二小にっこり日記

東大和市立第二小学校ブログ
~日々の学校の様子をお伝えします~
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第60回 卒業式【3月25日(金)】

2016-03-25 16:41:08 | 校長日記
晴天の下、第60回卒業式を行いました。今日の登校は、在校生代表の5年生と卒業する6年生でした。






朝の時間、5年生は教室で呼びかけや演奏の最終チェックをしていました。


6年生は、音楽室で歌の練習をしていました。






5年生の演奏と盛大な拍手の中、卒業生が入場しました。


開式の言葉の後、国歌・校歌を斉唱しました。






卒業生96名一人一人に卒業証書を手渡しました。卒業生は、将来の夢や希望を、自分の言葉で発表しました。


卒業証書をフォルダーに入れてもらいました。


校長式辞
あの思い出深い日光移動教室の話の後、小泉吉宏さんの「1秒の言葉」の詩を贈りました。


教育委員会告示
メキシコシティ大会でのサッカー日本代表のフェアプレーの話がありました。


来賓祝辞
PTAの会長さんから励ましの言葉がありました。


門出の言葉
今までで一番大きな声で言うことができました。






一人一人の表情が、とても晴れやかでした。涙している人もいましたが・・・。






在校生代表の5年生の言葉も、今までで一番良かったです。








「メロディ」「船出の朝」「また会う日まで」「旅立ちの日に」・・・どれも、すばらしい合唱でした。美しい歌声が、体育館に響いていました。


閉式の言葉




卒業生が、胸を張って退場していきました。


見送る担任の先生の姿が印象的でした。私は、こういう形の退場を見るのは初めてでしたが、「自分たちで巣立っていく」という意味でとてもいいと思いました。










退場後、体育館に戻って記念写真を撮りました。みんなホッとした顔をしていました。












校庭で門出送りをしました。卒業生は、5年生から花をもらいました。




新校舎前から体育館の方まで長い道ができていました。


名残惜しそうに門の所で集まっていました。これも、いい風景だと思いました。

インフルエンザの心配を直前までしていましたが、全員参加の卒業式ができて本当に良かったです。
卒業生の皆さんには、「かかわり」「挑戦」「信頼」を大切に、これからもがんばっていってほしいです。

☆最後に、校長式辞の一部をご紹介します。

新たな世界に夢と希望をもって羽ばたこうとしている卒業生の皆さんに、私は、小泉吉宏さんの「1秒の言葉」という詩を贈りたいと思います。

「はじめまして」
この1秒ほどの短い言葉に、
一生のときめきを感じることがある。

「ありがとう」
この1秒ほどの短い言葉に、
人のやさしさを知ることがある。

「がんばって」
この1秒ほどの短い言葉で、
勇気がよみがえってくることがある。

「おめでとう」
この1秒ほどの短い言葉で、
幸せにあふれることがある。

「ごめんなさい」
この1秒ほどの短い言葉に、
人の弱さを見ることがある。

「さようなら」
この1秒ほどの短い言葉が、
一生の別れになるときがある。

1秒に喜び、1秒に泣く。
一生懸命、1秒。 人は生きる。

この小泉さんの詩は、今から30年ほど前、1985年の大晦日に一度だけテレビCMとして放送されました。その後、2008年の「時の記念日」である6月10日にもリメイク版が放送されましたが、こちらも1回だけの放送でした。
30年前、私はこのCMに出会いました。60秒のものでしたが、美しい詩の内容と穏やかなナレーションがいつまでも私の心に残りました。その後、このCMは1回だけの放送だったということを聞き、出会えて本当に良かったと思いました。

1秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがあります。
1秒ほどの短い言葉で、傷ついてしまうこともあります。

人は、一人では生きていけません。人と言葉でつながり生きています。この1秒という時間と1秒の言葉、どんな時でも大切にしていってほしいと思います。