ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

湿地のエゾトンボ

2022-10-16 | 自然観察

今まで此処に居るエゾトンボ科の種類は全てタカネトンボで済ませていた。理由は以前通りがかったオッサンが「ここは全てタカネだ」と
言っていたのを鵜呑みにしていたからだ。


だが今回何となく虫が知らせたようで、もう一回図鑑やネットで詳しく調べてみることにした。とは言っても所詮素人同定の範囲ではあるが・・。
しかも実物ではなく写真からの判定ということで、まあハッキリ言って自信無し。


この個体は♂だが腹部先端の背面形状をみるとタカネではなくエゾトンボに近い。


腹部先端の側面もエゾトンボを示している。


飛行写真のアップを見てみると副性器の耳状突起の先端に黄色部分がある。タカネやハネビロエゾトンボとは異なるようだ。


翅の動きが被さりはっきりとは見えにくいが、このサイドでも上記と同じと判断できる。


腹部先端形状と副性器の形状や色から総合判断すると、やはりエゾトンボとしか思えない。


かつて会ったオッサンの助言は有難かったが、自分でも確認してみるとこは必要なようだ。


来年からは美しいエメラルドグリーンに会うたびに楽しい悩みが増えそうだ。
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