山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

神明原大神宮

2007年04月16日 00時23分58秒 | 上沼田神楽

錦町上沼田の隣の集落、神明原(しんめいばら)。隣と言っても、上沼田との分岐点にあたる下沼田から車で更に5分程度細い道を進んだ先にある。途中は小さな滝があったり、かつての田であろう(石垣や棚田がうっすらと残る)杉林があったり。

昔々、上沼田神楽は、神明原集落の人と一緒に継承されていたらしい。時代の流れとともに神明原の若者が少なくなり、上沼田のみで継承することになったとか。現在では上沼田ですら人がいないというのに・・・。

この神明原に立派な神社があると聞き、行ってみた。ここの住人は全て集落を離れたと聞いていたけど、帰省している家があったようで、家の片づけやら布団干しやらをされていました。

Jinjanuda1

神社はと言うと、失礼ながら「こんな山奥にまあ」という立派な造り。裏には社殿までこしらえてあり、地域の信仰の厚さが伺えました。

Jinjanuda2  Jinjanuda4

集落の人がいなくなると、いずれこんな神社の守りすらもできなくなるんだろうなー。そんな集落は、数多くあるだろう。うーん。時代の流れとはいえ、何とかならないもんかねー・・・。


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