やまとそばの山日記
山歩きとその後の温泉&蕎麦が大好きなやまとそばの日記です。



8月14日(木)に大峰山系・行者環トンネルから、弥山・八経ケ岳を歩いて来ました。

弥山までは、30数年前に歩いた、懐かしいコースでした。

大峰山系のレポです。



■08年8月14日(木) 大峰山系・行者環トンネルから弥山編♪

●メンバー:単独

●コース:行者環トンネル西口5:35---7:43弥山7:48---8:08八経ケ岳8:28---9:56行者環トンネル西口
※行動時間:4時間21分

●本文:

大峰山系は、山を始めた頃に歩いたコースでした。

その時は、北東方向の柏木から 弥山 まで歩き、天川川合に下りました。

その時は、雨・雨・雨で、前鬼までの予定が弥山で下山と言う結果になりました。

今回、32年ぶりに歩く大峰です。

行く前から、胸がドキドキしていました。



●大峰の朝~~~♪

前日は上北山に泊まりました。

朝4時過ぎに起床・・・。

身支度を整え、行者環トンネルを目指します。

車で登る途中、大台ケ原の朝焼けが綺麗でした。




東側から行者環トンネルに登るのは容易な様です。

西側トンネルで出合った、埼玉のお方・・・。

昨日、大台ケ原に2時過ぎに着き、西側を回って来られた様です。

道が細く、大変だと言っておられました。




行者環トンネルの東側です。

当時の大峰の地図には、行者環林道は昭和45年から5年計画、となっていました。

30年前には、この林道も開通していたのかも知れません。




そして、大台からここに来るまでも、何度も見た奥駆の看板・・・。

熊野古道が世界遺産となり、ここ奥駆道も当時の修験道の道以上に、有名になっている様です。




行者環トンネル東口から大台ケ原方面の朝焼けを見ます。

いいお天気になりそうです。




●行者環トンネル西口登山口から

西側の登山口に移動します。

既に、数台の車が駐車していました。

ここで身支度をし、朝食を取り、準備を行います。




既に、数名の人が入られた様です。

しばらくは、沢沿いに歩きます。

そして、この橋を渡ると、登山道は斜度を徐々に上げ、高度を稼いで行きます。




始めは、森林の中を行きます。

そして、徐々に、木々の間から光が漏れてきます。




山の端から朝日が顔を見せました。

陽射しが眩しいです。




そして、少しずつ、少しずつ前のほうが明るくなります。

開ける様になってきます。




小一時間も歩いたでしょうか?

尾根道にでました。




ここから先、弥山までは、昔、昔歩いた事のあるコース・・・。

道標や登山道は整備されているものの、懐かしい匂いがします。




少し行くと、東の方が開けて来ました。

大台ケ原方面でしょう。




真っ青な空に白い雲・・・

爽やかな風が吹き、周りはもう秋の装いです。




緑濃い縦走路・・・

私の大好きな光景です。




苔蒸す樹木・・・

明るい緑です。




弁天の森です。

やたらに看板が目立ちます。




真正面に弥山が見えて来ました。




山頂付近には、大きな避難小屋が目立ちます。




聖宝の宿跡には、行者の銅像が鎮座していました。

ここから、弥山までの登りに掛かります。




登山道は木の階段が増え、格段に整備されていました。

でも、木々の緑は少しも変わっていませんでした。




緑が色濃く残り、大好きな風景です。




自然から力をいっぱい、いっぱい貰います。




そして、木々の間から北側が見える様になって来ます。

大普賢から山上ケ岳方面の山々が見えます。




大普賢とその右手を見ます。

空には秋の雲が広がっています。




秋風がとっても涼しくいい気持ちでした。




そして、こちらは東側・・・

大台ケ原方面です。
※クリックすると拡大します。



爽やかな朝となりました。




山頂近くになってきました。

このモコモコした草~~~いい感じです。




南方向・・・

大峰・大台の山々の奥深さ・・・

遥か奥には海も見えます。




立ち枯れの木々が出始めた所・・・




そこが、大峰・弥山の山頂でした。





※30余年ぶりの山頂でした。

※レポは尚も続きます。




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コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
緑の濃い山 (わい)
2008-08-19 22:05:43
やまとそばさん大峰は深いんです。
八経から眺める奈良和歌山の水墨画に見える山がいい。
わいは過去にみせんから見える立枯れのトウヒを歩きましたが、確かに倒木が多く歩きは困難でした。
大峰は緑が濃い山です。
山を歩いた人がひとりひとり考えれば、
必ず元の山に戻ります。
 
 
 
素敵な緑だ! (三脚マン)
2008-08-19 22:09:28
コケの緑がきれいですね~。

32年ぶりですか~。
やまとそばさんの原点の山でもあるんですね。

私も30年後、登山続けてられるようにしたいです。
 
 
 
緑がきれい (sanae)
2008-08-20 10:02:35
とてもきれいですね~
32年ぶりの山は感慨深かったことでしょうね。
私が2歳の時か・・・(ボカッ>.<
また行ってみたくなりました、30年後62歳←まだ言ってる(^^ゞ
30年後まだ元気に山を歩いていたらコワイ!(爆)
・・・歩いていたりして・・・汗;
姨捨山で逞しく生きていたりしてね~・・笑えないゾッ^_^;

 一人漫才か(ボソッ・・)
 
 
 
ほっとする景色 (ゆうとまま)
2008-08-20 11:52:39
私は、とてもとても他の場所と比べられないくらいに大峰の山々に強くひかれるんです。
理由はわかりませんが、前世は、行者道を守り山伏さんを接待する者だったのかも(ボランティア活動などを接待と言いますよ)なんて、勝手に思ってます(笑)
あっ!!どうぞ気になさらずに・・・・素通りして下さい<(_ _)>
私の力では、大峰の山には全くかないません。
 
 
 
Unknown (みい)
2008-08-20 17:43:40
懐かしいです・・・^^
とうちゃんの同級生が奈良で
よく一緒に~^^
わざわざテント担いで、宴会ヶ岳付で~^^
シカも慣れてて、すぐそばまで来たなぁ。。。
そのころからシカの害が多かったんだと・・・^^

続き、待ってま~す
 
 
 
わいさん (やまとそば)
2008-08-20 21:25:26
こんばんは!
大峰は、今後も歩いて見たいと思っています。
奥駆道や熊野古道などがあまりに有名になり過ぎて、少し驚いただけです。
自然は、大峰の山並みは、奥深い山道は、何も変わっていない様に思います。
いや、変わらないように、少しでも変わらないように、自分達に出来る事。
それを、大切に、大切にして行くべきだと思います。
関西の山々は私が育った山・・・。
故郷の山々は私が生まれた山・・・。
そして、今の山々は、私が生活をしている山・・・。
その、全ての山々をいつまでも、いつまでも、大切に、大切にしたい、と思います。
自分の出来る最大の力で・・・。
一人、一人が、一つ、一つの物を愛おしく、大切にして行けば、きっと幸せな空間が出来る、今尚、そう信じています。
 
 
 
三脚マンさん (やまとそば)
2008-08-20 21:30:51
こんばんは!
三脚マンさんなら、楽々30年後も、山をやっておられますよ(笑)
私も、後、30年は山の現役でありたいと思っています。
生涯、一岳人でありたいと思っています。
その為にも、山々が元気であって欲しいと思います。
それを左右するのは、誰でもない、人々・・・私達です。
共存・・・簡単な様で難しい、言葉です。
それは、皆が、一歩下がって考える・・・相手の立場に立って考える・・・。
そんな、思いやりの心から、一つ一つ実現出来る様に思います。
 
 
 
sanaeさん (やまとそば)
2008-08-20 21:38:24
こんばんは!
sanaeさんとトシちゃんの山行は私の理想かもしれません。
私と女房も独身時代から見ると、かなりの山行数となります。
しかし、山バカな私は、毎週の様に山三昧・・・。
それを理解?し、笑って送り出してくれるのは、同じ釜の飯を食った仲間だった、からでしょうか???
いずれにしろ、女房には足を向けて眠れない私でして・・・。
sanaeさん達だったら、30年後も問題ないですよ~。
私も生涯、山に行っていると思います(笑)
 
 
 
ゆうとままさん (やまとそば)
2008-08-20 21:44:30
こんばんは!
大峰、大台、台高辺りは、ゆうとままさんのテリトリーですものね!
良い山々だと思います。
他にも、紀泉アルプス、岩湧山、金剛山など奈良の山々には思い出深いものがあります。
また、関西に来る機会は沢山あります。
その時は、もう少しゆっくりと楽しんで山を歩きたいと思います。
何だか、今回は余裕のない山行をしてしまった様にも思います。
 
 
 
みいさん (やまとそば)
2008-08-20 21:51:21
こんばんは!
大台では、鹿が一杯いました。
みんな、可愛い顔をしていました。
鹿害?と言うけれど、木の皮を食べる鹿だけを、何故悪者にするのか、判りません。
猿や鹿、熊などの獣が麓に降りて来る原因を作っているのは、他でもない私達なのですから・・・。
自然は強いですよ!
鹿だけでこんな立ち枯れは作れないと思います。
もっと、もっと自然界を簡単に破壊出来る知恵をもった動物がいるのですから・・・。
一つ一つの命を大切に、大切にして欲しい。
昨今の紙上を見て思う私です。
 
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