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登山と車旅

長崎の山 2021.01.25 純心大 前岳 424m峰 虚空蔵山 喜々津 縦走

2021年1月25日、金土日と天気が崩れると思って山行は止めたが土曜日以外は雨も降らずじまいだった。地形図を眺めていると津屋岳の西に前岳ある。登り口を調べていると、純心大(恵みの丘)から前岳、鎌倉山・大草駅と歩いている人がいる。そこで吾輩も純心大から喜々津まで歩いてみようとなった。初めて歩くルートだからワクワクするね。
純心大手前から左折して車道を上ると鉄塔前に出る。右は帆場岳への登り口。
左を見ると電柱に赤いテープがある。これだろうと近づけば前岳への道だ。すんなり登り口が見つかり幸先良い。8時40分出発。

林に入ればしっかりした踏み跡がある。
山道は緩やかなアップダウンの繰り返しで踏み跡がはっきりしていて、荒れているところはテープがあるから迷うことなく歩ける。
9時10分、地形図のヘアピンカーブ車道を見る。尾根がはっきりしていて歩きやすい。
車道を過ぎると365.4の三角点だが、道は右を巻くようになっている。登り易そうなので道を外れて直登する。
すると三角点手前で巻いてきた道と合流する。9時19分365.4の三角点(点名:黒迫、四等)に着く。
地形図では山道は先に進めるようになっているが、吾輩が間違えたのかどうかわからぬが、数分ほど道なき荒れた植林の中をあるいて山道に合流。この辺りの山は長崎市有林のようだ。
山道は328のピークを巻くようになっているが、吾輩はピークに向かって山道を逸れ、少し荒れた植林を歩いてピークから下り山道に合流して、9時50分携帯電話の中継所前に出る。

中継所を過ぎるとすぐに右手に林道を見る。
舗装林道をしばらく下り、

9時56分下り終え登りかかる所で左手に赤いリボンを見て左の林に入り、
ひたすら急斜面を直登する。
登ること10分強で、山頂に向かって開けた道らしき感じになると、

1,2分ほどで山頂に着く10時11分。
大木の下には石仏が祀られている。
広々とした山頂からは木々の間に矢上普賢が覗ける程度の展望だ。
山頂から雑木林の中につけられた道に入り、
急斜面の植林の中を抜け、

下ること数分で先ほど分かれた林道に出合う。
林道を5分も歩かないうちに、ゲートに出合う。ゲートの先はバイパス沿いの車道だ。
11時23分車道に出て、反対側を眺めれば、階段にテープが見える。この階段を上り山道に入れば良いのだろう。
階段を上り、林に入ると木に白いペンキが塗られている。これが山道の目印なのだろうと、ペンキに従い進む。
5分も歩かないうちに作業道に出て、右に上り左カーブを曲がると直ぐに山道に入る。
これがとんだイバラの道で往生する。1,2分の格闘で抜けると、
先ほどの作業道に合流。こうなると分かっていたら山道に入らなかったのに。
山道は遠慮して、しばらく雨上がりで足元の悪いジグザグの作業道を登る、イバラよりましだ。
作業道を数分歩いた10時42分、イバラが無さそうになった所から山道に入る。
踏み跡も頼りなく、幅の広い尾根なので、白いペイントの目印がないと迷いやすいだろう。
10時50分間の瀬から大山へと通じる市境界の稜線に合流する。
合流地点から進路を北に変え、赤テープを目印に424三角点に向かう。
合流地点から数分も歩くと左下に作業道を見る。恐らく先ほど分かれた作業道の延伸なのだろう。山道の西側を並行して走っているのだろう。
11時3分大山への分岐点に着く。この先20mが424.2三角点(点名:山川内、四等)だ。
ここで市境界線を離れて北へ延びる稜線を辿る。
三角点から50mほど進んで北へ下るのだ。地形を慎重に見ながら歩く。下降点に目印はないだろうと歩いていたら、なんと目印があるではないか。このルート初の道標だ。有難い。
立木に掴まり急坂を下り、
小さなアップダウンを繰り返し、植林、樹林を歩く。稜線は尾根がはっきりしているからGPSを頼りに迷うことなく歩ける。また所々にテープや境界杭らしきものもあるから安心する。
11時47分332のピークに着く。
ピークの西側にソーラーパネルの畑を見る、ミカンでなく電気を作っているのだ。ここまで来れば迷うことはない。目の前の山の先が鎌倉山だ。
ところがこの先の道が判然としない。おそらくソーラーの工事で消えてしまったのだろう。ソーラーの上端に沿って歩くと、

12時3分民家の裏に出た。民家の脇を抜けさせてもらい、車道に出る。
車道を鎌倉山の登り口を経て西川内虚空蔵山公園の展望台へ12時35分着き、昼食。
展望台に上り先ず眺めたのは、今までさっと流していたこの景色だ。大山の前の少し色濃い稜線が今日歩いた所だ。前岳は424峰から大山の稜線が高いから見えない。
それから何時もの眺め。
鎌倉山(左)から長崎空港(右)
大村空港と川棚虚空蔵山(右)

多良山系の郡岳(左)から五家原岳(右)
雲仙の吾妻岳(左)、九千部岳、平成新山と雲仙の山々
地元の井樋ノ尾岳(左)、松尾岳、船石岳、行仙岳、矢上普賢岳。
これから向かう多良見町の虚空蔵山は雲仙の左に見える中央の三角錐の山だ。

吾輩はこの山の頂から眺めるこの景色がお気に入りだ。弓なりの線路をななつ星が走れば最高だね。13時28分虚空蔵山を後にして最短ルートで喜々津に下る。


14時6分正法寺まで下ると、春の日差しを浴びて蠟梅が盛りだ。

14時20分喜々津に着く。
このルート、前岳のピークと虚空蔵山公園の外は展望がないのが残念だが、急なアップダウンの少ない誰でも歩けるルートなのがよい。
バイパスの西側には長崎と長与の境界稜線が走っている機会があればそのうちに。今週後半は寒波が来ると云う。雲仙に霧氷が付くかな?
今日の行程、
純心大側登り口8:40ー8:52 317峰-9:10車道-9:17 365峰-9:42 328峰-10:11前岳10:16-10:23道路横断10:25-10:50稜線合流10:53-11:03 424峰11:07-11:25 363峰-11:47 332峰11:55-12:08鎌倉山登り口-12:35展望台(昼食)13:04-13:21虚空蔵山12:28-14:06正法寺-14:20喜々津
 
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