yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

そして、星の輝く夜がくる

2016-01-03 22:41:31 | その他
真山仁さんの「そして、星の輝く夜がくる」を今日読み終えました。

東日本大震災の爪痕が生々しく残る徒歩九地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。
かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子供たち、父兄たちとの本音の交流を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく・・・

6つの連作からなる一冊です。

どのお話も被災地でのちょっとした問題を取り上げてたりするのですが、どれもはっきりした解決や結論は示されていません。

それほどにこの問題は奥が深いという事なんでしょうか。

被災した子供たちが周りを気遣ってすごくいい子でいる姿に心が痛みました。
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空をつかむまで

2016-01-03 22:09:42 | その他
関口尚さんの「空をつかむまで」を昨日読み終えました。

膝の故障で得意のサッカーを諦めた優太は、廃校が決まった田舎の中学に通う3年生。
無理やり入部させられた水泳部には姫と呼ばれる県の記録保持者と、泳げないデブのモー次郎しかいない。
3人は無くなってしまう美里中学の名前を遺すため、優勝すべくトライアスロンの大会に参加することに。

定番のお話なんですが、今の子供たちの生活環境ってすごく多様化していて・・・いい意味ではなく手です・・・大人の間でうつ病や引きこもりが割と当たり前にみられるこの時代って、そんな親を持って苦しんでいる子供たちっていうのもかなりの数に上るんだろうなと思いました。

これ以外にも、貧困や暴力、育児放棄などなど・・・子ドンたちにとっては生きにくい時代なんだなぁと改めて思いました。
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