日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

水は上流から下流に流れる

2008-09-23 | つれづれ
水は上流から下流に流れる
至極もっともな事です。
しかし、企業経営や子育てなどに於いてはこの言葉が忘れられてしまいがちです。

ウチの従業員は働かなくて・・・。と言っている社長自身は働き者ですか?
ウチの部下は馬鹿ばかりだ・・・。と言っている部長は部下の教育をしていますか?
ウチの課は売上達成意欲が無くて・・・。と言っている上司は血眼で売上を上げようとしていますか?
うちの子は意気地が無くて・・・。と言っている親は意気地を見せたあげていますか?
うちの子は朝が遅くて・・・。と言っている親は早起きですか?
うちの子は片づけが出来なくて・・・。と言っている親はきちんと片付け出来ていますか?

過去に何度か書いている山本五十六の部下の人心掌握術にこんな言葉が有ります。

  やってみせて
    言って聞かせて
      させてみて

   褒めてやらねば
      人は育たず 

従業員が働かないのではなく社長が働いていないのです。
部下が馬鹿なのではなく部長がお利口を育てていないのです。
課員が売上に無頓着なのではなく上司が無頓着なのです。
家庭においても同じです。
子供が意気地が無いのではなく親が意気地のある所を見せていないのです。
子供が朝遅いのは親が早く起きて忙しそうにしていないからです。
子供が片付け出来ないのは親が掃除をするところを見せていないからです。

水は上流から下流に流れる
先ずは先達が手本を見せてあげたいものです。 
コメント
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