山男の日記

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御嶽山登山規制、一部解除

2016-06-30 18:02:00 | 山登り
2014/9/27に噴火した御嶽山。徐々に元の姿に戻りつつあるようだ。





木曽郡木曽町と岐阜県下呂市は27日、御嶽山の入山規制を28日正午に一部解除し、木曽側の黒沢口登山道から同市の小坂口登山道などへ行けるようにすると発表した。死者58人、行方不明者5人を出した2014年9月の噴火災害以降、利用者の多い登山ルートで初めて、岐阜県側とつながる。町は登山道を調査し案内板を設置するなど安全対策を取ったため、一部解除を決めたとしている。
 一部解除区間は、黒沢口登山道9合目の山小屋「石室山荘」の500メートルほど先の地点から、摩利支天乗越(まりしてんのっこし)までの約1キロ。御嶽山登山の魅力の一つと言われる二ノ池や三ノ池、五ノ池などを巡ることもできるようになる。五の池小屋付近から下る小坂口登山道は、岐阜県側の登山口につながる。
 御嶽山は現在、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)で、火口からおおむね1キロの入山が規制されている。今回の区間は入山規制の外にあるが、噴火の備えが済んでいないため、解除していなかった。
 木曽町は昨年度、登山道沿いにある石室山荘や女人堂など山小屋4カ所に、噴火などを登山者に知らせるスピーカーを設置。山腹にある御岳ロープウェイも含めてヘルメットやゴーグルを置いた。登山者に情報提供する安全パトロール隊も設けた。その上で、町の職員が27日、登山道を確認し、主要な地点までの距離などを示した看板を設置し終えたため、規制解除を決めた。木曽町の原久仁男町長は「噴火以前に比べれば安全対策が進んだと考えている」としている。


国立登山研修所『安全登山普及指導者中央研修会』-3

2016-06-27 18:38:00 | 山登り
3日目は長尾山から南尾根を下降する講習。昨日より藪が濃く、支尾根やピークの特定に難儀したが、結果的に我々の6班Bチームは予定コースを踏破できた。読図能力も必要であるがチームワークが良く、その結果が出たと思う。Aチームは各自の意見がバラバラだったようだ。



6/26(日):曇り
5:30~6:00:起床、掃除、朝食
7:00~  :研修所の車で長尾峠へ移動。
7:20~ :長尾峠出発。
7:40~  :長尾山到着。
7:47~ :班別に長尾山から班別に南尾根を下降開始。M利⇒オイラ⇒A池の順にリーダーを交代。途中、無線で定時交信。
9:35~ :林道到着。ライオンズの森に到着後、整地、コンパス1・2・3の復習。ツェルトの張り方講習実施。
10:45~  :登山研に帰着。シャワー、休憩。
11:30~  :パソコン室集合。昼食。本日を振り返り(各自、講師の方々から)。各自の自己評価表を作成し提出。
14:00~14:30:閉会式。



ご飯とみそ汁をお代わりしてパワーをつける。


長尾峠。


長尾山。


南尾根に進む。


立派な立山杉。


昨日より藪が濃い。




一番乗りで目的地に下山した。GPS軌跡で確認すると、ほぼ予定コースをトレースできた。




地図の整置とコンパス1・2・3の復習。


ツェルトの張り方講習。








国立登山研修所『安全登山普及指導者中央研修会』-2

2016-06-27 18:15:00 | 山登り
2日目は大辻山分岐から中尾根分岐までの間で、昨日2.5万図に記入したチェックポイントを確認しながら登る。チェックポイントでは、地図から読み取れる地形状態と相違がないか確認する。意外だったのは地図上の登山道と実際の登山道はズレてることが多いこと。されど、明確な登山道が5-10m程度ずれていても大きな問題ではない。
中尾根から読図しながら下降するが、藪漕ぎ初体験の大学生リーダーは面食らったみたいだ。


6/25(土):曇りのち雨
5:30~6:00:起床、掃除、朝食
7:00~  :研修所の車で長尾峠へ移動。地図・コンパス・地形等で現在地(長尾峠)の確認。
      山座同定で大辻山を確認。
8:10~   :長尾峠出発。本道を登りながら、前日に書き出した注意ポイント(コル・ピーク)をひとつひとつ確認した。登山研本部と定時交信(現在地、メンバーノ体調、今後の予定など)、内容は簡素に伝えること。
11:23~  :北尾根分岐到着。以降はA班・B班別々に行動開始して。
12:50~ :中尾根分岐出発。ヘルメット・手袋着用する。
13:12~ :1021mポイントに到着。
13:45~ :林道到着。登山研に帰る。シャワー休憩。
15:00~ :講義室で研修再開。今日を振り返り反省を述べ記録する。講師の方々からもご意見をいただく。
16:00~18:10:明日の研修打合せ。長尾山から南尾根を下降する。各班ごとに下降コース決めと、注意点(標高・屈曲ポイントなど)の書き出し。及び情報の共有。
18:30~   :夕食
19:30~ :行動記録作成。
20:00~20:30:概念図の書き方講習。(飛騨山岳会 瀬木講師)
22:30~ :消灯・就寝




長尾山の少し先でウスヒラタケを発見した。講習中のため泣く泣くスルー。


大辻山本道と北尾根の分岐が奥長尾山(1025m)。




この分岐で昼食。登山研の昼食はボリューム満点で美味しかった。女子2名には多すぎたかな?


大辻山山頂方向。




ヘルメット・手袋を装着して中尾根に突入する。


予定の標高点1021mに到着。




予定通りのポイントに無事下山。