後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「フィリピンの世界遺産」

2024年06月18日 | 写真
ビガン歴史都市などフィリピン国内には、文化遺産・自然遺産あわせて6つの世界遺産があります。 写真を示します。

1番目の写真はバロック様式教会群です。
2番目の写真はフィリピン・コルディリェーラの棚田群です。
3番目の写真はビガン歴史都市です。
ビガンは、ルソン島の北部にある港町です。16世紀後半にスペインの植民都市として、中国やメキシコとの交易で繁栄しました。ここはスペインの伝統的な都市設計と同じく碁盤の目のようになっていて、2つの広場や大司教の宮殿、市庁舎、議事堂なども配置され、合計で233の歴史的建造物が残り、現在もスペインの植民地時代の名残が見られます。

 ビガンは太平洋戦争中に一度、崩壊の危機を迎えたことがあります。当時、この街に日本軍が籠城したことでアメリカ軍によって破壊される寸前でしたが、日本軍の中には現地の女性たちと結婚していた兵士がいたものの、ビガンの町並みを守るためにあえて去って街を守ったというエピソードがあり、現地では映画になっています。

「南ドイツの美しい世界遺産、バンベルクの町」

2024年06月18日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は以前ドイツに住んでいた頃に訪問した美しいバンベルクの町をご紹介致します。1000年以上古い南ドイツの町です。
その町バンベルクはレグニッツ川の中洲にあります。古都です。神聖ローマ皇帝のハインリヒ2世が1007年に司教座を置いてキリスト教の町として発展しました。
石畳の路地に軒を連ねる家々が中世の町並みのままです。第二次世界大戦の戦禍を免れたバンベルク旧市街は1993年に世界遺産に登録されました。 
写真をご紹介致します。
1番目の写真はンベルクの司教は市庁舎 です。レグニッツ川の中州に建っています。
2番目の写真はレグニッツ川の中洲の庶民の街インゼルシュタットです。 
3番目の写真も川の中洲の庶民の街インゼルシュタットです。 
4番目の写真はバンベルクの町です。人口8万人ほどの小さい町で中世の趣が感じられる古い町です。 
2度の世界大戦でも大きな被害を受けることがなかったため、1000年前に成立した街並みがそのまま今に残っています。 
バンベルクへは、近隣の大都市のニュルンベルクかヴュルツブルクから鉄道で行くのが一般的です。在来線の快速列車で1時間ほどで到着します。
 以前にドイツに住んでいた頃は私は車で行きました。ローテンブルグも近いので一緒に訪れました。茫々50年前の思い出です。

今日は美しい世界遺産のバンベルクの町をご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)