親心、子心

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自己肯定感と自我の発達~4~

2014年12月23日 20時40分45秒 | 過去~徒然から~
…あんな話があるのかわからない。
でも、あってもおかしくないように思う。

そうしてできた子どもたちは、自己主張し続けることで自分の居場所を確保し、自己主張しないことで身の安全を図ってきたのである。
きっと無意識のうちに。

どちらかといえば、親の気分次第に怒られてきた子どもたちが、親に対して小さくなって、身を守ってくることの方が多く、おとなしいけど消極的。そんな子どもたちが増えているのだと思う。


これは子どもたちが悪いのか。
育てた親が悪いのか。
それとも心の余裕を奪った、『何者か』が悪いのか…。

話題が変わってしまうのでこれくらいにするが、こうして、子どもたちは、自分でなく他人に自分の行動を委ねてしまう。

自分はこうしたい。だからこうする。

ではなく、

自分はこうしたい。だから許可を求める。のだ。

こんな子たちが、自己を肯定することができるだろうか。
自分の夢を大きくし、その実現に向かって邁進できるだろうか。
新たなことを生み出せるだろうか。

こうして作り上げられるのは、社会に従順な、表面上物言わぬ社畜というやつではないだろうか。

多分に偏見が入った文章になっているのはわかっている。

…でも、それぐらい、子どもたちが小さくされてしまっていると、苦しく思うのだ。

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