さんどにっき

本のこと、音楽のこと、子供のこと、その他諸々…
人生いろいろ…を実感しつつ、
不定期に、気ままに綴っている日記です

楽譜

2005年08月31日 | 音楽
久しぶりに楽譜を手書きしている。
発表会に向けて、ちょっと編曲したり、
1オクターブ下げたり。
今はパソコンで楽譜が書けるようだが、
私はまだそのソフトを持っていないので、手書き。
たいした量ではないので、手書きで十分。

昔はよく楽譜を書き写した。

中学時代は、吹奏楽でフルートを吹いていた。
コピーなんて普及していない時代だから、
自分の楽譜は自分で書き写すのが当たり前だった。

高校時代はギタマンでマンドリンを弾いていた。
でも、一年だけでやめてしまった。

大学時代はオケでビオラを弾いていた。
楽譜というと、ト音記号とヘ音記号が一般的だが、
ビオラ譜は「ハ音記号」のアルト記号。
めったに見かけない記号だ。
ヴァイオリン譜をハ音記号の楽譜にするために、この頃もよく楽譜を手書きした。

就職してからも、仕事柄、編曲や作曲をしたので、よく楽譜は書いた。

最近はほとんど楽譜を書くなんてことはなかったので、
作業ががちょっと楽しかった。

インターネットでいろんな種類の五線紙をダウンロードして印刷できるのもありがたい。

楽譜がなかなか手に入らない時代、
コピーなんてない時代、
音楽をする者は、楽譜を写すのがどれだけ大変だったことか…。
でも、それが当たり前だと思えば、今思うほどのことはないのかもしれない。
私も中学時代に楽譜を写すことは、それほど苦でなかったような気がする。
便利に慣れてしまうことが、めんどくさいという気持ちを生み出しているのだろうな…。



旅行

2005年08月30日 | いろいろ
神奈川でひとり暮らしをしている弟が夏休みで彼女と上高地へ来た帰りに寄った。
彼女と紹介されてから、もう10年以上たっているが、今だに「彼女」だ。
会うのは二回目だが、とても感じのいい子なので、
(子…とは言っても、弟も彼女も私と1,2歳しか違わない)
結婚すればいいのに…と思うのだが、いろいろあるみたいだ。
40過ぎの者に、いろいろ言うのもなんなので、あまり聞かないけど。

めったにないお客なので、
昨日のうちにブルーベリーチーズケーキを焼き、
今日はポテマヨチーズパンを焼いた。
そして、お土産には自家製のブルーベリー。
一時間ほどの滞在だった。

さて、上高地はとてもよかったそうだ。
ここからだと車で一時間半くらいみたいだが、まだ行ったことがない。
行きたいと思ってはいるのだが、実現に至らない。
紅葉の季節に行ってみようかしら。

私は海外旅行には全く興味がないのだが、
(今だに飛行機に乗ったことがない貴重な存在)
国内では行きたいところがたくさんある。
今までに行った遠いところは、
北は北海道、西は大阪まで。
瀬戸内海、屋久島、神戸、岡山、鳥取砂丘…
どこも、小説がらみで、行きたいと思っているところ。


頭痛

2005年08月29日 | いろいろ
昨日は夕方から徐々に頭痛がひどくなり、
夕飯のあと、すぐに寝てしまった。
7時半から5時半まで布団の中。
あまり寝すぎると、腰が痛くなる。
でも、頭痛の方はすっきり治り、
今日は一日よく働いた。

偏頭痛というのかよくわからないが、時々頭痛に見舞われる。
原因は、疲れた時(心身どちらもある)、排卵日、生理直前といったあたり。
頭痛薬を飲んで、寝て起きれば、たいてい治っている。
軽い時は薬だけで治ってしまう。

医者にかかるほどの大病はしない。
病院が嫌いなので、風邪くらいではほとんど行かない。
また、薬も嫌いなので、風邪薬もほとんど飲まない。
ビタミンCと水分を摂り、寝ていれば治る。

でも、頭痛だけは別。
頭痛を放っておいて、ひどくなった時のつらさは味わいたくない。
頭痛が始まり、ひどくなる予感がすると、すぐ頭痛薬を飲んでしまう。
だから、頭痛薬はいつも携帯している。
財布の中にも、バックの中にも。

妊娠の可能性がある頃は、薬には神経を使い、頭痛薬も避けていた。
でも、今はもうそんな心配はないので(笑)、頭痛が始まったら迷わず薬。
そんなことも、月に一度あるかどうかというくらいだから、
慢性になってしまうこともないだろうと信じている。

「そして今も」

2005年08月27日 | 音楽
昨日に続いて、「そうかな」の中から気に入った曲の紹介です。

そして今も

(抜粋)

もういちど 生きて ゆくとしても
また 同じ 人生を たどるだろう

ぼくが こうして ぼくで ある限り
ぼくは きっと 自分を 生きるだろう

そして きみの中に ぼくは いるか
空は あの日のように ただ 青いか
愛する ひとは そこに いるか

何を 求めて ここまで 来たのか
まだ 見えない 多分 これからも

ただ ぼくは 何をすれば いいのか
少しだけ 分かったかも 知れない


ゆっくりしたテンポで、言葉ひとつひとつをかみしめるように歌っている。

人生半ばは、いろんなことがようやくわかってくる年齢なのかもしれない。
この年でやっとわかってきたこと、見えるようになってきたことが多々ある。
振り返ってみるとなんと愚かしいことをして生きてきたのだろう…と愕然とすることもある。

それでも、その時その時は精一杯やっていたつもりだった。
消してしまいたい過去がたくさんあっても、
それを経験してきてあるのが今の自分。
そして、今も精一杯やっているつもり。

これから何を求めて、何をめざして生きていけばいいのだろう…。
このことを考えだすと、行き着くのは「夢が欲しい」ということ。

何年かたって、今の自分を振り返った時、やはり、なんと愚かしいことをしていたのだろう…と思うのかもしれない。



「大好きな君に」

2005年08月26日 | 音楽
生協でCDを購入した。

小田和正 「そうかな」相対性の彼方

少し前にも同じ班の人が購入していた。
その時、生協のお兄さんが
「このアルバムすごく注文が多いんですよ」
と言っていた。
デザインが特徴的なので、すごく印象に残るのだそうだ。

このところかなりのマイブームである小田和正の曲、
最新のこのアルバムは期待通りよかった。

今日はその中で、一回聞いて、一番気に入った曲の歌詞を抜粋。

「大好きな君に」

大切なものは こんなに あふれているはずなのに
悲しみは どこから 来るんだろう

大好きな 君に 会いに 行こう
風に抱かれて走ってゆくんだ

大好きな 君に 早く会いに 行こう
君のあの家に 灯りが ともる頃

何度も何度も 聞いていたあの歌
誰にも気づかれない 息が止まるような恋の心

僕らは何を 追いかけている
生まれた街は どうしてこんなにやさしいんだ

海が見えたら 踏み切り越えて
白い坂道 あの雲に向かって

大好きな 君に 早く会いに 行こう
今 風に抱かれて 走ってゆくんだ

この歌詞をのせているメロディーがとっても素敵だ。
そして、それを歌う小田さんの透明感のある歌声。

他にも気に入った曲がたくさんある。
少しずつUPしようと思う。

神頼み

2005年08月25日 | 音楽
写真は以前沖縄土産にいただいた沖縄の神「シーサー」
ごつい顔をしているけど、とってもかわいいので、気に入って車に乗せている。

次女が習っているヴァイオリンはスズキメソードなので、
各課程を卒業するために課題曲を録音して本部に提出するという儀式がある。
今回取り組んでいるのは、コレルリの「ラ・フォリア」
演奏時間約7分。
この間集中するということでさえ、凡人の娘には至難の業。
もう1年以上練習しているので、暗譜して弾くことはできるが、
立派な演奏にし、仕上げることが難しい。
ここがうまくいけば、次が失敗…という感じで、
すべて完璧に弾くことのなんと難しいことか。

それでも、先週までは、今度の土曜日に何とか録音をしてもらえるはずだった。
ところが、今日のレッスンで、先生から、
「もう少し、がんばってみましょう」
ということで、録音の日取りが延期になってしまった。
あと三日がんばれば…というつもりで親子共々レッスンに望んだので、
ガーンと打ちのめされた気分だった。
その場では「はい」としおらしく返事をしていた娘だったが、
レッスンが終わり、車に乗ったとたん、泣き出してしまった。

先生は、より高いレベルの演奏で録音したい、
まだ時間があるので、もう少しがんばれそうだと期待しているんだよ、
と言って下さったのだが、
正直な気持ちは、とにかく早く録音を終わらせて欲しい!というところだ。

次回の予定は9月の半ば。
それまで、親子の試練は続く…。
先生の期待にこたえるべく、毎日のおけいこに励まなければ…

それでも、やっぱり…
シーサーさま、どうかあと半月で曲を仕上げさせてください 

トルコキキョウ

2005年08月24日 | 植物
我が家の前には、近くに住む義母が丹精込めて花や野菜を作っている畑がある。
この花は「トルコキキョウ」
三つのハウスで育てている。
この紫の縁取りのあるものや、真っ白、ピンク、紅色の縁取りなどいろいろ。
種から蒔いて、苗を育て、温度や水の管理をし、
とても手間をかけて栽培している。

でも、話を聞いていると、花の卸値は、期待しているほど高くなく、
設備投資や種代、肥料代などを考えると利益などわずかのようだ。

義母を見ていると、儲けるために働くというより、
土地があるから耕し、作物を育て、
花が好きだから手間隙をかけて花を育ててる。
そして、本当によく働く。
炎天下も平気で働く。

私はとても同じようには働けない。
鍛え方が違う。

そんな義母だが、来年は70歳。
後継者は今のところいない。
義母ができなくなったら、この畑やハウスはどうなるのだろう…。

ポテマヨチーズパン

2005年08月23日 | 食物・飲物
急に思いついて、久しぶりにパンを焼きました。

粉を量ろうとして、はかりが壊れていることに気づきました。
このはかりは、私が一人暮らしをしている時から使っているものだから、かなりの年代物。
あちこち壊れていて、接着剤で修理しながら使っていたもの。
たぶん、先日、次女が使った時に落としたので、その時でしょう。
でも、そろそろ取替え時かもしれません。

ちょっといじくりまわして、何とか量れる状態にして、パン作り開始。

材料をホームベーカリーにセットしてから、
娘を高校まで送ったり、家事をいろいろ。

1時間15分で一次発酵が済むので、次は成形。
今日は、ゴロンと切った蒸しジャガイモとチーズを包みました。

それを、オーブンペーパーを敷いたお皿に並べ、
カップ二杯の熱湯と一緒に発泡スチロールの密閉容器に入れて、
二次発酵約40分。

その間に犬の散歩。

帰宅するとちょうどよく膨らんでいたので、
オーブンを180度にセットしてから、
パンにキッチンはさみで十字の切り目を入れ、そこにマヨネーズを絞出します。

あとは10分焼けば出来上がり。
小さめのポテマヨチーズパンが24個できました。
焼きたてはおいしい!

探し物

2005年08月22日 | いろいろ
長女はよく物を失くす。
気がつけば、何か探し物をしている…というのはやや大げさだが、
小学生の頃から、いろいろ失くし、探すのに呆れるほど付き合わされた。

「国語の教科書がない」
「リコーダーがない」
「彫刻刀がない」
一通りの学用品を一度は探したかもしれない(笑)。

自分の失くし物を探すのでさえイライラするというのに、
子供の失くし物を探すというのは、ものすごく精神的に苦痛である。

今回、夏休みの少し前から、電子辞書が紛失していた。
なぜ、あれだけのものを失くすのか、信じられない。
2万円近くした高価なものなので、失くしたでは片付けられない。
それに、学校でも家でも毎日使うもので、使用頻度はかなり高い。

夏休みも終わりに近づき、いったいこれからどうするのだろう…。
国語辞典、英和辞典、和英辞典、古語辞典…それらを持ち運ぶのは大変なこと。
電子辞書など無い時代は、普通にやっていたことなんだけど…、
ただでさえはちきれそうなディパックは破けるかもしれない(笑)。

さすがに不安が大きくなってきた先週後半頃、娘が突然
「占いで、21日になくしていたものが出てくるって!」
「それじゃぁ、日曜日に部屋の大掃除して、もう一度しっかり探してごらん」

そして、日曜日。
何だかばたばたしていて、そんなことはすっかり忘れていたのだが…
夜、11時を過ぎてから、
「お母さん、電子辞書見つかった!」と娘。
放置してあった使っていないバックを片付けようとしたら、
その中から出てきたという。
自分でも、なぜその中にあったのかさっぱりわからないらしい。

それにしても、よかったよかった…。
なんの占いだったのだろうか…。

しかし、安心させてくれたのもつかの間。
今度は携帯の充電器が見つからないとか…。
そんなものがなくなるなんて、信じられますか?
しっかりしてちょうだい、わが娘よ!

夏休み最終日

2005年08月21日 | いろいろ
明日から小中学校は2学期です。
(高校はあと三日夏休み)
信州では早いところは先週から始まっているそうです。
それでも長い夏休みでした。

子供たちがいると…
お昼・おやつの心配、
高校生の部活などの送迎、
末娘の勉強や習い事の付き合い、
昼間も部屋が散らかるのでその片付け、
喧嘩の仲裁など…
ふだんひとりでいる時はやらなくていいことが盛りだくさんになります。
でも、今日でおしまい。
明日からは、静かな昼間が戻ります。

ミルクプリン

2005年08月20日 | 食物・飲物
今日は娘の作品です。
夏休み帳の自由課題にあったミルクプリン
ゼラチンで作るようになっていましたが、
もちろん寒天パウダーを使いました。

 ミルクプリン 
①寒天10gを水500ccで煮溶かす。
②牛乳400cc,生クリーム200cc,砂糖50gを鍋に入れ、
  砂糖が溶けるまでかき混ぜながらあたためる。
③②に①を加えて混ぜ、型にあけて冷やし固める。

実はバニラエッセンスを入れるのを忘れてしまいました
でも、牛乳だけで作る牛乳寒よりも、だいぶコクがありおいしかったです 

ブルーベリーチーズケーキ

2005年08月19日 | 食物・飲物
昨日焼いたブルーベリーチーズケーキです。
チーズケーキはいろいろなレシピで作ったことがありますが、
この作り方は、初めて焼いた時のものです。
近所の方からいただいた時、すごく美味しくて、作り方を教わりました。
今回は、季節のブルーベリーを入れたり、クリームチーズがちょっと足りなかったのでヨーグルトを入れたりして、多少アレンジしてありますが、
元祖我が家のチーズケーキの味はしっかり保たれていました(笑)。

 ブルーベリーチーズケーキ 
【材料】
卵2個、生クリーム200cc、クリームチーズ150g、ヨーグルト1/4カップ、砂糖1/2カップ、薄力粉大匙3、レモン汁大匙1

材料をミキサーに入れ、よく混ぜる。
※ クリームチーズは、レンジでちょっとチンすると混ざりやすい。

オーブンペーパーを敷いた型に流し、
ブルーべりを散らして、
160度のオーブンで50分焼く。

このチーズケーキは、ふわふわ感はありませんが、
しっとりしていて、コクがあります。
レアとベイクドの中間という感じでしょうか…。


キッシュ

2005年08月18日 | 食物・飲物
新ジャガの季節です。
あちこちからいただいたジャガイモがいっぱい。
ポテトサラダ、芋団子、カレー、肉じゃが…ジャガイモ三昧の毎日。
でも、一番美味しいのが、やっぱりジャガバタですね。
圧力鍋で10分蒸して、15分ほど放置すると、ほくほくのジャガイモが蒸しあがり!
皮をむき、バター(マーガリン)をのせて、とろりとしたジャガバタは最高です!

昨日蒸したジャガイモが余っていたので、
今朝はキッシュを作ってみました。

 ポテトキッシュ 

1.蒸したジャガイモを1センチ角くらいに切る。
2.ウインナーを輪切りにする。
3.卵3個と生クリーム1カップをよく混ぜ、
  塩コショウ、マヨネーズ少々で味付けをする。
4.1,2,3を混ぜ合わせ、耐熱皿に入れ、とろけるチーズをかける。
5.180度のオーブンで20分ほど焼いて出来上がり。

以前、豆乳で作った時と比べて、生クリームだとよりふわふわした感じでした。
簡単だけど、ちょっと豪華でボリュームのある一品です。

さて、夕方私は用事があったので、夕飯作りを長女に頼んで出かけました。
彼女はまだ残っていた蒸しジャガイモを、炒め物にしてくれました。

蒸しジャガイモ、ピーマンを千切りにし、豚肉と炒め、焼き肉のタレで味付け。
作ってもらった夕飯はとっても美味しかったです。

そうそう、ピーマン!
次女はずっとピーマン苦手!と言っていたのですが、
最近、千切りにすると美味しい!と食べるようになりました。
私はピーマンが好きなので、つい大きめに切ってしまっていましたが、
千切りにするだけで、苦手な人にとっては大きく違うようです。
ちなみにピーマンやや苦手の夫も同意見でした。

深紅

2005年08月17日 | 
初めての作家の作品を読んだ。
「深紅」(野沢尚)
野沢尚は脚本家として活躍し、
「親愛なる者へ」
「青い鳥」
「眠れる森」
などの人気ドラマの脚本を書いており、
向田邦子賞を受賞している。
作家としても、
江戸川乱歩賞「破線のマリス」
島清恋愛文学賞「恋愛時代」
吉川英治文学新人賞「深紅」
とたくさんの賞を受賞しているので、才能のある人なのだろう。
私はつい最近までこの人の存在を知らなかったのだが…。
残念ながら、数年前に自ら命を絶ってしまった。

さて、「深紅」について…
一家惨殺事件が起こる。
長女奏子(小6)だけがたまたま修学旅行中でたったひとり生き残る。
前半は奏子が受けた心の傷と事件の詳細がアップテンポで描かれている。
後半は、その奏子が大学生になり、犯人の娘である同じ年の未歩の存在を知り、近づいていく様子と、未歩との関わりの中で事件を乗り越えていく奏子の成長がゆっくりと描かれていく。
最後、更なる悲劇が重ねられるのだろうかと不安になるが、
ハッピーエンドで結ばれていてよかった。

前半は緊張感たっぷりで、夢中になって読めた。
後半はやや緩慢ではあるが、出てくる人物たちのあたたかさがほっとさせてくれた。
文章もとても読みやすい。
もう一冊くらい、この人の作品を読んでみようと思う。

帰省してきました

2005年08月16日 | いろいろ
お盆の恒例行事で、小諸の実家に帰省してきた。
実家は両親が二人だけで暮らしているので、孫たちが来るのを首をなが~くして待っている。
一昨年までは家族全員で帰省していたが、犬を飼い始めてからそういうわけにもいかず、昨年に引き続いて今年も私と子供たちだけの帰省。
でも、夫は先週、趣味の鉱物採集旅行に出かけた時、一人で顔を出して既に一泊してきている。

帰省すると、以前は海やプールに出かけたり、温泉や牧場などの観光をしたり、軽井沢まで30分ほどなので、夏の賑わいを見に行ったりしたが、
上の子供たちが大きくなり、希望するのは「ショッピング」ばかり。
小3の次女は、最初プールに行きたいと言っていたけど、姉も兄も行かず、私と二人だけではつまらないからいい…と言うし、
両親も年をとってあまり出かけたがらない。

今回は、親戚の新盆見舞い、中学の同級会以外は、子供たちの買物の付き合いばかりだった。
車で10分ほどで行ける佐久平は、新幹線の駅ができたために、帰省するたびに店が増え、道路がよくなり、ものすごい発展をしている。
逆に小諸は寂れる一方…。
買物は当然佐久平へ行ってしまう。
広い売り場で専門店もたくさん入っているジャスコをメインに、
大型スポーツ店、本屋さん、古本屋さんなど、ずいぶん振り回され、へとへとだった。

それでも、出かけていない時は、まったりしていた私。
家にいれば、掃除に炊事に草むしり…とやることはつきないけど、
実家ではやりたくてもやることがない(笑)。
台所は母が仕切っているし、掃除といったって、犬がいないからそれほど汚れない。
庭だってすごく狭い。
手持ち無沙汰なので、毎回障子貼りをする。
でも、今回はやるところがなかった。
だから、ごろごろして本を読んだり、昼寝をしたり…いい身分。
年に二回(お正月とお盆)くらいいいかな…。
でも、両親が元気でいてくれるからできることだ。
いくつになっても娘はかわいいらしく、実家にいると過保護にされてしまう。
もう77歳と69歳なので、いつ介護しなければならなくなってもおかしくない。
今はとにかく少しでも長く元気でいてくれることを祈っている。

まったりとした優雅な生活も二日もすれば飽きて、やっぱり自分の家が恋しくなる。
パソコンも開きたいし。
二泊三日くらいが帰省のちょうどいい長さだろうなと思う。
両親も口ではもっとゆっくりしていけばいいのに…と言うけど、
いつもの生活のリズムも崩れ、あれこれはりきってしまうので、本当は疲れているだろうと思う。
子供たちはまだゆっくりしたそうだけど。

今度の帰省までまた元気で暮らしていてね、お父さん、お母さん。