今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

刃物を持って黙って近づいて来られたら

2019年05月28日 | 防災・安全

防犯も交通事故を防ぐのも、発想は防災と変わらない。

それは最悪の事態が起こること、そしてその際に発生する被害を想定する想像から始める。 
いうなれば、”予期不安”、”マイナス思考”が必要なのだが、これは精神的に不健康とされている。

だから、なおさら、普通の人は実行したがらない。
でも、防災と同じく、想定だけでもしておいた方がいざという時に差が出る。

なので、せめて、事件があったこういう時くらいは、どうしたらいいか考えてみよう。

交差点で突進してくる車と同じく、近づいてくる者に対して、それなりに注意を向けること。
これが第一。
そうすれば、両手に包丁を持って近づいてくる事が事前にわかる。

後ろから刺されたということは、後ろから近づいてくる者に無防備だったということ。
後ろへの注意は、真後ろを向かなくても、顔を90°横に向ければ視野に入る。
私が道を歩く時は、そうやって後ろを確認する。

当たり前だが、背後から攻撃されては、身をかわせない。
だから気配を感じたら、相手と空間をとって正対し、凶器から身をかわす構えをとる(闘牛士になったつもりで)。 
荷物や上着、あるいはそこらにある物で相手からの突きの一撃をかわす。
まさにマタドール(闘牛士)だ。
これを繰り返して時間稼ぎをする(誰かが警察を呼んでくれる。そのためには大声を出す)。 
相手の腕が伸び切った瞬間が相手の隙になるのだが、こちらが素手なら無理に反撃しない方がよい。
人間だけでなく、イノシシの突進もかわせるかもしれない。