あさのあつこさんの「地に巣くう」を昨夜遅くに読み終えました。
心に虚空を抱える同心・木暮信次郎。深い闇を抱える商人・遠野屋清之介。宿命に抗う男たちの、生きる哀しみと喜びを描く。「弥勒」シリーズ6作目。
このシリーズは読むたびに心の奥底をかき混ぜるような、さざ波を起こすような、そんな気持ちになってしまいます。
信次郎と清之介、会うたびに真剣で立ち会っているようなやり取りに読者は息を止めて読み進んでいきます・・・と、伊佐治が合いの手をいれる・・・この間がなんとも秀逸です。
私は伊佐治さんの大ファンなのです。
そして今回は信次郎の父親の過去が明かされていきます。それに対する信次郎と伊佐治の思いの違いがどこから来るのか・・・
ついに清之介が信次郎の手助けを。
勧善懲悪とは言えないこの時代小説が大好きです。わかりにくい二人の男の抱く世界がこの先どう変化していくのか?この先も興味津津です。
心に虚空を抱える同心・木暮信次郎。深い闇を抱える商人・遠野屋清之介。宿命に抗う男たちの、生きる哀しみと喜びを描く。「弥勒」シリーズ6作目。
このシリーズは読むたびに心の奥底をかき混ぜるような、さざ波を起こすような、そんな気持ちになってしまいます。
信次郎と清之介、会うたびに真剣で立ち会っているようなやり取りに読者は息を止めて読み進んでいきます・・・と、伊佐治が合いの手をいれる・・・この間がなんとも秀逸です。
私は伊佐治さんの大ファンなのです。
そして今回は信次郎の父親の過去が明かされていきます。それに対する信次郎と伊佐治の思いの違いがどこから来るのか・・・
ついに清之介が信次郎の手助けを。
勧善懲悪とは言えないこの時代小説が大好きです。わかりにくい二人の男の抱く世界がこの先どう変化していくのか?この先も興味津津です。