無知の知

ほたるぶくろの日記

崩壊中の組織

2017-03-20 10:17:09 | 組織

以前何度か記事にした某組織。その後もそこにいる方からたまにメールが来ます。

昨年度の終わり頃にも、久しぶりのメールを受け取りました。またどなたかが辞める、との話しでした。しかし、今回の話しはちょっと驚くべき内容でした。辞められる方はもう40代半ば。その方は4月から某大学の獣医学科に行って獣医になる決意をされたとのことでした。

もう仰天しました。その方は件の将軍様に大事にされているように見えましたし、将軍様直轄の仕事に勤しんでいました。そのためいろいろな面で大変ではあったでしょうが、有利な条件も与えられていたと覚えています。

その方までも、とうとう。こうなるかもしれない、とはうすうす予感していましたが、他人の不幸を予測するのは不謹慎なので表立って発言したことはありません。あまり考えないようにしていましたので、その情報を見た瞬間はびっくりしました。

しかし、残念なことですが、何年も前からこうなることは予想されました。ご本人も何年も考えた挙げ句の結論だったでしょう。そのことを知って、それでは当時の人たちで送別会でも、と声をかけたのですが、ご本人はおろかどなたからも手が挙がらず、結局その話しは流れました。その後、大分たってから聞いた話では、静かに、文字通り消えるように組織を去られたとのこと。

そして昨年末、また一通のメールが来ました。今回は辞める方ご本人からのメールでした。その方は将軍様の側近に徹底的にパワハラを受けていた方です。将軍様の側近とは、長らく将軍様に虚仮にされながらも歯を食いしばり、頑張っていた方で、将軍様さながらのパワハラを行うミニ将軍様でした。

私がいたころからよく泣きつかれたのですが、今回も大分酷いことがあったようで流石に辞める決意をされた由。何と言いますか、もう負の連鎖です。その他にもいろいろありますが、もうどうにもなりそうにありません。このままこの組織は崩壊して行くのかもしれません。

私にはこうして組織ごと例の将軍様を葬り去ろうとしているアカデミアの人々の「知恵」が裏に見え、若干不快でもあります。つまり現在の法制度、組織制度では公にどうにもできない、ということだからです。それで今回のような「ソフトランディング」を狙っている。それで犠牲者は出るが仕方がない、ということのようです。

若い皆さん、状況を良く見て、これはと思ったら早いうちに対処する。重要なことです。酷いことが起こっているのに周りがまるで反応しない時は、組織全体がもはや世界から見捨てられていることを意味します。判断の時です。


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