ヤマサン木材 ブログ

木のこと、家のこと、自分のこと、、、

夏のお祭り

2007-07-26 13:36:22 | 日記・エッセイ・コラム

毎年恒例の神明宮枝社須賀神社の例大祭が7月22日(日)にあり、

御輿の渡御を行うとのことで氏子である私も手伝いに行って来ました。

昨年、久しぶりに大殿(一番大きな御神輿)出ましたが、本年も続けて大殿が

渡御することになり、御神輿の蔵出しからのお手伝いとなりました。

Gyouretsu

前回の大殿渡御の際は、御神輿の担ぎ棒が中殿用ものであったので、

長さが短く、担ぎ手が多く張り付けないため、担ぎ手の皆さんが苦労した

という声を聞いたため、今回は材木屋の強みを生かして、大殿用担ぎ棒(桧材)を

神社に奉納しました。

縦用一本の担ぎ棒の寸法は約長さ8m、厚み12cm、巾18cmあります。重さは約

90kg。それが4本ついて、その他に横用のもが2本、飾り棒が2本付きます。

材木だけでも相当の重さがあり、皆さん担ぎ棒を移動させるだけでも相当へろへろに

なってました。

その上に、大きな御神輿が乗るのですから、その重さは半端じゃありません。

私ども青年会は御神輿の後ろの方で担ぎのお手伝いをしたのですが、みんなすぐ

ギブアップしてしまうので、ローテーションが早いこと。

こんなでかい担ぎ棒を奉納してしまったことを少し後悔しつつ、それでも何とか

無事に時間通り宮入出来たので、とりあえずはホッと一安心しました

Mikoshi

今回のお祭りは、昨年と比べると大勢の担ぎ手が担ぎ棒に入れるようになったからか、

随分活気もあるように感じました。

今日はこうして日記をしたためておりますが、肩は痛い、足は痛いで

本当にキーボードを打つ指以外はどこも動かしたくありません。

来年もまた、大殿が出るような雰囲気なので、とりあえず覚悟だけは

しておいた方が良さそうです。


古民家再生を見てきました。

2007-07-04 18:41:44 | 報告

梅雨も半ば、すっきりしない天気が続きます。

太陽が待ち遠しくなりますね。

さて先日、取引先の工務店さんが古民家の再生を手がけられた

現場を見せて頂けるというので、見学してきました。

下がその写真です。

P4260051

P4260037_1








建物は昔の農家造り。大きな梁丸太ががっちりと組んであります。

こちらの現場は私自身も壁の材料や床材、天井用の杉板などを

何回も運びましたが、まさかこんな風になるとは思っても見ませんでした。

写真でも分かりますように、構造上腐ったり、劣化している部分は新しい

ものと取り替えますが、基本的に使える部分は残してありますので

昔の雰囲気はそのままです。それでいてモダンな感じ。

チョー和モダンでした。「これぞ」ってかんじ。

P4260050

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右は階段を上がって2Fの様子。1Fと変わって白を基調としています。

 左は1Fのキッチン。 天板はオーダーメイドで作らせて、
他は大工さん が自分で作られたそうです。






下手に新築するより金額は掛かったそうですが、こういう住宅に

住める人は幸せです。だって住みたくても元々このような住宅を

持っていないと改造することもできないですから。

今、古い住宅は次々取り壊されていきますが、もったいない精神+おしゃれ心で

是非、こういった住宅の再生が進んでいけばなぁと思いました。