日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

衰退は甘やかしから

2012-01-03 | 危機管理
我が侭で人を攻撃することしかできない人間の作り方をご存知でしょうか?
私自身の経験則で言っても、そんな人間は簡単に作ることができます。

①至れり尽くせりの生活をさせる
②誰も諌めない(注意をしない)
③世の中の常識から隔離させる
④特権を与える
⑤権利を主張させ受け入れる
⑥危険なこと(不利になること)はすべて排除してやる
こんなことを小さな時から続けさせれば
物心付いた頃には十分すぎるほどの我が侭な人間を育て上げることができます。

司法制度改革の「後退」を許すな:横田由美子(ルポライター)(Voice) - goo ニュース

国は何を考えているのでしょうか?
というよりも先輩弁護士たちは何を考えているのでしょうか?
なぜ自分たちの業界をどんどん衰退させて行くことを推し進めようとするのでしょうか?
司法修習生に年間500万円もの給費をしているなんて、誰から見ても甘えさせすぎです。
弁護士業界がその甘えさせすぎを国のお金を使ってやろうというのですからある意味根性が座っています。

優秀な弁護士が必要だと言っているのに
3万人ちょっとの弁護士のうち、年間に懲戒を受ける弁護士が1800名もいるなんて異常な状態です。
また、その(懲戒の)大部分が給費を受けて司法修習生を終了した弁護士だというのです。
なのに、優秀な弁護士が必要だからと国民の国税から司法修習生に年間500万円の給費を行うなんて
誰もそれを支持などしません。

弁護士としてしっかりと地に足をつければいくらでも収入はあるはずです。
食べられないとすればそれは経営者としての資質の無さから来るものです。
そんな経営センスの無い人は業としての弁護士をするべきではないのです。
経営的センスのある弁護士事務所で働けば良いじゃないですか。

町工場を経営するからと言ってその見習い工員に国から給費が行われていますか?
建設業をするからと言って作業現場の見習い労務者は国から給費を受けていますか?
販売店ではどうですか?
卸売業ではどうですか?
弁護士業だからと言って見習い期間に莫大な給費が行われていることを
中にいる人たちこそその異常さを痛感すべきです。

甘えさせれば甘えさせるほど人間は堕落します。
競争がなく世の中とは隔たりのある業種はどんどん衰退していきます。
そんな意味では私がいる税理士という業界も競争がなく甘えた存在だと思っています。

競争するからこそ切磋琢磨します。
競争するからさらにサービスが良くなります。
競争するからこそより適正な報酬になっていきます。
甘えは諸悪の根源ともいえます。

ぜひとも民主党の皆さまの良識ある政策(←勿論イヤミです!)を実現し
司法修習生への給費から貸与制度への移行をしっかり実施して欲しいものです。

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