無知の知

ほたるぶくろの日記

雲のように

2010-06-30 23:10:42 | 日記

今日は雲がドラマチックな一日でした。私は子供の頃から雲を眺めるのが好き(?)です。そのわりには雲についての知識はほとんど持ち合わせておりません。絵を鑑賞するがごとくです。今日の雲は色も形も様々に変化し、高さの異なった雲が何層にもありました。低い雲は風に乗ってどんどん動いておりました。

そうして頭の中では仕事場での様々な出来事を考えるともなく考えていました。人々の動きがあり、その他の決定があります。そういうこととは全く別に自分の仕事の進展があります。そんなこんなが見ている雲に投影され、様々に変化するのがおもしろく感じました。この世のさまざまも雲のようです。人々の思いや行動によってこの世では次々に変化があります。自然の変化もあります。自分も考えて決定し行動しているのですが、それら外側の変化を認識したならば淡々とそれに対応しています。(なるべく 笑)いいとか嫌だとかはあまり考えないようにしています。(なるべく 笑)

嫌だな、と思って避けた問題は『必ず』またやってきます。嫌な課題に向き合わない限り世界の果てまで(?)追いかけてくるのだろうな~

というより、やっぱりそういう問題を自分で呼び込んでいるような気もしました。心のどこかで「逃げていて済む問題じゃない」と思っているようなのです。深層意識はわかっているらしいです。折角なのでありがたく受け取っていきたいと思います。


鉄について

2010-06-30 00:13:39 | 生命科学

先日調べものをしていましたら鉄と発がんについての話題が目につきました。鉄分を摂ることは貧血予防のため心がけておられる方も多いでしょう。しかし、ここでもまた過ぎたるは及ばざるがごとしなのです。及ばざるどころかかえって悪いかもしれません。分子原子レベルでは鉄はとてもいい電子の受け渡し役であるため、活性酸素、ハイドロキシラジカル(ヒドロキシル・ラジカル)の生成などを触媒します。むかしむかし、オキシドールに砂鉄などを入れて酸素がシュワ~と出てくる実験などやったおぼえがありませんか?このように鉄はFENTON(フェントン)反応というものを触媒します。そして活性酸素、ハイドロキシラジカルはDNAに傷をつけ、発がんのイニシエーターとなります。必須の金属である鉄ですが、諸刃の刃であるわけです。

出典を探索中ですが、年に一度献血をされる方の発がん率が低い、という話しも聞きました。また、C型肝炎などウイルス性の発がんに瀉血が有効であるという報告もあります。(日本医師会雑誌2010年5月号)患者さんの肝臓では、肝炎ウイルスによる慢性の炎症があり、常にヘモグロビンの破壊されたものが沈着しています。それをマクロファージが貪食し、マクロファージの活性酸素産生能を高めるのではないかと思います。そしてそれが肝がん発生の原因のひとつになっているようです。ともかく血液や血液からくる鉄が様々な悪影響をおこしているらしいことがわかってきています。

瀉血=排毒ということになるようで、これは水分を十分に摂って排毒する、ということにもつながります。現代はどんな栄養を摂取するか、よりも如何に毒を排出するかに気を遣わなくてはならないようです。かくいう私もときどきひどい湿疹に悩まされることがあります。湿潤で非常に痒い潰瘍になり、しばらくその状態が続きます。皮膚科にいきますと貨幣状湿疹とか慢性湿疹とかの病名がついてステロイド剤を処方されます。そしてそれでは全く治癒しません。

そういう状態がしばらく続きますと、コーヒーが飲めなくなります。香りさえもいやになるのです。軽いときはお茶はOKですが、それさえも受け付けないことがありました。そのとき、思いあまってお湯を飲んだのでした。けっこうおいしいもんだなぁ、と思いました。今から20年くらい前の話しです 笑 そして、しばらくするとあれ?と言う間にすっと治ってしまうのでした。うすうす、これは毒を排出しているのかも、と思っていましたが今はもう確信しています。

これからは汗もかきますし水分とミネラルが不足しがちな季節です。気を引き締めていきたいと思っています。