最近父のことに伴う様々な書類仕事をやりつつ「信じられない、、」と思うことにいくつか出逢いました。
1)家族の死去に伴う(特に相続が発生する場合)様々な報告義務と書類請求について
一つの地方自治体の役所で、しかも同じ階にあるにもかかわらず、死亡届が提出された個人の情報は全く共有されない。
しかもその情報が当該部署に届いていない、ということは、その部署からの連絡が死亡人に来て、はじめて判明する。
最近、「お悔やみ窓口」なるものを設置する地方自治体の話をちらほら聞いていたが、今回はその必要性を身をもって実感した。私の在住の自治体も最近の会議にて「お悔やみ窓口」様の部署を設置する予算が可決された、とあった。
大いに賛成。ぜひ住民の皆さんが何度も役所へ有休を取りながら行かずとも済む様にしていただきたい。
2)あとから、父の住民票除票を取っておくのを忘れたので、郵送で写しの請求をしたときのこと。
400円の手数料を「郵便小為替」で送れ、というのだが、なんとその小為替発行手数料は200円なのだ。
今時 400円の支払いのために200円の手数料って。。。
(こんなことに出会っているから血圧が上がる)
これって郵便局と行政の結託?? なんで他のもっと良く使われている決済方法で住民の経済的負担を減らさないのだろう。
(ちなみに法務局への申請したときは手数料はカード決済でチャチャっと終わった。)
ただ、当該役所の名誉のために言っておくと、住民課窓口で諸々の写しを請求した際には、何とSuicaで決済できて感動した。
それなのに、郵送での請求では小為替で、となっている。残念である。
3)しかも、2)の請求をするのに、いろいろな証拠書類をつけろ、返信用封筒を入れろ、という。
それらを入れたら何と25グラムを超えたらしい。
出した次の日に、小さな紙切れ付きでうちのポストに戻ってきていた。。
曰く「10円料金が不足です」だそうで。。。
10円切手を買いに行くのは面倒なので、そこら辺にあった50円切手を貼って、即出し直したが、これもまた業腹。
うっかりしていた、といえばそうで、まあ郵便局で出す際にあちらにお願いすればよかったのだ。必ず重さを測って、その時に足りませんよ、と言ってくれただろう。
とはいえ、、、
ともかく、現状ではお悔やみコーナーは必須だ。役所がくれる手続き一覧の冊子も今ひとつ。わかりにくい。
多分マイナンバー制度が整えばこの辺りもオンライン上のデータとして役所内で共有される様になるのだろう。だが、それもまだ少し先の話。
当面は「お悔やみコーナー」で来年春から義務化される不動産の相続も促していかないと、大変なことになるだろう。
なんて、腹を立てているとすぐに血圧が上がる。
よろしくないので、もう淡々とやるしかないと思っている。
幸い、あともう少しのところに来ているので、まあ、年度内には終わるだろう。
やれやれなのです。