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登山と車旅

東彼杵の山 2021.05.04 川棚虚空蔵山 鳥兜

2021年5月4日、火曜日、晴。火曜登山で虚空蔵山の鳥兜の探索に行く。鳥兜まで早く行ける岩屋口から登る。吾輩はここから登るのは初めてだろう。
岩屋口の林道には早くもヤマボウシが咲いていた。
10時20分岩屋口から犬の墓に向かう登山道を登り始めると、

僅かに、キエビネ、サイハイラン(采配蘭)やフタリシズカが咲いていましたね。石楠花は終わっていた。

登山道は伐採のためのジグザグな作業道を3,4回横切る。

最後の作業道を横切り2,3分も登ると犬の墓に10時47分着く。

犬の墓から急坂を数分も登ると、右手の木々の間に鳥兜が望める。

さらに急坂を数分も登ると、嬉野への分岐手前で、鳥兜への道標を見る。

道標に従い右の尾根道を下ると、大きな石が横たわる先の岩に登ると、
11時7分眼の前に鳥兜が忽然と現れる。近くで見ると迫力のある岩峰だ。名前の通り戦国武将の兜の様だ。
足元には色鮮やかなヤマツツジが咲く。
痩せた岩尾根を下り偵察に。
今回の女性陣はお手並み拝見とばかり応援・高みの見物をきめこむ。風が強いので尾根に立っているのは危険だ。
前回戻ったトラロープの通行止めまで来ると、

その先は2m弱垂直に切れ落ちている。トラロープが下がっているが劣化が激しいから掴まないようにする。木の枝に掴まり、根を足場に下りると、
岩の基に幅10㎝ほどの足場があるので、木に掴まりながら、張り出す灌木を掻き分け2mも進むと、
もう先はない。ギョギョです。灌木で下は見えないが、
眼の前の景色からどうやらここは狭い岩峰の上のようである。鳥兜はもう目の前なのだが、戻る方向以外は絶壁のようだ。
師匠が、後から鳥兜の頂からトラロープが下がっていると云う。吾輩には足元の恐怖で頂など見る余裕はなかった。気を落ち着かせて見れば、確かにトラロープが頂から下がっている。

10mほどの絶壁を一旦降りないと鳥兜には行けそうもないから、今回は引き返そうとなった。吾輩には次回は無くても良いのだが。ユズママさん簡単には登れそうもないですよ。

折角師匠が来ているのだから、嬉野と岩屋口の分岐三叉路から東尾根(虚空蔵山の東展望台を下る尾根)を登れないものかと偵察。2,30mも登ると、
高さ数mの岩に縄梯子とトラロープが下げられている。やはり登った人が居るのだ。
師匠が様子を見て、ここは登れると云うが、準備もしていないから今日止めることに。吾輩にとっては鳥兜同様次回も無くてよいと思う。梯子やロープは長いこと使った形跡がないので当てにならないと云う。ここの岩と云い、鳥兜と云い同じ強者がロープを張ったように思える。
ここまで来たのだから登山道の急な石段を上り、
11時50分虚空蔵山の山頂へ着く。連休とあってか多くの家族連れが居ましたよ。

東展望台から鳥兜を恨めしそうに眺める。
展望台から東を眺めた時、鳥兜の左奥のピラミダルな山(中央)が前々から気になっていたが、嬉野の唐泉山だと師匠が教えてくれた。スッキリしたところで往路を戻り下山。
              (2021年1月13日)

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