yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

買った本

2009-01-11 23:23:26 | 全般
今日雪花が散る中自転車漕いでプールへ。
その帰り道、本屋さんで文庫本を物色。

海堂尊の「ジェネラル・ルージュの凱旋」 題がシャレてます。
重松清の「ビフォア・ラン」  著者のデビュー長編小説らしい
高橋克彦の「春朗合わせ鏡」 「だましゑ歌麿」「おこう紅絵暦」の姉妹編とか
はらだみずきの「サッカー・ボーイズ」  青春スポーツ小説とありましたが。

で、今日から読み始めたのは、初めての作家さんで、柴田哲孝さんの「TENGU」です。
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検事・城戸南 神の領域

2009-01-11 22:53:12 | ミステリー
堂場瞬一さんの「神の領域」を読了。

それにしてもすごい題名だなぁ。なんか宗教関係の本かと思っちゃいますね。

読み終わって・・・ど~~~んと重たいです。ミステリーなので事件は解決なのですがそうとは言えない難しい問題が残ってしまって。

以前読んだ堂場さんの「標なき道」も陸上選手・・・マラソン選手・・・のドーピングの問題を扱ってたのですが、今回も「ドーピング問題」と友情あるいは恩とかも絡めたお話です。

ドーピングが何故ダメかって問題・・・身体を壊すとか・・・ここでは突然死を扱っていますが・・・勝利至上主義になりやすいとか・・・いろいろあるんでしょうが・・・いけないことをやってるという精神的なストレスも怖い気がするのですが。

選手たちに神のように尊敬されているコーチがドーピングについて語る言葉・・・ひょっとしたら現実のスポーツ界でコーチが語っている言葉かも知れないと思ったら、『勝つ』事へのこだわり、執念の前にはどんな罪も目に入らなくなるのかと背筋が寒くなる思いがしました。

そして検事・城戸が『自分に優越感を抱いた男を好きになるのは難しい』と何十年も信じていた友情の真実の姿に突然に気付く哀しさ。

文庫本の帯に「あの鳴沢了も・・・」とあったのでちょこっとは登場するのかと思いましたが残念でした。
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