今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

浜名湖でズワイガニ

2016年06月12日 | 

先週の伊良湖に続き、今週は浜名湖の旅。
前回は船旅だったので、今回はあえて車で行く(鉄道の旅に向いている所だが)。
近場の通勤ばかりのわが赤チンク(FIAT500)に、三河高原を快走させてやりたいから。

三河高原横断ルートは足助~鳳来と松平~新城の2本あり、浜名湖には後者が近い。
途中、標高500mの作手村の道の駅に寄る。
ペットボトル製の風車が軸の棒つきで350円で売られていたので、迷わず購入。 

三ケ日の遠鉄ストアで買い出しをして、わが準定宿「グリーンプラザ浜名湖」に到着。
遠出をすると、赤チンクの燃費は通勤時の約2倍の21km/Lになる(”快走”の証拠だ)。

さて、年に2回は利用するこの宿は、夕食バイキングにカニが出るのが特徴。
以前は豪勢なタラバガニだったこともあるが、最近はもっぱらズワイガニ(しかも通年でなくなった)。
それでも他の同サービスの宿よりはカニが大型なので、食べたくなったらこの宿にする(他のひどい所だと、小型でハサミ以外の脚はほとんど肉がなかったりする)。
つまり、先週は大アサリを、今週はズワイガニを食べ放題するのだ(ちなみのこの宿には大アサリの特注メニューが1000円で出される)。

2週続けての食べ放題ということもあり、今回も糖質は摂らない。
この地に来て食べないわけにはいかない浜松餃子を例外として。
ズワイガニは(解凍したものだけに)大アサリと比較すると、味覚的に単調で、感動するほどではない(つまり、三河湾付近に来るんだったら、まずは大アサリ!。ちなみに浜名湖でもアサリは取れるが普通のもの)。
他にウナギ、ホタテ、イカ、牛肉などもあり、目玉品以外に選ぶものが見当たらない安宿のバイキングとは違って、あれこれ選んで満足できる。

実はプラス1000円で飲み放題のプランがあり、夕食時にがぶ飲みする習慣がないので今回は遠慮したが、夕食後に仕事しなくていい機会を得たら、この宿での食べ放題+飲み放題を堪能したい
(安宿チェーンの”伊東園”は標準がこのプランだが、中身が違う)。

もうひとつ目的があって、それは新規購入したパナソニックのハイエンド・コンパクトデジカメLUMIX DMC-LX100の試し撮り(一眼>ミラーレス>ハイエンド>安物)。
このカメラ、ズーム倍率は小さいものの、 一眼並みのセンサーを搭載し、4Kの動画と静止画が撮れる(もちろんRAWも。GPSが無いのが残念)。

今まで使っていた同社のF200(ズーム倍率の高さが売り)のレンズ内にゴミが再び入ったので、そして日常携帯するにはかさばるため、遠景を拡大する必要がない場合用に購入した。
もっとも、ユーザー評によると、このカメラもゴミが入るという(パナの欠点らしい)。 

このカメラを気に入ったのには、マニュアル操作が豊富な点がある。
高校の写真部出身でフィルムカメラをいじっていた身としては、マニュアル操作がまったく不要なデジタルカメラの出現に、カメラを楽しむ時代が終ったと思ったのだが、
このカメラは、昔のマニュアルカメラのようにあちこちに手動の操作ダイヤルがついていて、絞り(さらに絞り補正)とシャッタースビードとホワイトバランスを自分で簡単にしかもきめ細かく設定できるのがいい(ピント調整はオートで素早い方がいいが、マニュアルも必要)。

もちろん、モニタは液晶よりも、昔風の片目で見る(ライブビュー)ファインダーを使う。
それに、デジカメに本来不要なシャッター音機能がついていて、もちろんその機能をONにしているのが我ながらおかしい。
結局、昔のフィルムカメラがカメラとして”完成形”に到達していた証拠だ。
そのプロトタイプであるLeicaのカメラが憧れなので、こうして”なんちゃってLeica”のLUMIXを選んでしまう。 

カメラは嫌いではないが、私はでかい本体と複数の重い交換レンズを持ち歩く気はないので、今後もハイエンド・コンパクトデジカメに留まるつもりだ。