風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

運命と宿命と

2006年04月18日 | 映画、DVD、TV

今日は、職場全体の歓迎会兼観桜会があり、楽しいひと時を過ごしてきた。
観桜会とは言えども、桜はまだまだ硬くて咲く気配は感じられないが、円卓の上には
見事に咲いた桜の枝が飾られていた。
幹事の方が冗談で「ドライヤーで3時間頑張ったのよ~。」などと言って笑わせていた。
上手い上手い

会の後は、帰る人、二次会場へ行く人、それぞれ。
私は、自分をわきまえて(笑)時間的に間に合いそうだったので映画館へ向かう。
GWが近いせいか、漫画系が多くあまり観たいものが少ない。
その中で選んだのは、連理の枝
何の予備知識もないままに選んだので、チケットを買う際もタイトルの読み方さえ危うい。
「れんりのえだ?」ですよね?だって、、、

「連理の枝」・・・それは、二本の樹の枝が絡み合い、まるで一本の樹となるような
強く結ばれた”永久の愛”の象徴。
重い病を抱えながらも、出会った恋人との永久の愛を胸に、残された日々を寄り添い
明るくやさしく過ごす二人を描いたラブストーリー。
ヒロインのチェ・ジウさん、涙も美しく冬ソナとはまた違った演技で益々惹かれる。


人の寿命は、宿命だそうだ。
どんな宿命の元に生まれてても、誰と出会いどんな風に生きるかは運命とのこと。
運命はすでに決まっているものではなく、自分次第で決められていくもの。

命は、自分が失うときのほうが辛いだろうか、
            愛するものの命が失われるときの方が辛いだろうか。

映画のような、そんな純真な時期はとうに過ぎてしまった。
私が死を迎えるとき、傍に寄り添っているものは何だろう、、、。

コメント
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