yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

ルパンの消息

2009-06-06 22:00:50 | ミステリー
横山秀夫さんの「ルパンの消息」昨晩遅くまでかかって読み終えました。

15年前、自殺と片付けられた女性教師の墜落事故は殺人、それも当時の教え子の男子生徒3人が犯人だとの情報がもたされた。
当時、『ルパン作戦』と称して期末試験の問題を奪取しようと計画し実行した3人の男子生徒がいた。そしてその事件があったのが丁度あの『三億円事件』の事項が成立したその時だった。

そして今、墜落死を事件とするなら、その時効までの時間は24時間!

TVで放送されたドラマを見ていたので原作は読まなくてもいいかなと思ってたのですが、だんだん読む本が少なくなって、ついつい手を出したわけですが・・・面白かったです。
『ルパン作戦』を実行した喜多、竜見、橘そして彼らが毎日たむろしていた喫茶店の店主内海・・・彼は三億円事件の犯人とみなされて時効当日警察署にいた。

3つの事件・・・「ルパン作戦」、墜落事故、三億円事件・・・が絡み合いながら時効の時間が迫ってくる。

難点は内海役だった上川さんの顔がちらつくことでした。他の方は全然思い出さなかったのですが・・・
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