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登山と車旅

多良山系 2021.10.22 沢を遡上し864

2021年10月22日、金曜日、晴。久しぶりに多良山系だ。今回は中山キャンプ場から沢を遡上して864だ。水量が少なくなるのを待っていたらこの時期になってしまった。
9時30分前に公園線入口に着く。太良町のHPでは今年度いっぱい復旧工事にかかると。入口道路脇に車を止め、遊歩道で中山キャンプ場へ向かう。
10時8分中山キャンプ場へ着く。地形図では役行者までの登山道は現在の道(青い点線)ではなく、沢沿いを登るようになっている。太良町観光協会の地図では地形図の登山道は補助登山道として紹介されている。沢沿いの登山道は旧登山道と呼ぼう。


旧登山道は2つ目の赤い鳥居をくぐって、すぐにレスキューポイント1で左に折れる。

沢へは最初の鳥居をくぐり直ぐに左に折れて、20mほどで竈を見る。
竈を抜けて20mほどで小屋を見るから、その右を抜けて行けば、
そしてすぐに給水槽を見る。
給水層から2,3分も歩けば沢に出る、10時16分。手っ取り早く行くなら橋の袂から入る手もあるが。
最近雨がまとまって降っていないから水量は心配なさそうだ。
それにしても大きな岩がごろごろしている沢だね。
10時20分最初の小さな滝に出合う。滝は普通落差5m以上?を言うそうだが感じたままに云おう。浮石を確認しながら進むので歩みは遅いが、簡単に通過。
2分ほどで次の滝。水は澄み、今のところ癒しの沢だね。
滝の上に出ると、滑らかな流れ。
でもすぐにゴーロだね。
さらに3,4分歩いて10時27分、幅のある滝に出るが、左淵を歩いて難なく通過。
ゴーロの沢を10分弱歩くと10時36分、行く手に倒木が横たわる。帰りに気付いたのだが5分前に登山道を横切ったのだが全く気付かず。
倒木を越えて、辺りを見渡すと左上の斜面に、炭焼き窯跡らしきものを見る。沢沿いに炭焼き窯、多良山系の特徴だね。
10数分歩いて出合う滝は、両方から岩が迫るね。左側の岩壁を淵に滑り落ちぬように慎重に登る。
通過して間もなく、右上急斜面にロープが張られている。旧登山道だろうか?
10時47分小さな滝を見ると、ここからわずか10分の間に、滝が次から次へと現れる。

こここの滝は左の淵の岩壁を伝うのだが、いつ滑り落ちるかと冷や冷やでしたね。
眺めのよさでは一番と思った3段滝、11時。
3段滝から3分ほど歩くと、ひぐらしの滝。水量が少ないから見とれて日が暮れるほどのものではないね。
ひぐらしの滝が沢の分岐になる。上流に向かって右の沢を進めば役行者に進む。左の沢に進めば前岳と864の鞍部へ。864を目指すので左の沢へ。

滝の右側を登り、
上からひぐらしの滝を見下ろす。

登り上がったところにはロープが張られているから、旧道なのだろう。右の沢を渡り左の沢へと進むと、
沢には水の流れはほとんど見られない。
左上には、どう見ても人工的な石積が。
石積みの上に出ると、沢の右岸山腹にしっかりとした道があるではないか。戻りはこの道を歩いてみよう。何処に出るのか楽しみだ。
さてここから先は、沢を登って864に行くか、東にまっすぐ進んで864に行くかだ。急勾配は登りに使おうと、864を直に目指す。
11時25分、東に向かって歩きやすそうなところを登り始める。
5分強登ると稜線に出る。何となく人が歩いた雰囲気が感じられる。
目の前の小ピークの左を巻くように登り、
また稜線に出ると、赤いテープを見る。やはり人が歩いている。
さらに5分強歩くとまた赤いテープが。
11時48分、高さ10mほどの岸壁の下に出る。石積が左に進むように思わせる。

岩壁に沿って左に進み、途中から木の枝や根を掴みまた足場にして垂直に登り、何とか上に出たが、ここは巻いたほうが無難だろうと考える。
最後は這いつくばるような急勾配を登り、
12時4分、864に着く。前回はなかった立派な標識がある。
帰りは前岳方向へと下ると、鞍部まで来たところで大きな岩の上に石が置いてある。
右下を見ると石積がある。ここら辺りから沢に下れということか。
GPSの地形図を見ても間違いないので、沢に向かって下り始める。
5分も下ると、岩がごろつく沢らしいところに出た、12時28分。木に赤いテープがある。864鞍部と沢との出合の印でつけたのだろう。
沢に出合えば、ほぼ西に向かって下ればよい。
沢ははっきりしているし、所々に石積みも見られる。

5分ほど下ると、オオキツネノカミソリの根を見る。観光協会のパンフでもこの辺りは群生地と案内している。
下るにつれ沢らしさを増す。
12時53分、往路の864への取付きに着いた。

歩き始めて間もなく、道の中央にこんな金属片を見る。
金属片はリベットを用いた加工が施されている。この辺りは海軍の飛行機が墜落したとあるからその残骸か?碑(観光案内26地点)もあるようだが見なかった。
石積みに従い下って行くと、沢に向かって急勾配を下るようになり、13時13分沢を渡渉。ここが旧登山道とは往路では全く気付かなかった。

見返れば下ってきた斜面には人工的石積みが。沢を遡上したときは足元ばかりに気を取られていたからだろう。
渡渉して対岸の道に上がれば、3分ほどは沢を直下に見る険しい道を歩く。足を滑らせれば沢まで落ちそうだ。
難所を抜けて沢から離れて樹林の道を下り、

13時24分中山キャンプ場に着く。
遊歩道を歩いて、駐車場所に13時55分下山。小さな滝を沢山見られ、良い沢歩きが出来ました。けど、沢歩きは落石に注意だね。秋の紅葉季節はもっと奇麗だろうか。いつか右の沢を登って役行者へ行ってみよう。

今日の行程、
駐車場所9:35-10:08中山キャンプ場-11:02沢分岐(ひぐらしの滝)-11:25金属片(864取付き)-11:48岩壁下-12:04864(昼食)12:14-12:20鞍部-12:28沢出合-12:33キツネ-12:53金属片-13:13沢渡渉-13:24キャンプ場-13:55駐車場


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