赤字になります。施設では、1人当たりの費用は定額ですから、出来るだけ経費を抑える、つまり何もしないほうが利益が多くなります。ここら辺りが経営者の、理想と現実のせめぎ合いになるのでしょうね。
ついでに、ワタミの場合、有料老人ホームであり、特別養護老人ホームや、老人保健施設等のように、行政の厳しい審査を受ける必要はないはずです。そのかわり国からは直接介護保険料が支払われる事はないので、その分、入居者の方たちは高い負担料を強いられる事になります。
それから、介護保険の施設に入所すれば医療保険との併用は出来ません。医療施設ではないのですから。したがって、何かあった時に施設内でちゃんと治療が受けられるなどとお思いにならないように。
シノギの山分けあるいはインサイダー
(
作業員
)
2007-07-19 13:56:37
>コムスン問題で介護の規制強化へ・厚労省有識者会議(日経)
文豪村上ヘイポー氏が、SMという遊びを世間に認知させた頃、わしの住んでいるいるところでも、ヤな人がその手のクラブを始めて、大したシノギをあげた。最終的には摘発されたのだが、捕まったのはいつものように、雇われ店長が一人。ポリというのは、いつもいつも、お仲間たる彼らが一定のシノギを積むのを待ち、いくらかバックをもらってから「はーい、それまで」の号令をかける。
厚労省とコムスンは一体だったのだから、問題のすべてをアホ役人は把握していた。今、アホとは書いてみたが、役人なりの次のシノギをきっちり用意してくるだろうから、侮れないんだな、やつら。
ホリエや村上にしてもそうだろう。使えるうちは使う。どうも、村上、実刑だったみたいね。気分だけインサイダーでは、だめ、ちゅうことか。
規制をかけるぐらいなら、初めから取り締まれ、と役人どもに言っても詮無いこと。マスコミが今頃原発批判しても、産経に代表される原発提灯新聞どもが、なにをいまさら。日経は御用弁護士まで用意して、偽装請負の正当化。恥を知れ、などと言うてもあかん。恥なんか知ってたら、役人も記者も弁護士も、おいしい仕事はやれんだろう、それが「市場」か。わしも、インサイダー、入れてくれや。今度の選挙は、日本御○所フジオう○こ経団連新聞への審判だから、期日前投票にみなさんどうぞ。以下、クソ記事より。
「生身の人間である労働者の保護と競争力強化という市場の要請をどう両立させるのか。与野党にはこの難題に正面から向き合う空気が乏しい」
おーまーえーがーいーうーなー! この日本タコ経営者新聞が! 空気が乏しいって、おめーの新聞には、空気もないだろうが、このタコ。生身の労働者と生身のお年寄りの立場で、いっぺんでも記事書いてみろって、ヌケサクが。
ワタミの名前が挙がっているので。ワタミの社長は、「バイトを雇うより、正社員にしてこき使った方が、会社は儲かる」が口癖の見上げた経営者やからな。ヘルパーの賃金が上がったりは銭。上記インナー解説あるいは、当初、採算部門の施設しか引き受けないとあの男が言っていたのを見れば分かるように、訪問介護部分の利益は薄い。いくらか厚くなるなら、お役人様が、折口の次にワタミを使う、ちゅうことかもしれん。「ワタミに就職したい」と手帳に書いたらどうや、福祉学生諸君、介護の勝ち組、かもよ。
介護職さんの待遇改善2
(
moto金田浩
)
2007-07-19 20:44:58
今日、銀行の支店長さんが新任のご挨拶にこられ
ました。
世間話の中で、今の介護の現状について話ました。
特に、介護職さんの待遇について、いかに
低賃金で働いているかをお話ししました。
知らなかったと言われ、ご理解を得ました。
こちらから、支店長さんにお得意回りをされる機会に
ぜひ、この現状を皆様にお話して下さるようお願いいたしましたところ、こころよく
了解していただきまた。
草の根での小さな取り組みですが続けて行きます。
これからの介護
(
トランテーヌ
)
2007-07-20 04:04:24
はじまして。
先日投稿された「FPの証券仲介は安全か?」の記事を知り合いから紹介され、このブログを知りました。
わたしは、独立系FPとして証券仲介の仕事もしておりましたので、複雑な思いで記事&コメントを読ませていただきました。
と、前置きはこの辺りにして
ここでは介護について、わたしなりの意見を言いたいと思います。
実は、義兄が今年の5月からグループホームという認知症の方の介護施設を開業して運営しております。
介護というと、他の方も言っていらっしゃったように人を人と扱わない介護をしている施設が多いように思われます。
わがホームの施設長曰く、「本当に思いのある介護を行っている施設は数%しかない」とのこと。
三好春樹さんという方をご存知でしょうか?
http://www.mdn.ne.jp/~rihaken/
これからの介護を変える、という熱い思いで介護に関わっている方です。
わがホームも、ボランティア精神あふれる施設長のもと、スタッフ一同が誇りを持って仕事ができる環境を整え、入居者の方が毎日の生活を楽しむ、当たり前の介護を目指しています。
何が当たり前なのかと言えば、オムツはしない、自力でトイレに行ける人には介助をしながらトイレに行ってもらう、ターミナルケアと呼ばれる終末介護も行う、というスタンスです。
もちろん、こういったことを当たり前のように実践していくには、他の施設より介護スタッフを多く配置しなくてはならず、当然コストがかかり、とても介護保険だけの収入では経営が成り立ちません。
なので、他の施設に比べれると入居者の方が負担するコストは高くなってしまいます。
現状の介護保険制度では善意のある事業者であればあるほど、経営が厳しくなってしまうのです。
介護保険の保険料をもっと適性な金額にして、介護事業をきちんとしたビジネスとして成り立つようにする必要があると思います。
そうじゃなかったら、誰が介護事業をやるんですか?
ボランティア精神にあふれた人たちの善意の元に成り立っているビジネスであることをもっと行政の人たち、または一般の人たちにも知って欲しいです。
つれづれなるままに書いてしまいスミマセン。
「介護は下の世話」という記述を見てとても残念に思い、こんな思いでこの仕事に関わっている人がいること、そういう施設があることを知って欲しく、コメントしました。
トランテーヌさんと同感
(
元医療従事者
)
2007-07-20 11:42:25
今の介護制度は確かにスタッフのボランティア精神に頼っている部分がとても大きいと思います。しかし、そのことは行政はとっくに判っている事でして、逆に介護に要する費用を削っても、ボランティア精神にあふれた民間人が何とかするだろう位の事しか考えていませんよ。民間が努力すればするほど、行政はどんどん怠慢になっていきます。
日本国としては、介護事業みたいに金ばかりかかる政策はもともとやる気は無いのですから。年金問題を見れば、いかに国が無責任か良く分かりますよね。
下世話でわるい
(
作業員
)
2007-07-20 12:40:31
>「介護は下の世話」
誰がそんなお下品こと言っているのかと思ったら、わしだった。すまんす。が、介護が下の世話だという実感は、変わらんなあ。その下の世話が、「立派な仕事だ」と伝える技術がわしにないんやろなあ、メモ夫人、添削してくれ。それで、インナーの人も、なんで「同感」なんやろか。わしの理解を超えとる。ほんまに、インナーの人か?
市場が福祉に貢献できる可能性は、ある程度あった、と思っている。が、もう無理無理絶対無理。別のエントリーを読んでくれ。時給千円どころか、時給800円が実現できない、あるいは絶対に実現させない、と言っているタコばかりなんやで(そして大規模貧民層の出現)。恥ずかしげもなくリバタリアン宣言して、自己責任、を他人におしつけるような奥谷もどき、ばっかりなんや、いわゆる識者も。鬼畜キ印御○所フジオのように、違法行為で3億の役員報酬を手に入れるだけではなく、さらには、税金は一円も払いたくない、払うなら国を捨てる、などとかましてくる売国○器ばかりなんやで、富裕層は(住民票にこだわる竹中や某女子穴もいっしょやろ)。
志ではどうにもならんのが、市場、ちゃうやろか。公的な金をジャブジャブつぎ込む事業は、厳密な意味で「ビジネス」ではないのではないかなあ。
介護職さんの待遇改善3
(
moto金田浩
)
2007-07-20 23:23:08
今日の地元紙の社説でも
コムスン問題との見出し。
厚生労働省は介護保険事業者の規制見直しの検討
に入ったとし、今後規制の強化に乗り出すとした。
とあり、それは当然なのですが、最後のところで
コムスン問題を機に介護現場で離職者が続出、深刻な
人手不足に見舞われていることがより鮮明になった
と書く。景気回復で労働条件の良い他の業界に人材が
流出しているのだが、一番の理由は労働に見合う賃金
が得られないことだろうと書く。
そして、待遇改善をどう図るか、介護事業者の報酬を
どう確保するか。この議論をもっと深めなければなら
ないとしている。
大手の新聞社はすでに取り上げてくれているが、地方紙も取り上げてくれ出しました。
嬉しいことです。
Unknown
(
鈴音
)
2007-07-21 16:53:58
ウチは障害者福祉のはしくれやってますが、補助金ばら撒きの時代だったらなんとか利益を出せたかもしれませんが、現在においては福祉を商売にするには、かなり大規模かつ、超長期的スパンで僅かな利益を確保する予定で考えないと無理じゃないですかね。
だいたい、普通に施設を運営するだけではただでさえ事業収入よりもコストがかかりがち・・・
収入を上げるとなれば利用者にはねかえる事になりますが、低所得者が大半である対象者からこれ以上の費用を請求することは不可能でしょうし、
「コストを下げる」となれば、トヨタ式応用でもできれば別ですが、人間的であたりまえの生活をサポートするにはある種のムダが必要ですので、良質なサービスを提供するとなるとカットできないですから、人件費をって事になりますか。
ホームヘルパー養成講座なりの介護職養成で利益つけ足ししたうえで、一円にも満たない様な利益をかき集めて黒っぽくするしかないのかな。と
不正しても赤字 なのに
(
作業員
)
2007-07-21 17:15:51
北九州市で我が同胞が一人餓死するたびに歯が一本抜けている竹中が顧問を務めるパソナの南部のツレのどえりゃーえらいジャーナリスト田原氏によると。
「破綻したビジネスモデルのまま、逆に法律の隙間を縫うといった詐欺的手法を続けていったのが、折口コムスンだ」そうです。
不正をしても赤字、だったはずです。不正請求の返還額は、たしか一億以下を主張しているみたいですな、折口は。そして、その折口について。同じく田原いわく。
「折口は、最初からどこかの時点で介護事業を売り払おうとしていたのだろう。ある時期に彼の年収は14億もあった。コムスンを上場した際に折口は、数百億の資産を築き上げたといわれている」
善意の折口が、介護保険に百億ほど寄付すれば、当座はしのげるかもしれませんね。ネタとしか思えない髪型を揶揄されることもなく、現人髪、ぐらいにはなれたでしょう。
全く関係ないけんど。夜回り水谷修ちゃんでーすが、「私はすでに62人を殺しました」と懺悔しているそうです。おい、フジオ、おまえも少しは他人様を見習って、「私はすでに偽装請負をご万とこき使いました」と懺悔して、介護保険に千円でも寄付してみろ。おめーのキヤノンは、不正して一兆円の大黒字、積み上げたんだろうがよ。
長生き・極楽とんぼ1
(
moto金田浩
)
2007-07-21 18:23:05
福祉について。
歴史のながれでしょうか。
かつて英国がゆりかごから墓場までとして福祉を
充実されました。これによって多分良い世の中と
なったのでしょう。
しかし、一般の方々の負担増と、一方では怠け者さん
も出てきて、反省したのでしょうか。あの鉄の女性様
がこの流れを変えられましたように聞きます。
日本もこれまで、けっこう福祉を充実して来ました。
老人介護もその一つでしょう。痒いところに手が
届くような福祉充実もあります。
お役人さんは国会で決められた法律に基づき一生懸命
努力されています。予算の獲得と執行。税金の徴収。
国会の方々も、一般の方々の要求に基づき福祉の法律
を作ります。しかし、全てが一般の方々が支払うお金
がもとになっています。当然ですが。
一般の方々が、もうこれ以上お金は払いたくないと
おっしゃりだした。(笑)
ですから、再度一般の方々が、まぁ、もう少しは払っても
良いとおっしゃって下されば、なんとかなると愚考します。
それによって介護職の方の待遇も改善されましょう。
期待しています。
長生き・極楽とんぼ 2
(
moto金田浩
)
2007-07-21 20:27:56
一般の方がもう少し払っても良いということ。
例えば、まだ認められていませんが環境税とかの構想が
あります。一般の方々よりお一人年間一万円とか。
一億人として年間一兆円。
環境税も地球温暖化防止に必要ですが少し待って貰って。
お年寄り感謝税の名目で一般の方よりお一人年間一万円
を取りあえずお恵みいただく。
同じく一億人として年間一兆円。これを純粋に介護職
さんに分配する。介護職さんの総人数は知りませんが
仮に200万人おられたとしてお一人当たり年間50万円
分配できます。とりあえずこれくらいで我慢してもらって。
そうそう、集金と分配の経費を一割として一人当たり
十分ではないが、年間45万円分配できそうです。
これで介護職のかたの待遇改善で介護も継続可能では。
金田氏にほだされて
(
作業員
)
2007-07-22 17:16:49
いくらかエグイことをだらだらと書いてみたい。
教員の採用などゼロなのに、教員もどきを養成し続けた三流教育学部などは、三流大学の生き残りをかけて、今度は福祉をシノギにし、福祉では飯など食えないのに、大量の福祉士等を養成し続けている。
介護は下の世話、な話をすると。最近の福祉系学部の学生の中には、実習で老人のオムツ交換をするときに、「それは私にはできません」とハッキリ言うのがいるらしい。先生や職員があきれて、「じゃーよ、おめーはよ、いったい何になろうとしてるんだ?」と問うと、まあトンチンカンな答えが色々返ってきて、笑うしかないらしい。たぶん、いきなり善意のコムスン折口になれるとでも、思っているんだろう。見上げた起業家精神だ。
コムスンの各店舗の求人に、「無資格可」と書いてあるのがテレビに映っていたような気がする。無資格でもできることはあるんだろうが、ヘルパーぐらい、わしでも資格もっとるぞ。ほんでから、ヘルパーは近いうちに介護福祉士等の資格に格上げがされていくんだよな、金やん。たとえばアメリカのこの分野の資格というのは、大卒だったり院卒だったりするはずで、無資格の主婦のパート、なんちゅう扱いではないはずだ。このあたりが、制度として、実に微妙なところなんだよな。
近所の福祉施設に出入りしていたとき、糖尿で足を落として寝たきりの元ヤな爺さんに気に入られ、ブザーで何度も何度も呼ばれて困った。裏の話をひとしきりして、爺さんはいつも同じことを言った。
「おめーのその仕事、本当に男の一生の仕事か?」
さあ、どうやろ、わしオヤジに頼まれただけのボランチアですねん。明日、あんたの世界に足つっこむかもしれまへんな。ほんでから、ヤな仕事は、男の一生の仕事でっか?
介護の仕事は男が重宝される。介護は重労働だからだ。が、わしのオヤジは一筋縄なことはしゃべらんので、わしにこう耳打ちした。「ここでは、男と女が、同じ仕事しとるやろ。やから、男の方が、楽や。こういう場所で、楽な仕事しとる男は、クズや」。エグイ話で、すんまそん。介護職の男がクズなのではないので、ひとつよろしく。ヘイポー龍に言うと、「楽しい仕事はあっても、楽な仕事はない」となります。
職安の講座でヘルパーの資格を取った友人が何人もいる。一人は今、車イス等のオーダーメイドを生業にしている。それまで、溶接やらなんやかややってきたことが生きていて、天職に転職だ。その友人は初め、施設で働く気だった。が、友人が言うには、「施設は、男手を必要としているのに、おっさんより、若いねーちゃんを取りたがっている」らしい。
これはわしの想像だが。ええおっさんを、安い給料でこき使うこと、がなかなかできないんだろうな。若いねーちゃんなら、安月給でも許される、空気がある。もちろん、見た目なども重要。施設が一番気にしているのは、臭いだ。だから、オムツ交換の回数が五回とか七回とかに増えて、年一万回になってしまう。糞尿の臭いプラスおっさんの加齢臭は、嫌われるのかもしれない。
若いねーちゃんの職場は、陰湿なイジメと色恋沙汰が起こりやすい。結局、残るべき人材が業界から流出していく。要領がよく図太いだけの人材が残った施設に、身内を入れたりしては絶対にいけない。株を選ぶより、おそらく難しい選択だろうと思う。
Unknown
(
minaho
)
2007-07-22 22:06:04
老人福祉施設の中で、高級老人ホームという存在は、ちと位置づけが違うんですよね。
ワタミとかオリックスが手を出しているのは、高級老人ホーム。
これは、マンションに近い感覚で運営されているから儲かるんです。
要するに不動産業だと考えないと、間違いの元になる。
例えばオリックスなんかは、オリックスリビングという会社が運営してますが、「高齢者向け住宅事業会社」と自らが位置づけているわけで・・・。
仕組みもすごいです。
オリックスの関連会社が買った土地をオリックス不動産が管理する。
オリックスリビングはこの土地を、オリックス不動産を通して借りて高齢者向け住宅を作る。
作る資金はオリックスから借りる。
グループ全体で儲けられるような仕組みが出来上がってるんですね~。
ワタミはどうなんだろ?
調べたことないけど、似たようなシステム作ってるんじゃないですか?
所詮不動産物件なんですよ。
介護を必要とする人が出てきても、別に介護専門職がケアする必要はないんです。
だって、介護施設じゃないんだから。
専門職がいた方が便利だから雇うってことです。
介護保険を組み入れるとかえって面倒だから、自費でできることだけやるって高齢者住宅もあるわけで・・・。
不動産物件として運営してる会社は、ちゃんと儲かる仕組みを作ってるんですよ。
早く出て行って欲しいってのは、本音でしょうね。
だから、居心地が悪くても改善されない可能性も大。
税金増やしたら、少しは増しになるってのはアヤシイです。
以下、誰かが書いてたんだけど、ものすごく納得した説明。
「大企業が下請けイジメするのはよくある話。
介護だっておんなじ。
政府が下請けイジメしてるって構図なんだから、改善するのは難しいよね。」
御便器構造ってことですよ。
親会社が心を入れ替えないとダメってことです。
感謝・感謝です。
(
moto金田浩
)
2007-07-22 22:10:57
ほだされていただき感謝です。
介護の世界を良くご存じで恐れ入ります。
多くの問題を抱えておりますが、改善の余地は
まだまだあります。そして、皆様の関心が深まれば
深まるほど良くなりましょう。
今後ともご支援・ご指導よろしくお願い申し上げ
ます。改めて、感謝申し上げます。
それは・・
(
yokoyari
)
2007-07-23 09:39:44
moto様
>一般の方々よりお一人年間一万円とか。
>一億人として年間一兆円。
>お年寄り感謝税の名目で一般の方よりお一人年間一万円
>を取りあえずお恵みいただく。
>同じく一億人として年間一兆円。
http://www.mgssi.com/terashima/nouriki0704.php
労働者の中にワーキングプアが2174万人居るので、その方からは頂けません。
一億人の中には当然、働いていない子供とか年間200万以下の年金のみで暮らしている老人もいるわけで、そこからはいただけない。
ので、その計画は厳しいでしょう。
やはり富裕層から相応にいただくのが一番良いかと。
あと儲けてる企業からも。
ご指摘感謝です。
(
moto金田浩
)
2007-07-23 22:06:55
そうですね。
一律に一億人からは無理でした。
私の計画のまずさでした。
富裕層の方の協力と、企業さんからの
協力ということで、なんとか、お金を
確保して、介護職の方々に回して頂く。
長生き・極楽とんぼ 3
(
moto金田浩
)
2007-07-24 18:39:04
修正です。
日経2007.07.23日号より。
私は全国に介護職のかたは約200万人と書きましたが
同紙によると現在介護職さんは約100万人とか。
2004年度、全国で介護保険サービスを受けている方は
410万人、
今後、団塊の世代の方が65歳に達する2014年度には
600~660万人に増えるかも知れないという。
そうなると、介護職の方も40万人増やす必要が有ると説く。
どうすんだろうね
(
作業員
)
2007-07-24 19:25:45
>40万人増やす必要
>延べ三十八人働いたフィリピン人を日本名で記載し、常勤職員とする偽装をしてきた(とある事件)
一人っ子同士の団塊ジュニアが、非正規社員同士だけんど結婚して、がんばって二人子供を作って、かあちゃん専業主婦しながら子育てと、旦那の両親を介護。実の両親も倒れて要介護、元非正規専業主婦のかあちゃん一人で、四人の年寄りの世話しながら、二人の子供、さて、育てられるかなあ。
仕送りで成り立っている国で有名なのは、北とフィリピンだが、なんでもかんでもフィリピンの人がやってくれると思ったら、大間違いだろう。フィリピンのねーちゃんは、英語ができるし綺麗好きだし宗教的倫理観が確立しているし、なわけで、香港でも上海でもニューヨークでも、どこでも働ける、かもしれない。日本のように、何年働いても賃金を上げない希望のない国に来る人材のレベルなど、たかがしれている、かもしれない。
わしの知り合いの福祉施設も、ずっと求人をかけているが、一人も面接にこない。さて、どうすんだろうね。おやすみなさい。
長生き・極楽とんぼ4
(
moto金田浩
)
2007-07-25 00:07:36
長生き罪・長老害・等々
かなり以前、変な映画だったか、テレビだったか、
漫画だったか、がありました。
数百年後の世界。人間が長生きして困ってしまって
時の政府は停年ならぬ、停生存制度を作った。
これに怒った一部の人が反乱を起こし、、。
といったような筋だったか。
結局は、こんな変な制度は解消され、めでたし
めでたし、で終わり。
今のうちに、いい制度を作り、ということで介護保険は
成立したものと記憶しています。
介護保険制度は、基本的には良い制度です。
かつてのように、お年寄りの方を、家庭で介護することは
不可能となりました。これは、時代の変化です。
介護を社会の力でする。そして、一般の方々の負担で
介護制度を維持する。一般の方々のご理解により負担
を継続していただくことが重要と思います。
そして、その負担額を少し増やしてもらい、介護職の
方の待遇改善にのみまわすという制度設定が必要と
愚考いたします。
ひょっとして不可能なのか…?
(
床屋政談
)
2007-07-25 02:14:25
すいません。こだわるようですが、
時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
だとすると、
保険でなんとかなるレベルを超えてしまっている気がしてきているのですが…
1割負担(本人負担が毎月14万6千円)で、他に健常者が9人、
5分負担(本人負担が毎月7万3千円)で、他に健常者が19人、
それぞれ必要になるわけですよね。
日本の人口ピラミッドを考えると無理なのでは?
小学校みたいな計算で恐縮ですし、
他の社会保障(公的な医療保健制度など)でどうやっているか分からないので、
いたずらに怖がっているだけかもしれませんが…
:::::::::::::::::::::::
先の数式は、個人的な知り合いのご家族が(介護保険で補いつつ)自分たちでも介護をし、
しかし当の御婆さんは「こんなに苦労をかけるならあの時(脳の発作時に)死ねばよかった。すまないねぇ。すまないねぇ。」と口癖のように愚痴り続け、
家族は「なに言ってんの」と励ましながら心身ともに疲れ果てていっている、との話を聞いたことを念頭に試算してみたものでした。
(その話をきいて私は、やはり介護は、ほとんどをプロに任せ、家族のほうはたとえば毎日おだやかに会話を交わす、そんな状態が理想なのではないかと思ったのでした)
しかし、それでも私は今、
介護を公的に支えあうのは、「実ははなからムリ」だったのじゃないかと思ってしまっています…
(つまり、相当な金持ちかコネ持ち以外は、結局、満足な水準の介護環境は用意できないのでは…と。)
>その負担額を少し増やしてもらい、
という「少し」では不可能なのではないでしょうか…
なにか、よい切り口が、突破口が欲しいところです。
どなたか、「実はけっこう大丈夫」的な、試算でも、構想でも、教えていただきたいところです。
長生き・極楽とんぼ5
(
moto金田浩
)
2007-07-25 18:47:27
>その負担額を少し増やしてもらい、
>という「少し」では不可能なのではないでしょうか…
>なにか、よい切り口が、突破口が欲しいところです。
>どなたか、「実はけっこう大丈夫」的な、試算でも、
>構想でも、教えていただきたいところです。
>時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
>だとすると、
>保険でなんとかなるレベルを超えてしまっている気がし
>てきているのですが…
現状は下記となっています。
まず、介護は365日24時間必要ですが、
一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
平均6人の方のお世話をします。
これは昼間と夜間の配置人数に決まりがあります。
例えば昼間は介護職さん一人につき3人のお世話。
夜間は介護職さん一人につき9人のお世話とか。
各種の施設によって変動ありますが、概数です。
単純計算では下記となります。
時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
月146万円÷6=24.3万円となります。
時給2000円としてなのですが現状は時給1000円以下です。
一人で6人の介護では十分とは言えません。改善の余地
大ありですが、現状はそうなっています。
介護の値段について1
(
moto金田浩
)
2007-07-25 21:56:37
さて、介護の値段について。
まずご利用者の負担について。
お金持ちの方は別とします。お金持ちの方は介護保険の給付対象でない高級老人ホームに行かれますから。
高額のマンションを購入するというような形で、月々の生活費やそこで働く介護職の方の給与も含まれた負担を自費で支払われますので。月30-40万円は普通かかると思いますが。もっとも、マンション代の中に一部含まれる形で少し毎月の負担額は減少するケースも有るでしょう。
普通の方について考えてみます。
この場合が介護保険の給付が大きな支えとなります。
介護保険制度があって良かったとなります。
普通の方はお歳を取りますと当然収入は大きく減少
します。主に年金となります。厚生年金の方は少ない
と言えます。なぜなら、厚生年金は男性が主ですが
大半の方は女性で、夫はお亡くなりになっている方
となり、給付は10数万円ですか、それでも恵まれた
方と言えます。多くのかたは国民年金の受給者の方です。
月6-7万円ですか。いや、それ以下の方が主でしょう。
この方たちが、月々どの程度負担可能でしょうか。
考えてみてもしかたがないのですが、それが現実です。
今、介護保険適用の老人ホームでは、ご利用者の方から差はありますが、ご利用者個人の負担額は月8万円から月12万円程度ではないでしょうか。中には月15万円以上も。
平均すると12万円が中心ではないかと推定します。
これでも、お年寄りの収入では無理な費用です。
差額は息子さんや娘さんが負担します。
今更
(
事業者
)
2007-07-26 14:46:35
政府は、いまさらこんなことを言い出してます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000002-yom-pol
こんなことをするためには、どれだけの介護報酬単価の見直しをするのか、業界として注目です。
逆に言えば、事業者は、人件費を低くしたくてしていたわけではありません。国の決めた介護報酬から逆算すると人件費をせざるを得なかっただけのことです。
こぎゃん本があるそうだ
(
作業員
)
2007-07-26 19:23:51
『介護地獄アメリカ』大津和夫著 日本評論社 発行2005年1月
図書館に森和朗という知らん人の本(自我と仮象第Ⅲ部)が落ちていたので開いてみたら、介護の本が紹介されていたので、孫引きだ。
『大津氏の調査によると、「マンハッタンなどの大都市部にあるナーシングホームの入居料金は、平均で一日当たり255ドル、年間では9万3000ドル、驚くべきことに日本円で1000万円にものぼるお金が必要となる」ページ335』
同じく森氏の本によると、アメリカの医療費は日本の倍で世界一、平均寿命は先進国で最低、だとさ。在宅介護については、こんなところらしい。
「在宅介護にしてみても、派遣スタッフの犯罪歴のチェックが不十分であったり、外部の業者に委託したりするため、家財の盗難ばかりか傷害事件などもあとを絶たない」
布袋さんみたいなヘルパーばっかりなんやね、ジェニがすべての宗主国アメリカって。みやうちー 村上のバックのみやうちー おめーの望む社会はー とってもパンクやなあ。なあ、町田町蔵よ。
長生き・極楽とんぼ6
(
moto金田浩
)
2007-07-27 19:24:50
アメリカ様は大変なんですね。
年間1000万円とは信じられません。
日本で生まれ育ち、そして死を迎えられることに
感謝です。(笑)
平均寿命世界一の名誉ある素晴らしい国です。
「人のふり見てわがふり直せ」世界の方々は
日本を見習って頑張ってくださることでしょう。
そして、さらに、私たちは世界の先頭を走るべく
さらに努力を。
番外編
(
moto金田浩
)
2007-07-27 21:03:48
介護の研修生と現場で会いました。
20代前、若々しい、素晴らしい人たちです。
現場研修中でしたが、将来に希望を持ち
がんばつて折られました。
男女半々くらいで、10人くらいが居られました。
捨てたもんじゃあないです。
明るくなっています。
介護の値段について2
(
moto金田浩
)
2007-07-29 12:22:48
さて、介護の値段について。
ご利用者の負担の次はお一人当たりの総費用について
現在、ご利用者の方々が老人ホームに入られてお一人
当たり総費用は月いくらぐらいか。
かかる総費用はお金持ちの方にかかる費用と大きくは差が
ありません。月30万円―40万円はかかりそうです。
中心は月35万円ではないでしょうか。
この金額、月30~40万円は種々の積算や社会通念から
専門家の方が決められたもののようで詳しいことは分かりませんが概ねそうなっています。高いと見るか、安いと見るか、意見は分かれそうです。
毎月の食費・室料・光熱費・運営経費・介護職の方々の給与管理者の方の給与・雑費等です。
例えば介護職の方の給与はお一人につき、先ほど単純計算で時給2000円で月24.3万円でしたか、そういう計算では残りの食費・室料・光熱費・運営経費・雑費・管理者の方の給与が11万2000円しか残りません。とても無理です。
ということから、介護職の方の給与にしわ寄せが行きます。
それはさておいて、お一人総費用が月35万円として、
個人負担が約月12万円、残りの約23万円が介護保険
で負担という形になります。これはあくまで概算ですので差はありますが。介護保険の負担もけっこう多額といえます。
介護保険制度があるから、なんとか個人負担は少なくて済んでいるのではないでしょうか。
普通、自宅で生活するのには、一人月12万円でしょうか。
基本的な考え方として、定年後ご夫婦で最低生活として月24万円とか言われますから。健康であってですが。
これに比べて、介護の必要な場合の費用は多額です。
人が、人のお世話をする。そして施設も必要、経費も
かかるとなりますから。
なんとも、大変なことではあります。
番外編2
(
moto金田浩
)
2007-07-29 12:27:00
介護職の方の不足について、先ほど
ある方と話をしていたところ、面白い案が
出ました。(笑)
徴兵制度をということでした。
高校・大学卒業後一年間は徴兵ならぬ
徴介護要なんてどうかと。
山崎先生の質問に答えて1
(
moto金田浩
)
2007-07-29 21:32:25
最終的には、事業者が儲かり、介護職の方も満足な報酬を得る形でないと、事業としての介護は存続できないでしょう。一方、その場合に、そのためには、利用者が幾らぐらい、どんな形で支払う必要があるのか、という問題も重要であり、もちろん、支払う側も満足するようでなければなりません。
(1) 人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
(2) 介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
(3) どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか? 読者のご教示とご意見をお待ちしたいと思います。
上記の山崎先生の投げかけられた件について、私なりのバカな考えを下記に。
① 人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
これは、先ほど書き込みましたが現状程度の気持ちよさで良いなら介護職の方の
給与を取りあえず月間5万円アップしてもらって、35万円プラス5万円で月間
40万円とします。幾らかかるかの質問には月40万円と言っておきましょう。
② 介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
まず、基本的な考え方として介護ビジネスは儲けたい人は多いが儲けてはいけない
ビジネスと一般の方は考えます。一般の方々が儲けてはいけないと考えるビジネス
ですから、儲けてはいけません。(笑)
もう、これは、笑うしかありませんが。
儲けたいなら居酒屋チェーンをやれとなります。
そういえばお医者さんも、医療機関も、儲けてはいけない業種になりつつありますか。
したがって、このビジネスを行う人は、成功者の方が社会奉仕をしたいとか、例えば
かのカーネギーさんとか、マイクロソフトのゲイツさんとか、もうこれ以上儲けたく
ない方だと社会が認めた方がされるのがよいでしょう。日本には誰がおられますか、、。社会が認める方。(笑)
作業員さん、山崎先生、日本にどなたかいらっしゃいませんでしょうか。(笑)
遅ればせながら。
(
床屋政談
)
2007-07-30 02:14:24
moto金田浩さま 具体的にご教示いただきありがとうございました。
ただ、
私個人が考える山崎さんの質問の
>(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごす
状態なんですが、
(洒落てなくても)清潔な身の回りで、
(贅沢じゃなくても)気が向いたものを食べ、
(いつでもでなくとも)リラックスして寝られる。
加えて、好きな本を読める。
といったところかな、と思います。
しかし、moto金田浩さん文中の
>まず、介護は365日24時間必要ですが、
>一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
>平均6人の方のお世話をします。
だと、
風呂は?毎日入れるのか??
献立は?一律??ファミレスレベル???
ひとりで寝れないの????
本は……老眼次第か……
>月146万円÷6=24.3万円となります。
で、この値段ということになると…
やはり、
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
は、毎月146万円のほうが近いのかなぁ、
と思うのですが…
ううーん、参りました。
(
moto金田浩
)
2007-07-30 21:54:10
遅ればせながら。 (床屋政談)
2007-07-30 02:14:24
moto金田浩さま 具体的にご教示いただきありがとうございました。
ただ、
私個人が考える山崎さんの質問の
>(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごす
状態なんですが、
(洒落てなくても)清潔な身の回りで、
(贅沢じゃなくても)気が向いたものを食べ、
(いつでもでなくとも)リラックスして寝られる。
加えて、好きな本を読める。
といったところかな、と思います。
しかし、moto金田浩さん文中の
>まず、介護は365日24時間必要ですが、
>一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
>平均6人の方のお世話をします。
だと、
風呂は?毎日入れるのか??
献立は?一律??ファミレスレベル???
ひとりで寝れないの????
本は……老眼次第か……
>月146万円÷6=24.3万円となります。
で、この値段ということになると…
やはり、
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
は、毎月146万円のほうが近いのかなぁ、
と思うのですが…
コメント感謝です。
私のコメント。
参りました。気持ちよく過ごすとの意味を
私は取り違えていましたかなぁー、です。
最低限のことを考えていましたが、これって
変だったのでしょう。
気持ちよく過ごすとは、言葉とおり、気持ちよく
です。
それは、当然、費用はかかりますので146万円の
方が気持ちよく過ごせます。
すみません。
(
moto金田浩
)
2007-07-30 23:30:43
あとて確認いたしましたところ、質問の引用が
変な具合になっていました。失礼いたしました。
お詫びいたします。
今回の選挙で
(
moto金田浩
)
2007-07-30 23:36:40
福祉政策も変わると感じます。
介護問題も、これまで以上に良くなるでしょう。
やはり、一般の人も、現実を直視されています。
自民さんも、この空気は感じてくださいましょう。
予算配分も変化するでしょう。
ともすれば、これまで、福祉切り捨ての方向でした
から。
なにか、大きく、期待出来そうです。
介護と生活保護
(
moto金田浩
)
2007-07-31 23:18:48
今日晩のニュースにはびっくりしました。
いや、北九州の生活保護施策。多分お役人
さんはノルマに押しつぶされ、予算もあって
厳しい査定を余儀なくされたのでしょう。
自民さんはそういう方向を打ち出し、結局
それが行き過ぎたと。
介護も生活保護とよく似ています。
切り捨ての方向でした。
なまけものは自助努力していないのだから
ほつとけ、放置しておけとの空気がありました。
残念ですが。
しかし、何度も書きますが、それが変わりつつあります。自民が負けたことで、はっきりしました。
多いに自民さんは反省して、善政をひかれる
ことでしょう。
今日も今日とて
(
moto金田浩
)
2007-08-01 18:32:20
現場で男性の介護職の方と話しました。
やはり、待遇の話です。現場では入浴介助が
体力を要します。女性の方もされますが体力
を必要としますので、いつの間にか腰をやられ
ます。男性も同じですがなにかと若い男性が
必要となります。
悪魔のシステム
(
作業員
)
2007-08-01 18:38:25
>予算もあって厳しい査定を余儀なくされた
ソープ○川で友人が働いていた北九州市の職員が鬼畜なのは、もはや言うまでもないですが。制度を用意したのは新自由主義政権です。補助金を得るためには、役に立たない同胞を葬れ。殺せば殺すほど、ジェニはくれてやる。性的に異常なのです、こいつらは。では、お体にお気をつけになられて、まっとうなお仕事にお励みください。
感謝です。
(
moto金田浩
)
2007-08-01 20:49:13
体力がなくなっています。(笑)
腰もやられています。
和式便所にすわって大きい方をしたあと
しばらく自力ではたてません。
目の前にある水道管の様な物を握って
よっこらしょと立ち上がります。
もう身体を気をつける余裕もありません。(笑)
仕事に励みます。
ちょつと休んで
(
moto金田浩
)
2007-08-04 21:58:34
山崎先生の投げかけられた問題の三番目の問題について。
③ どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか? 読者のご教示とご意見をお待ちしたいと思います。
要するところ、介護の必要なお年寄りを各々の家庭が受け入れ家庭で介護することにつきますが
それは、困難です。ここまでは、一般の人もご理解されています。
少し前までは老人ホームにお預けすることに対して社会も家庭も後ろめたい気持ちがありました。
親孝行出来ないのか、だれに大きくして貰ったのだとか、親の面倒みないでどうするとか。
例えば、一時も離れてはいけない寝たきりのお年寄りの介護を家庭のみでするのはお嫁さんも
息子さんも無理です。例え一時ホームへルーパーさんが来られても、例え一時デイサービスに
昼間お預けしても。結局は残りの多くの時間が介護にかかります。とてもとても大変です。
ということで、私は、まず、介護の必要なご家庭の方が、入所施設にお預けになりたいと希望されれば
全てを受け入れる施設を作る。施設は新しく作る必要はありません。幾らでも空き家はあります。
廃校等も一つの例でしょう。古くなった公営アパートもあるでしょう。
例えば空き家 一軒家でも可能です。それらを快適な生活空間として改造すればコスト安で使えます。
問題は介護職の方をどう集めるかと言うことです。まぁ仕方がないので徴兵制度かな。(笑)
そして、一番肝心なのは、これらの費用は、申し訳ありませんが、介護税としての消費税で
賄うことでしょう。まぁ当面1%もあれば何とかなります。徴兵制度で介護職の方の人件費は
かなり、減額されますから。
このことは、まだまだ、考えます。皆様もよい案をここへ書き込んでください。
明日晩あります。
(
moto金田浩
)
2007-08-05 12:24:27
明日のNHKで介護の問題が取り上げられます。
特に、介護職員さんの待遇や人手不足問題が
出てくるようです。期待して見たいと思っています。
一般の方も、だんだん理解してくれています。
改善の期待が高まり、嬉しい限りです。
勘違いでした。
(
moto金田浩
)
2007-08-06 22:40:38
今晩かと思いチェックしましたが間違いでした。
明日の晩、ガイヤの夜明け 午後10時からでした。
コムスンを取り上げるようです。
そして、人手不足問題、そして、徴兵制度(笑)
いよいよ今晩です。
(
moto金田浩
)
2007-08-07 17:30:20
どういう番組になるか楽しみにしています。
今日も今日とて、介護施設の譲渡先が話題に
なっています。
介護職の方の待遇改善策が出てくることを
多いに期待しています。
さすがはTV局政策班
(
moto金田浩
)
2007-08-07 23:14:45
「ガイアの夜明け」一時間じっくり見ました。
政策班の方々はさすがに良い番組つくられます。
参りました。
厚生省も考えを変えられています。介護職の
待遇改善に前向きでした。これも、参院選の
おかげと思っています。
行政の担当者と
(
moto金田浩
)
2007-08-10 20:25:01
昨日、行政の介護保険担当者と話す機会が
ありました。当然、予算と支出のアンバランス
から、とても介護報酬の改善は困難との意見
でしたが、それは別として介護職の方々の
低賃金は理解しておられました。
そして、その改善には取り組みたいと。
この場合、事業者に改善部分といえどもその資金は
直接渡すと職員さんに渡さず経営資金に使われる
可能性があるので、いや、事業者さんを信用しない
という訳ではないが、職員に直接わたるように
しなければいけないということも言われました。
ついに、独自で改善の
(
moto金田浩
)
2007-08-11 22:31:24
今朝の新聞で紹介されていました。
国の支援というか介護報酬の改正を待たずに
一部の民間の事業者が独自で介護職の方々のみ
を対象に待遇改善に乗り出すこととされました。
多分、経営に負担が大きいとは思いますが立派です。
中堅クラスの事業者であり、影響は大きいと
思います。改善の方向が出てきました。
やっと、行政様も腰をあげ
(
moto金田浩
)
2007-12-10 23:06:27
先日の新聞にありました。
厚生労働省の有識者による作業チームが
介護職員さんの人件費アップの報告書を
12月8日付けで、提出とありました。
やっと、行政様も待遇改善に腰を上げて
くださるようになりました。
感謝・感謝です。
厚労省も来年度から順次、制度改正を実施
して下さるとのこと、ありがたいことです。
マオ
(
knockoff handbags
)
2012-02-06 23:24:21
じゃ山崎さんの理想はソウソウに見えるんですけど。今日は。私は夏休みでゆったりリゾート来てます。阿波おどりも行きましたが、はぁ?とか、語りを思い、着うた聴いて星空の観測してしまいした。(>_hrgrfd
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山崎さんのご質問と要請に簡潔に要領良くお答え出来るものではありませんが、この数年で自分自信問題として極めて身近で現実の課題として、介護のことを考えています。
結論とか纏まったものではありませんが考えていることどもに通低する諸点をランダムに投稿することから始めさせて頂きます。
【背景】90歳近くになる母が、今の処は日常の起居には若干の課題しか有りませんが、新しい出来事に関する記憶とロジカルな思考とに著しい支障をこの数年で持ちました。公的には要介護3です(1から毎年進んでいる常状態にあります)。
【課題】介護されることを必要とする側と介護する側 &/or 金銭面、肉体面、精神面、家族構成etcに分けて課題を整理して考える必要がありますが、今は兎も角経験内で思い当たる全てを列挙して置きます。
◆新しい事実に就いての本人の記憶が確かでないので、語る事の真実性の検証が難しい。
◆家族の力を結集して解決出来る範囲には限界が出る。
◆民間の通所施設の利用にも既に受入れキャパ不足の課題が出ている。
◆民間の入所介護施設の利用には経済的負担力の大きさが必要。
◆公的施設は(地域により?)受入れキャパが既に不足の状態が恒常化している。
◆医療と介護の境界線引きが難しい。
◆且つ民・公を問わず医療行為を受けるには介護とは別段の経済的負担力が求められる。
◆要介護状態と要治療状態とは相関関係性が極めて強く連続性を持つ性質のものである(と思います)。
◆介護する家族が介護を必要とする状況になった場合の経済的負担。
「介護」を「保護」を要すると読み替える必要を感じています。
取り止めのない投稿で申し訳御座いませんが、これ等の諸点と皆様からのインプットを得て考察を深め且つ将来への改善策の提言へと繋げて行ければと思い、思い切って投稿いたしました。
わしのオヤジは、晩年(まだ生きとるけどね)を、福祉界の灯台と言われる超優良特養施設の御手洗掃除人として過ごした。多くの善良なる人をツルハシ持って追い回したことと、自分の母親になにもしてやれなかったことを悔いてのことであった。そんなオヤジがいつも言っていたのは、「日本人には、北欧型は無理や」であった。(予算のない状態での)左派の理想の高さが、職員の過大な負担になっている、ということだろう。ぶっちゃけ、福祉の仕事というのは、下の世話、なのだ。そこで働き続ける人というのは、政治的な理想があるか、宗教的な理想があるか、極貧に生まれて飯が食えるだけでありがたいと思う生き仏か、この辺の突き抜けた精神を持つ高尚なる人たちなのだ。
にわか勉強によると、人は下降系列の賃金よりも、上昇系列の賃金を好む、とされる。介護等の仕事の賃金は、生涯、上がらない。せめて他の仕事に比べて時給が高い、というインセンティブがなければ、労働側にも介護されるお年寄りにも、厚生は生まれないだろう。キ印を出すまでもなく、企業は、すでに上昇系列の賃金制度をやめている。今は安くても、長く他人に奉仕すれば、いずれ見返りがある、とするならば、準公務員などの制度を新たに作るしかないような気もする。介護に携わる人のことを考えると、社会保険庁の職員など、どーでもいいような気がしてくるのであった。
途中退去の問題など、ワタミ商法について、この「掲示板」が詳しい。
http://www2.ezbbs.net/03/rindou/
>福祉に市場原理を持ち込むことの無理
>せめて他の仕事に比べて時給が高い、というインセンティブがなければ、労働側にも・・・
矛盾してますよ。
そういうのを市場原理と言うんでしょ。
まさに、需要と供給の供給じゃないですか。
家族で支える(嫁さんが過大な負担に耐える)ことで成り立っていた老人介護が維持不能になった、というのが根本にあるなら、解決策は作業員さんご指摘のように市場原理しかないのですが、それをどう設計するか、ということですよね?
サービスは受けたい、でもカネは出したくないし外国人も受け入れたくない、という難問にもし答えがあるとすれば、それはリフレしか可能性はないと思われます。
もちろん、実際にリフレが成功(名目成長で5%以上)したとして、果実が福祉に及ぶかどうかはわかりません。中年日雇いに厚く配分されるかもしれませんので。
そもそも、今の介護等の福祉事業はそれ以外の人たちが始められる事業なのでしょうか??
考え方は健康保険と同じで良いと思います。ある程度の累進性が必要だとは思いますが
どのくらいの料金設定が必要かは何ともいえません。
やってみなけりゃ分からない。しかし、安心して働ける制度設計にしないといけない。
下の世話云々を考えると看護士くらいの待遇は必要でしょう。
昨今、看護士も医者も危険水域なので次は医療崩壊ですね。
hiro様
リフレによる果実が及ぶかどうか分からないなら果実が及ぶように制度設計すればいいだけだと思います。
はじめまして。
私の体験は、私自身が企業で経理の仕事をしてまして、訪問介護およびデイサービスの経理処理を見ていて感じたことです。因みに、これらの事業は現在では企業グループの方針で分社化して介護専門の会社になりましたが、大赤字を出しています。
結論としては、訪問介護およびデイサービスは民間では利益を出すのは厳しい状況です。3年前までは自助努力で何とかなりましたが、今ではどうにもなりません。
私が知る範囲では、利益がでるのは、地方自治体からの受託事業だけです。その理由は、このような事業は通常の介護保険収入以外に、自治体からの受託手数料が入るからです。
従いまして、現状の法体系では、訪問介護およびデイサービスで民間企業が利益を出すのはとても厳しい状況です。
コムスンやニチイのような大手は利益が出るかもしれませんが、私の知る中堅はどうにもならない状況です。
有料老人ホームですが、一時金5年償却というのが確かに多いようです(皆が皆5年というわけでもないので、カルテルというのは言いすぎだとは思いますが・・・)。施設経営もギャンブルなところがあり、一時金が無いとなかなか経営が成立しづらい部分が背景としてあるのだと思います。入居金を無くすと必然的に月々の費用がUPするわけで、「一時入居金があるかわりに月々の費用が安くなる」というのは、利用者側のニーズでもあります。また、そもそも入居者も合意の上で契約を結んでいるはずですので、一概に施設側を責めれないかとおもいます。
しかし、おっしゃるとおり、利用権方式というシステムは極端な話「入居者が適度なサイクルで退去もしくは死んだ方が事業者にとって儲かる」という変なインセンティブが発生しかねません。ここには私も矛盾を感じます。
本来ならば市場競争によって入居金についても価格が下がっていくはずです。しかしながら、総量規制によって介護付き有料老人ホームの新規開設は打ち止め状態であり(他の施設に比べると介護付き有料老人ホームの方がむしろ安上がりなのですが)、この状況はなかなか改善されないかもしれません。総量規制には、政策のミスマッチを感じます。
ちなみに、私の住んでいる地区では、一時入居金は150万以下が多いです。高いと入居者が集まらないという事情からで、市場原理が働いていると思われます。入居金の価格設定は首都圏とそれ以外の地域でだいぶ違うようですね(個別の立地条件、設備、介護及び看護体制等によっても価格は違いますので、一概に価格だけで判断できないのはもちろんですが)。
アミーユ(㈱メッセージ)のように、有料老人ホームで一時金無しの戦略を取るところも増えてきているようです。
全国的にも、賃貸住宅に近い形で介護を受けることが可能な施設(住宅)も増えてきており、利用者にとって選択肢は広がっていくのだろうと思います。
以上、ご質問の答えにはなっておりませんが、書き込みさせて頂きました。長々と失礼しました。
ここを読むと非常にリアルに現場から見た「介護経営の難しさ」が語られています。
匿名掲示板と違い、それなりの重みのある議論もなされているので、あくまでご参考までですがご覧になってみるのも興味深いのではないでしょうか。
私は今のところ介護の経験がありませんが、妻(祖父)や友人(祖母)から聞いていた話を総合すると、
理想的には、
【被介護者1名に介護者1名】が必要なのでないか、
ということでした。
それも【24時間】です。
もちろん心身の不具合の程度によって違うでしょうが、大ざっぱに言って、最後は誰もが「寝たきり」に
なり、自分で身の回りのことを出来なくなると考えると、
「いつでも誰かが手を差し伸べられる状態」が必要になるとのことでした。
これを山崎さん文中(1)の、「人生の最終盤を、気持ちよく過ごす」状態と考え、
※時給1000円×24時間(8時間3交代)=1日2万4千円
としました。
(一ヶ月で約74万円!!!)
これでは高すぎると考える方も多いと思いますが、
体を洗いやすい介護ベッドやオムツなどの費用は含まれていません。(部屋代や食事代は健常者でも必要なので除いても、です)
また、成人の体を介護者一人で入浴させるのは大変なでしょうし、時によっては介護者が複数必要になることもあるかと思います。
しかしそれにしても、あまりに高額なので…
施設で集住してもらい、手間を平均化したとして…
しかしその場合は施設代もかかるわけで…
どう考えても、毎月、何十万かはかかりそうですね。
そういえば、以前にも書きこみましたが、東京都の
保育園児には、一人当たりの税金が
毎月20万だか15万だかかかると小耳にはさんだことがありました。
さらに親が払う保育料をかんがえると、
やはり20万弱はかかっているのでしょう。
東京は土地代が高いので、地方ならもう少し安くなるかもしれませんが、
老人は体も大きいし、幼児よりも手間がかかるでしょう。しかも保育のように朝から夕までではありません。そして徐々に成長していく存在でなく衰えていく存在です。介護者の精神的にも相当きついものがあるようです。
::::::::::::::::::::::::
結局、毎月30万円ぐらいは、かかるのではないでしょうか?
これを保険でやるなら、その掛け金は、要介護者1名に対して「健常者」が何人いるのかなんでしょうが…
少子高齢化は、そうとう厳しい圧力を全員に与えそうですね。
私は時給2000円は必要だと思います(1000円だと一日8時間働いてもワーキングプアです。ワーキングプアでは気持ちよく働いてはもらえないでしょう)。夜間だと夜間手当ても必要になりますね。
3交代とはいえ、休日も週休二日で必要なので4人は必要。
介護者の病気とかのことを考えると更にもう一人。
大目に見積もって
2000円*16*3*196+2000円*1.3*8(夜勤)*2*196(週休二日なので)
=2696万9600円です。
これに労働者の社会保険やらなんやら加わるわけで
どう考えても、大多数の老人は担保できないでしょう。
法人税や累進課税とっても足りないかもしれません。
そしたら刷るしかないなぁ
高福祉なら、高負担。ちゅうことよね。市場原理なら、弱者切り捨て。結局、中間的な制度にならざるをえんのでしょう。わしが、つくづくお馬鹿だと思うのは、ヨコヤリ氏には怒られるが、どうせ借金積み上げるなら、公共事業で、ではなく、福祉で積み上げればよかったと思うんだなあ(この点、好かんけど、島田晴雄っぽいな)。雇用は継続的にあるし、実需要もあるわけやからなあ、福祉は。もはや、福祉国家にもなれない無様な国に成りはてとるがな、我が日本は。
で、もう誰も言わんやろから、わしが言うとくが。前川リポートの頃って、内需拡大のために、百兆単位の公共事業を宗主国に強要されてたんちゃうのん? ほんでから今は、宗主国が金融資本立国になってるから、ジェニ市場開放、おしつけられとんと違いますノン。国のかたちも自分たちでよう決めんのにから、美しいとか骨太とか、へたくそな日本語で茶濁したらあかんですなあ。であります故、期日前投票に、ゴー!
介護職さんの待遇については下記を。
週間ダイヤモンド 2007.5.19号
介護地獄 65ページに介護の担い手不足と説明が
あります。
厚労省の調査(年度不明)によれば全産業に於ける
平均賃金は月330900円 介護職は新規求人の
平均賃金ホームヘルパーさん月164600円
施設で働く介護職さん月169000円 資格取得の
難しいケアマネさん月205600円となっています。
そして、最初はそれでも年々賃上げでもあれば
希望も持てますが、介護報酬の年々のダウンも
あって賃上げにまわらず大半が据え置かれたまま
状態です。
と取り上げてくださっています。
どうやら、「市場原理」というのは「市場の原理」とは別物のようですね。「の」が入るか入らないかで全く違う意味になるとは知りませんでした。
最近流行りのジャーゴンでしょうか?
「市場の失敗」という立派な用語があるのにあえて「市場原理」という最新用語を使うところに旺盛な批判精神を感じます。
介護保険が出来るまで、介護の分野も医療が担ってきたという歴史があるし。ごね得で入院とかごね得で退院しないって話はよく聞くし。
そのため、介護に従事する方の時給は大変低く抑えられています。
介護保険や年金に頼るしかない孤独な人々の不安は増すばかり。
結局は家族の絆に頼らざるおえないのかと、制度を知るにつけさみしく思います。
実際には、認可外保育施設や幼稚園でみている3歳未満児には税金は投入されていませんし(一部自治体をのぞく)、三歳以上児は、親の所得があれば全額親が負担していますし、親の所得が少なくても、投入される税金の額は多くて3万円から4万円です。
ひとりあたりの金額を考えれば、介護保険の通所介護事業所のほうが、より多くの保険料が投入されています。
なので、少子高齢化の現在、制度維持が困難なのです。
どうか、市場経済の知恵で、必要なサービスをまかなう方法を見つけてください。
国がすすめる介護予防(介護が必要な状態にならないようにする)がベストという結論になるのは寂しい気もします。
家族に囲まれてピンピンコロリという幸せに恵まれるため、日々自助努力を積み重ねるしかないのかなあ。
本人負担額は税金が見積もるひとりあたりの保育単価が上限ですので。
(兄弟がいると保育料が10万円を超える地方自治体もありました。4月の制度変更で,せいぜい12万円が上限になりましたが)
ですので、ひとりあたり税金の投入額20万円というのはずいぶん高い見積もりです。
介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものがでてくるのです。
比較すると高齢者にかけられている公的資金の方が遙かに大きい。
ゆえに政策のリバランスが求められているのだと思うのです。
女性が外に出て働かなければならないのは、ひとり暮らしの高齢者の世話をする安い労働力が止めどもなく必要とされているから………。
あやふやな記憶で不確かな額を出してしまって恐縮です。
私の記憶では、都の担当者が、幼児一人に毎月投入している税金が多額(15~20?)なので、その分を家庭に支給して家で保育してもらったほうがいいのかもしれない、と、ボヤキ(恫喝?)とともに新聞紙上で言っていた記憶がありまして…
すくなくとも保育園児平均でなく、その中のゼロ歳児平均とのこと、なるほど、ゼロ歳と6歳ではかなり手間が違いますからね。毎月15~20万円というのは、ゼロ歳時のことかもしれませんね。
(しかしただの偶然ですが、最晩年≒寝たきり時の、という定義だと、ゼロ歳児の世話のコストと比べるのは、けっこうイイ線かな、と。苦笑)
そして、ここで「コスト」と書きましたが、先の書き込みで私は、
「(誰から支出されるかは関係なく)その世話に幾らかかるか?」という意味で考えていましたので、都の担当者の発言の文脈だと、税投入額に親の支払い分をプラスした額が「世話にかかる額」かと考えていました。
私は、(ご老人本人からでも配偶者からでも息子や娘からでも孫からでも税金からでも)そのお金が誰から出たものであろうと、社会にかかる負荷の額、そのインパクトを噛みしめることも大事かと思い、「世話にかかる額(全体)」を試算してみたかったのですが…
>介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものが
というのは、保険にすると誰しも何割かは負担するので、抑制意識が働いて総額が減る、という意味でしょうか?
あと、上記の意味でyokoyariさん文中の「週休2日」というのは私の試算にはありません。要介護は365日ですから。
週に2日くらい家族が介護すべきだ、という意味でしょうか?(時給はせめて2000円というのはその通りだと思います。しかし、それだとあまりに高額になりそうだったので・苦笑)
いずれにせよ、正確なデータが欲しいところですね。
思うに、理想的な介護での必要額を出すと、あまりに高額で、オープンにできないのでは、とも思ってしまいました。
(似たようなことで、終末医療の延命治療に毎月100万円とかいった額がかかっているところを、「税金・保険料がもったいないので止めて死にましょう」とは言いにくいのと医療関係者としては儲かっているので、その額が公になりにくいと聞いたことがあります。これも本当のところはどうなのでしょうか…)
説明不足で申し訳ありません。週休二日というのは労働者側のことです。なので交代要員が更に必要だなと思い人数を追加しております。
被介護者が365日つきっきりで休み無しで介護が必要なのはそのとおりです。
かかる額が高かろうが安かろうが正確なデータがないと議論にならないですね。
政府はどういった試算をしてるのか気になるところですね。
ホームヘルパーさん 月164600円
時給は約935円 (月22日8時間勤務として)
介護職さん 月169000円
時給は約960円 (月22日8時間勤務として)
となります。
手取りは社会保険料・税金など差し引かれます
からせいぜい月13万円台でしょう。
なお、賞与はあっても僅かです。
殆どないといっても良いのでしょうか。
ですから、お書きになっているように時給
1000円とか2000円とかは貰っていないと
いえます。
そして、これは当然ですが男女同じです。
そのため、若い男の方は、結婚も出来ず
崇高なボランティア精神で溌剌と世のためと
思って働いてはおられても、数年で、、。
勿論、女性の方も同じようにたいへんです。
職員の方は交代勤務ですから。
普通一日を三交代で勤務します。
単純に24時間一人8時間勤務として。
当然週休二日です。
>>介護保険と同じ1割負担になったら、負担がずいぶん減るとおもわれるので、育児保険構想などというものが
>というのは、保険にすると誰しも何割かは負担するので、抑制意識が働いて総額が減る、という意味でしょうか?
すみません。少子化対策として語られる育児保険構想の話ですので、介護保険と比べたときの普通のサラリーマン世帯の不公平感から出ている話です。ですので、世帯の負担額が減って、国の負担額もしくは保険による社会全体の負担額は増えます。
ちなみに、所得が高い世帯の自己負担額80000円(3歳未満児)というものをあげましたが、この所得が高い世帯というのは所得税を459、000円以上払っている世帯のことです。所得税をこんだけ払えるんだからあたりまえだということにされているのですが、税金も払って、保険も払って、教育費も払って、国の成長力を落とさないように働いてというのはなかなか。
でも、育児保険構想自体は破綻しかかっている国の財政を助ける話ではまったくありませんね。
ただ、子育て世帯の負担がそれ以外の世帯の負担とあまりにもアンバランスなので、介護保険の被保険者年齢を40歳未満に広げることもできないのです。
公的年金が将来にわたってどれくらい不足しているのか正確には誰もわからない(厚生労働省の役人の試算次第でいくらでも変わる)ように、介護にかかる費用が本当にはいかほどなのか。本当は誰にもわからないと思うのです。
なので、軽々に市場原理を持ち込める話ではないと思います。
お金持ちの喜捨と、崇高な使命感を持つ方のボランティアで何とか成り立つのかなあ。
子供の世話にならずに、自分の金で施設に入所すると大口をたたくためには、相当な資金と、そして自分の認知機能が衰えたあとを見てくれる後見人をどう選ぶかという難題が待ち受けています。
介護保険の現実は、自宅で必死に介護される方の負担を、通所介護やホームヘルプ、そして時々のショートステイで何とか和らげる程度。
誰にも迷惑をかけずに老いることはできないとつくづく思うのです。
介護ビジネスにうまみはあるのかということですが、たとえばコンビニは物を販売しているので、本部にお金を取られても、成り立つと思います。居酒屋も材料費を抑える、客単価を上げる等で工夫の余地がある。
でも、介護サービスは人件費そのものです。
人件費を削る以外に、そこで実際に働かない人が収益をかすめ取る方法はありません。
ビジネスとして成り立つのでしょうか。
有料老人ホームの当初入居料が高いのは、介護サービスとして収益を上げるのは困難なので、不動産事業として収益を上げるためなんでしょうね。
地価の安い、そして人件費も安い田舎では、賃貸アパートと通所介護事業所のセットで何とか収益を上げようとしているNPOが跋扈しております。
介護で収益を上げているとするならば、その大手企業は絶対不正請求をしている………と思ってしまいます。
まあ、お金持ちを相手にリゾートホテルを経営するつもりで組み立てれば何とかなるのかも。
高級ホスピスとか。
いつも、市場原理で何とかなる物ならばと思案するのですが、名案は浮かびません。
どうも「市場原理」というのは、わしのオリジナルらしいので、今後使うときは、わしに十円暮れ。本当は、口座番号を載せたいのだが、まあわしのブログではないので、十円払う気になったら、中村哲のペシャワールの会に寄付しといてちょ。
さて、介護の話ですな。厚労省の役人というのは、ことごとく、一人残らず、ろくでなし、だというのは、アベルフ氏の表現ですが、ま、そんなところでしょう。介護の市場化、の結果が、折口コムスンですからなあ。長年、福祉というものを、木っ端役人がどういう目で見てきたか、今更ながら感心いや寒心か。
ちょっと古い話をしましょう。前にも書いたが、国家神道下の我が神国日本おいて、蛇蝎のごとく忌み嫌われた言葉に、「社会」と「福祉」という二つがある。もちろん、今は違う。障害を持って生まれた子供のことを、バカの壁男養老先生は、「社会の子」と呼んでいる。からして、山さんやポンちゃんは、「社会主義者」になるのが自然だ。
「福祉」については、たとえばこういう言い換えがなされた。やんごとなき皇族の方々のありがたき「仁慈」。社会福祉など、やんごとなき人々からのトリクルダウンで十分、という発想だ。こういう考えは、今なお皇族の方々の諸活動という形でそのまま残ってもいるし、ボートの上がりをくすねて笹川曾野一家が行うかの財団のありがたい事業、という形でも存在する。市場化とは、今あげたような、市民とは筋の違う制度の延長にある、とわしの目には見える。市場原理は、福祉を充実させるだろうか。人貸しで人間を部品扱いしている男が、本当に、一文無しの人間の福祉を向上させるだろうか。男は、市場というものを、そういう風に使えるだろうか。使えるなら、男はたしかに、皇位継承権のあるお立ち台皇子だ。
市場というのは、装置にすぎない。ある結果を導いてくれる、それだけだ。市場が善悪の問題など、斟酌することはない。決めるのは勝敗だ。
日本会議池田学会統一連合という一応の宗教勢力の支持によって、小泉安倍によるきわめてお粗末な新自由主義化が推し進められたのを見れば分かるように、国家でも市場でもない、本源的に福祉の担い手たる宗教団体の、理念が、低い、低すぎる、どうしようもないのじゃよ、我が日本は、我が真言密教まで含めて。
国にはもはや予算がない、宗教による支えもない、となれば、市場に放り出される弱者、に市場が勝敗をつける、ことになる。成長市場なら、確かに弱者が生き延びる可能性がいくらか高まるかもしれない。それも、トリクルダウンなんだから、露一滴のいくらか、だ。
他愛の精神がない人が、他人のために税金を払ったりしない。この人たちが、他人のために税金を払わない人のための政党を支持する、これは当然だろう。御○所フジオやタコ社長は、安倍を支持すればいい。
ただ、もうひとつ、我が民族の卑しさについて書かなければ、福祉について語ったことにはならないだろう。その卑しさとは、「肥えくみの高給を許さない」という卑しさである。給食のおばちゃんに退職金が出たときけば、「給食のおばちゃんのくせに」であるし、年に一万回のオムツ交換をするヘルパーがベンツに乗っていれば、「ヘルパーのくせに」であるし、中年日雇いに金が回るかもしれないと聞いただけで、すでに自分が損をした気分になる、そういう卑しさだ。福祉業界で働く人たちは、そういうまっこと卑しき社会の目の中で、薄給に甘んじてきた。市場の神と皇族方のどっちが偉いのかは、よくわからん。が、今言われている「市場原理」に関する議論は、市場の神が決めた薄給だから、やっぱり甘んじて受け入れよ、というものではないかと、わしは思っている。
結果として、弱者の福利厚生が改善すればそれはそれでいいのだから、われこそは市場原理主義者、と思われる全能感でいっぱいの方は、具体的な解決策を提示して、しっかり実現すればよろしい。それはそれで、ありがたいことだ、手を合わせる。が、わしはすでに、福祉分野の市場化テストは終わった、と思っているので、さっき期日前投票に行き、市民の責任を珍しくも果たしてきた。あとは、政治がやるだけだろう。みなさんも、期日前投票にどうぞ。
介護の現場は人を通じてしか成り立たない希有な
現場です。介護業界は3K (きつい、きたない、給料が
低い)と3S(専門性が低い、ストレスがたまる、すぐ
辞める)の典型的職場だといわれている。
と書かれています。
人を通じてしか成り立たない希有な現場とのご理解には感謝のひとことです。
自動車製造現場の合理化とか、トヨタのカンバン方式とか販売業者の仕入れ価格のダウンとか、経済原則はなんなく通じない世界ではないかと愚考いたします。
参考までに週間現代の記事を記述させていただきましたが、なにはともあれ介護職の方の待遇改善は必要です。
結局、負担は一般の方の協力しかありません。それが税金からであれ、介護保険からであれ、受益者の負担増からであれ。
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
現状では、介護はほとんどが人手、つまり人件費なので、時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
(2)介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
現状では人件費を削る、ピンハネするしかない。
(「削る」には「酷使」や「こき使う」も含まれ、現状の加害者とは、業者や国はもちろん利用者もか!?)
もしくは「加入権」を高く売りつけ早く「殺す」か。
(3)どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか?
毎月146万円は多くの人にとって無理。
1割負担にしても「健常者」が他に9人必要。無理。
外国人労働者に超低賃金でお願いするか…(時給500円の場合でも毎月37万円。時給300円で毎月22万円。しかも日本で暮らして生活費を使う彼らに最底辺の生活を強いることになる。たとえば1年の出稼ぎとして故郷の国へ手間なく強制的に帰らすかたちか…。それでもいいと彼らは言うかもしれないが…シンガポールなどがそういうかたちかもしれない…私は個人的に強い抵抗があるが…)
あとは超高度な介護ロボットを開発して量産するか…
(個人的には魅力がある。いかにも夢想で恐縮だが、先の介護ビジネスとして儲かるところまでもっていけないか…ゆくゆくは自動車のように輸出産業に! 実際に介護される人の話として、人にいろんな世話になるのが恥ずかしいとも聞く。最初はお金持ち向けに自分で操作して食事や入浴や着替え、さらには外出ができる…そんなロボットを。ホンダなどが研究しているという噂は本当なのだろうか?)
なぜ介護保健制度が出来たかというと、老人医療費の削減と、一般企業が医療福祉業界へ参入する為のものであって、決してお年寄りの方々の事を、本当に考えて発足したシステムでは無いのです。
以前は老人介護も医療機関が担っていたわけですが、医療費が高騰してくると財源がなくなる、保険料の値上げも難しい。それならと言う事で、医療機関より安い経費でお年寄りの面倒を見つつ、介護保険という新たな税金で財源を賄おうとしたものなのです。また、福祉として医療から切り離す事で、医師免許を持たなくてもこの業界に一般の企業が参入出来るようになったわけです。ところが思いの外、介護保険の前評判が良く、新規参入をもくろむ企業が殺到した為に、結局財源が足らなくなったというのが現状です。もっとも、介護保険料は地方自治体が勝手に設定出来ますので、支出が増えれば保険料をあげればいいという事になります。ご自分の保険料と全国平均を比較されて見られれば分かります。
医療機関が運営している介護施設では、そこでのトラブルが、本体の医療施設へのペナルティになりかねないために、さほど無茶な事は出来ないのですが、厚労省の許認可を受けない企業が経営母体の場合、かなりあくどい事をしても本体に影響がないわけで、このあたりが、コムスンに対して厚労省のにらみが全く利かなかった原因でもあるわけです。厚労省のお役人も、自分の言う事には皆従うはずだ、と勘違いしてましたけどね。
まあ、御老人方の医療・福祉の経費をいかにして安くあげるかと言う事が初めの目的なわけですから、国としてはこれ以上のサービスを期待されても応える気は全くないわけで、御老人方を取り巻く環境は、ますます悪化していくしかないのです。
それと、国の保険料で運営されてる医療、介護はいわば国の下請け事業です。元請けが金が無ければ、下請けにしわ寄せが来るのはどこの業界でも同じでしょう。
介護ビジネスは儲かるのか?
介護は真面目にやればやるほど赤字になります。施設では、1人当たりの費用は定額ですから、出来るだけ経費を抑える、つまり何もしないほうが利益が多くなります。ここら辺りが経営者の、理想と現実のせめぎ合いになるのでしょうね。
ついでに、ワタミの場合、有料老人ホームであり、特別養護老人ホームや、老人保健施設等のように、行政の厳しい審査を受ける必要はないはずです。そのかわり国からは直接介護保険料が支払われる事はないので、その分、入居者の方たちは高い負担料を強いられる事になります。
それから、介護保険の施設に入所すれば医療保険との併用は出来ません。医療施設ではないのですから。したがって、何かあった時に施設内でちゃんと治療が受けられるなどとお思いにならないように。
文豪村上ヘイポー氏が、SMという遊びを世間に認知させた頃、わしの住んでいるいるところでも、ヤな人がその手のクラブを始めて、大したシノギをあげた。最終的には摘発されたのだが、捕まったのはいつものように、雇われ店長が一人。ポリというのは、いつもいつも、お仲間たる彼らが一定のシノギを積むのを待ち、いくらかバックをもらってから「はーい、それまで」の号令をかける。
厚労省とコムスンは一体だったのだから、問題のすべてをアホ役人は把握していた。今、アホとは書いてみたが、役人なりの次のシノギをきっちり用意してくるだろうから、侮れないんだな、やつら。
ホリエや村上にしてもそうだろう。使えるうちは使う。どうも、村上、実刑だったみたいね。気分だけインサイダーでは、だめ、ちゅうことか。
規制をかけるぐらいなら、初めから取り締まれ、と役人どもに言っても詮無いこと。マスコミが今頃原発批判しても、産経に代表される原発提灯新聞どもが、なにをいまさら。日経は御用弁護士まで用意して、偽装請負の正当化。恥を知れ、などと言うてもあかん。恥なんか知ってたら、役人も記者も弁護士も、おいしい仕事はやれんだろう、それが「市場」か。わしも、インサイダー、入れてくれや。今度の選挙は、日本御○所フジオう○こ経団連新聞への審判だから、期日前投票にみなさんどうぞ。以下、クソ記事より。
「生身の人間である労働者の保護と競争力強化という市場の要請をどう両立させるのか。与野党にはこの難題に正面から向き合う空気が乏しい」
おーまーえーがーいーうーなー! この日本タコ経営者新聞が! 空気が乏しいって、おめーの新聞には、空気もないだろうが、このタコ。生身の労働者と生身のお年寄りの立場で、いっぺんでも記事書いてみろって、ヌケサクが。
ワタミの名前が挙がっているので。ワタミの社長は、「バイトを雇うより、正社員にしてこき使った方が、会社は儲かる」が口癖の見上げた経営者やからな。ヘルパーの賃金が上がったりは銭。上記インナー解説あるいは、当初、採算部門の施設しか引き受けないとあの男が言っていたのを見れば分かるように、訪問介護部分の利益は薄い。いくらか厚くなるなら、お役人様が、折口の次にワタミを使う、ちゅうことかもしれん。「ワタミに就職したい」と手帳に書いたらどうや、福祉学生諸君、介護の勝ち組、かもよ。
ました。
世間話の中で、今の介護の現状について話ました。
特に、介護職さんの待遇について、いかに
低賃金で働いているかをお話ししました。
知らなかったと言われ、ご理解を得ました。
こちらから、支店長さんにお得意回りをされる機会に
ぜひ、この現状を皆様にお話して下さるようお願いいたしましたところ、こころよく
了解していただきまた。
草の根での小さな取り組みですが続けて行きます。
先日投稿された「FPの証券仲介は安全か?」の記事を知り合いから紹介され、このブログを知りました。
わたしは、独立系FPとして証券仲介の仕事もしておりましたので、複雑な思いで記事&コメントを読ませていただきました。
と、前置きはこの辺りにして
ここでは介護について、わたしなりの意見を言いたいと思います。
実は、義兄が今年の5月からグループホームという認知症の方の介護施設を開業して運営しております。
介護というと、他の方も言っていらっしゃったように人を人と扱わない介護をしている施設が多いように思われます。
わがホームの施設長曰く、「本当に思いのある介護を行っている施設は数%しかない」とのこと。
三好春樹さんという方をご存知でしょうか?
http://www.mdn.ne.jp/~rihaken/
これからの介護を変える、という熱い思いで介護に関わっている方です。
わがホームも、ボランティア精神あふれる施設長のもと、スタッフ一同が誇りを持って仕事ができる環境を整え、入居者の方が毎日の生活を楽しむ、当たり前の介護を目指しています。
何が当たり前なのかと言えば、オムツはしない、自力でトイレに行ける人には介助をしながらトイレに行ってもらう、ターミナルケアと呼ばれる終末介護も行う、というスタンスです。
もちろん、こういったことを当たり前のように実践していくには、他の施設より介護スタッフを多く配置しなくてはならず、当然コストがかかり、とても介護保険だけの収入では経営が成り立ちません。
なので、他の施設に比べれると入居者の方が負担するコストは高くなってしまいます。
現状の介護保険制度では善意のある事業者であればあるほど、経営が厳しくなってしまうのです。
介護保険の保険料をもっと適性な金額にして、介護事業をきちんとしたビジネスとして成り立つようにする必要があると思います。
そうじゃなかったら、誰が介護事業をやるんですか?
ボランティア精神にあふれた人たちの善意の元に成り立っているビジネスであることをもっと行政の人たち、または一般の人たちにも知って欲しいです。
つれづれなるままに書いてしまいスミマセン。
「介護は下の世話」という記述を見てとても残念に思い、こんな思いでこの仕事に関わっている人がいること、そういう施設があることを知って欲しく、コメントしました。
日本国としては、介護事業みたいに金ばかりかかる政策はもともとやる気は無いのですから。年金問題を見れば、いかに国が無責任か良く分かりますよね。
誰がそんなお下品こと言っているのかと思ったら、わしだった。すまんす。が、介護が下の世話だという実感は、変わらんなあ。その下の世話が、「立派な仕事だ」と伝える技術がわしにないんやろなあ、メモ夫人、添削してくれ。それで、インナーの人も、なんで「同感」なんやろか。わしの理解を超えとる。ほんまに、インナーの人か?
市場が福祉に貢献できる可能性は、ある程度あった、と思っている。が、もう無理無理絶対無理。別のエントリーを読んでくれ。時給千円どころか、時給800円が実現できない、あるいは絶対に実現させない、と言っているタコばかりなんやで(そして大規模貧民層の出現)。恥ずかしげもなくリバタリアン宣言して、自己責任、を他人におしつけるような奥谷もどき、ばっかりなんや、いわゆる識者も。鬼畜キ印御○所フジオのように、違法行為で3億の役員報酬を手に入れるだけではなく、さらには、税金は一円も払いたくない、払うなら国を捨てる、などとかましてくる売国○器ばかりなんやで、富裕層は(住民票にこだわる竹中や某女子穴もいっしょやろ)。
志ではどうにもならんのが、市場、ちゃうやろか。公的な金をジャブジャブつぎ込む事業は、厳密な意味で「ビジネス」ではないのではないかなあ。
コムスン問題との見出し。
厚生労働省は介護保険事業者の規制見直しの検討
に入ったとし、今後規制の強化に乗り出すとした。
とあり、それは当然なのですが、最後のところで
コムスン問題を機に介護現場で離職者が続出、深刻な
人手不足に見舞われていることがより鮮明になった
と書く。景気回復で労働条件の良い他の業界に人材が
流出しているのだが、一番の理由は労働に見合う賃金
が得られないことだろうと書く。
そして、待遇改善をどう図るか、介護事業者の報酬を
どう確保するか。この議論をもっと深めなければなら
ないとしている。
大手の新聞社はすでに取り上げてくれているが、地方紙も取り上げてくれ出しました。
嬉しいことです。
だいたい、普通に施設を運営するだけではただでさえ事業収入よりもコストがかかりがち・・・
収入を上げるとなれば利用者にはねかえる事になりますが、低所得者が大半である対象者からこれ以上の費用を請求することは不可能でしょうし、
「コストを下げる」となれば、トヨタ式応用でもできれば別ですが、人間的であたりまえの生活をサポートするにはある種のムダが必要ですので、良質なサービスを提供するとなるとカットできないですから、人件費をって事になりますか。
ホームヘルパー養成講座なりの介護職養成で利益つけ足ししたうえで、一円にも満たない様な利益をかき集めて黒っぽくするしかないのかな。と
「破綻したビジネスモデルのまま、逆に法律の隙間を縫うといった詐欺的手法を続けていったのが、折口コムスンだ」そうです。
不正をしても赤字、だったはずです。不正請求の返還額は、たしか一億以下を主張しているみたいですな、折口は。そして、その折口について。同じく田原いわく。
「折口は、最初からどこかの時点で介護事業を売り払おうとしていたのだろう。ある時期に彼の年収は14億もあった。コムスンを上場した際に折口は、数百億の資産を築き上げたといわれている」
善意の折口が、介護保険に百億ほど寄付すれば、当座はしのげるかもしれませんね。ネタとしか思えない髪型を揶揄されることもなく、現人髪、ぐらいにはなれたでしょう。
全く関係ないけんど。夜回り水谷修ちゃんでーすが、「私はすでに62人を殺しました」と懺悔しているそうです。おい、フジオ、おまえも少しは他人様を見習って、「私はすでに偽装請負をご万とこき使いました」と懺悔して、介護保険に千円でも寄付してみろ。おめーのキヤノンは、不正して一兆円の大黒字、積み上げたんだろうがよ。
歴史のながれでしょうか。
かつて英国がゆりかごから墓場までとして福祉を
充実されました。これによって多分良い世の中と
なったのでしょう。
しかし、一般の方々の負担増と、一方では怠け者さん
も出てきて、反省したのでしょうか。あの鉄の女性様
がこの流れを変えられましたように聞きます。
日本もこれまで、けっこう福祉を充実して来ました。
老人介護もその一つでしょう。痒いところに手が
届くような福祉充実もあります。
お役人さんは国会で決められた法律に基づき一生懸命
努力されています。予算の獲得と執行。税金の徴収。
国会の方々も、一般の方々の要求に基づき福祉の法律
を作ります。しかし、全てが一般の方々が支払うお金
がもとになっています。当然ですが。
一般の方々が、もうこれ以上お金は払いたくないと
おっしゃりだした。(笑)
ですから、再度一般の方々が、まぁ、もう少しは払っても
良いとおっしゃって下されば、なんとかなると愚考します。
それによって介護職の方の待遇も改善されましょう。
期待しています。
例えば、まだ認められていませんが環境税とかの構想が
あります。一般の方々よりお一人年間一万円とか。
一億人として年間一兆円。
環境税も地球温暖化防止に必要ですが少し待って貰って。
お年寄り感謝税の名目で一般の方よりお一人年間一万円
を取りあえずお恵みいただく。
同じく一億人として年間一兆円。これを純粋に介護職
さんに分配する。介護職さんの総人数は知りませんが
仮に200万人おられたとしてお一人当たり年間50万円
分配できます。とりあえずこれくらいで我慢してもらって。
そうそう、集金と分配の経費を一割として一人当たり
十分ではないが、年間45万円分配できそうです。
これで介護職のかたの待遇改善で介護も継続可能では。
教員の採用などゼロなのに、教員もどきを養成し続けた三流教育学部などは、三流大学の生き残りをかけて、今度は福祉をシノギにし、福祉では飯など食えないのに、大量の福祉士等を養成し続けている。
介護は下の世話、な話をすると。最近の福祉系学部の学生の中には、実習で老人のオムツ交換をするときに、「それは私にはできません」とハッキリ言うのがいるらしい。先生や職員があきれて、「じゃーよ、おめーはよ、いったい何になろうとしてるんだ?」と問うと、まあトンチンカンな答えが色々返ってきて、笑うしかないらしい。たぶん、いきなり善意のコムスン折口になれるとでも、思っているんだろう。見上げた起業家精神だ。
コムスンの各店舗の求人に、「無資格可」と書いてあるのがテレビに映っていたような気がする。無資格でもできることはあるんだろうが、ヘルパーぐらい、わしでも資格もっとるぞ。ほんでから、ヘルパーは近いうちに介護福祉士等の資格に格上げがされていくんだよな、金やん。たとえばアメリカのこの分野の資格というのは、大卒だったり院卒だったりするはずで、無資格の主婦のパート、なんちゅう扱いではないはずだ。このあたりが、制度として、実に微妙なところなんだよな。
近所の福祉施設に出入りしていたとき、糖尿で足を落として寝たきりの元ヤな爺さんに気に入られ、ブザーで何度も何度も呼ばれて困った。裏の話をひとしきりして、爺さんはいつも同じことを言った。
「おめーのその仕事、本当に男の一生の仕事か?」
さあ、どうやろ、わしオヤジに頼まれただけのボランチアですねん。明日、あんたの世界に足つっこむかもしれまへんな。ほんでから、ヤな仕事は、男の一生の仕事でっか?
介護の仕事は男が重宝される。介護は重労働だからだ。が、わしのオヤジは一筋縄なことはしゃべらんので、わしにこう耳打ちした。「ここでは、男と女が、同じ仕事しとるやろ。やから、男の方が、楽や。こういう場所で、楽な仕事しとる男は、クズや」。エグイ話で、すんまそん。介護職の男がクズなのではないので、ひとつよろしく。ヘイポー龍に言うと、「楽しい仕事はあっても、楽な仕事はない」となります。
職安の講座でヘルパーの資格を取った友人が何人もいる。一人は今、車イス等のオーダーメイドを生業にしている。それまで、溶接やらなんやかややってきたことが生きていて、天職に転職だ。その友人は初め、施設で働く気だった。が、友人が言うには、「施設は、男手を必要としているのに、おっさんより、若いねーちゃんを取りたがっている」らしい。
これはわしの想像だが。ええおっさんを、安い給料でこき使うこと、がなかなかできないんだろうな。若いねーちゃんなら、安月給でも許される、空気がある。もちろん、見た目なども重要。施設が一番気にしているのは、臭いだ。だから、オムツ交換の回数が五回とか七回とかに増えて、年一万回になってしまう。糞尿の臭いプラスおっさんの加齢臭は、嫌われるのかもしれない。
若いねーちゃんの職場は、陰湿なイジメと色恋沙汰が起こりやすい。結局、残るべき人材が業界から流出していく。要領がよく図太いだけの人材が残った施設に、身内を入れたりしては絶対にいけない。株を選ぶより、おそらく難しい選択だろうと思う。
ワタミとかオリックスが手を出しているのは、高級老人ホーム。
これは、マンションに近い感覚で運営されているから儲かるんです。
要するに不動産業だと考えないと、間違いの元になる。
例えばオリックスなんかは、オリックスリビングという会社が運営してますが、「高齢者向け住宅事業会社」と自らが位置づけているわけで・・・。
仕組みもすごいです。
オリックスの関連会社が買った土地をオリックス不動産が管理する。
オリックスリビングはこの土地を、オリックス不動産を通して借りて高齢者向け住宅を作る。
作る資金はオリックスから借りる。
グループ全体で儲けられるような仕組みが出来上がってるんですね~。
ワタミはどうなんだろ?
調べたことないけど、似たようなシステム作ってるんじゃないですか?
所詮不動産物件なんですよ。
介護を必要とする人が出てきても、別に介護専門職がケアする必要はないんです。
だって、介護施設じゃないんだから。
専門職がいた方が便利だから雇うってことです。
介護保険を組み入れるとかえって面倒だから、自費でできることだけやるって高齢者住宅もあるわけで・・・。
不動産物件として運営してる会社は、ちゃんと儲かる仕組みを作ってるんですよ。
早く出て行って欲しいってのは、本音でしょうね。
だから、居心地が悪くても改善されない可能性も大。
税金増やしたら、少しは増しになるってのはアヤシイです。
以下、誰かが書いてたんだけど、ものすごく納得した説明。
「大企業が下請けイジメするのはよくある話。
介護だっておんなじ。
政府が下請けイジメしてるって構図なんだから、改善するのは難しいよね。」
御便器構造ってことですよ。
親会社が心を入れ替えないとダメってことです。
介護の世界を良くご存じで恐れ入ります。
多くの問題を抱えておりますが、改善の余地は
まだまだあります。そして、皆様の関心が深まれば
深まるほど良くなりましょう。
今後ともご支援・ご指導よろしくお願い申し上げ
ます。改めて、感謝申し上げます。
>一般の方々よりお一人年間一万円とか。
>一億人として年間一兆円。
>お年寄り感謝税の名目で一般の方よりお一人年間一万円
>を取りあえずお恵みいただく。
>同じく一億人として年間一兆円。
http://www.mgssi.com/terashima/nouriki0704.php
労働者の中にワーキングプアが2174万人居るので、その方からは頂けません。
一億人の中には当然、働いていない子供とか年間200万以下の年金のみで暮らしている老人もいるわけで、そこからはいただけない。
ので、その計画は厳しいでしょう。
やはり富裕層から相応にいただくのが一番良いかと。
あと儲けてる企業からも。
一律に一億人からは無理でした。
私の計画のまずさでした。
富裕層の方の協力と、企業さんからの
協力ということで、なんとか、お金を
確保して、介護職の方々に回して頂く。
日経2007.07.23日号より。
私は全国に介護職のかたは約200万人と書きましたが
同紙によると現在介護職さんは約100万人とか。
2004年度、全国で介護保険サービスを受けている方は
410万人、
今後、団塊の世代の方が65歳に達する2014年度には
600~660万人に増えるかも知れないという。
そうなると、介護職の方も40万人増やす必要が有ると説く。
>延べ三十八人働いたフィリピン人を日本名で記載し、常勤職員とする偽装をしてきた(とある事件)
一人っ子同士の団塊ジュニアが、非正規社員同士だけんど結婚して、がんばって二人子供を作って、かあちゃん専業主婦しながら子育てと、旦那の両親を介護。実の両親も倒れて要介護、元非正規専業主婦のかあちゃん一人で、四人の年寄りの世話しながら、二人の子供、さて、育てられるかなあ。
仕送りで成り立っている国で有名なのは、北とフィリピンだが、なんでもかんでもフィリピンの人がやってくれると思ったら、大間違いだろう。フィリピンのねーちゃんは、英語ができるし綺麗好きだし宗教的倫理観が確立しているし、なわけで、香港でも上海でもニューヨークでも、どこでも働ける、かもしれない。日本のように、何年働いても賃金を上げない希望のない国に来る人材のレベルなど、たかがしれている、かもしれない。
わしの知り合いの福祉施設も、ずっと求人をかけているが、一人も面接にこない。さて、どうすんだろうね。おやすみなさい。
かなり以前、変な映画だったか、テレビだったか、
漫画だったか、がありました。
数百年後の世界。人間が長生きして困ってしまって
時の政府は停年ならぬ、停生存制度を作った。
これに怒った一部の人が反乱を起こし、、。
といったような筋だったか。
結局は、こんな変な制度は解消され、めでたし
めでたし、で終わり。
今のうちに、いい制度を作り、ということで介護保険は
成立したものと記憶しています。
介護保険制度は、基本的には良い制度です。
かつてのように、お年寄りの方を、家庭で介護することは
不可能となりました。これは、時代の変化です。
介護を社会の力でする。そして、一般の方々の負担で
介護制度を維持する。一般の方々のご理解により負担
を継続していただくことが重要と思います。
そして、その負担額を少し増やしてもらい、介護職の
方の待遇改善にのみまわすという制度設定が必要と
愚考いたします。
時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
だとすると、
保険でなんとかなるレベルを超えてしまっている気がしてきているのですが…
1割負担(本人負担が毎月14万6千円)で、他に健常者が9人、
5分負担(本人負担が毎月7万3千円)で、他に健常者が19人、
それぞれ必要になるわけですよね。
日本の人口ピラミッドを考えると無理なのでは?
小学校みたいな計算で恐縮ですし、
他の社会保障(公的な医療保健制度など)でどうやっているか分からないので、
いたずらに怖がっているだけかもしれませんが…
:::::::::::::::::::::::
先の数式は、個人的な知り合いのご家族が(介護保険で補いつつ)自分たちでも介護をし、
しかし当の御婆さんは「こんなに苦労をかけるならあの時(脳の発作時に)死ねばよかった。すまないねぇ。すまないねぇ。」と口癖のように愚痴り続け、
家族は「なに言ってんの」と励ましながら心身ともに疲れ果てていっている、との話を聞いたことを念頭に試算してみたものでした。
(その話をきいて私は、やはり介護は、ほとんどをプロに任せ、家族のほうはたとえば毎日おだやかに会話を交わす、そんな状態が理想なのではないかと思ったのでした)
しかし、それでも私は今、
介護を公的に支えあうのは、「実ははなからムリ」だったのじゃないかと思ってしまっています…
(つまり、相当な金持ちかコネ持ち以外は、結局、満足な水準の介護環境は用意できないのでは…と。)
>その負担額を少し増やしてもらい、
という「少し」では不可能なのではないでしょうか…
なにか、よい切り口が、突破口が欲しいところです。
どなたか、「実はけっこう大丈夫」的な、試算でも、構想でも、教えていただきたいところです。
>という「少し」では不可能なのではないでしょうか…
>なにか、よい切り口が、突破口が欲しいところです。
>どなたか、「実はけっこう大丈夫」的な、試算でも、
>構想でも、教えていただきたいところです。
>時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
>だとすると、
>保険でなんとかなるレベルを超えてしまっている気がし
>てきているのですが…
現状は下記となっています。
まず、介護は365日24時間必要ですが、
一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
平均6人の方のお世話をします。
これは昼間と夜間の配置人数に決まりがあります。
例えば昼間は介護職さん一人につき3人のお世話。
夜間は介護職さん一人につき9人のお世話とか。
各種の施設によって変動ありますが、概数です。
単純計算では下記となります。
時給2000円×24時間×365日=年間1752万円!
(毎月146万円!)
月146万円÷6=24.3万円となります。
時給2000円としてなのですが現状は時給1000円以下です。
一人で6人の介護では十分とは言えません。改善の余地
大ありですが、現状はそうなっています。
まずご利用者の負担について。
お金持ちの方は別とします。お金持ちの方は介護保険の給付対象でない高級老人ホームに行かれますから。
高額のマンションを購入するというような形で、月々の生活費やそこで働く介護職の方の給与も含まれた負担を自費で支払われますので。月30-40万円は普通かかると思いますが。もっとも、マンション代の中に一部含まれる形で少し毎月の負担額は減少するケースも有るでしょう。
普通の方について考えてみます。
この場合が介護保険の給付が大きな支えとなります。
介護保険制度があって良かったとなります。
普通の方はお歳を取りますと当然収入は大きく減少
します。主に年金となります。厚生年金の方は少ない
と言えます。なぜなら、厚生年金は男性が主ですが
大半の方は女性で、夫はお亡くなりになっている方
となり、給付は10数万円ですか、それでも恵まれた
方と言えます。多くのかたは国民年金の受給者の方です。
月6-7万円ですか。いや、それ以下の方が主でしょう。
この方たちが、月々どの程度負担可能でしょうか。
考えてみてもしかたがないのですが、それが現実です。
今、介護保険適用の老人ホームでは、ご利用者の方から差はありますが、ご利用者個人の負担額は月8万円から月12万円程度ではないでしょうか。中には月15万円以上も。
平均すると12万円が中心ではないかと推定します。
これでも、お年寄りの収入では無理な費用です。
差額は息子さんや娘さんが負担します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000002-yom-pol
こんなことをするためには、どれだけの介護報酬単価の見直しをするのか、業界として注目です。
逆に言えば、事業者は、人件費を低くしたくてしていたわけではありません。国の決めた介護報酬から逆算すると人件費をせざるを得なかっただけのことです。
図書館に森和朗という知らん人の本(自我と仮象第Ⅲ部)が落ちていたので開いてみたら、介護の本が紹介されていたので、孫引きだ。
『大津氏の調査によると、「マンハッタンなどの大都市部にあるナーシングホームの入居料金は、平均で一日当たり255ドル、年間では9万3000ドル、驚くべきことに日本円で1000万円にものぼるお金が必要となる」ページ335』
同じく森氏の本によると、アメリカの医療費は日本の倍で世界一、平均寿命は先進国で最低、だとさ。在宅介護については、こんなところらしい。
「在宅介護にしてみても、派遣スタッフの犯罪歴のチェックが不十分であったり、外部の業者に委託したりするため、家財の盗難ばかりか傷害事件などもあとを絶たない」
布袋さんみたいなヘルパーばっかりなんやね、ジェニがすべての宗主国アメリカって。みやうちー 村上のバックのみやうちー おめーの望む社会はー とってもパンクやなあ。なあ、町田町蔵よ。
年間1000万円とは信じられません。
日本で生まれ育ち、そして死を迎えられることに
感謝です。(笑)
平均寿命世界一の名誉ある素晴らしい国です。
「人のふり見てわがふり直せ」世界の方々は
日本を見習って頑張ってくださることでしょう。
そして、さらに、私たちは世界の先頭を走るべく
さらに努力を。
20代前、若々しい、素晴らしい人たちです。
現場研修中でしたが、将来に希望を持ち
がんばつて折られました。
男女半々くらいで、10人くらいが居られました。
捨てたもんじゃあないです。
明るくなっています。
ご利用者の負担の次はお一人当たりの総費用について
現在、ご利用者の方々が老人ホームに入られてお一人
当たり総費用は月いくらぐらいか。
かかる総費用はお金持ちの方にかかる費用と大きくは差が
ありません。月30万円―40万円はかかりそうです。
中心は月35万円ではないでしょうか。
この金額、月30~40万円は種々の積算や社会通念から
専門家の方が決められたもののようで詳しいことは分かりませんが概ねそうなっています。高いと見るか、安いと見るか、意見は分かれそうです。
毎月の食費・室料・光熱費・運営経費・介護職の方々の給与管理者の方の給与・雑費等です。
例えば介護職の方の給与はお一人につき、先ほど単純計算で時給2000円で月24.3万円でしたか、そういう計算では残りの食費・室料・光熱費・運営経費・雑費・管理者の方の給与が11万2000円しか残りません。とても無理です。
ということから、介護職の方の給与にしわ寄せが行きます。
それはさておいて、お一人総費用が月35万円として、
個人負担が約月12万円、残りの約23万円が介護保険
で負担という形になります。これはあくまで概算ですので差はありますが。介護保険の負担もけっこう多額といえます。
介護保険制度があるから、なんとか個人負担は少なくて済んでいるのではないでしょうか。
普通、自宅で生活するのには、一人月12万円でしょうか。
基本的な考え方として、定年後ご夫婦で最低生活として月24万円とか言われますから。健康であってですが。
これに比べて、介護の必要な場合の費用は多額です。
人が、人のお世話をする。そして施設も必要、経費も
かかるとなりますから。
なんとも、大変なことではあります。
ある方と話をしていたところ、面白い案が
出ました。(笑)
徴兵制度をということでした。
高校・大学卒業後一年間は徴兵ならぬ
徴介護要なんてどうかと。
(1) 人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
(2) 介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
(3) どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか? 読者のご教示とご意見をお待ちしたいと思います。
上記の山崎先生の投げかけられた件について、私なりのバカな考えを下記に。
① 人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
これは、先ほど書き込みましたが現状程度の気持ちよさで良いなら介護職の方の
給与を取りあえず月間5万円アップしてもらって、35万円プラス5万円で月間
40万円とします。幾らかかるかの質問には月40万円と言っておきましょう。
② 介護ビジネスは旨みがあって儲かるのか?
まず、基本的な考え方として介護ビジネスは儲けたい人は多いが儲けてはいけない
ビジネスと一般の方は考えます。一般の方々が儲けてはいけないと考えるビジネス
ですから、儲けてはいけません。(笑)
もう、これは、笑うしかありませんが。
儲けたいなら居酒屋チェーンをやれとなります。
そういえばお医者さんも、医療機関も、儲けてはいけない業種になりつつありますか。
したがって、このビジネスを行う人は、成功者の方が社会奉仕をしたいとか、例えば
かのカーネギーさんとか、マイクロソフトのゲイツさんとか、もうこれ以上儲けたく
ない方だと社会が認めた方がされるのがよいでしょう。日本には誰がおられますか、、。社会が認める方。(笑)
作業員さん、山崎先生、日本にどなたかいらっしゃいませんでしょうか。(笑)
ただ、
私個人が考える山崎さんの質問の
>(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごす
状態なんですが、
(洒落てなくても)清潔な身の回りで、
(贅沢じゃなくても)気が向いたものを食べ、
(いつでもでなくとも)リラックスして寝られる。
加えて、好きな本を読める。
といったところかな、と思います。
しかし、moto金田浩さん文中の
>まず、介護は365日24時間必要ですが、
>一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
>平均6人の方のお世話をします。
だと、
風呂は?毎日入れるのか??
献立は?一律??ファミレスレベル???
ひとりで寝れないの????
本は……老眼次第か……
>月146万円÷6=24.3万円となります。
で、この値段ということになると…
やはり、
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
は、毎月146万円のほうが近いのかなぁ、
と思うのですが…
2007-07-30 02:14:24
moto金田浩さま 具体的にご教示いただきありがとうございました。
ただ、
私個人が考える山崎さんの質問の
>(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごす
状態なんですが、
(洒落てなくても)清潔な身の回りで、
(贅沢じゃなくても)気が向いたものを食べ、
(いつでもでなくとも)リラックスして寝られる。
加えて、好きな本を読める。
といったところかな、と思います。
しかし、moto金田浩さん文中の
>まず、介護は365日24時間必要ですが、
>一人の介護職さんは平均勤務時間8時間として
>平均6人の方のお世話をします。
だと、
風呂は?毎日入れるのか??
献立は?一律??ファミレスレベル???
ひとりで寝れないの????
本は……老眼次第か……
>月146万円÷6=24.3万円となります。
で、この値段ということになると…
やはり、
(1)人生の最終盤を、気持ちよく過ごすには、幾ら掛かるのか?
は、毎月146万円のほうが近いのかなぁ、
と思うのですが…
コメント感謝です。
私のコメント。
参りました。気持ちよく過ごすとの意味を
私は取り違えていましたかなぁー、です。
最低限のことを考えていましたが、これって
変だったのでしょう。
気持ちよく過ごすとは、言葉とおり、気持ちよく
です。
それは、当然、費用はかかりますので146万円の
方が気持ちよく過ごせます。
変な具合になっていました。失礼いたしました。
お詫びいたします。
介護問題も、これまで以上に良くなるでしょう。
やはり、一般の人も、現実を直視されています。
自民さんも、この空気は感じてくださいましょう。
予算配分も変化するでしょう。
ともすれば、これまで、福祉切り捨ての方向でした
から。
なにか、大きく、期待出来そうです。
いや、北九州の生活保護施策。多分お役人
さんはノルマに押しつぶされ、予算もあって
厳しい査定を余儀なくされたのでしょう。
自民さんはそういう方向を打ち出し、結局
それが行き過ぎたと。
介護も生活保護とよく似ています。
切り捨ての方向でした。
なまけものは自助努力していないのだから
ほつとけ、放置しておけとの空気がありました。
残念ですが。
しかし、何度も書きますが、それが変わりつつあります。自民が負けたことで、はっきりしました。
多いに自民さんは反省して、善政をひかれる
ことでしょう。
やはり、待遇の話です。現場では入浴介助が
体力を要します。女性の方もされますが体力
を必要としますので、いつの間にか腰をやられ
ます。男性も同じですがなにかと若い男性が
必要となります。
ソープ○川で友人が働いていた北九州市の職員が鬼畜なのは、もはや言うまでもないですが。制度を用意したのは新自由主義政権です。補助金を得るためには、役に立たない同胞を葬れ。殺せば殺すほど、ジェニはくれてやる。性的に異常なのです、こいつらは。では、お体にお気をつけになられて、まっとうなお仕事にお励みください。
腰もやられています。
和式便所にすわって大きい方をしたあと
しばらく自力ではたてません。
目の前にある水道管の様な物を握って
よっこらしょと立ち上がります。
もう身体を気をつける余裕もありません。(笑)
仕事に励みます。
③ どのような仕組みで介護サービスを提供すれば多くの人が満足できるのか? 読者のご教示とご意見をお待ちしたいと思います。
要するところ、介護の必要なお年寄りを各々の家庭が受け入れ家庭で介護することにつきますが
それは、困難です。ここまでは、一般の人もご理解されています。
少し前までは老人ホームにお預けすることに対して社会も家庭も後ろめたい気持ちがありました。
親孝行出来ないのか、だれに大きくして貰ったのだとか、親の面倒みないでどうするとか。
例えば、一時も離れてはいけない寝たきりのお年寄りの介護を家庭のみでするのはお嫁さんも
息子さんも無理です。例え一時ホームへルーパーさんが来られても、例え一時デイサービスに
昼間お預けしても。結局は残りの多くの時間が介護にかかります。とてもとても大変です。
ということで、私は、まず、介護の必要なご家庭の方が、入所施設にお預けになりたいと希望されれば
全てを受け入れる施設を作る。施設は新しく作る必要はありません。幾らでも空き家はあります。
廃校等も一つの例でしょう。古くなった公営アパートもあるでしょう。
例えば空き家 一軒家でも可能です。それらを快適な生活空間として改造すればコスト安で使えます。
問題は介護職の方をどう集めるかと言うことです。まぁ仕方がないので徴兵制度かな。(笑)
そして、一番肝心なのは、これらの費用は、申し訳ありませんが、介護税としての消費税で
賄うことでしょう。まぁ当面1%もあれば何とかなります。徴兵制度で介護職の方の人件費は
かなり、減額されますから。
このことは、まだまだ、考えます。皆様もよい案をここへ書き込んでください。
特に、介護職員さんの待遇や人手不足問題が
出てくるようです。期待して見たいと思っています。
一般の方も、だんだん理解してくれています。
改善の期待が高まり、嬉しい限りです。
明日の晩、ガイヤの夜明け 午後10時からでした。
コムスンを取り上げるようです。
そして、人手不足問題、そして、徴兵制度(笑)
今日も今日とて、介護施設の譲渡先が話題に
なっています。
介護職の方の待遇改善策が出てくることを
多いに期待しています。
政策班の方々はさすがに良い番組つくられます。
参りました。
厚生省も考えを変えられています。介護職の
待遇改善に前向きでした。これも、参院選の
おかげと思っています。
ありました。当然、予算と支出のアンバランス
から、とても介護報酬の改善は困難との意見
でしたが、それは別として介護職の方々の
低賃金は理解しておられました。
そして、その改善には取り組みたいと。
この場合、事業者に改善部分といえどもその資金は
直接渡すと職員さんに渡さず経営資金に使われる
可能性があるので、いや、事業者さんを信用しない
という訳ではないが、職員に直接わたるように
しなければいけないということも言われました。
国の支援というか介護報酬の改正を待たずに
一部の民間の事業者が独自で介護職の方々のみ
を対象に待遇改善に乗り出すこととされました。
多分、経営に負担が大きいとは思いますが立派です。
中堅クラスの事業者であり、影響は大きいと
思います。改善の方向が出てきました。
厚生労働省の有識者による作業チームが
介護職員さんの人件費アップの報告書を
12月8日付けで、提出とありました。
やっと、行政様も待遇改善に腰を上げて
くださるようになりました。
感謝・感謝です。
厚労省も来年度から順次、制度改正を実施
して下さるとのこと、ありがたいことです。