後藤和弘のブログ

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我が家の夫婦喧嘩の原因

2018年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム
他人の夫婦喧嘩の話など興味が無いとおっしゃる方もいます。
そういう方々の為に昨日撮って来た冬の雑木林の風景写真をまず最初にお送り致します。
多摩湖の西奥にある六道山公園で撮りました。









世の中には一生独身の方もいます。夫婦になって何十年も喧嘩をしない方々もいます。私は独身の人も夫婦喧嘩をしない人も深く尊敬しています。その理由は今日は書きません。今日の主題は私どもの夫婦喧嘩の原因なのです。
原因は沢山ありますが新婚以来、後期高齢者になるまで相変わらず同じ原因になっていることを書きます。
それは妻と私の日本語に関する考え方の違いによる夫婦喧嘩です。
私は言葉というものは時代、時代によって変わるので新しい言葉や外来語や変な略語を使います。よく言えば生きた言葉を使います。
しかし妻は古い日本語を大切にし、流行語を使いません。なにせ万葉集や源氏物語にある言葉が美しいと思い、昭和の言葉が美しいと思い込んでいるのですから困るのです。
流行語の一例は、私が「インスタバエする」写真を撮って来たと言います。毎日、掲載しているような美しい写真です。
こんな言葉を使う瞬間に妻は眉をひそめて、「そんな言葉は使わないでください」と言明します。
私は言葉は生きているものだから古臭い言葉を使うのは間違っていると主張します。
夫婦喧嘩になります。
まだあります。会話をしていても意味不明の文章が出て来るのです。例えば「道路のゴミは困る」と言います。そこで私が誰が困るの?と聞き返します。すると「皆も困るし、ゴミを拾う私も困るのです」と言います。
ようするに文章の主語を省略するのです。私が何時でも主語を明確に言わなければいけないと説教します。すると妻は古い文章を引っ張り出して来て、ここにある文章には主語が書いてありません。しかし前後の脈絡から主語が誰なのか明快に分かるのです。それが日本語の使い方ですと言い張ります。
夫婦喧嘩になります。
それで私は分かりました。曖昧に言うから日本語が美しいのだと分かりました。主語を明快に書き、事実関係をはっきり書いた瀬戸内寂聴さんの源氏物語に何故毀誉褒貶があるか?その理由が理解出来たのです。
日本語に由来する夫婦喧嘩の原因はまだあります。
私は生まれも育ちも仙台です。ですから宮城県の東北弁の中で育ったので標準語の発音が言えないのです。橋と箸と端の発音が皆同じなのです。その上、宮城県の東北弁では言葉が全て濁った発音になります。例えば「学校へ行く」は「がっごうさ いぐ」となります。
「そうです」は「うだうだ」となにます。
一方、東京弁を軽やかに駆使する妻がいささか蔑むように、「正しい発音をなさって下さい」と言います。
私は「東京弁が正しくて、仙台弁が間違っていると一体、誰が決めたんだ」と色めきます。どうも明治政府が決めたようです。
私は「東北弁も関西弁も鹿児島弁も沖縄弁も皆正しいのです」と主張します。
夫婦喧嘩になります。

こんな事を書いていたらキリがありません。結論だけを書きます。
私の妻は伝統的な日本文化が好きな原日本人なのです。日本原人なのです。
一方私は西洋文化の影響を受けた近代的な日本人なのです。これでは夫婦喧嘩になるのは自然の成り行きです。
しかし妻のお陰で日本文化の特徴が深く理解出来たのです。さらに蛇足を書けば日本仏教の曖昧さの本質が見えてきたような気分になったのです。言葉は人間の表現応力のごく一部に過ぎないのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
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1 コメント

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Unknown (エリ)
2018-02-22 22:36:17
インスタ映え、は、美しくない流行語だとおもいます。インスタ、という略語も貧弱な語感だとおもいます。インスタレーション、インスタント、かと思いました。

インスタグラムという写真投稿サイトの名であること。そこの会員でない人を排除するような言葉を安易に使うのはいかがかと。中国では、グーグル、フェイスブック、ヤフーが、政府によるネット規制により使えません。

ばえ、の音が「蠅」を連想させ不快感を与える。
何より、投稿して「いいね」を期待するさもしさが、卑しい印象を聞く人に与えます。

英語ではフォトジェニック というのが一般的だそうです。

知的なブロガー様なおかれては、正確で美しい流行語を、選択してお使い下されれば、と、祈念いたします。
「うだ うだ。」は美しく愛らしい表現ですね(^^)。

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