無知の知

ほたるぶくろの日記

配慮が大切

2016-09-17 09:55:59 | 日記

東京都築地市場移転問題で豊洲新市場の盛り土問題が大きく取り上げられています。先日から共産党を始めとする都議団が新市場の建物地下を調査に行って床に溜まっている水を採取する映像が流れています。

あんなに水が溜まっているんですね〜 カビを始めとする微生物も繁殖し、蚊も繁殖するでしょうね。あの状況を隠し通して11月に移転する予定だったと。

移転してからの発覚では、市場で働く人たちがかなりいろいろな被害を受けたでしょうから、その前に明るみに出てよかったのではないでしょうか?

それにしても、ここまで公にならないで来てしまったことが本当に驚きです。沢山の方がこの決定、事業の進行に参画されているでしょうに。。。もう少し「子どもたちの未来のために」というビジョンを持って頂けないものでしょうか。とりあえず今の自分が生活できることがもちろん最優先ではあるでしょう。それでもできることはあったはずです。

生鮮食料品を扱う施設なのです。衛生と安全性は何処までも追求されなくてはならないでしょう。数年前から豊洲新市場に関してはちらほら「おかしい」という話しが漏れ伝わってはいました。それらの声がやっと組織化されて表面化しました。しかし、こういう事案も今回の「都知事選実施のポテンシャルパワー」と都知事選の結果に寄与しているのでしょう。遅きに失したとはいえ、正しいプロセスを踏んでことが事前に公になったことは良かったと思います。

ただし、今回の映像を見て、都議団の方に苦言を一つ。

何が空気中に漂っているか分からない、もしかしたらベンゼンが空中に出ているかもしれないと疑われるところに行くのですから、まずは空気の検査をするべきです。空気中に何も無いことが確認されたら、それなりの装備をして検査をするべきです。

例えば素手で水を触る、検体の水を採取する、などは考えられないことです。何か危険な物質が溶け込んでいるかもしれないのですよ。ありえません。

水質検査の専門家はその場にいたのでしょうか?東京都の都議団です。そのくらいの手配をし、万全の体制で臨んで頂きたいものです。