この1ヶ月、かなり忙しく過ごしていました。
昨年の秋に実父が旅立ちましたが、先月末、義母が旅立ちました。
遠方に住まわれていますし、家族もいるため、私がお世話をする必要もなく。
とはいえ、年末には一度危篤に陥ったこともありまして、
私にとっても落ち着かない年始でした。
春になりますと、法事があります。
コロナ禍もあって、しばらく伺えなかったのですが、今回はようやく。
皆様と顔を合わせることができます。
上野で「本阿弥光悦の大宇宙」と称した特別展が始まっていて、やっと行ってきました。
元々は刀剣を扱う家系だったのですね。
戦国時代の大天才。
書、デザイン(漆工芸特に蒔絵、陶器)などなど、まさに時空を越える方。
法華宗に入れ込んでいたようです。
凄みのある、作品は圧倒的でした。
断片的に、陶器や蒔絵を拝見したことはあったのですが、
こうしてテーマごとにさまざまな作品を観せていただくことで、
光悦、という芸術家の才能が(宇宙が?)見渡せたような。
よくぞ残していただけた、と思います。
一つ、とても驚いたのが、本阿弥家の家系図。
みなさんとても長生きされていたのでした。
あの時代に70、80、中には90台の行年のかたが。。。。
整った生活ができていた、ということでしょう。
今年はこれから中尊寺や法然の特別展があります。
楽しみにしています。