車の旅ゆえ慎重の上にも慎重に行動をしています
でも思わぬ事態に巻き込まれました。交通事故ではありませんが
帰る日になって一転大雪に!
私Kennyは60歳をとっくに過ぎておりますが、日本国内ならば(冬は)
北海道を除き全て車で旅をします。勿論単独ではなく必ず3、4人の
旅です。しかし車ゆえ、慎重な行動計画、運転ではしっかりと守るべき
こと、べからずを頭に叩き込んでおります。
ところが先ごろスキーの名門蔵王スキー場への旅の帰路、貴重な
経験をしてきました。私達年齢の方々にもし何かのご参考になればと、
どんなことに心して旅をしているのかを書いてみました。ご一読願え
れば幸いです。
新雪の朝、地蔵岳を背景に
思わぬ事態とは:
それは1月、2月を避けて寒波、大雪に遭わないように3月を選んで行動すれば
道中まずは大丈夫だろう、が外れたことです。案の定帰途につく日大雪にみまわ
れて高速道路が雪のため部分閉鎖。 迂回の一般道は渋滞で20kmの移動に
時間をロスして2時間余分にかかりました。
雄大なゲレンデ 地蔵山頂を散策するツアー客
でも、慌てない、あわてない:
超一級の寒波ではありませんでしたので、運転が危険な状態ではなく幸い我々に
影響したのは2区間でした。兎に角開通しているIC(インターチェンジ)を目指す
ことですが、高速のICは国道に隣接していると考えて主要国道へナビに誘導して
もらい、かつ大型貨物車の後に付きひたすら国道を南下しました。これは正解で
して後は時間が解決、開いているICに辿りつきました。 運送会社は上手に走る
のが仕事やから間違いないとその時思いまして付いて行きました。
地蔵岳から真っ白の月山 ダイヤモンドバレーゲレンデ
雪道での運転:
熟練とまでは言わないが、経験を積んだ人がハンドルを握ります。友人と私も
日頃から訓練を積んでいます(後に記載)。 エンジンブレーキを使う、スタッドレ
スタイヤを過信するな、従いスピードを出すな、などなどと自身に言い聞かせて
います。
スキー場への凍結した道路
朝の気温はマイナス6度:
帰路につく朝は強風に降雪、しかも氷点下。そして蔵王温泉の町は標高800m
です。はたして高速道路まで山道をうまく下って行けるのやらと不安がよぎります。
路面は氷の上で、路線バスはチエーンを巻いて走っています。
美しい夕暮れでした
帰路の前日は:
寒い一日ではありましたが、よく晴れて気分よくスキーを楽しみました。 確かに
天気予報は翌日は荒れた天気にと報じていたが、3月だからと楽観しておりま
した・・・。
=以下はご参考までに私達が日ごろやっていることです=
車を使う理由は:
割り勘で旅費が安く上がるし宿泊先も自由に選べます。また時間が自由になり、
悪天候ならば移動の中止も自在です。
運転交代:
長くても1時間半で交代します。短かく、多く交代して疲れないようにしております。
長距離の場合は出来れば3人いるといいですね。
ガソリン:
たとえ10Lでも、兎に角こまめに補充します。 渋滞や冷暖房を要す時は安心です。
また山間部の高速道路ではガソリンスタンド設置のSAが少ないですね。
雪道運転に備えて日ごろやっていること:
市内を走っているとき、エンジンブレーキで制動して最後の完全停止の時にだけ
ブレーキを踏む練習です。雪道では特にカーブでは絶対にブレーキを踏んでは
ダメだと北海道でバスの運転手さんから教わりました。
スピード:
雪道でのスピード調整は勿論ですが、ガソリンの節約も経費の削減に繋がり
ます。専門家の助言で高速では100km制限時、時速90kmから100kmで
走行します。それが一番ガソリンの消費が少ないそうです。 またこのスピード
ですと疲れも少ないそうです。
ついうっかり、勘違いも:
歳とともにこの二つはつき物です。 危ないあぶない! 運転中は常に運転に
集中、気をつけております。
お礼:
ご覧くださいましてありがとうございました。 お役に立てれば幸いです。
写真からスキー当日は天気に恵まれたように拝察しました。
雄大なゲレンデ、サ~ッと滑り降りたら、気持ちがいいでしょうね。
純白の雪に覆われた月山の綺麗な姿を楽しめました。
2007年の8月に、鳥海山・月山に山仲間と一緒に登りました。久しぶりに、その時の画像を取り出して、しばし思い出しておりました。
夕暮れの空、黄金色からオレンジ色に染まる景色がすばらしいです。
楽しく拝見しました。
もう遠いカナダは行かなくてもいいのでは?で説明が付きますね。ところが樹氷は皆無。今年は昨年よりも悪いです。1,2月には日によってはしっかりとモンスター見物が出来たそうでうが。
車で行くスキー仲間にもぜひ読んでもらいたいです。運転中の話題にしましょう。