無知の知

ほたるぶくろの日記

肺炎に注意

2012-12-16 09:38:17 | 日記

今年は偏西風の蛇行があります。極寒の大気が南下してきそうです。すでに日本海側の地域では大雪や暴風雨があって、御苦労されている方がいらっしゃいます。どうぞ無事にすごされますように。停電のときなどは寝袋が活躍しそうですね。

 
このところ原因不明の肺炎に罹った方の話しを数件立て続けに身近で聞きました。いずれの方も20代から40代の若い方です。もう皆さん快方に向かっておられて事なきを得ているのですが、病態の詳細が気になります。その方達は高熱(39度くらい)、咳が数日続き大きめの病院でレントゲン、マイコプラズマ、インフルエンザ検査を含む血液検査を受けたそうです。
 
体内で炎症がおこっていることを示すCRP値が非常に高く、マイコプラズマ、インフルエンザ感染は陰性、GOT、GPT値は正常なのにLDH値が高くなっていました。そしてレントゲンで肺が白くなっていたそうです。全て肺炎をおこしていることを示しています。しかし何の感染であるかが分からないため、とりあえず効果範囲が広域な抗生物質を処方され快方に向かったそうです。
 
結局全快するまでに3週間はかかったということです。しかし、肺炎は一度おこしますとその影響は約一年くらい続きます。例えばレントゲンでは少し陰が見えたりします。なにより酷い咳で肋骨を痛めたり、食事が摂れなくて体力を消耗します。睡眠も十分とれなくなります。どうそ一晩経っても熱と咳が収まらない場合は躊躇なく病院へ。炎症が酷くならないうちに対策をとることをお勧めします。先日書きました中東地域でのSARS類似のウイルスのこともありますが、現在の空気には要注意です。

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