普段もっぱら木造なのですが
今週何故か鉄骨倉庫を2軒建てることに。
計画の段階から日程が重なっていたのですが
建て方の日程も同じ週になりました。
上の赤い鉄骨が一般によく見る錆止め
下のシルバーの鉄骨が亜鉛メッキ
亜鉛メッキは工作物の架台や農業ハウスの骨組みで見かけますが
今回はお施主様のご希望で倉庫に使う事になりました。
理由は錆びたらペンキの塗り替えが億くうなため。
亜鉛メッキは表面に酸化被膜をつくることで腐食の進行を防ぐため
鉄骨の腐食に対する耐用年数が長いのです。
今回の様な田園地帯だと資料では110年と書かれています。
その間に何度かペンキの塗り替えが必要ですが
亜鉛メッキするのと費用がどちらが得か と言う比較になります。
資料ではメンテナンスを含めると亜鉛メッキが1/3程度 安くすむようです。
亜鉛めっきに出す運搬費、亜鉛メッキ代、鉄骨の加工代の割増等
少々お高くなりますが長い目でみると良さそうです。