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流れ星2つ・・・最後のペルセウス流星群

2009-08-15 11:09:11 | 月・星・太陽・暦・天体&気象・自然現象
 15日午前3時。1点の雲もない晴天だが下弦を過ぎた月がプレアデス星団の東にあって流星を見るには明るすぎる。
 ペガサスの大方形は中天にはるか高く、ぎょしゃ座のカペラは今朝の月よりさらに東にあるので、一昨日切れ切れの雲間から見え隠れしていた星はそのどちらでもなく、まさに放射点であるペルセウス座のα,β、あるいはアンドロメダ座のα,β,γ辺りの星だったらしいことが分かった。
 月の東におうし座のアルデバランとヒアデス星団,その東北東にカペラがあってすぐ近くに火星がいた。
 20分ほど頑張って見ていると、火星付近で赤っぽい色の短く足の速い流星(2等級)が1つ見られた。間違いなく放射点からもので、これで満足して目を東の山際に転じるとオリオン座が出始めているのに驚く。午後8時の星空にすると12月の空。
 もう1時間弱でその東に双子座とともに金星が昇って来る。3日後にはそこで金星と月のランデブーを見ることが出来る。
 最後に1つ,流星群の流れとは逆方向に暗いけど長くて足の速い流星を見てお終いとする。

 今夜(朝)は木星が太陽の正反対の位置に来る『衝』。その木星は西空に踏ん張って大三角形とともに夏の名残りをとどめている。
 平原綾香のジュピターを!
 http://www.youtube.com/watch?v=G_lxcZT2G6M
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3 コメント

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ジュピター (木偶野呂馬)
2009-08-15 11:11:03
 今夜(朝)は木星が太陽の正反対の位置に来る『衝』。その木星は西空に踏ん張って大三角形とともに夏の名残りをとどめている。
 平原綾香のジュピターを!
 http://www.youtube.com/watch?v=G_lxcZT2G6M
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Unknown (kako狸)
2009-08-17 10:30:42
こんにちは。何にでもお詳しくて素晴らしいですね。私はプラネタリウムの解説付きでないと駄目そうです。
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見上げることが少ない日々です (木偶野呂馬)
2009-08-18 11:38:11
 日常生活では何かの天体現象がある時でないと空を見ることもなくていつの間にか『うつむいて』生活している自分に気づくことが多いこの頃です。
 都会だけでなく安曇野辺りでも昔ほど星がきらめくと言うことはなくなったので深い山に入った時は夜空を見るのが楽しみです。
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