延岡というまちをアーカイブ化していくには。

延岡というまちについての記憶を考えていく。

戦前コーナー。

2013-11-02 14:29:04 | まちづくり

昭和7年の延岡市街図を中心にWW2戦前から戦中をイメージした展示を制作している。地図を展示する薄手のアクリル板で丁度いいサイズがなく、2枚の板を真ん中で合わせている。もう一枚の写真は防空頭巾とリュックサックで、当然こちらも戦時中のものである。



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今日来られた方とお話していて興味深い点が一つ。それは"懐かしい"の範疇が変化しつつある事。すなわち僕が5・6年前にこうした活動を実験的に開始した際に、前期から後期に入っていく高齢者が懐かしいと感じる範囲は戦時中から昭和30年代だった。ところが今回、山下新店街のアーケードが出来る昭和30年前後の写真を展示しても、それを懐かしいと感じる人よりも"昔はこういう事があったんだ"という感想をもらす人が増えている。戦時中などなおさらだ。



かわって、入ってきたのは昭和40年代初頭。この時代を懐かしいと感じている世代が増えている様子がある。前の時代は懐かしいから歴史の世界に入っていきかけているのかもしれない。





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