正月という事で帰省して、撮影していなかった東京中央郵便局の東側へ。
すでに囲いの矢板が出来ていて、取り壊し準備が着々と進行していた(涙)。東側から全景を撮影するのは現状では不可能だった。なぜなら、東京駅の工事部分になっていたり、はとバスの発着場になっていたりしたから。それで、やや南側に移動すると、今度は街路樹が入ってしまうみたいだ。
そんなこんなで、ディテールを撮ろうと近付くと、今度は矢板の囲いで撮れない。記録撮影しておく時期を完全に逸してしまったようだ。
ついでに、東京駅南部換気塔。出入り口と一体になっていて、石造りの上に黒い格子状のモノリスを配置する。
有楽町方面に移動。ここは戦前からの高架下のアーチ状の空間や、交差して下を潜る道路のための魅力的な鉄骨が現役で機能している。
昭和初期頃の建築に特徴的であるモダーンな柱の装飾がこんなところにもある。さらに過剰な程にも思えてしまう鋲が素敵。
まぁ背が小さいから見慣れたものがいいのかも(笑)
講演お疲れ様でした。
見上げてしまうような巨大な建物や構築物のスケール(スーパースケール)と、人の身体感覚でみられるスケール(ヒューマンスケール)というがあります。
視線というのはまちづくりでは大事な要素なんですよ。